NZ南島周遊 II -やっとNZ南島到着-

2019/12/26 - 2020/01/03

2020年お正月休みを利用してニュージーランド南島を周遊。ドライバー兼ガイドさんに案内してもらってのほぼプライベートツアーに加えて、往復シンガポール航空ビジネスクラスで快適な旅でした。

旅行2日目は昼間シンガポール観光を終え、深夜便でクライストチャーチへ。南島へは日本からの直行便はなく、かといってオークランド乗り換えだと、NZ国内線の預け荷物の制限がある。。。そして何よりマイル貯めたい！という訳でシンガポール航空を選びました。コンパクトにまとまったクライストチャーチ空港は入国審査と国内線への乗り換えがとってもスムーズ！ニュージーランド航空でクイーンズタウンへ飛びました。到着後は高台からクイーンズタウンの全貌を見て、ラム肉ディナーに舌鼓。

3日目は早朝からミルフォードサウンドツアーへ行き、夜は星空鑑賞ツアーへ。

エリア ニュージーランド

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 2.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス 船 徒歩 飛行機
• 航空会社: ニュージーランド航空 シンガポール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

チャンギ空港第3ターミナルから出発。搭乗までの間、シルバークリスラウンジでしばし休憩。なんとあの高級なお紅茶TWGが飲み放題！シンガポール航空さん太っ腹過ぎます！！

シルバークリスラウンジ (チャンギ国際空港ターミナル3) 空港ラウンジ

シンガポール航空のシルバークリスラウンジではワンタンや魚のすり身のお団子のヌードルを自分で作って食べました。

シンガポールからクライストチャーチへは約11時間。
お世話になったシートは、さっきの機材に比べると快適。こちらは自信を持ってフルフラットベッドに変身します。

前菜1。こちらはシンガポールの屋台の定番、サテー。串焼きのチキンとビーフですが、特徴は甘みのあるタレ。もうスイーツレベルです。

前菜2。蒸した鶏の胸肉。柔らかくて食べやすく、上品な味でした。

夕食のメインディッシュはナシパダン。こちらはビーフレンダン（牛肉の煮込み、チャプチャイ（野菜炒め）、煮込んだチキン（？）にご飯。シンガポールでよく食べられているお料理です。あまり馴染みのない味付けでした。。。

チェンドルアイスクリーム。
衝撃的な色をしてますが、ほっこりした甘さがクセになるシンガポールのスイーツです。

欲張って籠に盛られた果物も。CAさんに声をかけられなくて、結局自分で皮を剥いて食べました。

機内サービスでもTWGを。よく眠れるようにカモミールティーをいただきました。

朝ごはんはナシレマ。マレー系のお料理。しっとりしたフライドチキンにお魚のすり身にさつま揚げ（オタ）卵焼き、小魚ピーナッツに香りのついたご飯の定食です。味は独特のクセ強め。

クライストチャーチ到着。
入国者情報の事前登録制度NZeTA導入のおかげか入国はスムーズ。オークランドに比べると規模が小さくて旅客も少ないのもいいです。

ギフトショップのツリーはNZらしくキウイバードのオーナメントでいっぱい。

クライストチャーチ国際空港 (CHC) 空港

クライストチャーチから国内線でクイーンズタウンへ。次のフライトまで4時間ほどありますが、シンガポールで着替えた荷物やお土産をスーツケースに入れ替えたりしていたらすぐに時間が経ってしまい…クライストチャーチ市内観光はできませんでした。

ニュージーランド航空の国内線は荷物預けやチェックインがセルフサービス。機械のタッチパネルは日本語ありで、英語苦手な私にはありがたい存在です。

クライストチャーチ空港は国際線・国内線がコンパクトにまとまっていて、動線も無駄がない印象。

クイーンズタウン空港到着。ガイド様と無事合流できました。スマホを入れたバッグを荷物棚に乗せたので、残念ながら写真を残していませんが、雪を被った荒々しいサザンアルプスと麓のミルキーブルーの湖たちが延々と続いた大地が広がった素晴らしい景色を飛行機から見ることができました。クイーンズタウンへ行く時は是非右側の座席で。

クイーンズタウン空港 (ZQN) 空港

クイーンズタウンのお宿へ荷物を置いて、すぐに街中散策。早速クイーンズタウン一望できる展望台へ。

乗り場はクイーンズタウンの中心地から徒歩10分くらい。ただし登りです。

展望台からはさっき乗ったゴンドラと、山の斜面を滑降するリュージュが！

スカイライン ゴンドラ レストラン & リュージュ 体験・アクティビティ

展望台は少しせり出していて、空中に浮遊しているような不思議な感覚になりました。高所恐怖症の方は無理しないでくださいね。

クイーンズタウンの町、ワカティプ湖、リマーカブルズ山脈。晴れていたらステキな景色なんでしょうね。

ゴンドラを終えて、クイーンズタウン中心地へ徒歩で戻ります。リマーカブルズ山脈はギザギザで、まるでトカゲの背中みたい…？

ワカティプ湖畔をぶーらぶら。あいにく曇り空で強風。とにかく寒い。全く夏らしくない夕暮れ。

ワカティプ湖 滝・河川・湖

クイーンズタウンのお宿。残念な半地下のお部屋。絵とか飾りもなく、清潔に保たれている割に陰気でした。

合宿所並みにこざっぱりした洗面台。リゾート感なしです。

ニュージーランド入国後の初めてのお食事は、クイーンズタウンの街中にあるファットラムズというお店でラム肉を。

親切な店員さんの提案で頼んだお料理はラム肩肉グリル（ゴロゴロのベイクドポテト付き）、サラダです。ラムの肩肉は骨つきの漫画のような塊で登場。ナイフを入れるだけで解ける柔らかお肉。これを特製のミントソースで食べます。全く嫌なクセがなく、とても食べやすかったです。付け合わせの人参も玉ねぎも丸々ほろほろになるまでじっくり火が通されて自然な甘みが最大限に引き出されてました。

美味しくてお腹もいっぱい。大満足でした。

宿泊したホテルの敷地内にある山小屋風な可愛い建物。こちらの部屋なら半地下ではなくて、湖も見えたんだろうな。

クイーンズタウンは坂道多し。宿泊したホテルから、繁華街へ出るにはこの急な坂道を転がるように下らなければなりません。戻りはもっと嫌で、この急坂をフーフー言いながら登るしかないのです。

3日目。ミルフォードサウンド観光ツアーに参加。
上半分ほぼガラス窓な眺望良すぎなバスで向かいます。が、どんより重たい雲が立ち込めていました。

トイレ休憩地テアナウ。こちらも湖と山並みが素敵な風光明媚な町です。

右端のお魚のパネルは『とったどー！！』的な顔ハメです。

テアナウ湖 滝・河川・湖

ニュージーランドは毒蛇や毒グモだけでなく、肉食獣も居なかったので鳥の天国でした。今は色んな外来種が入ってきて、そうでもないですが。

ミルフォードサウンドに行く途中に立ち寄ったミラーレイク。。晴れて風もない日は背景の山並みが逆さに写ってまるで鏡みたい…となるそうです。

小鳥たちのさえずり以外何も聞こえない、本当に静かでいいところです。

ミルフォードサウンドへの道中立ち寄った絶景ポイント。大きな原っぱと遠くには迫り来る雪山！

いたずら大好きなNZ固有種の鳥ケアには残念ながら出会えませんでした。

今までの疲れが溜まっていたのか往復6時間くらいのバスはほぼ爆睡でした。山、湖、森、絶壁、滝など見所多いんですが、写真に収める元気もありませんでした…。

ミルフォードサウンドクルーズの出発点。靄ってますがうっすら凄い傾斜の山影が見えました。雨はどんどん酷くなるばかり…

ミルフォード サウンド 山・渓谷

乗船したミルフォードソブリン号。

ソブリン号の内側。こちらでご飯を食べながら外の景色を眺めますした。お茶は無料で飲めますが、直ぐに無くなります。

両側から急峻な山が迫っている感じがフィヨルドらしい。

オットセイさんたちは雨にも負けず岩場で遊んでおりました。

この滝に船首が突っ込みます。素晴らしい操舵技術です。

この滝しぶきを浴びると願い事が叶うとかなんとか…雨降りで水量が増したため、大迫力でした。

遠くから見ても落差、水量共に凄まじいです。

ミルフォードサウンドのクルーズはほとんど霧を見ただけでしたが、降雨のおかげで途中のバス旅は断崖絶壁を勢いよく落ちる無数の滝を拝めたり、雨でしっとり濡れたコケだらけの森を見たりできたことは良かったです。霧でモヤモヤした景色と神秘的な雰囲気はなかなか素敵でした。

無事にミルフォードサウンド観光ツアーから戻り、再びのクイーンズタウン。

このパタゴニアチョコレートはワカティプ湖のほとりにあるチョコレートとアイスクリームのお店。一人当たりのアイスクリーム消費量が世界一（？）なNZっ子がひっきりなしに押し寄せ、繁盛してます。

アルゼンチンの職人さんのチョコレート屋なので、アイスではなくホットちょこれーとを注文。上のクリームは甘いですが、ホットチョコレート自体はぬるめで、味はさっぱり目でした。

パタゴニア チョコレート スイーツ

夜は星空ツアーへ。都心に比べ町中の光が少ないクイーンズタウンは、少し郊外へ出ると辺りは真っ暗。星空鑑賞に最適な環境です。日本人の天文学者先生による解説は圧倒的な情報量と面白いお話で、初めて星空に興味が湧きました。

南十字星や天の川など普段見られない星空に感動しました。