2018/04/04 - 2018/04/07
27位(同エリア60件中)
ゆーちさん
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
ハワイ島12日間 二組の夫婦で気ままな旅。レンタカー
2018.4.4.水曜日 9日目
マウナケア山頂凍結で道路がClosed。予約していたツアーは中止.
やむなく近くのSpencer Beach迄ドライブ。
カメハメハ大王が18世紀に作ったというPu'ukohola Heiau見学。
Papunaビーチ経由でアナエホオマルビーチに遊びに行く。
晴れてはいたが、強風ですべての船や貸ボートは出港を控え
波高く遊泳も禁止。
2018.4.5.木曜日 10日目
午前中、ベイクラブのヨガクラスに参加してクイーンズマーケットで
最終のお土産選び、車を返却。シャトルバスで戻る。
午後からフロントへ。
ようやくマウナケア入山許可がおりて、ツアーが催行決定。
待望の「マウナケアの夕陽と星空観察ツアー」に参加する。
;Masashi's Nature School:$170/人
この日がハワイ島最後の一日。
2018.4月6日金曜日 11日目 の昼にはKona空港を経ち成田へと機上の人となる。
日本帰国は4月7日;12日間の旅が終わった。
JALのマイル使用、Hiltonのポイント使用で一人当り約11万円。
PR
-
HiltonのKoharaSuiteFront待合室。マウナケアの山頂が雪で路面凍結のためツアーが中止と聞かされ、これからどこへ行こうか思案中。
-
地上はこんなに晴れて暖かいのに。
-
仕方がないので、ドライブに気分を切り替える。とりあえずビレッジを出て19号線を北へ。Spencer Beach迄車を走らせた。
-
Pu'ukohola Heiau(ヘイアウ)のすぐ傍にあるSpencer Beach。ここは19号線を左折した270号線沿いの左手にある。
スペンサー ビーチ パーク ビーチ
-
スペンサービーチパークの設備
パプナビーチと並んでハワイ島では貴重な白砂である。地元の人もピクニックやBBQができるような公園になっていた。 -
プウコホラは「鯨の丘の聖所」という意味。
1791年、カメハメハ大王が戦いの勝利を祈願するために、冬には鯨が見えるというこの場所に軍神クーに捧げて建てたヘイアウ(聖所)である。
ハワイで一番大きいとか。1962年に国立史跡に指定。 -
POLOLU渓谷からここまで、23マイルもの距離に人が並び、手渡しで波に洗われた石を運んだという。
遥か’いにしえ’の壮大な王の力が感じられるような遺跡だった。プウコホラ ヘイアウ国立史跡 史跡・遺跡
-
PU'-UKohola-Heiau; 国立の歴史博物館を覗いてみた。
シュロの葉の下遠方に見えるのがヘイアウ。プウコホラ ヘイアウ国立史跡 史跡・遺跡
-
博物館にはヘイアウにまつわる歴史や文化の説明がゆったり展示されていた。
HEIAUとはハワイの人の祈りの聖所でありパワースポットでもあった。 -
カメハメハ大王がお出迎え
-
カメハメハがハワイの島々を統制していく様子を解説。
1810年ハワイ王国の初代国王になった。「カ・メハメハ」は孤独な人、静かな人の意味だというから面白い。 -
博物館内はとてもカラフル。
この辺りはカワイハエという地域でネイティブのハワイアンが住んでいたそうだ。 -
この後、再びワイコロアに戻り、もっと近くのビーチを探す。
-
19号線を戻りリゾート内の地図でアナエホオマル湾の駐車場に到着。
偶然見つけたビーチで。キングスショップから左折してKu'ualii Placeの道を行く。
丁度マリオットリゾートの海側になる。アナエホオマル ビーチ ビーチ
-
アナエホオマル湾のビーチ。次回はここへゆっくり遊びに来ようと思う。
この日は強風であの大きな分厚いバスタオルがこのようにタナビクほど!
もちろん誰も泳いでいない。アナエホオマル ビーチ ビーチ
-
貸ボートもお休みで係りの人達ものんびりおしゃべりしていた。
-
見上げるとヤシの木もこんなに風に吹かれて逆を向き、しゃーしゃー鳴っていた。
アナエホオマル ビーチ ビーチ
-
夕方、ワイコロアベイクラブのテラスからマウナケアの山頂が見えた。こんなに晴れているのに、、、。
-
ズームレンズで拡大すると山頂の天文台が数個見えた。
明日は最終日、凍結しないで何とか登れますように! -
4月5日木曜日
からりと晴れた朝。この景色を楽しむのもあとわずか。運良くマウナケアの入山が許可されツアー催行が決定。 -
14:30出発。マウナケア登山口までハワイ島を横断する州道200号線全長84.6㎞、通称サドルロードの直線を快適に走る。この直線は標高2000m地点の3kmにおよぶ非常用滑走路としても活用されるそうだ。
2013年に完成。日系2世のダニエル・K・イノウエという上院議員が2012.12月に88歳で亡くなったが、彼の功績を称えて「ダニエル・K・イノウエ・ハイウェイ」と名づけられた。
ハワイ島の車道は反射板のみ設置されており、夜の天体観測に支障のないよう配慮されていると知って感心する。 -
マウナケアの裾野は緑だった。
その昔野生のヤギが食肉用としてワイコロアで飼われていたが、ハワイ島では羊毛産業は必要とされず、それが野生化した時期があったそうだ。 -
このかまぼこ型の宿舎は米陸軍の射撃場として使われているという。ポ-ハクロア演習場。ここを越すと、にわかに霧がかかり雨が降ってきた。
南西の風が海から吹くと湿度が高くなり、北東の風が山から吹くと湿度が低くなる。標高4000m級のマウナケアとマウナロアが気流を生むおかげで、ハワイ島では世界にある13の気候帯の内、11の気候帯が観測される。 -
州道200号線を登山口で左折し、4WDを運転するツアーガイドさんの軽快な喋りを聞きながら登坂に入る。
-
3:00pm~4:30pm
オニヅカ・インフォメーションセンターでひと休み。天体に関する展示があり、ビデオ上映や無料の天体観測プログラム(英語)毎日18時~22時に行っているそうだ。
売店やカフェテラスもあった。オニヅカ ビジター センター 山・渓谷
-
2800mのオニヅカヴィジターインフォメーションセンター(酸素濃度85%)。
4輪駆動で登頂する場合のアクセス道路に関する注意事項が書いてあった。 -
エリソン・オニヅカ氏の碑の前で。
彼は米空軍大佐で日系3世。1986年のチャレンジャー号爆発事故で殉死した宇宙飛行士でハワイ島コナ出身だった。
2017年1月、コナ空港はエリソン・オニヅカ・コナ国際空港・アット・ケアホレと改名された。 -
ゆっくり昼食をとる。酸欠対策には、水分と糖分を補給し深呼吸するのが一番。
ここの酸素濃度は85%。ここで昼食休憩をとり、気圧に慣れてから、山頂付近をめざした。 -
チキン照り焼き弁当はこんな感じ。純日本風で温かいお味噌汁もついていた。
-
食後は散歩を勧められる。
この看板の奥には銀剣(ギンケン)草(ハワイ語;Ahinahina)の群落が、、、。
しかし、7年前よりかなり個体数が減っているような気がした。なぜだろう? -
銀剣草の群落。心なしか元気がない。
ここは標高2804m。
マウイ島のハレアカラ山2100~3750mの火山灰地や火口付近、とハワイ島のマウナケア山にしか生息しない絶滅危惧種。 -
銀剣(ギンケン)草!Silversword.キク科。ハワイ語でアヒナヒナ(Ahinahina)「絶対触らないように」と注意を受ける。
触ると人の体温でやけどを負う状態になり、枯れてしまうそうだ。
銀色のとがった葉をロゼット状に出し、何と50年位たって初めて背の高い花穂をのばし開花後、果実をつけると枯れる。 -
よく見ると、左の棒のように伸びているのはこれから花が咲くのかな?昨年咲いた後かな?花期は5月から9月頃というから、まだ咲く時期ではないし。
-
17:00 再び出発
世界各国の天体観測所が集まるマウナケア山頂への道はレンタカーの侵入が規制されているため、基本的にはツアー参加が安心だ。 -
17:25 3100m ここは日本の北岳(3193m)と同じ高さだという。
ハワイ島の1500m~4000mはツンドラ気候だという。
10分かけて1000mの高度をかせぐ位の速度で4輪駆動に揺られてきた。
-
17:50
3600mあたりで’すばる‘天文台をバックに撮影。丁度天文台がおさまるスポット。
スキーパンツ、ウエア、帽子、手袋が貸与された。
ここの駐車場も4か所あったが2か所に減ったそう。マウナ ケア山 山・渓谷
-
これが一番キラキラしていた。日本が誇る昴(すばる)望遠鏡のある天文台である。
山頂の天文台は天文学者の宿舎も兼ねていて、13個以上は作れないそうだ。 -
頂上に近づくと積雪が見えてきた。次第に雪が多くなり、空もピンクに染まってくる頃、頂上近くに到着してから冬装備で身体を包む。
-
もっと積雪の多い時に、左手のスロープをスノーボードで滑る若者がいて注意されたそうだ。
サブミリ波アレイと呼ばれるパラボラアンテナが見える。 -
赤土の頂上(4205m)を仰ぐ。ハワイ島最高峰だ。現地の登山者が石を積み上げて聖所を造っている。
この辺りは全く植物が育っていない。荒涼とした赤い大地に作られた駐車場から写す。山頂はここから有志が自力で登るのだが、大部分の人は下車地点で散策しながら夕陽を待つ。 -
3900m
夕陽までの待ち時間で天文台をバックに。3個見えるが、中央左側が’昴‘天文台。
-
誰が誰だかわからなくなるが、ツアー会社により装備は違うので迷子にならない。
ここの酸素濃度は60%という。カメラを構える手はすぐ冷たくなる。 -
現在山頂には天文台が11個。ハワイ大学をはじめアメリカ Smisonian、Gemini Northern, NASA、日本、カナダ、フランス、イギリスなどマウナケアの山頂に国境はない。
それらが並ぶ山頂からの夕陽はハワイ島マウナケアならではの光景ではないだろうか?ここは空気がうすく澄んでいるため天体観察には世界中で最も適しているとのこと。 -
いよいよ夕日が沈む。雲海の向こうに海が見え、夕陽が反射していた。
マウナケアは富士山より高い。そこから雲海に沈む夕陽は神々しい光のペイジェント。 -
18:45 日没
太陽が雲海の向こうに沈んだが、辺りはまだ明るい。
私は2回目だったが、今回は雲海が多く、また違う素晴らしさを感じた。 -
ジャンプショット!!ツアーのガイドさんが撮ってくれた。
-
日の入りは18:50
夕陽が完全に沈み、うす暗くなってから山を下りる。 -
19:20
星空観察ポイント標高2900mあたりの駐車場に到着。
こぐま座、シリウス、カノープス、オリオンなど、天の川を中心に星のシャワー状態。レーザー光線で星座の説明を受けた。 -
画面上部中央に流れ星!
用意された天体望遠鏡をのぞいたら木星が映っていた。 -
ガイドさんが撮ってくれた写真。星空はずっと眺めていても飽きなかった。ホットココアか紅茶、コーヒー、昆布茶、水等ドリンクとクッキーがサービスされた。
20:10 観察終了
21 : 30 ワイコロアベイクラブ帰着 -
2018.4.6金曜日
ハワイ島を経つ日の朝。マウナケアがくっきり。私たちにとっては大変思い出深い山になった。
最後の朝食をとり、9時半にタクシーを予約していたので空港へ、何と7年前に頼んだ人と同じ運転手さんだった!昔話に花が咲く。 -
コンドミニアムともサヨナラする。
たった10日、されど楽しい充実した10日だった。 -
エリソン・オニズカと改名されたKONA国際空港
AT KEAHOLE は「ケアホレ湾の傍にある」という意味。 -
コナ空港の搭乗待合室。ローカル色いっぱい。
亀のキャンドルライトと黒いハワイアンソルトを買った。コナ国際空港 (KOA) 空港
-
搭乗手続きを済ませ、買い物に行った妻たちを待つ夫たち。
昨日、別世界のようなマウナケアに行けたことが夢のよう!
空港は炎天下でそのギャップがハワイ島の醍醐味なのだろう。
何とも言えないスケールの大きい満足感、旅の余韻にひたる。コナ国際空港 (KOA) 空港
-
あまりの暑さに芝生の日陰で横になって待ち時間を過ごす若者たち。
-
これに乗るのかな?コナ空港はとても暑かった。
-
ON TIMEの掲示だったが、、、。
-
タラップを登って搭乗するのは久しぶりだった。
予定を35分遅れ 12:40離陸。JAL0779便で約9時間一路成田へ直行。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
ハワイ島夫婦2組 12日間の旅
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
マウナ・ケア山周辺(ハワイ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ ハワイ島夫婦2組 12日間の旅
0
59