
2023/08/19 - 2023/08/21
163位(同エリア214件中)
fangnaaさん
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この旅行記スケジュールを元に
台湾南部、高雄と台東とを結ぶ南回り線に「藍皮解憂號」という列車が走っている。数年前に現役を引退した平快車という青色の客車列車。
仕事が忙しいほかに親の介護もあり、さらにこれらに伴う家庭不和のために「憂」な状態が何年も続いている。
この列車は憂いを解いてくれるのか、妻子が実家に帰った隙に試してみた。
初日は「藍皮解憂號」が走る台湾南部まで、やはり客車列車でゆっくりと向かう。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2023年8月18日金曜日。いつものように残業して蒲田のネットカフェに。
シャワーを浴びて眠りにつこうとするものの、ビニールのマットと枕が身体に貼り付くようで眠れない。
さらに、たくさんのマンガの誘惑。
結局ほとんど眠れず、3時過ぎにネカフェをチェックアウト。
入口に大の字になって眠っているオッサンがいてびびる。
蒲田駅から羽田空港まではシェアサイクルで移動。22分。
シェアサイクルポートは空港隣接のホテルのそばにある。
ロビーには能舞台が、空港への通路へは盆栽?が置かれて日本を意識した感じ。ヴィラフォンテーヌグランド羽田空港 宿・ホテル
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5:55発のPeach便に乗る。若い人を中心に結構埋まっている。
昨夜の睡眠不足を補うべく目を瞑る。 -
富士山など窓の外を眺めたり眠ったり
台北(桃園桃園空港) には8:30の予定時刻より10分ほど早着。
コロナ前は小一時間並んだ記憶もある入管を十分そこいらで通過し、桃園MRT駅へ。 -
桃園MRTを高鉄桃園駅まで乗車。
桃園では客家人のイベントがあるようでそこここに掲示がある。
客家とは漢民族のなかで客家語を共有する一派(wikipediaによる)。世界各地に移民しており、台湾では一大勢力をなしている。
鉄道の車内アナウンスも北京語、ホーロー語、客家語、英語でなされている。高鉄桃園駅 駅
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桃園9:34発の台湾新幹線で一駅。新竹までゆく。
台湾高鉄と新幹線の違いは車端部の荷物置き場の有無。
その他はまるまま新幹線で、外国に来た感じがしない。 -
先月訪れた韓国と同様、台湾の鉄道もスマホで予約が可能。
予約してしまえば発券の必要はない。
台湾は韓国とは異なり改札があるが、アプリが発行したQRコードをかざせば通過可能。
混雑必至の日曜帰りの台東~台北は相当前に予約していたが、その他はその場でスマホで発券していた。 -
新竹9:45着。
だだっ広い駅前広場の脇に在来線の駅(六家駅)がある。
乗り換えられるのに駅名が違うとはややこしい。
かつての新岩国駅と御庄駅(今は「清流新岩国」と駅名を変更)のような感じ。高鉄新竹駅 駅
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10:02六家駅発。普通の韓国製車両。
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10:21新竹着。
駅舎は日本時代のまま、大切に使ってくれています。
新竹は「台湾のシリコンバレー」として有名ですが、駅前の旧市街地は台湾のよくある地方都市の雰囲気です。新竹駅 駅
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10:43の莒光號の出発まで20分あまり。
ブランチを買いに駅裏のハンバーガー屋さんに向かいます。
怪しい北京語でとんかつバーガーを頼むと店員さんが「ぶた?」と聞いてくれました。 -
とんかつバーガー。
台湾独特の甘ったるいマヨネーズが口に合いません。
台湾の食べ物って「この調味料さえ無ければ美味しくいただけるのに...」というケースが多いです。自分の好みの問題ですが。 -
台湾西岸を南北に走る鉄道は、竹の少し南「竹南」で、「山線」と「海線」とに分かれます。沿線には大都市台中がある「山線」がメインルートでこれから乗る「海線」はローカル線です。
この「海線」を走る客車列車である莒光號に乗ることが、この旅の一つ目の目的でした。
台湾到着から2時間あまり後、客レの旅がスタートします。 -
「海線」と呼びますが、車窓から海が見えることはほとんどありません。
列車はのどかな田園地帯を進みます。
山線と合流する手前の龍井駅から大肚駅の間に、退役した日本製ディーゼルカーが多数留置されていました。追分駅 駅
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先頭車両なので、デッキにゆくと機関車と対面することができる。
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意外と、客車列車との交換があります。
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南下するほど雨が強くなり、土砂降りの新左營駅に15:39終着。
到着後すぐに機関車の切り離しにかかる。
この手間が敬遠されて客車列車は減少の一途にある。 -
新左營駅にはショッピングモールがあり、雨でも楽しめるところではあるが「憂」が解けない身にはキラキラしたショッピングモールは受け付けない。
今日の宿のある屏東まで進むことにした。新左営駅 駅
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15:56新左營始発の普悠馬號に乗車。ここから台湾の南側を回って東部の花蓮が終着。
車内はほぼ満席。係員の方が予約された人にお弁当を配布している。
鉄道の予約サイトではお弁当の要否を聞かれる。こうして予約制にすることで、暖かい弁当を提供することができている。 -
屏東駅には16:23着。30分ほどの乗車時間。
雨は上がっていたのでぶらぶらと宿に向かう。
円形の建物のある市場。 -
ホテルに荷物を置いて夜市に出かける。
両側からせり出した屋台で3mくらいにまで狭まった道路を、買い回りの歩行者に加えてバイクが疾走する。
なのであまり両側のお店をゆっくり品定めする環境にはない。屏東観光夜市 露店・屋台
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夜市ではゆっくりできなかったので、離れた路地の屋台で麻辣小籠包をいただく。
人ん家の軒先のような通路をやっぱりバイクが通過する。 -
みな同じ思いなのか、夜市通りよりも脇道の方に繁盛店が多い。
一番繁盛していたのが鍋やさん。 -
小籠包だけではお腹は満たせない。お酒も飲みたい。
夜市から戻り、近くの公園や博物館、百貨店を見物した後、ホテル近くの路上で揚げている鶏唐揚げを購入。 -
その他諸々買い込んでホテルで一人宴会。
真ん中が唐揚げ。一羽まるまる揚げているのか。甘くて香ばしい味わい。
下左がおかず屋台で適当に選んだ盛り合わせ。ミミガーが美味しい。
下右がコンビニでビールのついでに買った茶葉蛋(中国茶味のゆで卵)。
大好物。
到底食べきらないので、昨日のお弁当を詰めていたタッパに詰めて明日のおかずにする。
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