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朝食は、昨日の食事会場2部屋の仕切りをはずしての場でバイキング料理。<br />野菜が多く、さりげなく杏仁豆腐など中華系が入っているのも、昨日パーテーションの隣は中国客だったし、普段からかなりの中国人客が多いからだろう。<br />団体客OKで大浴場なのが喜ばれるのだろうが、今は新型コロナの真っ最中。<br />ちょっと怖いねとバス仲間と話すのは、ヨーロッパでアジア人だというだけで眉を顰められるのと同じ心理。<br />この規模のホテルでも、湯快リゾートや大江戸温泉になっていないのは、それなりの努力をしているからだろうな。<br />お料理のパフォーマンスもどの人の接客も、おもてなしの気持ちがいっぱいある。<br /><br />バスに乗ったとたん、樹氷のゴンドラが風で中止とのこと。<br />不老不死温泉とこれが主軸の旅なのに残念、でも天候はどうしようもない。<br />かわりになまはげ館という所に行く。<br />立派な館内でなまはげの歴史と様子をビデオで見て、なまはげを展示してある箇所に。<br />ここが展示兼保存場所となっているとのこと。<br /><br />また隣の茅葺きの古い家なまはげ伝承館の囲炉裏部屋で、テレビのニュースなどで見る、大みそかの行事のリアルななまはげ体験。<br />着物姿の年配の方が説明してくれ、案内人の次に二人のなまはげ登場。<br />ツアー客の中に幼女児が一人いて、たちまち泣き出し、リアル感満載!!<br />さっきビデオで子らが泣くのを見ていても、まさか現実目の前に鬼が来るとは思ってはいなかったろうな。<br />なまはげは各部屋の引き戸もわざと乱暴に大きな音で開け、ようやく座って家主から酒をもらう姿。<br />家主と子供や嫁の様子の会話をし、いさめて来年も来ると帰って行ったが。<br />子はともかくどうして嫁の務めぶりだけをを悪く言うのか。<br />舅姑との完全同居で仕事も子育ても家事全般もしている嫁ばかりではなく、たとえば息子が飲む打つ買うをしても、血族である父親にはいさめないのか?<br />妻がさんざん息子の嫁いびりをしていても、嫁の我慢がたりないとしか見ないのか?<br />こういう点、田舎の男尊女卑、舅姑同居生活でのひたすらの嫁我慢強制の歴史からではないかと、今の時代との思考の差を思う。笑<br />ともあれ昔ばかりではなく、友達親子などの言葉も出る現代にも、子供には年に一度のこういう存在も、ある意味必要なのかもしれない。<br /><br />次の秋田市民俗芸能伝承館は、夏にある秋田の伝統行事 竿燈祭りの提灯竿燈展示と実演。<br />大きな大人用竿燈は50キロにもなり、これを下の竹を接ぎ伸して片手や額・腰で支える。<br />館内なので中学生用のを実演してくれるが、7つもつないでバランスをうまく取っているのはすごく、祭りでは風のある屋外での大人用。<br />どんなに練習することかと思うし、これが120も道路でなされる本番は、さぞかしみごとな風景だろうな。<br /><br />角館は角館樺細工伝承館と武家屋敷街。<br />小田野家・岩崎家・青柳家など、黒塀の中に歴史ある家々が並び、「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」のロケにも使われた。<br />どちらも藤沢周平作品からの映画化、「武士の一分」も良い。<br />山本周五郎とよく似た雰囲気だが、それに東北の朴訥とした風土が文脈に加わり、どちらも大好きな作家。<br />映画も緒形拳や小林 稔侍・笹野 高史など、同キャストが異人物を演じるのはあるが、どれも大好きな作品。<br />黒塀の奥の歴史ある家々は、まさに江戸時代の雰囲気。<br />しかし寒い雨雪の足元も悪い中、皆が伝承館で時間をつぶし、バスへ。<br />駐車場前の土産物屋さんも暇そう。<br />一番観光客の多いのは桜の時期、桧木内川堤沿いに長く伸びる桜並木と、武家屋敷街の黒塀と桜の色の対比がすばらしいとのこと。<br />この駐車場も桜の時期はバス専用となり、毎日大忙しなのだと。<br />いつかその時期に来てみたいね。<br />ここからは秋田空港から都会夜景の伊丹へ。<br /><br />観光地や空港、どこにも秋田県のポスターは秋田犬が様々な場にかわいく写っていて大好き。<br />秋田犬は不倫も薬物もしないし、莫大なロイヤリティ費用もかからないから、ありがたい県犬だね。<br />秋田のもろこしは口の中でほのかに甘くほろほろと溶けて大好き、今回はおぶりがっこも好きになりました。<br />樹氷は見られなかったけれど、素晴らしい旅でした。<br /><br /><br />

青森不老ふ死温泉と秋田森吉山の樹氷 2日間 2日目

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2020/02/02 - 2020/02/03

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桃子さん

朝食は、昨日の食事会場2部屋の仕切りをはずしての場でバイキング料理。
野菜が多く、さりげなく杏仁豆腐など中華系が入っているのも、昨日パーテーションの隣は中国客だったし、普段からかなりの中国人客が多いからだろう。
団体客OKで大浴場なのが喜ばれるのだろうが、今は新型コロナの真っ最中。
ちょっと怖いねとバス仲間と話すのは、ヨーロッパでアジア人だというだけで眉を顰められるのと同じ心理。
この規模のホテルでも、湯快リゾートや大江戸温泉になっていないのは、それなりの努力をしているからだろうな。
お料理のパフォーマンスもどの人の接客も、おもてなしの気持ちがいっぱいある。

バスに乗ったとたん、樹氷のゴンドラが風で中止とのこと。
不老不死温泉とこれが主軸の旅なのに残念、でも天候はどうしようもない。
かわりになまはげ館という所に行く。
立派な館内でなまはげの歴史と様子をビデオで見て、なまはげを展示してある箇所に。
ここが展示兼保存場所となっているとのこと。

また隣の茅葺きの古い家なまはげ伝承館の囲炉裏部屋で、テレビのニュースなどで見る、大みそかの行事のリアルななまはげ体験。
着物姿の年配の方が説明してくれ、案内人の次に二人のなまはげ登場。
ツアー客の中に幼女児が一人いて、たちまち泣き出し、リアル感満載!!
さっきビデオで子らが泣くのを見ていても、まさか現実目の前に鬼が来るとは思ってはいなかったろうな。
なまはげは各部屋の引き戸もわざと乱暴に大きな音で開け、ようやく座って家主から酒をもらう姿。
家主と子供や嫁の様子の会話をし、いさめて来年も来ると帰って行ったが。
子はともかくどうして嫁の務めぶりだけをを悪く言うのか。
舅姑との完全同居で仕事も子育ても家事全般もしている嫁ばかりではなく、たとえば息子が飲む打つ買うをしても、血族である父親にはいさめないのか?
妻がさんざん息子の嫁いびりをしていても、嫁の我慢がたりないとしか見ないのか?
こういう点、田舎の男尊女卑、舅姑同居生活でのひたすらの嫁我慢強制の歴史からではないかと、今の時代との思考の差を思う。笑
ともあれ昔ばかりではなく、友達親子などの言葉も出る現代にも、子供には年に一度のこういう存在も、ある意味必要なのかもしれない。

次の秋田市民俗芸能伝承館は、夏にある秋田の伝統行事 竿燈祭りの提灯竿燈展示と実演。
大きな大人用竿燈は50キロにもなり、これを下の竹を接ぎ伸して片手や額・腰で支える。
館内なので中学生用のを実演してくれるが、7つもつないでバランスをうまく取っているのはすごく、祭りでは風のある屋外での大人用。
どんなに練習することかと思うし、これが120も道路でなされる本番は、さぞかしみごとな風景だろうな。

角館は角館樺細工伝承館と武家屋敷街。
小田野家・岩崎家・青柳家など、黒塀の中に歴史ある家々が並び、「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」のロケにも使われた。
どちらも藤沢周平作品からの映画化、「武士の一分」も良い。
山本周五郎とよく似た雰囲気だが、それに東北の朴訥とした風土が文脈に加わり、どちらも大好きな作家。
映画も緒形拳や小林 稔侍・笹野 高史など、同キャストが異人物を演じるのはあるが、どれも大好きな作品。
黒塀の奥の歴史ある家々は、まさに江戸時代の雰囲気。
しかし寒い雨雪の足元も悪い中、皆が伝承館で時間をつぶし、バスへ。
駐車場前の土産物屋さんも暇そう。
一番観光客の多いのは桜の時期、桧木内川堤沿いに長く伸びる桜並木と、武家屋敷街の黒塀と桜の色の対比がすばらしいとのこと。
この駐車場も桜の時期はバス専用となり、毎日大忙しなのだと。
いつかその時期に来てみたいね。
ここからは秋田空港から都会夜景の伊丹へ。

観光地や空港、どこにも秋田県のポスターは秋田犬が様々な場にかわいく写っていて大好き。
秋田犬は不倫も薬物もしないし、莫大なロイヤリティ費用もかからないから、ありがたい県犬だね。
秋田のもろこしは口の中でほのかに甘くほろほろと溶けて大好き、今回はおぶりがっこも好きになりました。
樹氷は見られなかったけれど、素晴らしい旅でした。


旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
観光バス JALグループ
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
読売旅行
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