2019/11/24 - 2019/11/24
210位(同エリア562件中)
ソフィさん
熊野古道最終日。今日は山歩きはナシ。
産田社、大斎原、
熊野和紙の紙すき体験、
熊野本宮大社ご参拝、継桜王子。
パラダイス・カフェでランチ後、
いよいよ「いいとこ詰め合わせ」↓
梅の中田食品、
柑橘類の農産物直売所「きてら」、
地ビールの「ボイジャー・ブルーイング」。
つまり3ヶ所 (笑)
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
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川湯温泉、上から見下ろすとまるでミニチュアのしかけのよう。
川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル
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もちろん朝からひと風呂浴びてきました。とはいっても、私が行った時間はまだ外は真っ暗で辺りの様子はよくわかりませんでした^^;
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みどりやさんに送っていただいて、また熊野本宮館のバス停に戻ってきました。
世界遺産熊野本宮館 美術館・博物館
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正面に大斎原の大鳥居が見えますが、そちらにはまだ行きません。
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先に産田社です。
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お名前からして、女性の守り神と言われるのもわかる。でもきっと、なにかを生み出そうとしている人すべてをサポートしてくださるのでしょう。
産田社 寺・神社・教会
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すばらしいー。
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産田社から見た大斎原の大鳥居。明治22年の大洪水まで、熊野本宮大社の社殿があった場所です。
旧社地 (大斎原) 名所・史跡
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朝イチというほどでもないのに、参詣者の姿はまだほとんどナシ(奥におひとり歩いておられます)。これもまた好運だったと思います。
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高さ約34mの大鳥居を見上げると、八咫烏の紋がはっきり見えます。
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とか言っていたら、遠くの空で、カラスなのかトビなのかが大勢で旋回していました。
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鳥居が大きすぎて、お辞儀をする場所とタイミングに戸惑いつつ、中へ^^
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境内に入ると杉並木の参道が伸びています。
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光の祝福ー。
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すぐ脇を流れるのは熊野川。というか、この地は三川の合流点。
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見上げた景色もすてきです。
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広いー。低いー。洪水前はこの数倍の敷地だったと聞いて想像を膨らませます。
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敷地の中央に、祠があります。
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左側には流失した中四社・下四社が、右側には境内摂末社の御神霊が祀られているとのこと(流されなかった四社は現在の熊野本宮大社にお祀り)。
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ご祭神の具体的なお名前はこちらに。
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モミジと銀杏、横と縦の図。
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一遍上人の名号=「南無阿弥陀仏」の碑。一遍上人は、熊野権現からお告げを受け悟りをひらいたため、時宗にとっても熊野は聖地なのだとか(わたしの解釈)。神仏習合という概念自体が後づけなのだなあ。
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裏鳥居の方向へ進みました。
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ここを上がると、
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国道に出ます。遠く山の中腹に、今日も雲海。
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国道側から見た大鳥居。
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バス発着所のそばにあったモニュメント。
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今日はこれから紙漉き体験です。紙漉き体験施設「熊野和紙おとなし」さんにて。
昭和の大洪水で一度は途絶えた音無和紙を復刻させた工房さん。 -
人数が多いので、二手に分かれて。栞を作るチームと、
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紙を漉く人と。
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ご主人や職人さんに手伝っていただいて、マイ手漉き和紙乾燥中。熊野本宮大社の社務所に持っていくと、この和紙に御朱印を書いていただけるそうです!!
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熊野牛王神符が刷られている紙も、実は音無和紙だったと初めて知りました。
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朝の光の中で、改めてお参りできる嬉しさよ。
熊野本宮大社 寺・神社・教会
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これはたまたま人が少ないように見える瞬間を撮れただけで、実際はかなりの人出でした。
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手水舎。この後、お参りの前に社務所へ走る一同。マイ手漉き和紙に御朱印のお願いをしておかないとね。祝日で激混みですから。
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さて、みんなが御朱印に並んでいるあいだに私はというと、この可愛い「八咫烏みくじ」を買ったり……
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おみくじはおなかの中に入っています。
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もう一つ、大事なミッションは、この「八咫烏ポスト」からハガキを出すこと! この旅に誘ってくれた友に、サプライズのお礼カードです。彼女が御朱印に並んでいるうちに……^^
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神門手前のテントの中にこんなコーナーがあるので、自分でスタンプを押します。
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ここから投函しました。
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後日、友のもとに届いたカード。「出発の地より」というのがいいですよね。自分にも出せばよかった(笑)
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ご神門に入る直前の右手奥に、紙垂が置かれており、セルフでお祓いできるようになっています。背中までわっさわっさと祓いましょうー。
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境内では、神事が行われており、人がたくさんいるのにそれは荘厳な雰囲気でした。
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拝殿でのお参りを終えてからも、離れがたく社務所をうろうろしていると、高砂が聞こえてきました。結婚式です!
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参道から、「祈りの道(熊野古道)」という標識が出ている道がありました。こちらを下りると、カフェやお土産屋さんに直結です。
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カフェやお土産屋さんは、参道から木々で見えないように工夫されていました。こちらはサンティアゴの道も歩かれた店主とりいさんのお店。カフェアルマさんでは、カステラと熊楠コーヒーを買いました。
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ガラス壁のてっぺん近くに貼られたシールの赤い線は、平成23年の大洪水の最高水位記録。あの高さまで水が来たなんて……(怖。
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表の鳥居まで下りて、本宮大社とはこれでサヨナラ。
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ここからは、お二人の地元サポーターさまのおかげで車でらくらく移動です。足元も今日は朝から、登山靴ではなくてスニーカー。
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車が細い道をどんどん上がっていくと、まるで映画のロケ地のような景色が!
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秀衡桜という桜がある名所だそうです。奥州藤原氏の秀衡がはるばる熊野詣……。頼朝や義経が出てくるよりもさらに前の時代のお話。
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現在の秀衡桜は、もう初代ではないそうです。なにかと洪水の猛威を思い知らされます。
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スタンプを押して、お社のほうへ向かいます。ここは実は「秀衡桜」と「継桜王子」の2つのスタンプが押せる嬉しい場所。
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大迫力の杉が見えてきました。
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「野中の一方杉」。日当たりのいいほうへと、手を伸ばすように枝が伸びているだけ……とも言い切れない、どこか「求める」角度の枝ぶりだと思いました。
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一方杉が狛犬代わりにお社を守っているかのように見える継桜王子です。
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鳥居の正面から。
継桜王子 寺・神社・教会
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上から。かつては今の5倍の量の杉が植わっていたとか(この本数でも壮観なのに!)
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境内には森の仙人のような大樹も。
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木に触ったりハグしたりは、木を傷める可能性があるので、わたしはしないようにしています。
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きれいなお社。なのに、なんでこんな角度から撮ってしまったのか。
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熊野古道を往く場合は、ここから発心門王子に向けて長い長い上りです。
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ねじれてますねえ。
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さて山を下りて、お待ちかねの遅めのランチへ。
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駐車場が広大でびっくり。お店の入り口はこのスロープを上がったところ。まるでハイキング。
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地元で大変人気のカフェレストラン「パラダイス・カフェ」さん。
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週末には田辺など遠方から来られるお客さまも大勢おられるとか。
パラダイス カフェ グルメ・レストラン
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温川と書いて「ぬくいがわ」という地域だそうです。
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エントランスでは、地元野菜や焼き菓子の販売コーナー。地元の方と思われる女性たちが売りに来られていたのではと思います。オープンな感じが◎
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中もひろーい。
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それもそのはず、もともとは紡績工場の施設と敷地。
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黒板のある図書室のような一画や(私たちはここでランチいただきました)、
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ギャラリーに使われている奥まったスペース、
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ベランダの向こうがお店の入り口側。
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ソファや机のデザインもいろいろで楽しい!
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「ちゃんとシェフがいるので美味しい」と、地元サポーター氏が選んでくださったお店です。
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小エビと水菜のペペロンチーノ。おいしかった!
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スパイシーなチャイも絶品でした。ティラミスも追加。
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表には、看板犬の風太くん。
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もう一匹いてるのね。
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下から見上げたところ。広いです。
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さて田辺市に戻ってきました。日本最大の梅干し製造会社、中田食品さんに連れてきてもらいました。私は下戸なのに、こちらの完熟梅の梅酒だけは飲めるのです。
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試食コーナーがすごい。本当にいろんな梅干しがあるので楽しいです。そして、梅酒も。「ソフィさんが唯一飲める梅酒の試飲ができるよー!」と。そんなん言われたら買うしかない。
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ベテラン勢のおすすめ、梅塩。
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続いては、秋津野という地域の産直販所「きてら」さん。目立つのはやっぱり紀州みかん。農家さんのお名前がついたカートには、それぞれ種類や量、値段も違うみかんが入っているので、試食して好みのものを選ぶことができます。いやもう、お安いしおいしいし。一年を通じて、柑橘類がとれるのですねー。「みかん、買ったことない」とサポーター氏。
きてら お土産屋・直売所・特産品
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仕上げは地ビールのVoyager Brewingさん。クラフトビールといえば、南紀白浜のナギサビールさんが有名らしいのですが、そのお身内の方による醸造所です。
ボイジャー ブルーイング グルメ・レストラン
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ここでしかいただけない紀州みかんとビールのカクテル、すごく新鮮!
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清潔感あふれる醸造所。
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統一されたロゴがブルドーザにも。
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ヘルメットにも! 二階には、工房を見下ろす広い飲食スペース。スタンディングじゃないです。なんだか「ここ、ブルックリン?」と言いたくなってきます。
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紀州かまぼこの老舗「マルサ」さんの差し入れ、新商品の「うつぼ」のおつまみ2種(ボイジャーさんではお取り扱いありません)。
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「うつぼぽりぽり揚」「うつぼ小明石煮」。飲める人たちが大絶賛していました。
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この後は、空港に送ってもらって帰るだけ。解放感あふれる一杯を楽しむみなさん。
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わたしは、3種6本を機内持ち込みで持って帰りました(黒ビールは現地のみ)。重かったのに、帰ったらダーは風邪をひいていて、すぐには飲んでもらえなかったのが残念でした(笑)
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海と山と聖地と美味しいもの。帰ってすぐに、今度の春の熊野旅の予定を入れ、早割の空港券もとりました。次も楽しみです。おしまい。
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カフェアルマさんで買った、熊楠コーヒーの写真が残っていました(2年後に追加投稿(笑)
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