2019/10/03 - 2019/10/06
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nekochanさん
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10月3日のドイツ統一の日の祝日は木曜日でした。夫がその週末に南ドイツにあるゴルフクラブで講習を受けたいというので、金曜日一日休みを取って、南ドイツ、Oberpfalz オーバープファルツのいなかにやってきました。
オーバープファルツはチェコ国境に近いバイエルンの一地方です。
3日目の10月5日は、夫がゴルフの間、電車に乗ってレーゲンスブルクに行って観光です。
レーゲンスブルクは人口152,610人で、旧市街が世界遺産に指定されている古い町です。
この旅行記はレーゲンスブルクを一人で街歩きした後半部です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
10月5日(金)
アンティークの店を見た後、Keplerstr. ケプラーシュトラーセを歩きます。
ここはKepler Haus ケプラー ミュージアムです。
ドイツの天文学者ケプラーは1630年11月15日ここで亡くなりました。
今は博物館となっています。
ケプラーの法則ってあったなあ。(内容はもちろん覚えていない) -
ケプラーシュトラーセ2番地のほうにもケプラーさん一家は住んでいたようです。看板が出ています。
今は普通の人が住んでいるようです。 -
ここから川沿いに出られるようなので行ってみます。
シュタイナーネ橋が見えています。 -
Steinerne Bruecke シュタイナーネ橋です。
ドナウ川にかかる橋で、1135年から1146年にかけて作られたドイツ最古の石橋ということです。
でも、この道からシュタイナーネ橋には行けそうにないので、もとの道に戻って進みます。 -
橋の入り口に来ました。この時計がついた門は14世紀に建てられたそうです。
この橋は、800年以上もドナウ川にかかる橋として唯一のものだったそうです。 -
門のところには世界遺産のビジターセンターがあります。
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入場無料で、日本語の資料もありました。
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橋を渡ってみます。
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振り返ったところ。ここからは大聖堂の塔の先端だけが見えています。
寒い日ですが、橋の上で音楽を演奏している人たちもいました。 -
さっき川と橋ををのぞいた場所が見えます。
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川にいくつか中州があります。
そこにも家が建っています。 -
大聖堂がよく見えます。
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中州にある家と教会。St. Mang 聖マンクという修道院教会です。
教会は遠くから見ただけです。
1051年にはここに既に小さな礼拝堂があったことが記録に残っているそうです。
ここはStadtamhof という地区です。 -
橋の向こう側、Stadtamhof シュタットアムホーフ地区です。
この地区と旧市街が世界遺産に指定されています。
また橋を渡って旧市街側に戻ります。 -
世界遺産ビジターセンターのすぐそばにあるHistorische Wurstkueche ヒストリッシェ・ヴルストキュッヒェに来ました。
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ここは、11世紀からあるという歴史的なソーセージ屋さんです。
たくさんの人で賑わっています。 -
テイクアウトのソーセージ。パンに焼いたソーセージとザワークラウトがはさんであります。
わたしはザワークラウトは好きではないので、入れないでと注文しました。
(ザワークラウトが入っているのが、ここの特徴だったのかも)
ドイツ料理には酸味があるものがあります。ザワーブラーテンという酸っぱい肉料理とか。苦手。 -
ドナウ川を見ながらぼーっと食べます。
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テークアウトで3ユーロ。
少し高めかなぁ。ザワークラウトがついているからこんなものかな。 -
お店を道路側からみたところ。
これだとただの壁のようです。
また街歩きを続けます。 -
駅のほうに歩いていきます。
また大聖堂の塔が見えてきました。 -
大聖堂の前に出ました。
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適当に歩いていたら教会に出ました。Neupfarrkirche という教会でした。
太陽が出て青い空がきれいで、よくわからないながらも写真に撮りました。
ここはプロテスタントの教会ですが、もともとはカトリックの巡礼の教会でした。1519年のユダヤ地区破壊のときに立て替えられたそうです。(あとで調べました。) -
Dioezesanmuseum というよくわからないミュージアム。
この町は教会とミュージアムが多いです。
よろい戸がかわいらしいです。 -
Dioezese というのは司教区という意味らしくて、教会に属するミュージアムを何箇所かで運営しているようです。ここはMuseum Obermuenster という部署(なんていうんだろうこういうの。)でした。
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St. Emmeram 聖エメラムに来ました。
聖エメラムは、780年からの教会の建物群です。もともとベネディクト派の聖エメラム修道院の教会でした。
修道院は、Thurn und Taxis トゥルン・ウント・タクシス侯爵の所有になり宮殿に改装されました。(こっちは行ってません。) -
Glockenturm 塔は改装中。
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聖エメラム教会の説明板。
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中に入ります。
庭のような空間が気持ちがいいです。 -
ここはSt. Rupert Kirche 聖ルパート教会です。
11世紀後半にロマネスク様式で建てられました。 -
ひっそりとした空間。
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でも、中はこの通り。バロック。
Brueder Asam アザム兄弟という人たちが1731年から1733年にかけて改装したそうです。 -
祭壇です。
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西側の地下にあるWolfgangskrypta ヴォルフガングクリプタ。教会堂地下室です。
聖ヴォルフガング、ヴォルフガング司教の櫃が納められています。
だいたい1050年ころのものです。 -
ヴォルフガングクリプタ。
静かです。ここに来る人はあまりいないようです。 -
聖エメラムを後にして、カーンのホテルに帰ることにしました。
レーゲンスブルクの駅はここからすぐそばです。
調べておいたAlx361の電車は16:14発。掲示板を見ると行き先が二つ書いてあります。Domazlice と Hof って何だろう。
ひょっとして、行きでSchwandorf で連結されたのとは反対に分離するのかも。
DBのカウンターのお姉さんに聞きました。
そう、4両がChamに行くので、後ろのほうに乗ってね。
あー、よかった。聞いてよかった。 -
電車に乗り込みました。
でも、後ろのほうの車両にはHofって書いてあるけど違うんじゃないか?
カームからはチェコの電車に乗って来たし。どう考えてもDomazliceはチェコの地名、Prahaって字も見たような気がする。
中に車掌さんがいたので、聞きました。
前のほうの車両がチェコまで行く電車、カームはそっちに乗ってね。
やっぱり!
あわてて車両を移ります。
がらがらです。昔懐かしいコンパートメント。
昔これでいっぱい旅行したなあ。
それにしてもあてにならないDBの人。
何度も確認しないと大変なことになります。 -
昔の電車と違うのは、こういうコンセントがあるところですね。
シュヴァンドルフで電車は切り離されて、乗った列車はチェコに向けて出発しました。 -
カームに17:23到着。
カームの駅から歩いてホテルに帰ります。
ホテルに戻って、サウナに入って体を温めました。
寒い日でした。 -
晩ご飯。
前菜。
けっこうこのギリシャ風の毎日出たなあ。 -
スープを取ってみました。
Wildkraftbruehe mit Maultaschen
ジビエのコンソメスープ。マウルタッシェ入り。
マウルタッシェというのはドイツのパスタで中に肉やほうれん草などが入っています。マウルブロンの修道院で発明されたもの。
ジビエというだけあって、スープがクセのある濃い味でした。 -
メインです。
Gegrilltes Fjordlachsfilet mit Scampi dazu mediterranes Gemuese und Basmatireis
鮭とえび、地中海風の野菜とバスマティライス。
組み合わせがあまりよくわかりませんが、ドイツのレストランなのでこれもありです。 -
デザートはティラミスとアイス。
-
10月6日(日)
8時過ぎに朝食に来ました。
今日は本当は夫は最後のゴルフのレッスンだったのですが、前日がとても寒かったのでやる気をなくしました。 -
夫がゴルフのレッスンをしている間、わたしはフェイシャルに行く予約を入れていました。
夫は何もしないでホテルのプールとサウナにいることにしました。それでもわたしのフェイシャルの予定は変わりません。 -
ホテルのSPA。
セラピストさんはチェコのイレーネさんでした。
とても丁寧で気持ちがよかったです。
チェコから国境を越えて通勤してくるんでしょうね。
この後、1時頃にホテルをチェックアウトして車で帰りましたが、途中渋滞にあい、8時間以上かかりました。
これで南ドイツへの旅の旅行記は終了です。おつきあいいただきありがとうございました。
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2019年10月 南ドイツへの旅
この旅行記へのコメント (7)
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- gratiaさん 2020/03/31 17:13:22
- お久しぶりです!
- またまた、ヨーロッパの町並み、いいですねぇ(о´∀`о)
nekochanさん、ザワークラフト、苦手なんですね。もしかして酸っぱいモノは苦手ですか?私は大好きでホットドッグ的なもので自分で入れたりできるものだと凄い沢山入れちゃいますし、スモークサーモンとかにも大量にレモン絞ったりします(笑)
ひと様のコメントにあった、オルフェウスの窓...懐かしい...(笑)
- nekochanさん からの返信 2020/04/02 04:09:16
- RE: お久しぶりです!
gratia さん
お久しぶりです。お元気でしたか?
わたし、漬物系の酸っぱい(酸っぱくなった)野菜が苦手で、漬物は全然食べないんですよ。どこの国のもだめです。東欧などの寒い国だと漬物が野菜のメインだったりするので、東欧とかの内陸部にはあんまり行きたくないですね。
もう全然食べてないですけど、マックのバーガーなんかだと、まずかぱっと開けて、ピクルスを取り出すのがまず最初にすることです。
酸っぱいもの自体苦手だったんですけど、レモンのような酸っぱさはだいじょうぶになりました。今だと自分からレモンしぼってから揚げとかにかけてます。(これには作法がありそうですね。)
gratiaさん オルフェウスの窓知ってるんですか?
えー?おかあさんが持っていたとか(うん、ありえる)
漫画が大好きだったので、いろいろせりふを覚えたりして会話に使ってました。
覚えるなんて、今は、難易度超高い作業です。
直近のことが一番難しい。やばいなあ。
- gratiaさん からの返信 2020/04/02 05:07:54
- Re: お久しぶりです!
- オルフェウスの窓、知ってますよ!
もちろん、ベルバラも(笑)私は子供の頃、毎年、年上のいとこの家で過ごしていたのですけど、そこで漫画を読みあさってました(笑)
他でコメントされていた山岸凉子先生の作品も好きです。
なんといえば良いのか?なんだかネバッとした感じなのにスッと消えるような不思議な作品が多いような...(笑)
もちろん、感じ方は人それぞれですけどね(*´∀`)
いとこの家で読んだ漫画ですが、私の人生に関わったのかもと思うのが、王家の紋章です。そこで歴史に興味が湧いた事が今の旅行好きになった由来ではないかと思ってます☆
ちなみに、山岸凉子先生ですが、ググってみたら北海道出身なんですね!
- nekochanさん からの返信 2020/04/03 04:07:26
- RE: Re: お久しぶりです!
-
なるほど、年上のいとこさんの漫画だったんですね。
ずいぶんたくさんお持ちだったんですね。
山岸凉子先生のは、アラベスクから読んでましたね。連載中(ほほほ)
そうなんですよ。北海道出身で実は小学校が同じだったようです。活字で見たときは本当にびっくりしました。
なんと黄金の姫とな。それはまことか。(王家の紋章イメージ。てきとう)
王家の紋章は、大きな声では言えませんが、立ち読みしてました。すいません。でも、こっちに来てしまったのでどうなったんだろうとは思ってました。すごい長期連載ですよね。わたしがこっちに来るときはたしかキャロルはメンフィスとはまだ結婚してなかったですね。
漫画もほんと人生変えますね。
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- abianさん 2020/03/28 02:09:41
- ソーセージ美味しそう
- 1000年前からやってるお店のソーセージ、絶対美味しいですよね!ザワークラフト抜きでも美味しかったでしょ!
街並みが謎めいていて見てて楽しいです。
レーゲンスブルクといえば、オルフェウスの窓の舞台になった街ですしね、汗)歳がバレる
- nekochanさん からの返信 2020/03/28 06:11:16
- RE: ソーセージ美味しそう
- こんにちは abianさん
ソーセージおいしかったですよ。焼いたやつで。
わたしはゆでたのより焼いたのの方が好きですね。ニュールンベルガーっていう小ぶりのハーブがけっこう入ってるのが一番好きです。
そうなんですよ。オルフェウスの窓。昔、単行本も持ってたんですけど、処分しちゃいました。(その建物を探そうとか全然しませんでした)
一瞬オルフェウスの窓のこと書こうかなとも思ったんですけど、やめました。
ちゃんと知ってる人がいてうれしい!( ´∀`)人(´∀` )
今、山岸凉子のレべレーションを読んでいるので、今度フランスに行くときは()関係するところをできたらまわってみようかなと思ってます。
- abianさん からの返信 2020/03/28 08:59:49
- Re: ソーセージ美味しそう
- 焼いたやつ最高でしょうね!ニュルンベルガーってハーブはいってるんですね、想像しつつ舌鼓…
ええ!おお!オルフェウスの窓知ってらっしゃるんですね!!(=´∀`)人(´∀`=) なつかしい!池田理代子さんの絵はとても綺麗で今も読まれてますからね、たぶん、、
建物探せませんよ!覚えてたら凄すぎる。
レベレーション知らないので、楽天コーボーのポイント溜まったら読んでみます!
フランスの旅行記見れる日が早くきますように!
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