2019/09/16 - 2019/09/16
2位(同エリア55件中)
夏秋さん
トルコの旅・世界遺産4つめは古代ヒッタイト王国の首都ハトゥシャシュ遺跡です。ハトゥシャシュの遺跡群はびっくりするくらい地味…。歴史に詳しいガイドさんの丁寧な説明がなかったら、何をどうみたらよいのかわからなかったことでしょう。事実ここを組み入れているツアーは少なく、カッパドキアからアンカラへ向かうルートはトゥズ湖経由のツアーがほとんど。実際訪れてみて理由がわかりました。世界遺産ではありますが、地味で写真映えしない… そして道が悪路なのです。カッパドキアから遺跡に向かうには、舗装されていない峠道をガタガタ揺れながら行かなければならず、道中ドライブイン的なものもほとんどありません。そんなハトゥシャシュですが、夫は帰国後今回のトルコ旅行で一番良かったのは、ハトゥシャシュ遺跡だと言いました。華麗なイスタンブールより絶景のカッパドキアより上??? 何故に… 恐らくそんなことを言う日本人は、彼くらいだと思いますが、広大な大地にひっそり佇む遺跡群に古代へのロマンを感じた夏秋でした。結論として、行って良かったです。w
9月12日(木)
QR813(羽田00:01→ドーハ05:00)
QR347(ドーハ07:15→イズミール11:40)
イズミール空港からバスでエフェソスへ(60km)
◆エフェソス観光(世界遺産1)
バスでパムッカレへ(185km)
宿泊 パムサーマルホテル(パムッカレ)
9月13日(金)
◆ヒエラポリスとパムッカレ(世界遺産2)
バスでコンヤへ(410km)
◆コンヤ(メヴラーナ博物館)
宿泊 グランドホテルコンヤ(コンヤ)
9月14日(土)
◆キャラバンサライ
バスでカッパドキアへ(230km)
◆ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群(世界遺産3)
パシャバー・ゼルヴェ・デヴレント(ラクダ岩)エセンテペ(3姉妹の岩)
洞窟住居お宅訪問・ローズバレー
宿泊 ウチヒサールカヤ (カッパドキアの洞窟ホテル)
9月15日(日)
◆カッパドキア
ギョメレ野外博物館・トルコ絨毯ショップ・カイマクルの地下都市
ウチヒサール ギョレメ
陶器のお店 (venessa seramik)
宿泊 ウチヒサールカヤ (カッパドキアの洞窟ホテル)
9月16日(月)
トルコ石ショップ
カッパドキアからバスでボアズカレへ(240km)
◆ボアズカレ観光
ハトゥシャシュ遺跡(世界遺産4) ヤズルカヤ遺跡
バスでアンカラへ(210km)
◆アンカラ
宿泊 ラディソンブル(アンカラ)
9月17日(火)
◆ゴルディオンの遺跡
◆ブルサ観光(世界遺産5)
ウルジャーミィ・イェシルジャーミィ・イェシルテュルベ
◆コザハン
宿泊 シェラトンアタキョイ(イスタンブール)
9月18日(水)
◆イスタンブール歴史地区(世界遺産6)
ブルーモスク・トプカプ宮殿・アヤソフィア
地下宮殿・グランドバザール・エジプシャンバザール
宿泊 シェラトンアタキョイ(イスタンブール)
9月19日(木)
◆イスタンブール観光
ガラタ塔・チュネル乗車
イスティクラル通り・チャムルジャの丘・カドキョイ
QR238(イスタンブール22:20-ドーハ02:30)
9月20日(金)
QR812(ドーハ06:45-羽田22:40)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
おはようございます。
張り切って早起きしたのは・・・ -
気球がカッパドキアの不思議な岩の上を飛ぶのを観たかったから。
-
昨日は風が強かったため気球は飛ばなかったので
ラストチャンスの2日目、気球が飛んで嬉しーい(^^♪
この写真はホテルのお庭から撮影しています。 -
朝のウチヒサルの砦も良い雰囲気
この岩山の景色大好きです。ウチヒサル 散歩・街歩き
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気球がミナレットに近づいてきましたよ
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だんだんと明るくなってきました
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気球の上からは この不思議な風景はどんなふうに見えるのだろう。
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いつかまたこの地を訪れることが出来たならば
その時はきっと空からこの景色を見てみよう -
この景色も見納め
朝ごはんを食べたら出発です。ウチヒサール カヤ ホテル - スペシャル クラス ホテル
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バスの車窓から不思議なものが見えてきました
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空から気球が降りてきたのですね…
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3つ並んで 3兄弟
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途中でドライブインに立ち寄ります
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yozgat の町を通り過ぎます
大学があり活気がある町です -
舗装されていない峠道を通って山を越える
窓の外は砂埃が舞い バスはガタガタ揺れる -
バスに揺られて3時間
1986年に世界遺産として登録されたハットゥシャシュに到着です。 -
最初に見学するのはヤズルカヤ遺跡
岩山にある神殿跡です。ヤズルカヤ 史跡・遺跡
-
ヤズルカヤは古代ヒッタイト王国の聖地であり、宗教的な儀式が行われる場所でした。
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岩に刻まれたレリーフの絵の説明板です。
とんがり帽子の方は神様です。
左下の四角く囲まれた絵は、とんがり帽子の大きな人が神様で
子供みたいに抱えられている人は王様です。不思議な絵ですね。 -
実際のレリーフはこちら
*シャルマの神さまとトゥタルヤ4世* -
行進する12人の神様
神様のランクは帽子をみるとわかります。
写真ではわかりづらいですが、神様達の帽子には角が1個ついています
1つ角だからランクの低い神様たち。
上の写真のシャルマ神のとんがり帽子には角がいっぱいあるので
位の高い偉い神様なのです! 王様をだっこしてるくらいですからね。
そういえばコンヤでも修行僧は帽子でランクがわかると説明を受けました、
帽子って重要なアイテムなのですね。ヤズルカヤ 史跡・遺跡
-
ユズルカヤ遺跡は高台にあって…
-
雄大な風景を見渡せます
王様もこの風景を眺めながら… -
お茶を楽しんでいたのかしら…
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今から向かうのは BOGAZKALE(ボアズカレ)
ここから2km先みたいです -
ボアズカレ村に着きました
アーシュコウルホテルのレストランでランチです -
*玉ねぎのスープ* 一口飲むと玉ねぎの甘味がひろがります
美味しいのですが写真でもわかる通り油が多すぎです
危険を察知した私は一口でやめました。これが正解でした。
翌日おなかの具合が悪くなった人続出だったのはこのスープのせいに違いない… -
トマト、玉ねぎ、青唐辛子と羊肉を炒めたスパイシーな料理「サチカブルマ」
粉チーズのかかったパスタと絡めて頂きます。美味しい!これで4人分
左奥の茶色いのは、かたい揚げパンに蜜をからめたスイーツ。やっぱり甘すぎ… -
ホテルの前では石の置物を実演販売。器用に石を削られるのです。
ヤズルカヤでみた12神のレリーフもあったので、夫が興味を持ち値段を尋ねると 大きい素敵なものは「5000円」と円で答が返ってきました。
交渉したら1000円になるだろうと思ったけど、ゆっくり交渉する時間もないので、さよならしましたが、このコも記念にお持ち帰りすればよかったかな。
ハンドメイドでもトルコの物価を考えると流石に5000円はぼったくりだとは思うけど。。。 -
旅での出会いは一期一会…
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気になったものは持ち帰って…
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気になった人はカメラに収めないとね…
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次に向かうのはHATTUSA(ハットゥシャシュ)
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ハットゥシャシュの遺跡も高台にあります。
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紀元前18世紀から紀元前12世紀頃まで栄えたヒッタイト王国の首都があったハットゥシャシュ
現在まだ発掘の途中であり、ゲートも復元工事中です。ハットゥシャシュ 史跡・遺跡
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古代オリエント世界でエジプトと勢力を二分したヒッタイトは
楔形文字を用い… -
他の民族は青銅器しか作ることが出来なかった時代に高度な製鉄技術を持ち…
-
圧倒的な力で領土を広げました。
ヒッタイト人は隕石から鉄を作ったと聞いたことがありますが本当でしょうか -
現在のハットゥシャシュは広大な草原の中に
礎石とわずかに残されたレリーフが寂し気にあるだけ。 -
不思議な緑色の石
何のために使われたものか解明されておらず、犠牲を捧げるための石という説もあるそうです。 -
遺跡の一番奥 南側のゲート
スフィンクス門 ちょっとコワイ -
スフィンクス門の下には地下道があって…
-
トンネルをのぞいたら向こう側も三角形
頂点のキーストーンが外れたら
この地下道は崩れ落ちてしまうのだろうか… -
街の西側のゲート ライオン門
なんだかお茶目でカワイイから表紙にしてしまった。ライオン門 史跡・遺跡
-
東側のゲートは王様の門
色が白いのはレプリカだから。
オリジナルはアンカラの博物館にあります。 -
王様の門と呼ばれていますが、この方は王様ではなく神様です。
*「地球~」の本には 「戦士」だとの記載があります*
トルコ人のガイドさんは「戦いの神様」だと説明されました。
とんがり帽子は神様のおしるしだそうです。またもや帽子がキーポイントです。
発掘当時は解明されていなかったので「王様の門」という名前になりましたが
王様の被る帽子と神様の被る帽子では形が違うのだそうです。
胸があるので最初は女神だと考えられましたが、よくみると胸毛があるので
男の神様であり、角も生えているので、戦いの神様なのだとか。 -
古代ヒッタイトの勇敢な人々に想いを馳せながら…
-
バスはオレンジとブルーグレーの大地を縫って進みます
-
河を渡り…
西へ西へ…
この地方ではなかなか川にはお目にかかれません。 -
列車ともなかなか出会わない
トルコを鉄道で旅する人は少ないらしい
最近になって高速鉄道も出来ましたが
トルコの列車は非常にゆったりと走る列車が多く 車のほうが速いのです -
トルコは建築ラッシュ。あちらこちらでビルが建築中です。
でもなんだか違和感を感じて よく見てみると日本とは建築方法が違います。
最初に枠組みを造っていくので中がスカスカ。
ほとんどのビルがこんな感じで建てられています。 -
陽が傾いた頃 首都アンカラに着きました
-
今夜のお泊りは ラディソンBLU
ホテルの入口には空港にあるようなセキュリティチェックのブースがあるけど
誰も使っていません… 大丈夫?ラディソン ブル ホテル アンカラ ホテル
-
夕食をホテルのレストランで頂いたら…
ラディソン ブル ホテル アンカラ ホテル
-
夜のアンカラの街にでかけましょう。
-
ここにもアタチュルク大統領の銅像があります。
-
アンカラの町は物価が安い
今まで訪れた場所がどこも観光地だったからかな?
トルコリラ安を実感 -
今までスーパーは大手のMIGROSしか入ってなかったので
地元感あふれるスーパーを見つけ、嬉しくなって入ってみます。
中は今まで嗅いだことのない何とも言えない匂いが漂っていて、早々に退散… -
トルコのお米
スーパーに欲しいものはなかったので ホテルに帰ろう。 -
ホテルの屋上からアンカラの街を眺めてみる
都会だ…
散歩した感想は、夜のアンカラはちょっぴり怖い。
一人歩きはやめたほうがよいと思った。
車はいっぱい走っているのに信号が少なくて、道路の向こう側に行けない。
みんな走る車の隙間をスイスイと渡るので、一緒について渡るしかない
車は歩行者がいてもスピードを落とさないのでアブナイ。 -
紫色にライトアップされている横長の建物は、国鉄アンカラ駅
-
アンカラも観光してみたかったけどお泊りだけ。
-
次はどんな町に出会えるでしょうか。
最後までご覧くださりありがとうございました。
ブルサ編に続きます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- sanaboさん 2020/01/27 00:48:42
- ハトゥシャシュ遺跡
- 夏秋さん、こんばんは
カッパドキアの気球が飛ぶ光景は圧巻ですね~!
この気球は早朝だけしか飛ばないのですか?
気球からの絶景は素晴らしいでしょうけど、とても怖そう~(>_<)
ヤズルカヤもハットゥシャシュも初めて聞く遺跡でしたが
あの古代ヒッタイト王国の聖地と首都だった所なのですね。
レリーフは解説とともに見るととても面白いですね~
夏秋さんの仰るように遠い遠い昔へのロマンを感じます。
夏秋さんがちょっとコワイとコメントされてた人型のレリーフは
ほんと、カメラ目線でじっとこっちを見てて確かにコワ~イ!
でも怖いもの見たさでお写真を拡大して見たら、口もとが
微笑んでいるようにも見える気が…
表紙にされたお写真は見た瞬間、お猿さんかと思ったのですが
ライオンだったのですね~。 ほのぼの系でカワイイ^^
玉ねぎスープの油は動物由来のものなのか、何だったんでしょう?
夏秋さんの危険察知能力、凄いわ!研ぎ澄まされていますね(^_-)-☆
ご主人さまのおなかもご無事だったのなら良いのですが…
ブルサ編も楽しみにお待ちしていますね。
sanabo
- 夏秋さん からの返信 2020/01/27 22:59:04
- RE: ハトゥシャシュ遺跡
- sanaboさん こんばんは。
遺跡旅行記!ご覧下さりありがとうございます。
>この気球は早朝だけしか飛ばないのですか?
はい、気流が安定している早朝しか飛ばないのです
少しでも風があると中止になるので、撮影出来た日は3日ぶりに飛んだみたいでした。
まだ暗いうちに空に上っていく気球の群れは圧巻でした。
>ヤズルカヤもハットゥシャシュも初めて聞く遺跡でしたが
私も初めて聞きました。マイナーだけあって、やっぱり地味でしたよ(^◇^)
>レリーフは解説とともに見るととても面白いですね〜
トルコの旅はツアーで良かったとつくづく感じました。
ガイドさんがとても詳しく説明して下さる方だったので、
旅の楽しみが広がりました。
>夏秋さんがちょっとコワイとコメントされてた人型のレリーフは
>ほんと、カメラ目線でじっとこっちを見てて確かにコワ〜イ!
このコワイ方は、トルコ版スフィンクス?だそうです。
スフィンクスってエジプトだけのものかと思っていましたが、
エジプトと交流があった古代ヒッタイトにも存在していたのですね〜
>表紙にされたお写真は見た瞬間、お猿さんかと思ったのですが
ほんとだ。お猿さんみたいですね(^^)
最初、スフィンクス門の方をアップにして表紙にしたところ
あまりに怖すぎて、お猿のアップに変えたんです。
>玉ねぎスープの油は動物由来のものなのか、何だったんでしょう?
何だったのでしょう? トルコはオリーブの産地なので
オリーブオイルかもしれませんが でもそれなら危険ではないし…
やっぱりわからないです。
>ご主人さまのおなかもご無事だったのなら良いのですが…
ツアーの人であのスープを完食して元気だったのは、夫だけだったかもしれません。笑
普段から 私の危険な料理で免疫が?
夫はこのスープに限らず、全ての料理を毎回完食したので、皆さんに驚かれていました。
sanaboさんの旅行記の続きも楽しみにしています!
今日はとっても寒いですね… あったかくしてお休みくださいね。
夏秋
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