2019/10/03 - 2019/10/06
103位(同エリア776件中)
nekochanさん
- nekochanさんTOP
- 旅行記244冊
- クチコミ11件
- Q&A回答118件
- 223,071アクセス
- フォロワー59人
10月3日のドイツ統一の日の祝日は木曜日でした。夫がその週末に南ドイツにあるゴルフクラブで講習を受けたいというので、金曜日一日休みを取って、南ドイツ、Oberpfalz オーバープファルツにやってきました。
オーバープファルツはチェコ国境に近いバイエルンの一地方です。
誰も知らない田舎町Cham カーム。このホテルは夫がゴルフレッスンのサイトで見つけてきました。
夫がゴルフ場に行っている間、わたしはこの地域の中心地レーゲンスブルグに行ったり、ホテルのスパに行ったりしようという考え。
この旅行記は宿泊地カームに着くまでと次の日に歩いたカームの町の様子です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
10月3日(木)
8時30分に車で出発しました。
出発してすぐにフロントガラスの真ん中に鳥のふんが命中。うう。
すぐに取ってはいけないということでそのままにして走ります。
アウトバーンA3号線を南下します。
フランクフルト空港に近づいてきました。
車の前を横切るユナイテッド航空。 -
ヒルトンホテルのある建物が見えてきました。
-
これは8月30日にシェラトンフランクフルトエアポートホテルに泊まったときの写真。
(2019年9月夏休み 1 まさかここで一泊するなんて!フランクフルト・アム・マイン https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11548628/)
この写真のここのところを走っているところです。 -
振り返ってみたシェラトンホテル。
あそこに泊まったのはもう1ヶ月以上前のことになるんだあ。早いなあ。 -
空港を過ぎてすぐにある休憩所Stadtwald でトイレ休憩。
飛行機がよく見えます。
トイレはあまりきれいじゃありませんでした。まあ、無料なので文句は言えません。 -
途中、夫の親戚が住むいなかによってからホテルに到着。
だいたい5時くらい。
最初部屋にハエがたくさんいて、レセプションにクレームしました。
換気用に窓が開いていたので、そこから暖かい部屋の中にハエがたくさん入ってきたようです。
部屋は飛び石連休のため満室で変われず、スタッフが掃除機で退治しました。
こういうこともあるか。しょうがない。 -
バスルーム。
バスタブはなくてシャワーのみ。
プールがあるホテルはわりとそういうところが多いようです。 -
7時過ぎに夕食に来ました。
このホテル2.5食付き、ハーフボードプラスで予約しました。
昼過ぎに軽食と飲み物がビュッフェで取れるのが、0.5食です。
前菜のビュッフェ。イタリア風のもの。 -
夫はお皿にいっぱい取ってきました。
-
わたしはカリフラワーのスープも取りました。
夫はスープは好きじゃないので取ってません。
前菜とスープはビュッフェです。 -
わたしのメイン。
Gebratenes Saiblingfilet mit Karotten- Pastinaken Gemuese und Kraeuterkartoffeln
Saiblingの焼き物。Saibling というのは、川魚でますの仲間の魚です。
くせがなくておいしいです。Pastinaken というのはパースニップという根野菜です。自分で買って食べたことはないですけど。
この日のメインは、ビュッフェではなくアラカルトでした。 -
夫はReh 鹿肉を選びました。
Gegrilltes Rehnuesschen mit Priselbeersauce dazu Speckrosenkohl und Kroketten
ソースはクランペリーソースです。
肉がやわらかくておいしいと言ってました。 -
デザート。
Zwetchgenstruedel プラムのケーキ。
アイスは夫にあげました。
この後はネットをして寝ました。 -
10月4日(金)
夫はこの日からゴルフの講習です。
9時に朝食会場に来ました。きのうと同じレストランの同じ席です。
ドイツの朝食。
Broetchenブレーチェン、パンの形がうちのあたり、西部ドイツのと違ってます。南ドイツに来たなあ。
呼び方も違います。Semmel ゼンメル。 -
夫は12時からのゴルフの講習に出るので11時にホテルを出ました。
わたしもホテルのレセプションで地図をもらってお昼ごろ町を歩いてみることにしました。
泊まったホテル Hotel Randsbergerhof ホテル・ランズベルガーホフ。 -
ホテルを出たすぐのところには、城壁が残っています。
城壁を出てみましたが、小さなガーデンのほか外には何もありませんでした。
後ろに見えているのはSpitalkirche です。 -
町の中心 Marktplatz マルクトプラッツ。
カーム という町は、人口16907人の町。Cham と書いてカームという発音です。読み方を知らなかったので、ホテルで聞きました。
普通のドイツ語だとヒャムになるので、ちょっと変わってます。町の人も知られてないのに慣れてます。
もともとケルト語から来ているようです。
チェコとの国境から20キロのところに位置しています。 -
マルクトプラッツにあるPfarrkirche St.Jacob 聖ヤコブ教区教会。
1210年にはここには教会があったそうです。 -
メイポールが立っています。
これもなんとなく南ドイツっていうかんじ。 -
メイポールと教会。
Zwiebelturm (葱花屋根の塔)という教会の塔が南の雰囲気。 -
反射して見にくいですが、Tracht というドイツの民族衣装の店。
オクトーバーフェストなどで見る衣装です。
南ドイツではわりとこの衣装、身近です。
人口17000人くらいでこういう店がやっていけてるのが、やはり南ドイツ。 -
ツーリストインフォメーションに来ました。
ここはCordonhaus と呼ばれる16世紀からの建物です。 -
こちら側は城壁。
-
もともとこの建物はReichenbach ライヒェンバッハ修道院のものでしたが、18世紀に軍隊が基地にするなどいろいろな目的で使われたそうです。このときにコルドンハウスという名前がついたそうです。
-
そこからすぐのBiertor ビール門に来ました。
もともと14世紀に建てられたBurgtor ブルク門です。当時は4つありましたが今残っているのはこの門一つです。Burgというのはお城という意味です。
このそばにカーム城が建っていました。1642年からその場所に選帝侯の白ビール醸造所が建てられました。時代が下るにつれて、ブルク門からビール門に名前が変わったそうです。
やっぱりブルクがなくなったらビールって呼んじゃうかもね。 -
そこにかかる橋から見るFluss Regen レーゲン川。
-
天気がよければもっとよかったんですが。
ちょっと寒いです。 -
町のほうに戻ることにします。
-
レーゲン川の反対側です。
-
ビール門の中にドアがあります。
郵便受けもあって人が住んでいるようです。
中はどういう間取りなんだろう。丸い部屋もあるのかなあ。 -
マルクトプラッツに戻って、Rathaus 町役場に来ました。
この西側の建物は15世紀に建てられました。
ここにも激動の過去を垣間見ることができます。
写真に写っている張り出し窓には、レーゲンスブルクにあったユダヤ人墓地の墓石が使われているそうです。1519年にレーゲンスブルクのユダヤ人追放が起こったとき墓地は破壊されて、墓石がここに運ばれたそうです。
窓の上に見える長方形の灰色のものがその墓石でした。 -
この建物不思議な構造です。
狭いところにむりやり建てたかんじ。 -
左側の建物。今は一階がカフェになっています。
犬の銅像。片足上げてます。
あとでパンフレットを見たら、前にここに泉があってそれを記念するためにこの銅像が作られたとありました。 -
マルクトプラッツ側。
ここが町役場の東側で正面です。 -
その隣のかご屋さん。ホテルのそばに本店がありました。
この町、昔ながらのお店が多いようで裁縫道具屋さんもありました。
ドイツだけど昭和っぽいというかなんというか、昔懐かしいです。 -
Ehhaeusl ツーリストインフォメーションでもらったパンフレットに出ていたので見に行きました。この町で一番横幅の狭い家です。
横幅が2.97メーターですが、奥行きは29メーターあるそうです。三階建てで広さは十分あるとか。
ここも間取りと部屋の使い方が気になります。 -
Straubinger Turm シュトラウビンガー塔です。
ここからは見えないですが、屋根にコウノトリの大きな巣が載っています。
13世紀の半ばごろ、大きな大理石の花崗岩の岩の上に荒石を使って建てられたものです。城壁の一部で防御のための施設でした。
シュタウビンガー塔というのは、持ち主の名前から来ています。
この塔は個人の持ち物で公開されていません。
ここまで近づいてよかったのかな。汗 -
またレーゲン川にやってきました。
むこうにBlaue Bruecke 青い橋という名前の橋がかかっています。 -
この橋は自転車と歩行者用の橋です。
向こう側は自然公園になっています。 -
最近こういうのがはやっています。愛の証の南京錠。
でも、まだここは場所に余裕があります。 -
町のほうを見たところ。
シュトラウビンガー塔の屋根の上にコウノトリの巣が見えます。 -
またマルクトプラッツに戻ってきました。
聖ヤコブ教区教会の中に入ってみます。 -
13世紀の壁の一部が塔の部分に残っているそうです。
1558年と1657年に火災にあい、1701年には塔が崩壊しました。
1742にはPandurと呼ばれるクロアチア貴族の護衛官に略奪にあいました。
1847年にほとんど全部のバロック式の内装が取り去られて、新ロマン風のものに変えられました。1894年からはまた昔のバロックに戻しています。
よくわかりませんが、こんな小さな町の小さな教会にもいろいろあるんですね。 -
バロック、ピンクでかわいいですね。
ゴシックの内陣は14世紀のものだそうです。 -
これは教会のそば、Kirchplatz キルヒプラッツにあるBrunnen 噴水。
カームの町の地形を表しているそうです。 -
だいたい2時間くらい町を歩いてホテルに戻ってきました。
ホテルの前庭の餌台にすずめが来ています。 -
2時頃のビュッフェに行ってみました。スペアリブがあったので少し食べて、ケーキとコーヒーをいただきました。
3時ころ水着に着替えてSPAに行きました。
ヘッドマッサージが3時半にブラシマッサージが5時半の予約です。
ブラシマッサージって何だろうと思いましたが、麻の手袋で体をこすってマッサージするというものでした。
ここは建物の屋上にあるプール。聖ヤコブ教会が見えます。 -
夫は6時過ぎに帰ってきて二人でサウナに行きました。
この日は寒かったのでサウナがとても気持ちがよかったです。
7時半に夕食に来ました。
きょうの前菜は、Variation von Raeucherfischen 魚のくんせいのいろいろ。
サケとマスのくんせいを取ってきました。 -
Kuerbiscremesuppe
かぼちゃのスープ。
なんとなく薄かったです。 -
夫もめずらしくスープを飲んでます。
だいたいかぼちゃは好きじゃなかったはずだけど? -
メインはビュッフェでした。
Gegrilltes Zanderfilet mit marktrischen Gemuese この組み合わせにはじゃがいもでしたが、他の組み合わせからヌードルをもらいました。
Zander という川魚を焼いたもの。
ツァンダーは日本にいない魚です。おいしい魚です。 -
Geeister Vanilleschmarrn mit geroesteten Mandeln und warmen Zwetschgenroester
きのうのデザートと見た目は似ています。シュマーレンというパンケーキを冷やしたもの。シュマーレンは、オーストリア、南ドイツで食べられているパンケーキで、焼いた後に切るので形が変わってます。不定形。
この旅行記はこれで終わりです。ここまで読んでいただいてありがとうございます。この次はレーゲンスブルクです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2019年10月 南ドイツへの旅
この旅行記へのコメント (3)
-
- gratiaさん 2020/02/19 01:33:06
- こんばんはー(о´∀`о)
- プチ旅行、いいですねぇ!
聖ヤコブ教会、とっても可愛いくて素敵☆
色々な建物が楽しめて町歩き満喫できましたね♪
コウノトリの巣って初めて見たかもです...あんなに堂々たるテッペンあって雨とか大丈夫なんでしょうかね( ・∇・)
コロナウィルスが心配ですが、ドイツなら、まだ国内旅行は安全なんですかね?
日本は中国以外では1番、感染者が出てしまっていて国内旅行も止めた方がいい感じになってしまってます( ノД`)…春に予定していたスペインもキャセイだったので香港乗継が危なすぎるのでキャンセルしちゃいました。
アジアには行きたくないし、ヨーロッパではアジア人差別にあいそうだし...今年は1つも旅行の予定なしです(。>д<)
寂しい(ToT)
- nekochanさん からの返信 2020/02/19 05:24:23
- Re: こんばんはー(о´∀`о)
- こんばんは♪ gratiaさん
メッセージありがとうございます。
コウノトリの巣ってあんなの屋根に載っててだいじょうぶかって思うくらい大きいですね。鳥自体が大きいのでそうなっちゃうんでしょうけど、そのままにしてて、なおかつ市の作ってる観光パンフレットに「コウノトリの巣が載ってる塔は…」とか載ってるくらいなので、そのままでいいんでしょうね。縁起物とか?
いやあ、コロナウィルス。
わたしと夫は3月3日出発でキャセイで飛んでプーケット旅行なんですよ。
本当は4日出発だったんですけど、10日くらい前かな、キャセイが減便して3日に出発が変更になって、それでいいかフライトキャンセルを選んでくださいというメールが来ました。
ホテルもフライトもキャンセル不可の予約を直接キャセイとホテルに入れたので、返金はないし、もういいやーなるようになるー。このために働いたんだー。
で、行くことにしました。さらに1日分ホテルも予約しました。
まだ実感ないです。
こちらはそこまで感染していないせいか、そこまで騒がれていないです。
ドイツで感染者が出たのも南ドイツで、それ以降は発生していないようだし、武漢からチャーター便で帰ってきた人(150人くらいかな)にも感染者はいなくて検疫期間は終わりました。
アジア人差別ってそんなにないですけどね。
特にドイツは歴史的に人種差別はやばいので、表立ってはないことになってます。
- gratiaさん からの返信 2020/02/19 12:52:05
- Re: こんばんはー(о´∀`о)
- どこまで嘘か本当か分からないですが、日本は感染者が多く出てしまったからか、コロナウィルス、かなり騒がれてます。
その分、情報も多いかと思うんですが、エセも多いから、何を信じていいのか分からないですけど、アジア人差別も、一部ネット情報とかですけど、動画とかもあるので嘘ではないと思うんですが、多くはないのかもしれないですね。
国によって対策や報道も変わってると思うのでリアルには分からないですけど、先日、池上彰さんのテレビでインフルエンザより致死率は高いけどSARSよりは全然、低いので病気持ちと老人以外は、ほとんど大丈夫とやってたので、意外と大丈夫かも!とかも思ってます(^_^;)
では、次回はプーケットの旅行記ですかね!
楽しみにしていますね(о´∀`о)
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ドイツ の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2019年10月 南ドイツへの旅
3
52