シェムリアップの陸・海（湖）・空を制す！混雑回避、モデルプランと言ってみたい笑　 【その３　ベンメリアからのプレアヴィヒアへ】

2020/01/10 - 2020/01/13

こちらの旅行記は、ベルトラさんの（催行：サザンブリーズ）

【貸切／混載】断崖上の世界遺産！プレアヴィヒア寺院+ベンメリア+コーケー観光ツアー 嬉しい4WD代金込！＜昼食・夕食＞

の体験記を兼ねます。

カンボジアの二日目は、シェムリアップから離れ、天空の寺院プレアヴィヒアへ。

まったくの個人的な価値観ですけど、アンコールワットへの旅行に、このプレアヴィヒアを入れるかどうかで、その人のプランニング能力が分かる気がします笑

まあ、単に僕と好みが合うかどうか・・・だけですけど笑

もちろん、遠い、高い・・ってのはあるかもしれませんけど、例えば現地滞在時間が３日あるのなら、１日くらいはここに使ってほしい！

前回の旅行記で、極力、ツアーは使わないって書きましたけど、

これはさすがに個人で行くのは無理・・・

トゥクトゥクのチャーターとかしても、結局、ツアーで行くほうが安くなりそうだし、

っていうか、あそこまでトゥクトゥクで行ける気がしない笑

車でぶっ飛ばしても片道で４時間かかるのに、トゥクトゥクの速度では・・・・汗

それだけ遠方へのツアーなので、ちょっと通好みの人が多いというか。

こちらのツアー、一人参加の方が多かったです。

私が参加したときは、およそ20人が参加しましたが、そのうちの半数が1人参加でした。

ツアーに参加するのにためらう理由の一つとして、周りがリア充グループばっかりだった時に、

こちらが１人だと空しくならないだろうか・・・という懸念もありましたが（笑）、そういう意味でもよかったです。

年齢層も様々で、大学生の方から、還暦を迎えた方まで、多くの参加者がおられました。

ピックアップは【6:30】

ほぼ時間通りにピックアップしていただけました。

何件かホテルを回って後、ベンメリアへ出発。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

【8:00】
ベンメリア到着。

・・・・と、ここでちょっとしたアクシデント。

ベンメリアは以前は独自のチケットがあったのですが、2020年から、アンコール遺跡のチケットと共通チケットとなりました。

普通、シェムリアップに観光に来る人は共通チケットを購入すると思うので、そういう意味では、新たに購入しなくてもよく、お得ともいえます。

ですが、シェムリアップに来て、アンコールワットに行かないというレアな人や、日程の都合で共通チケットの期間外の人は、

別途、高額な共通チケットを購入しなくてはいけないことに。

私は事前にアナウンスをされていたのですが、どうやらそのアナウンスが不十分だった方がおられたようで、
（もしくはアナウンスがあってもメールを見ていなかったか）

チケットを持っていない人がいたようです。

仕方なく、その人がチケットを購入するまでの間、30分ほど待機。

一瞬、シェムリアップ近郊のチケットセンターまで戻るのかとびっくりしましたが、近くにチケットを売っている箇所があるようでした。

とはいえ、こんなハプニングにもかかわらず、特に空気が悪くなるようなことは無かったので、良いメンバーに恵まれていたと思います。

ベンメリアはフォートラベルによると、シェムリアップの観光ランキング第４位。

中国人で大混雑・・・らしいですが、この日はまだ早朝ということもあり、かなり空いておりました。

あの天空の城ラピュタのモデルともなったらしいです。

・・・まあ、ジブリの●●のモデル"らしい"というところ、世界中にありますけどね笑

確かに雰囲気は似ているかもしれません。

遺跡全体が樹木に侵食されている雰囲気は、タプロームに近い。

入り口から出口まで犬が案内してくれました笑


【9:00】ベンメリアを出発。

【10:30】コーケー遺跡群の中の、プラサットプラムに到着。

この遺跡は、本当に私たちしかいませんでした。

小ぢんまりとした遺跡で、滞在時間も１５分ほど。

ですが、個人的には結構お気に入りです。

タプロームでは、樹木と遺跡が派手にミックスされた、「定番撮影スポット」っていうところが、だいたい３か所あるんですけど、

そのどれよりも、この写真がインスタ映えする気がするんです笑

【10:55】プラサットトムに到着。

コーケー遺跡群の中でもっとも有名な、ピラミッド遺跡です。

少し歩きます。

今にも遺跡が倒れそう笑

【11:10】ピラミッドに到着

７段ピラミッド。

こんなところ、どこから上るのだろう・・・

側面に階段がありました。

階段自体はアンコールワットの第三回廊やタケウに比べると勾配は緩いです。

20分ほど自由時間。

上まで上るかどうかは自由ですが、お年を召した方も含め、皆さん、上っておりました。

ガイドさんは上りませんでしたが笑

頂上は岩だらけで足場が不安定です。

後に訪れるプレアヴィヒアよりも、恐怖という点では上かも笑

プレアヴィヒアよりも低いのは当たり前ですが、それでもかなりの絶景です。

【--:--】プラサットダムレイ

HPによると、このあたりで、プラサットダムレイによるらしいのですが、寄りませんでした。

ベンメリアのチケット騒動のタイムロスのためだろうか・・・・笑

写真はインターネットより。

アンコールトムの象のテラスの上位互換と言えるかもしれない。

【11:45】近くのレストランで食事。

こういうツアーにはよくある、大皿を取分けるスタイルです。


取り箸がないようなので、テーブルのメンバーと合意の上、直箸で。

うん、そっちのほうが個人的には気楽でいいです笑

お味はまあまあ。

衛生面が・・・との口コミもありましたが、特に気にはなりませんでした。

ただ、普通にテーブルの下に猫がいますけど笑

個人的にはまったく気にしませんし、可愛いですけどね笑

【12:30】大きなトイレでトイレ休憩。

この後、２時間かけてプレアヴィヒアへと向かいます。

が、またしてもアクシデント。

バスの冷房が壊れる笑

まじかよ・・・・・って雰囲気になりましたが、窓を開けると外から涼しい風が入ってくることもあり、思ったほどの地獄にはなりませんでした。

普通に爆睡するレベルには支障がないほど笑

【14:30】プレアヴィヒア到着。

正確には、麓の駐車場に到着。

ここから山頂までは4WDで向かいます。

確か６～７人乗りだったか・・・・３台に分かれて向かいます。

ざっくり２～３人が４ＷＤの室内へ、そして残り４人くらいが荷台へ。

こんなん、絶対、荷台のほうが楽しいだろ。

ってことで荷台の争奪戦になるかと思いましたが笑、女性陣の多くは室内を希望したので平和に分かれました笑

まあ室内のほうが冷房もあるし、快適と言えば快適でしょうが。

絶対に荷台のほうが面白いと思いますよ笑

遊園地のアトラクションでも、もう少し上品に揺れるだろ・・・ってくらい、常に片手は荷台の柱を持っていないと振り落とされる気がします笑

この勾配、写真で伝わるかなー。

【14:50】山頂に到着。

しばらく歩きます。

このあたりはタイとの国境、ってことで、ガイドさんがそういう話をしてくださいました。

遠くにタイの国旗が見えます。

アンコールワットにあるほど壮大ではないですが、プチ乳海攪拌も笑

【15:30】そしていよいよ断崖絶壁に到着。

ガイドさんが一人一人写真を撮影してくれます。

もちろん、そのあとは各自で自由に写真撮影タイム。

一人旅の人どうし、交互に撮影しました笑

インターネットでプレアヴィヒアの画像を調べると、皆さん、断崖絶壁に普通に腰を下ろしているんで、

崖っぷちに見えるのは実はトリックで、実際はもし落ちても大丈夫な程度の高さなんだろう、と思っていましたが、

割と落ちたら無事で済まない高さでした爆

でも不思議と、アドレナリンのせいか、恐怖は感じず。

そーっと、そーっと、行くつもりだった崖っぷちにも、小走りで行くという笑

【15:50】下山。

もう少し自由時間が欲しかったところではありますね。

あ、でも、これだけの絶景でありながら、私たち以外は誰もいなかったので、写真は撮り放題でした笑

もしこれが大混雑なら、写真撮影だけですごい行列になりそうなものだけど。

下山は、行きとは異なり、何もない平地をひたすら降りていきます。

特に解説もなくどんどん進むので、行きよりは格段に速いです。

【16:08】再び4WD

下山のほうが怖い・・・笑

【16:30】トイレを済ませ、水を購入し、再びバスへ。

シェムリアップまで一気に帰ります。

3時間以上バスに乗る。

寝ないとトイレが持たないな・・・・汗

まあ多分、我慢できなくなればどっかによってくれると思いますけど笑


【20:00】解散

食事つきのプランの人はレストランへ、そうでない人はホテルまで送迎して解散。



以上です。

丸１日をかけて遺跡４か所というのは、やや少ない気もしますが、そのどれもが遠方ということを考えると、効率的にプランは寝られていると思います。


何よりも、シェムリアップ近郊の遺跡だけで２，３日も過ごすと、次第にマンネリ化・・・というか、

「どれも同じようなものやな・・・」という、飽きがくるのですが（爆）

このツアーで訪れる遺跡は、そのどれもが、他の遺跡とは似通っていない、もしくは他の遺跡の上位互換、ともいえるレベルであり、

遠いし、ちょっと高いですが、十分に訪れる価値はあると思います。

もし仮に、この遺跡群が、アンコールワットのすぐ近くにあるとすれば、間違いなく、シェムリアップ観光の「ド定番」になるはずです。