小樽と余市と毛ガニ（2020 冬の北海道）2.3

2020/02/03 - 2020/02/03

去年の北海道スキーが楽しかったので、今年も計画しました。
友人との二人旅です。
今日は楽しかったキロロでのスキーを終えて、小樽と余市を観光します。
余市から札幌に向かうのに大トラブルが・・・。
札幌でカニを食べて、札幌で泊まります。

★2020 冬の北海道
1.31 セントレア～キロロ
2.1 キロロでスキー
2.2　キロロでスキー その２
2.3　小樽と余市と毛ガニ

エリア 余市(北海道)

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: 個別手配

２０２０年２月３日（月）。
今日は小樽と余市の観光です。
スキー道具はルスツに昨日送りました。
写真は３日間お世話になったラウンジです。

小樽行きのバスが停まっています。

なんてことはない、満員です。

なので一番後ろの席になりました。

JR小樽築港駅までですので、小樽に出るにはJRで移動しなくてはいけません。

小樽に到着し駅前からのバスに乗ります。

小樽水族館行きに乗り、祝津三丁目で降ります。
小樽貴賓館まで歩きます。

北の美術豪邸とあり、花の時期に来るといいかもしれません。

こちらが「旧青山別邸」です。
青山家は祝津の網元で、鰊漁で巨万の富を築きました。
大正６年から６年半余りの歳月をかけて建てられた別荘です。
金に糸目をつけずに建てられ、現在の価値にして３０億円といわれています。
ここはあくまで別荘なので、漁業施設（番屋）はありません。
ちなみにその番屋は「北海道開拓の村」に移築されています。
2013年に訪問しています。https://4travel.jp/travelogue/10831976

こちらが入り口です。

右手が旧青山別邸で、正面が小樽貴賓館です。

貴賓館は旧青山別邸の見学のために作られた施設です。

旧青山別邸の内部撮影はできません。

貴賓館のレストランで食事にします。

やはり「にしんそば」ですね。

庭からの旧青山別邸です。

歩いてバス通りに出ます。
かなり気を付けて歩いていたのですが、滑って転んでしまいました。
背中のリュックがクッションになって、特に問題はありませんでした。

鰊が大挙押し寄せていたであろう祝津の海です。

バスが来ました。

小樽の駅に戻り、次は余市に向かいます。
13：08のバスにギリギリ間に合い乗りました。
通路側です。

余市駅前十字街で降ります。
今13：40で、予定より早く到着しました。

駅と反対側に「ニッカウヰスキー余市蒸留所」がある。

日本におけるウヰスキーの聖地といってもいい場所です。

14：３０からのガイドツアーを予約していましたが、14：00からに変更してくれました。
ツアーは無料ですが、予約が必要です。

ウイスキーの試飲ができます。
そのためにはバスか電車で来なくてはいけません。

蒸留所のガイドマップです。

世界最高の賞を獲得したウイスキーです。

私は「マッサン」を見て感銘を受けた一人です。

そろそろ２時、ガイドツアーの開始です。
私と友人の二人、ファミリー三人の計5名の参加です。

ガイドさんが可愛らしい。

ウイスキー作りには、豊かな水、澄んだ空気、冷涼で湿潤な気候が必要とされる。
この地はまさにそれをかなえる、約束の場所であった。

モルトウイスキーのつくり方の説明があります。
原料となる大麦を水に浸して適温に保って発芽させ、麦粒の中に酵素を生成させます。
発芽したらピート（草炭）などを焚いて乾燥させ、芽の成長を止めてモルト（麦芽）をつくります。燻したピートの香りがモルトに移り、ウイスキー独特のスモーキーな香りが生まれます。
写真は乾燥塔です。

糖化→醗酵　の工程を経て蒸溜と移ります。

蒸溜塔です。

余市蒸留所では、石炭直火蒸溜によって重厚でコクのあるモルト原酒を作っています。

旧事務所です。

広い敷地です。

旧竹鶴邸です。
別の場所から移築されました。

妻リタのために洋風に作られた部屋です。

貯蔵庫が並びます。

蒸溜液をアルコール分63％程度に調整し、樽に詰めて長期間熟成させます。

味わい深く香り高い琥珀色の液体へと変化していきます。

何年もの間熟成しなければならず、立ち上げには莫大なお金がかかります。

貯蔵庫を改装してウイスキー博物館がある。

ウイスキーの歴史を学べます。

ニッカの象徴ともいえる「キング・オブ・ブレンダーズ」です。

初期の製品が展示されている。

ウイスキーを熟成している間、リンゴジュースを作っていました。
その会社名が「大日本果汁株式會社」です。
その「日」と「果」をとって「ニッカ」となったそうです。

竹鶴政孝氏の情熱もさることながら、リタ夫人の異国で暮らすその勇気にも感嘆させられます。

ニッカ会館、試飲会場です。

三種類のウイスキーを選択できます。
それぞれ量はシングルです。
嬉しさのあまり、写真を撮り忘れています。

これで帰ります。

余市駅からJRで札幌に行きます。
時間的に一番早いです。

マッサン、朝ドラでじっくり見たのはこれだけです。

札幌行きを買うとき、別の人が小樽で列車トラブルのことを聞いていました。
駅員さん、解消されたようなことを言っていたので、その方も含めそれ以上疑いもせず乗ることに。
※ここで正確な情報が分かっていたら、バスで札幌に向かっていました。

列車は２両編成で、意外とお客が多い。

小樽で札幌行きに乗り換えるのですが、アナウンスを聞くと、札幌方面は不通でバスかタクシーを利用せよという。
どうも札幌方面行きの列車に不具合が生じ、止まっているようです。

ということで、バス待ちの列に並びます。
今16：30。
長蛇の列です。

雪がしんしんと降ってきて、帰宅難民のようです。

４０分で数十メートル進んだだけです。

JRが動いたとの情報が入りました。

友人を残して駅に行ってみます。
動いているようですが、列車は超満員のようです。

そうこうするうち順番が回ってきました。
18：20発でしたので、約２時間待ったことになります。

北１西１２のバス停で降ります。

そこから歩いてすぐのお店に予約を入れてありました。
遅くなることも伝えてあります。
19：30到着ですので、そんなに遅くならず良かったです。

ジャーン！！！
私の大好きな毛ガニです。

アワビもいっちゃいます。

ウニ込みの刺身の盛り合わせです。
やけ食いになってしまいました。

札幌雪まつりは準備中です。

宿は大通公園の近くにしたので、しばらく歩きます。

ここを曲がればホテルです。

なんか波乱の一日でした。
どっと疲れが出てしまいました。

明日はバスでルスツに行きます。

本日の行動範囲です。