【2019／11】熊野古道中辺路ルートと田辺のいいとこ詰め合わせ旅／Day2-1

2019/11/23 - 2019/11/23

高原熊野神社を出て、まずは牛馬王子まで。
お昼を道の駅（熊野古道中辺路）でいただきました。
これで午前の部終了！

エリア 熊野本宮・湯の峰温泉(和歌山)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 団体旅行

快晴！

熊野古道の宿　霧の郷たかはら 宿・ホテル

夜は明けています、霧が深いだけなのです。

どこか外国の山小屋にでもいるみたい。

これは我々のお弁当^^　前夜、ストーブで焼いてくれていた焼き芋も入っているはず、ふふふ。

朝ごはんが着々と並べられていきます。

焼きたてパンも！

ドイツ人チームの皆さんは、早々と出発していきました。

私たちは8：30出発。

スタッフさん、ありがとう！

今日も歩くぞ！

いきなりの急こう配！　えーと……「つらいのは１日目だけで、あとは楽勝」って、みんな言ってなかった？　ストックいらないかも、って言ってる人いなかった？？？

ついつい立ち止まってしまうのですが、それは予想外にキツい勾配のせいだけではなく、信じられないくらい美しい景色のせいでもあります。

明け方の時間なみに、神聖さが保たれていることがすごい。

ここ、まだまだ民家のある普通の道なのですよ。

聖域の中に日常があるのが熊野なのだな。

雲海もまだまだばっちり。

何もかもが美しくて。

いちいち立ち止まらずにはいられません。

光のシャワー！

最初の休憩スポット、高原池へ。

逆光と、池からじゃんじゃん上がってくる水蒸気で、

池の全貌がよくわからないほど。

ここでいつまでも光のシャワーを浴びていたいところですが、

先を急がなければ……（午後のバスには乗り遅れられないので）。

ところで、こんなことしてくれる余裕があるのは誰？？

森アート、かわいい。すでにへとへとの足が癒されます。

大モミジでしょうか。自然の中で、しぜんな樹形。のびのびしています。

植林帯も多いです。

やっと大門王子。数字は「11」。

祠がない王子跡も多いので、あるとほっと嬉しくなります。

ここからいいトイレがある次の十丈王子まで、ゆるく登っていきます。

汗だくになったのはこの辺までかなあ。

稜線に出ると、びゅうっと風が吹き抜けて本当に気持ちがいいです。

まだ早朝のつづきのような一枚が撮れたりします。

てくてく。

急に開けた場所に出ました。

十丈王子！

広場から少し降りたところにあるトイレは、山の中ということを思えばかなりグー。管理してくださっている方に本当に感謝です。

ここで少し長めの休憩をとりました。といってもベンチはそれほどなかったかも？

この辺から数字の出てくるペースが早くなったなあと感じました。いちだんと張り切って歩き続けます。

悪四郎茶屋跡とか、

上多和茶屋跡とか、名所跡が続きます。この辺りが標高600ｍ超えで、今回のルートのピーク（のはず）。数字はすでに「18」。

がんばろー。

もみの赤ちゃん。「三体月伝説」という説明版があったので読んでいたら、「ここで修業した山伏が、旧暦11月23日に、三体の月を見た」みたいな内容。今日って、旧暦じゃないけど、11月23日！！！ということで、勝手に盛り上がる。

林道交差点。ここは坂の下まで下りたら、左に戻らずに、そのまままっすぐ進まないといけないところ。一瞬戸惑いましたが、「熊野古道こちら」の標識を見つけてひと安心。

なんとなく里が近い気配を感じるようになってきましたが、苔はまだまだみずみずしくて。

もう正午近いというのに、苔に水滴が残っていたりします。センス・オブ・ワンダーの世界。

大坂本王子跡は斜面でした。

スタンプぽん。我らの大事なパートナーである竹の杖も写ってます。

またまた神聖な光。

あとは道路に出るまで一気に下ります。

なんだか車の音が聞こえてきましたよ。

そういえば11月下旬。紅葉シーズンです。

着いたー！　

道の駅 熊野古道中辺路 道の駅

数時間とはいえ、ずっと山の中にいたからか、すごい違和感というか……文明の地に突如降り立ったようなふしぎな気分。連休だからか、ツーリングのバイクや車もたくさん見ました。

「霧の郷たかはら」さんのおにぎりと焼き芋を食べ、さらに、道の駅の売店で100円のお味噌汁や、手作りおまんじゅう、さらにめはり寿司に梅干しなどを食べあさりました。バスが来るまで時間があまりないと言いながら……（笑

ここで合流したバス組の参加者さんから嬉しい差し入れ、熊野名物の柚子もなか！　それも、地元の方イチ押しという「三徳」さんの朝のできたてです。サイズやパッケージも上品。三徳さんのは空港では買えないそう。

この牛馬童子から発心門王子跡までは、歩けば約６時間。通信事情も悪い上に（圏外）抜け道もないので、6時間で確実に出られる自信と装備がなければ入っちゃいけないルート。よって、ここはカット。13時過ぎのバスで発心門王子跡へ。Day2 午前の部はここまでです。