
2020/01/12 - 2020/01/12
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pedaruさん
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大きなトラブルもなく楽しかったねと、地鉄に乗り、これで元(げん)もほとんど使い切り、残ったら空港で買い物か、彼にあげて使ってもらおう、などと幸せな気分、残ったお金ではリニアモーターカーに乗る余裕もないし、このまま空港に行こう。
やがて電車は停まる、えっ?もう終点なの?皆さん降り始める、誰もいなくなる、なんだ乗り換えか、こういうことってあるよね、と最後に降り立つ。
なんだかホームが騒がしい、女の人のキンキンした声、付きまとう男のうるささ、警備員の女性に訊いた、すると電車はもう出ない、あとはタクシーしかないと。じゃあいくらくらいが相場なのか、と聞くと、それはノーコメントだという。
男がスマホをかざして見せてくれる、電車は10時30分で終電ですと。えーっ 空港まで買ったのにーっ。
120元空港まで行くよ、そんな金ない、正規のタクシー乗り場で乗るよー。外に出ると、タクシーばかりか、白タクの運転手も客引き、あなたはタクシーかと言うと違うという、別の男が寄ってくる、120で行くよ、ノー、そんな金ないよ、じゃあ、90でいいよ、ノーノー、いったいいくらあるんだ、ポケットから全部出して見せる、全部で70だ、よし、それでいいよ。
連れていかれたのは既に二人乗っているタクシー、相乗りなら、採算合うのだな、車は走り出す、メーターはどんどん上がる、80、90、100を超えてしまった。やっと空港が見えてきた、しかしそこからまだ走る、車が止まる、そこで助手席の女性が降りていく、そこからまたまた走り出す、メーターは130を超えてしまった。ドキドキ、大丈夫かなぁ、後から聞いたら、妻は事件に巻き込まれた、どうなるかわからない、運を天に任せたと言っていた。知らないところで降ろされたらどうなるか、隣の女性は英語で何とか言っている、やはり不安は隠せない、やっと車は空港に近づいた、女性は運転手の出したQRコードにスマホをかざして支払い、私は約束通り70元を支払い握手をして車を降りる。
結果的にはたった70元で空港に来ることができたのだ。運がいいのか、悪いのかっ。チェックインカウンターでは、係員が○○さんですね、お疲れさまでした、気を付けてお帰りください、と笑顔のお見送り、電車がないなんて前もって教えてもらいたかったなぁ、などと内心思いながら・・・搭乗する。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- スプリングジャパン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
中国の地下鉄のチケットは買いやすい、言葉が分からなくても誰でも買えます。
それに引き換え、ポルトガルのチケットは難しい。 -
上海虹橋駅でチケットを買います。前もってメモに必要事項を書いて渡します。
「上海虹橋駅ー蘇州駅」往復、2等、2枚 これですんなり切符が買えました。 -
https://www.youtube.com/watch?v=xPW-j0ay76o
中国のチケットは大きくて厚紙、すぐに捨てるのはもったいない気がする。
また使いたくなる、おっと、それは犯罪です。 -
蘇州駅につきました。
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小腹がすいたので、ここなら食べてもいい、とのたまうので、ケンタッキーに入ります。中国でもここなら安心と妻は言います。なんか、納得しがたい・・
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まずは地下鉄2号線で「山塘街」という水郷の街に行きます。
駅3号出口を出て東に進みます。大きな通りを命がけで渡り、
あまりきれいでない道を進みます。早くも、こんな土産物を売る店
が出現しました。 -
前回の上海編ではインフラでは東京を超える勢いだと書きましたが、
ここの人は「インフラ?そんなものどうでもインフラ」などと言って
気にしないようだ。 -
細かく区切られた店先には商品が並んでいます。
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これはオカリナ?
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笛などが並んでいました。楽器屋さんです。
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どれも可愛い。昔ならすぐ飛びついたものだが、
荷物になる物はいらない。 -
https://www.youtube.com/watch?v=0HO9X7GDtjY&feature=youtu.be
空気を吹き込みながら、熱い飴を素早く動物などの形に作っていきます。
子供のころ、しんこ細工とともに子供たちに人気のあった飴細工、
彼らは子供たちのヒーロー、魔法使いでした。 -
木の実やナッツ類を売っています。朝市なみの簡易店舗。
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天然石のネックレスのほかにおおきな硯を売っています。
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こちらは石のバングルや、急須、仏像、置物などを置いてます。
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訳の分からないものまであります。
よく見ると、どうやらタケノコをそのまま丸ごと干物にしたようなものも
売ってます。 -
中途半端に古い建物がならび、雑多なものを売る店がひしめき合う、
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どこまで行ってもこんな光景だ。
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骨董屋がありました、この界隈では未だましな店です。
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店に並んだ珍奇なもの、怪しい道具、役に立ちそうもない工具類、どれも私の好奇心をくすぐります。カメラバンバン撮ります。
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男女交じって花札遊び
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脇道を入ると水路が道路と平行にあって、岸から水郷らしい景色が眺められます。
ところがカメラのホワイトバランスが不具合で、画面が白くなってしまう、
焦って調節していると・・ -
妻は先に行って私の来るのを待っていた。慌てて戻ると・・・
なんだか不機嫌な様子 -
蘇州に行こうと言ったとき、妻は「蘇州夜曲」をイメージした。
君がみ胸に 抱かれて聞くは
夢の舟唄 恋の歌
水の蘇州の 花ちる春を
惜しむか 柳がすすり泣く
ロマンティックな歌詞とは真逆の光景、
「私はこんな汚いところに来たかったわけではない」
と怒り出した。 -
しまったーっ。私は慌てた。
「それじゃ、平江路に行こう、そこは最も蘇州らしいロマンティックなところらしいよ。」
という訳で地下鉄1号線「相門駅」3号出口を出ます。
行く前にこのお洒落な公衆トイレで用を足します。 -
しかし、旅行記に書いてあった通り歩くと、どうしても平江路にはたどり着かない。
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ここを歩いて、また戻ってきました。
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また元のように歩いていくと、こんな建物、じつはこれはバス停です。
向こうから歩いてきた家族に平江路と書いたメモを見せると、「ああ、それならあそこを渡るとそうだよ」と教えてくれました。
しかし、私が調べたのとは違う、もすこし調査しよう。何やってるの、あの人たちが信用できないの?妻はイライラしている。 -
結局はあの人たちの教えてくれた通りでした。あの人たちはイタリア人じゃないよ。
という訳で、平江路にやってきました。先ほどの山塘街とは違い、若者も多いし、少しおしゃれな感じです。どちらかと言えば山塘街のほうが私には好みなんですが・・・ -
よどんだ水ですが、水路が道路と平行に走っています。それで平行路?字が違います、平江路です。
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琵琶がディスプレイされたおしゃれな喫茶店みたいのが2階にありました。
ここで妻を喜ばそうと、入ってみました。
ところが、客は一人もいなくて、演奏は人が集まらないので待つことになるらしい、
私は席を立って、別の部屋に行き、時間がないので早く演奏が聴きたいと、横車をおしました。 -
https://www.youtube.com/watch?v=Fl6QZ1ALkrM&list=UUWK2_tQ4Umi6P49_qqt0NMg&index=21
男性が歌った後は、女性が歌いました。「茉莉花」モーリーフォァと読みます、ジャスミンのことです。
中国人ならだれでも知っている歌です。革命中国の留学生がヨーロッパで留学生同士が国家を歌うことになりました。新生中国では未だ国家がありませんでした。
そこで、留学生たちは中国の民謡の「茉莉花」を歌ったということです。
私たちのテーブルにはジャスミンティーが出されていました。 -
私たちに特別に配慮して、歌を歌ってくれました。
感謝の気持ちで、おつりはいらない、と言うと、一瞬驚いた顔をしましたが、次には笑顔で、シェーシェ、と言っていました。 -
道端にはこんなかわいいものを売る店もありました。
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水路の上に柳が垂れています。典型的な水郷の景色です。
柳の葉は色づき始めていました。 -
水路に降りる石段です。
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大勢の観光客が歩く道の反対側は、狭いけど、こんな道が好きです。
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水路に柳はあいますね。
春なら、・・やはらかに やなぎ青める 平江の・・・と啄木も歌ったことでしょう -
こちら側にはお店もないし、人も通らない、あるのは民家の入り口と、椅子を出して
辺りをウォッチングしているおじいさんがいるくらいです。 -
反対側の家の裏側、あまり見られるのを意識した造りではありません。
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平江路はあか抜けた店が並んでいます。
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この水路が売りの蘇州、水はきれいとは言えませんね。
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凝った扉のある店
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白壁、柳、水路、似あいますね。あれ?どっかと似てるぞ! 倉敷だーっ
作りすぎて「倉敷は今日もバカだった」と言った作家がいましたね。 -
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太鼓橋 この上から見る景色は・・・次を
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天津甘栗かと思いましたが、大別山野山栗でした。
我慢できずに買いました、大きくて美味しい栗でした。 -
時間がないのでこのくらいで帰ります。蘇州ってこんなもの?とんでもない、
獅子林、寒山時、拙政園、その他たくさんの名所があります。
蘇州の一割も見ていません。 -
行くとき気になっていた学校の前を通って駅に向かいます。
駅に着くと手持ちのお金が足りないことに気付き、駅にあるインフォメーションで英語のできる女性にATMの場所を訊きました。確かに言われたところにはATMはありましたが、どうあがいてもキャッシングの操作が分かりません、聞く人も周りにいないし、困ってまた、インフォメーションに行き、今度は両替のできるところを訊きました。大きな地図を広げて銀行の所在地を教わりましたが、今日は日曜日だし、場所は遠いし、途方にくれました。 -
そこでタブレットを出して中国でのATMの操作方法をネットで調べました。そしたらありました、ありました、ネットに従って操作すると、現金がでてきましたぁっ、
会いたかったよー、お金ちゃんっ ネットって便利ですねー(当たり前だ、今時!)
グローバルWiFiを借りた甲斐があったよ。
蘇州駅では予想外の混雑、大勢の人が並び、入場を制限しています。どこに並べばいいのか近くにいた青年に訊くと、迷った挙句、私を連れてインフォメーションに行こうという、途中で一人で行って訊いてみます。
妻は私がなかなか帰って来ないので、夫が見知らぬ青年に誘拐されたのではないかと、帰ってくるまで心配だったと、涙目で訴えた。 -
無事新幹線に乗ります。旅のお供は平江路で買った野山栗。
隣り合わせた中学生に英語で話しかけると、きれいな英語で答えてくれたうえ、
ワタシハ ニホンゴモ ガッコウデ ベンキョウ シテイマス。と上手な日本語で話してくれました。うれしかったですねー♪ -
上海について地下鉄に乗ります。ホームドアはこのような立派なものもあります。
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地下鉄を出て、公園でトイレを探し、出てくると・・・
周りの喧騒がきこえて、繁華街の灯りが見えました。
こんな公園のトイレでも清潔でした。 -
公園を出ると、こんな光景も飛び込んできます。
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南京東歩行路を歩きます。
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ホテルに戻り、預けた荷物を受け取ります。
未だ撮ってない天井を・・・ -
切符を買うとき、100元で買おうとしたら、小銭でなければだめだという、教えてくれた人は、あそこで両替してくるといいよ、と言ってくれました。
荷物検査の係員に話すと、快く両替してくれました。マッチョな青年係官は、笑顔で「ニホンジンデスカ?ワタシハニホンニ リュウガク シテマシタ」と言いました。
名残惜しそうにお別れしました。 -
つり革がおもしろい、社会主義の国ですが、実質資本主義、つり革にまで宣伝の効果を考えています。
と、ここで電車は停まり、乗客は電車から吐き出されます。
冒頭の説明のように、紆余曲折はありましたが、 -
やっと、浦東国際空港に着きました。
帰りの便の座席は一番前、ゆったり、これも手配してくれたらしい。
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