2020/01/25 - 2020/01/25
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Laylaさん
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久しぶりに何も予定のない土曜日の朝、ミルクティーを飲みながくつろいでいると、友人ナーザンから電話がかかってきた。時間は9時半、いつも遅くまで寝ているナーザンにしてはえらい早い時間にかけてきたなぁ。『おはよう、どないしたんこんな早よから?』『今すぐウチおいで、朝ごはん一緒に食べて、その後エミノニュ行こ!』とお誘いが。エミノニュには問屋街があって、お菓子作りが好きなナーザンと先日『材料買いに行こな』と話してたからやな。久しぶりに和食の朝ごはんでも作ってゆっくりしよかと思ってたんやけど、まぁええか。ナーザンとこ行って朝ごはん食べてたら時間の無駄なんで、11時半にウスキュダルのフェリー乗り場で待ち合わせということにして、ちっちゃいパンを一個かじって急いで家を出た。待合せ場所に着くと、旦那のエルジャンと息子のエフェもついてきてるやん。あぁ、荷物持ちね!
ウスキュダルからフェリーに乗ってエミノニュまで約20分。今日は問屋街をウロウロして、掘り出しもんでも見つけようと張り切ってたのに、やはり男連中を連れてくるとあかんわ。30分もすると『まだか~?』と催促が。ナーザンはリュック2つ分の製菓材料を買い、私も前から欲しかったミニドーナツ型を買うと、男連中は『もうここはええやろ、天気ええしバラットでも散歩しよか~』と勝手に歩き出した。もうちょっと見たかったけど、ブツブツ言われるとゆっくり見られへんので今日はこれでええことにしよ。
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ということで、バラット方面に歩き出しました。去年の3月にもこの辺ウロウロしたけど、見忘れてるとこあったからそれも見れるわ。
https://4travel.jp/travelogue/11464903
ここはカディル・ハス大学。オスマン時代にはたばこ工場でした。1900年頃には2000人(内女性1500)ほどの人が働いていたそうですが、1994年に閉鎖、その後2002年に大学になりました。 -
大学を少し先に歩くと城壁の『ジバリ門』。イスタンブール征服の時に『ジェベ アリ』という名前の指揮官がこの門をから突入しました。その名前が訛って『ジバリ』になったそうです。
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城壁に沿って歩きましょう。すごいとこに家建てたもんや。
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ハトに占領されたビル。なんであそこだけあんなにおるんや?
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ごちゃごちゃと統一性のない建物が並ぶ。
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前回見忘れた『ギュルモスク』。おっちゃんがこっちやでと連れて行ってくれました。ギュル=薔薇
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元々は『アヤ・テオドシア教会』やったそうです。いつ建てられたかわからんそうですが、10世紀頃ではないかと推定されています。
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皇帝レオン3世が聖像破壊命令を出した時、それに反対したテオドシアと修道女たちが拷問にあって殺されました。
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そのテオドシアの殉教の日に教会をバラの花でいっぱいにしたそうです。1453年に征服に来たトルコ兵はバラでいっぱいの教会を見て、お祈り中の信者にも教会にも被害を与えることなく去っていったそうです。『バラのモスク』の名前はここからきてるということです。征服後は一時倉庫として使われ、その後モスクに変えられました。
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きれいな壁の装飾は全部オスマン時代のものだそうです。
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教会やった時の外観。今の外観撮るの忘れたけど、横に一本ミレットがくっつけられてます。
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こっちはアヤ門。
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その門を入っていくと、古い映画女優のトゥルキャン・ショライに見つめられます。
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途中にあった古い水飲み場。誰やまたあんなとこにゴミ捨ててる~!
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1900年に建てられたギリシャ人の小学校。今は使われてません。
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そんな古い建物の間に、かわいいブティックがあったり。
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カフェがあったり。
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ここ前に来た時は、折れた傘が吊るしてあったよなぁ。
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雑貨小物屋さんもあり。
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忍者もどきもおる。
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カフェ街は今日も賑わってます。
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真ん中だけなんでボロボロなんや?
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ナーザンが昔の古いボトルを見つけて、子供時代に思いを馳せています。息子に『写真撮っといてや』。
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こういうやつね。どれも知らんわ。
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その先で旦那は『早よ来いよ~』
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作りかけのカフェのステンドグラスから、ハート型の光が見えたので撮ってみた。ちょっと崩れてる?
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朝ごはんちゃんと食べてないからお腹すいた。育ち盛りの息子はバラットにあるおしゃれなカフェのメニューより、がっつりケバブが食べたいらしい。ちょうど通ったバスに乗って水道橋までやってきました。
ヴァレンス水道橋 建造物
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ここにはトルコ南東部にあるスィールトのレストランやお店が並んでいます。
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羊の足とか。
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頭とかが並んでます。この足と頭の『ケッレパチャ』スープがコラーゲンいっぱいでおいしいんよなぁ。(ケッレ=頭、パチャ=脚)
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でも今日はスープではなくこれを食べに来ました。
『メソポタミアで肉三昧(2)』で食べた『ブリヤンケバブ』
https://4travel.jp/travelogue/11548693 -
イスタンブール市長さん(真ん中のめがねの人)も来たようです。
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骨なし100gまたは骨付き200gで25リラ(450円くらい)。
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旅行記に載りたいエフェにモデルになってもらいましょう。真ん中にあるカップに入った白いのはヨーグルトドリンクのアイラン。
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水道橋のすぐ横にあります。
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お腹いっぱいになったので、またエミノニュ方面まで歩きます。途中の公園で『ファーティ・スルタン・メフメット』が飛んでました。
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水道橋を反対から。
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イスタンブール市役所
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その前にあったライオンがブタみたいなんに噛みついてる像があったけど、何の関係?
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左に折れるとスレイマニエモスクに出ました。私はイスタンブールの中でこのモスクが一番好きやな。反対側からは金角湾もマルマラ海もボスフォラス海峡も見渡せるから。
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でもこの家族、モスクにあんまり興味ないようで、トイレ休憩を取っただけで素通りでした。トイレから戻るのを待ってる間に、壁の隙間からスレイマンと嫁のヒュッレムのお墓の建物を撮ってみたけど、これではわからんかったな。
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エミノニュに戻ってきてガラタ橋のレストランで、ナーザンとエルジャンはビールで休憩。なぜか私とエフェにはサバサンドを買ってくれた。さっき食べたばっかりやけど、パンの上半分残して食べれたわ。
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帰りのフェリーの中で、出たがりの母と息子。旅行記に載ったら有名になれると思ってるので、誰かスカウトしてあげてください。
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乗ってきたフェリー。
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え~!まだ食べるん?
フェリー乗り場前にあるこの売店、エルジャンが若い頃からあるそうで、通るたびに食べていた『ソーセージサンド』が懐かしくて食べたくなったらしい。 -
ホットドッグみたいなもんやけど、トマトソースの中で茹でられたふにゃふにゃのビーフソーセージとピクルスが入っただけのやつ。手を振ってるおっちゃんの前にあるのがそのソーセージ。
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そら、もちろん私も食べるで~。
その後『ウチに寄って行け』と言われたけど、もう何も食べたくないのでほっぺにチュッチュしてお別れしました。あ~苦し! -
製菓材料の店で買ったもの。ケーキカップ数種、ミニドーナツ型、紙のストロー。
全部で800円くらい。
シフォンケーキの型が欲しかったけど、イスタンブールには存在しないようです。
表紙の写真はこのミニドーナツ型で試してみました。
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