旅順の戦跡を訪れて

2019/10/06 - 2019/10/06

大連に在住し中国語を学んでいたとき、是非とも旅順には行きたいと思っていました。この時期は、国慶節の休みがあったときで、遠くに旅行するのは、人が多すぎるのでやめたほうがいいと言う人が多く、旅順に行くことになったものです。大学の近くの地下鉄学苑広場駅から、地下鉄一号線に乗り、河口という駅で、12号線に乗り換えて、旅順駅で降ります。一日で帰ってくる計画です。バスを利用して、２０３高地と東鶏冠山北堡塁に行くことにしました。
バス利用は大変でした。停留所から、目的地まで相当歩きます。帰りのバスも待つ時間が長いし、混んでいるバスもありました。タクシーで行くべきだったかなと思います。目的地の二か所は、戦争の実態、悲惨さがよくわかりますので、訪れてよかったと思います。

エリア 大連(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩

小旅行は、旅順駅から始まります。周りは、特に特徴のあるものはありません。この駅前のロータリーから、203高地を通るバスがすぐに来て、良かった点です。

バス停から、結構歩きますが、道は分かりやすく、２０３高地の入口に着きました

この建物で尋ねたら、歩く場合はチケットを買う必要はないとのこと

山上の建物が、２０３高地です

舗装されており、周りがきれいなので、安心です。ゲート近くにトイレもありました。

全体図があり、確認しました

左の下にある、乃木保典氏は、乃木将軍の息子で戦死されました。

ここから、登っていきます。

海抜203ｍにある、三十年式銃弾からできている忠魂碑

爾霊山（にれいさん）と印刻されている

２０３高地は厚い防御で守られていることがわかる、ここから、乃木将軍の息子の戦死した場所へ行けるが、少し降りたものの、相当距離がありそうなので、断念した。

二十八糎榴砲だが、レプリカである。占領したここから、旅順港のロシア艦艇を攻撃した。

このように旅順港がよく見えます。直線距離で４キロなので、二十八糎榴砲の7800メートルの射程距離に入る

バスを乗り継いで、東鶏冠山保塁に行きます。ここは、バス停から遠く、本当に疲れました

案内所で、水を買いました

案内所の横から登れば、すぐです

旅順ロシア軍の正面防御線になっていた東鶏冠山保塁である。

この堡塁の陳列館ですが、資料館です

堡塁の壁は、人の二倍以上の高さでしょうか

堡塁の中を歩くと、少し迷路のような感覚ですが、小さな砦なので、迷うことはありません

ここは、ロシア軍の機関銃陣地にある堡塁の石碑

ロシア軍の大砲陣地跡

堡塁とは、トンネルですね

穴のような空間ですが、何かを設置あるいは保存したところだろうか

東鶏冠山北堡塁と書かれている記念碑。ぐるっと回ると、最後にここに出てきました。帰りは、またバス停まで歩き、バスを待ったが、待ち時間が長いし、大変でしたね。