2020/01/10 - 2020/01/13
11959位(同エリア54633件中)
古川大輔さん
キハ54形500番台気動車
(キハ54-501)
深川駅にて
1月12日(日)
往路(鉄道)の運行スケジュール
(当日実際の発着時刻)
函館本線
特急ライラック11号
始発→旭川行き
札幌 10:00.10発
岩見沢 10:24.40着 10:25.30発
美唄 10:35.30着 10:36.15発
砂川 10:47.00着 10:47.30発
滝川 10:52.40着 10:53.40発
深川 11:06.50着
留萌本線
普通
始発→留萌行き
深川 11:10.10発
(途中駅省略)
留萌 12:07.10着
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旭川運転所のキハ54形500番台のこちらの車両は、かつて宗谷本線の急行「礼文」などの優等列車で運用された実績のある急行仕様車です。現在は他の一般仕様と同様に、各線で運用されます。
留萌本線の他、函館本線の滝川~旭川間、石北本線、宗谷本線、時折、富良野線で運用されます。
クロスシート部には、かつて0系新幹線で使われていた転換クロスシートが流用されています。ちなみに、花咲線の同形車両の転換クロスシートは、かつての快速「海峡」で活躍した客車のものを流用しています。(現在はモケットのみ更新)さらには、ライラックやカムイで活躍789系特急車両の普通車と同じ座席を集団見合いで使用している個体も存在するなど、外見は同じでも様々なバリエーションがあるのも、JR北海道のキハ54形の魅力です。
こちらの車両は急行仕様車で、かつては宗谷本線の急行「礼文」で運用されていましたが、同列車廃止後は -
当日のこの運用は、2両編成でしたが、深川(旭川、稚内、富良野、遠軽)方の車両は回送扱いで、実質は1両での運用でした。
北海道地区でのこの運用に対しては、実際に「幽霊乗車説」も囁かれますが、これは閑散時の合理化策です。怪談ファンでもある私だからこそ、真実は真実でお伝えします!(笑) -
キハ54-501の運転席、ワンマン機器類が並びます。
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系統設定器
(クラリオン製) -
運転席操作盤
(クラリオン製)
整理券発行機、運賃表示器設定器
(レシップ製) -
整理券発行機
(レシップ製) -
運賃表示器
(レシップ製) -
運賃箱
(レシップ製) -
如何にも北海道といった雰囲気の駅舎が出迎えてくれました。これまでに比べれば少ないながらも、日本海側だけにそれなりに北海道らしいです。
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マップからは消えている幻の橋・・・留萌より増毛方面は、既に廃線跡、しかしまだレールはのびています。
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留萌より続く廃線跡をオーバークロスします。
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レールはまだ廃線になった事にすら気付いていないのでは・・・?と思ってしまうほどで、普通に列車が通過していく幻を想像してしまいます。こりゃもったいないな・・・(泣)
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滑りどめを装着しているので、スムーズに歩みを進めます。とはいえ、留萌は坂の町ですから、てかてかに光る坂道には、恐怖を覚えます。
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北海道の海、特に日本海側は、南国の海とは対象的に色気がないだけに、ただその波の迫力に圧倒されます。黒いゴツゴツした岩に荒波が打ち付け、泳ぐ魚はニシンドイツイメージ、北海道出身の怪談師、ファンキー中村さんが、自身の怪談の中で語っている事を、リアルに体感しています。
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留萌駅から、厳寒の中を歩くことかれこれ30分で、「黄金岬(留萌)」に到着しました。
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同じ日本海沿岸の積丹半島にも「黄金岬」という所がありますね。
ここはかつてニシンの見張り台で、夕日に染まる海面を泳ぐニシンの群れが黄金に輝いて見えたことから、「黄金岬」と呼ばれるようになったと言われています。 -
留萌は石狩地域ではなくとも、同じ日本海側の並びということで、北原ミレイさんの「石狩挽歌」がよく似合います。
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この歌の作詞を担当した「なかにし礼」さん、作曲を担当した「浜佳介」さんは、ともに満州で生まれ、後に北海道に住んだ経歴の持ち主です。まさに純粋たる北海道魂が込められた歌ともいえます。
この歌は、大漁の夢を賭け海に出るも、夢破れて戻ってくる、悲しい漁師の男が主人公で、実際はもっともっと深く、一言二言では語りきれないものです。ただ、一途な思いを糧に北海道を旅する自身にも、どこか共感できるような部分もあり、曲の雰囲気は、日本海の持つ特有の荒々しさと静けさにピッタリです。 -
こちらは、黄金岬から留萌市街に戻る、留萌港側の風景です。対岸に見えるのは、太平洋セメント留萌サービスステーションです。留萌本線が、留萌港への物質輸送のために整備された重要な役割を担う路線であったことをうかがわせる雰囲気が、そこかしこにあります。
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しかし、今となっては風前の灯、残された区間でさえ、青息吐息です。
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最近は、青函トンネルを本格的な新幹線とするために、貨物列車自体を北海道から無くすという話も浮上しています。
鉄道が健全にあるため、現実的に必要不可欠な新幹線、一方で、在来線や第三セクター鉄道会社の救世主であり、環境面、効率面など、ポジティブに見直されつつある貨物列車、双方にとっての最善策を期待したいです。 -
これぞ北海道!という、町の雰囲気に、寒さも忘れてしばし浸っておりましたが、再び札幌を目指しました。
こちらの「高速るもい号」は、北海道中央バスが単独で運行するもので、乗車した深川経由便の他に、滝川経由便、また1日1往復のみ、札幌~留萌、両市内と道央自動車道のバスストップのみ停車の直行便があります。沿岸バスの「高速はぼろ号」とは別路線です。
高速路線バス
高速るもい号
始発→札幌駅前行き
(深川経由便)
運行会社:北海道中央バス
運用車両:札幌200 か 3954(滝川営業所)
日野セレガ ハイデッカー
4列二人掛けシート、進行方向最後部左側にトイレ
(当日実際の運行スケジュール)
中央バス留萌ターミナル 1400発
本町十字街 1404着 14:04発
錦町 14:05着 14:05発
合同庁舎前 14:08着 14:08発
東橋 14:14着 14:14発
(留萌大和田IC 14:19通過)
(秩父別IC 14:48通過)
秩父別IC入口 14:50通過
曙団地入口 14:56着 14:57発
深川十字街 15:04着 15:05発
深川市立病院前 15:07着 15:10発
深川営業所 15:15通過
ネイパル深川 15:17着 15:17発
(深川IC 15:19通過)
高速江部乙 15:27着 15:28発
砂川石山 15:35着 15:39発
砂川吉野 15:43着 15:43発
高速茶志内 15:52通過
東山 16:08通過
栗沢 16:17着 16:18発
野幌 16:27着 16:28発
(札幌IC 16:35通過)
菊水元町7条 16:39着 16:39発
サッポロファクトリー前 16:49着 16:51発
時計台前 16:53着 16:54発
北2条西3丁目 16:56着
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