2020/01/04 - 2020/01/04
151位(同エリア199件中)
七面鳥さん
実質的に台湾最終日となるこの日は高雄市内観光の予定でしたが、観光名所巡りだけが海外旅行の楽しみ方とは限りません。
高雄市は10数年前に来た時に、定番となっている蓮池潭風景区に行っています。フェリーで旗津半島へ渡って散策も良いでしょうが、台湾はまた来るつもりなので定番観光名所巡りは次回で良いかと思います。
なので台湾最後の日に、今の台湾でしか体験出来ない乗り物に「再アタック」します。
一般的な観光客には奇異な行動ではありますが、私のようにコアな鉄道マニアにとっては南廻線の「普快車」は台湾旅行で最も外せない存在です。
12/30に乗った時は車内が混雑して、加えて大荷物を抱えていたので、機材をスムーズに扱えず納得がいく動画撮影や走行音の記録が出来なかったので、乗車を楽しむだけでなく「旅のコンテンツとしての記録」を残すのが目的です
普快車の終点の台東まで行ってから折り返しても大丈夫ですが、夕方は高雄市内散策に充てたいので途中の大武駅で折り返す行程にします。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
前回は高雄を9時の自強号で向かいましたが、今回は早めに駅に着いたので8時の枋寮行き「区間快車」に乗れました。
高雄駅 駅
-
この車両はロングシートのEMU500系を観光客用に転換クロスシートに改造された特別な車両です。
まるでJR西日本の新快速のような雰囲気(ただしスピードはそこまで速くない)。後庄駅 駅
-
最近、枋寮まで電化されたので、高雄から直通の電車が走るようになりました。
-
この辺りまで来ると日本とは全く違う木が生えた車窓です。
本州と北海道の車窓の違い程度でしょうか?(それ以上だと思う) -
日本人を含め、外国人観光客は絶対に利用しないであろうローカルな駅。
-
終点の枋寮まで1時間半程度で到着。
10年前は「台湾の701系」と呼んで好きではなかったEMU500系ですが、こうして見ると可愛く感じてきます(本当かよww枋寮駅 駅
-
約1週間前にも降りた駅ですが、今回は乗り換えまでに1時間半以上あるので、町を散策してみましょう。
枋寮駅 駅
-
枋寮はガイドブック等でも殆ど紹介されない港町です。
台湾版「ぶらり途中下車の旅」を楽しみましょう!! -
駅から少々歩くと海岸に出ます。
台湾の海辺を散策するのは今回が初めてです。
防波堤をしばらく進むと小さな砂浜があったので、波打ち際まで近付いてみます。
海外の海を触るのは凄い新鮮な気持ち。 -
海の音は日本と殆ど変わりません。浜の砂は粒子が細かく柔らかい感触で、歩いていると足が沈みやすく感じます。足を洗える場所があれば少しだけ入ってみたかったです。
-
一応ここは海水浴場に指定されているのか、近くには更衣室とシャワー室がありました(この時期は閉まっています)。
-
台湾も南国なので、グアムやバリ島に負けないくらいのビーチリゾートを楽しむ場所が沢山あっても良いのですがね。
-
枋寮は漁港があり、中型の漁船が停泊しています。
-
町中には日本で言う漁協のような施設もあります。
こんなにローカルな台湾の日常空間に入った日本人は私くらいでしょう(いや、普通に沢山居るはず)。 -
外国であるこの地で、日本と同じようなインフラが構築されているのは味わい深いです。
もっと探してみると日本のように海鮮市場などもあるのかもしれません。 -
外国人観光客を殆ど見かけない、台湾の平穏な日常。
-
やっぱり台湾は日本と似ている!!
これが良いんです!!日本人にとっては安心するんですよ。 -
駅に戻る途中で飲み物を・・・と言う事で、ここに来て始めて「本場のタピオカミルクティ」を購入!!つまり「タピ活(死語)」をしました(笑
「50嵐」は全国チェーンですけどね。 -
普通の日本人観光客なら台北の繁華街や夜市などで飲んでドヤ顔で自撮りしますが、このように日本人が殆ど来ない田舎の港町で買うと、本当に地元の人に愛されている本場と言う感じがしますね。
-
駅に着いても飲みきれません(笑
普通に美味しいな!! -
昔の台湾では沢山走っていたと思われる3輪トラック?
-
駅へ戻ると前回と違って団体客は殆どおらず、静かに乗車出来そうです。
-
センスの良い観光案内!!
-
早めに改札に入りましたが、一応小規模なグループは来たものの、日本人鉄道ファンと現地の若者鉄道ファン数名が居ただけでした。
-
今まで台湾でお馴染みだったアメリカ製ディーゼル機関車。
アメリカ本土へ行かずに見られるのが台湾鉄道の魅力なんですが、こんな光景も長くは続かないでしょう・・・ -
今回も日本製客車が連結されています!!
-
凄まじい爆音を立てながら発車!!
ICレコーダーのスイッチを入れて素の普快車の走行音を記録します。 -
今回は車窓よりも走行音の記録が目的なので、山側の席を確保。
普快車の走行音はこちらからどうぞ!!
https://dotup.org/uploda/dotup.org2065459.mp3_E0uacLnIb8ni5yzbSYAA/dotup.org2065459.mp3 -
実は山側の景色もかなり良いのです!!
-
青い客車と黒い貨車が日本の国鉄時代を思わせます。
-
スマホ撮影も試みましたが、窓を開けるとどうやっても風きり音を拾ってしまいますので、本体を風に当てないようにすると、機関車のエンジン音がうまく拾えました。鉄道の動画撮影は本当に難しいです。
-
景色重視もそうですが、臨場感を出す為には乗車した者が体験する走行音をクリアに入れないと、魅力や感動が伝わらないからです。
-
今回は走行音や動画撮影が中心なので写真は少ないです。
-
枋野から大武まではトンネルが多く、音鉄には少々不向きでしたが、何とか満足出来る音と動画を記録に収める事は出来ました。
-
この列車が1日でも長く走る事を願います。
-
ドア付近も日本の旧型客車そっくりです。
無くさないでぇ~(涙 -
呂光号との交換待ち合わせの後、普快車を牽引するR100型電気式ディーゼル機関車は盛大な爆音を立てながら発車。
列車の後姿を写真で見る分には日本の客レのようで哀愁漂うのですが、豪快なエンジン音は実際に乗らないと分からない、魅力を感じるには台湾へ来るべきです!! -
大武駅は優等列車も含めた殆どの列車が停車しますが、利用客は少なめ。ここで下車する日本人は私くらいでしょう。
大武駅 駅
-
折り返しの自強号が来るまでは1時間半ありますので、駅周辺を散策してみます。
この駅周辺は、鉄道が出来る前は小さな集落があっただけの人口希薄地帯です。 -
ヤシの木が南国らしさを感じさせてくれます!
-
この辺りは和平部落と言うそうです。
-
利用客が少ないので待合室も閑散としています。
-
そろそろ高雄へ帰る列車が来ます。
-
帰りはディーゼル自強号でした。
-
車内は行楽地帰りと思われる乗客が殆どで、沿線の果物「釈迦頭」の詰め合わせの箱を持った方が多かったです。
このような光景は日本の特急列車と殆ど同じです。
ディーゼル自強号の走行音もお楽しみ下さい!!
https://dotup.org/uploda/dotup.org2065482.mp3_bVGweJKh67ZBBrtYmZzA/dotup.org2065482.mp3 -
高雄駅に戻りました。今回の鉄道の旅はこれにて終了。
改めて台湾鉄道の魅力を感じました!!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
46