真夏の日光２日目。世界遺産めぐり手形で日光市内散策。帰りは普通列車で。

2019/08/03 - 2019/08/04

真夏の日光２日目。「世界遺産めぐり手形」というバスの１日乗車券で日光市内を軽く散策します。
でも東照宮や輪王寺などの主要な施設は昔２回も行ったし、行ったことのないところにしましょう。
年号の変わり目なので、御用邸なんてどうかなあ。ということで「日光田母沢御用邸記念公園」がメインです。
帰りは普通列車で。多分引退も近いと思われる６０５０系という２扉ボックスシートの旅情あふれる電車です。ちょっと前まで浅草まで行ってたのですが途中の南栗橋までで、その先は普通の通勤電車に乗り換え。でも楽しめました。

エリア 日光(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

ペンションの朝。４時半に早起き。
夏なのでもう明るいです。

うん。いいい天気。

朝。別荘地の通りも静か。

早速貸切風呂めぐりです。
桶風呂もありました。

部屋に戻って

６：００。今度は妻と一緒に。

岩風呂も。

８：００朝食です。
セットメニュー。明るい雰囲気もいいわあ。

８：５０、またもお風呂へ。陽が当たってきれい。

ザ ページェント 宿・ホテル

一晩ありがとうございました。
貸切風呂。９種類全部入りました。
一部は３回入ったから計１３回。満喫しました。（入りすぎ）
食事もよかったしいいペンションでした。
また来たいです。
駅まで送りがあります。
９：３０の出発。

東武日光駅。バスのフリー切符は今回は日光中心部だけの「世界遺産パス」５００円にしました。それにしてもきっぷ売り場、混雑すごいです。窓口２つあるのに２０人くらいづつ並んでました。

東武日光駅 駅

フリー切符は小判の形。

帰路の浅草方面の特急の予約状況。
日曜の上りは空席十分とみました。
夏はちょっと少ないのかな。秋は混雑するのかもしれません。
でも１列車に６室しかないコンパートメント、けっこう予約で埋まってます。

バスで１０分。「日光田母沢御用邸記念公園」で下車。
山の上に行くバスですが全員着席程度の乗り具合。
まあ、真夏にハイキングする人は少ないですし。
秋はすごい混雑なんでしょうね。

日光田母沢御用邸記念公園 名所・史跡

大正天皇の静養のために作られたのね。
日本に御用邸は１５箇所くらいあったようですが、廃止などで現用は３箇所くらい、かなあ。
施設が残って見ることができるのは沼津とここくらいだと思います。
沼津は先年行ったので、次はココ、なのです。

おお、立派。

きれい。和洋折衷っていいなあ。

展示コーナー。

広い。広すぎます。
それでも残っているのは橙色の部分のみ。
それでも広いです。

赤いカーペット。いいなあ。

これ、釘隠し、ですよねえ。

猫だあ。

お手洗いだあ。見えないけど。

さて庭に出てみましょう。

防空壕だあ。

３階建です。
素晴らしい建物でした。
来てよかった。
なお、冷房はごく一部の部屋にしかありません。
涼しい午前中に来てよかったです。

さて、バスで市街地へ。
と発車時間すぎていつまでたっても来ません。
１０分待って歩き出すと、

来るのが見えました。次のバス停であわてて乗車。
まあ、１０分遅れはあたりまえ、ということで。

すぐに神橋で下車。
信号を待って横断歩道を渡っていると、急加速してきた車にはねられかけました。停車中のバスを追い越そうとしたみたい。バスのすぐ前が信号なのを見てなかったみたい。すまんすまん、で済まされました。なんなんだあ。
と、この坂を登って、

こちらへ。日光金谷ホテル。

日光金谷ホテル 宿・ホテル

お昼です。コーヒーラウンジ「クラフトラウンジ」。ほぼ満席で、少し待ちましたがまあ、すんなり。
妻は「百年ライスカレー」。
2003年に金谷ホテルの蔵の中から発見された、大正時代のカレーのレシピを再現したのだそうです。
私はケーキセット。
まあ、期待したほどでは・・・。注文忘れられていたり、接客もいまひとつ。

日光金谷ホテル 宿・ホテル

こんなお店です。

見学見学。
これはダイニングルーム。
さすが豪華。
「百年ライスカレー」はこちらだとサラダ・コーヒー・デザートがついてお値段２倍の４２００円くらいでした。

併設のベーカリーショップで「 百年カレーパイ」を購入・・・と売り切れでした。

さて、坂道を降りて、ここにも金谷ホテルのベーカリーショップが。
けっこう日光には散在しているようです。
でもここにも「百年カレーパイ」なし。

店頭のこれ、たぶんロープウェイの箱、でしょうね。

さて、バスで大猷院二荒山神社前へ。

大猷院は無視して、杉並木を歩いて

二荒山神社へ。

日光二荒山神社 寺・神社・教会

さらりと参拝、

ここまで大きい大黒様は初めて見た。

最近はどこでも萌えキャラなのね。
親しまれるキッカケになればなんでもいいと思うので、これはこれでいいと思います。

ハートの形にしてあるのかしら。

それにしても境内の駐車場、バスでいっぱい。
すごいわあ。

続いて東照宮の方に向かいます。
このような道を行くと

東照宮の入り口です。

日光東照宮 寺・神社・教会

しかし、このお値段。
回避します。
妻には「行ってくれば」と言ったのですが、昔来たことあるのでいい、とのこと。
私も２回来たことあるから、まあ、いっか。
そもそも狸親父の・・・（以下自粛）

五重の塔。
ここは神社だったような？
まあ、いっか。
それにしても豪華絢爛。

東照宮に横から入ったので、正面の参道を下っていきます。

と、途中にこのような表示が。
ここはスカイツリーと同じ高さなのね。
案外、日光って標高が低いのね。意外だわ。

輪王寺。こちらも高価なので無視します。

このような参道を下り、

神橋のたもとに出ました。
この橋、向こう側から往復する有料の橋です。
あ、ここの有名な太郎杉、見忘れた。

神橋 名所・史跡

観光終了。
バスで日光駅に向かいます。

東武日光駅の中に金谷ホテルの売店がありました。
ここで「百年カレーパイ」入手できました。

ザ・金谷テラス グルメ・レストラン

駅から見て左手には杉並木がちょっとだけ見えました。

さて、私は飲み物を買いにコンビニに走ります。

そして帰路は、
おお、黄金のスペーシア

ではなく、隣の区間急行で帰ります。
出発時刻の４０分の前なのにもう乗車可能でした。
駅舎内に冷房の効いた待合室がないのでありがたいです。
ところでホームの屋根のない部分に停まっている号車は車内が暑く、屋根の下の部分に移動しました。

東武日光駅 駅

この屋根の下の部分は車内も冷えてました。

がらがら。

ちゃんとトイレもあります。

近年は浅草まで行かず、途中止まりなのが残念。

私たちのほかには３世代家族連れが１組のみ。
でも隣のホームの下今市連絡新宿行き特急に乗る予定を間違えてたようで、隣の列車発車後にあわてて「タクシーだ！」と飛び出していきました。多分、追いつかないと思います。
これでこの車両、私たちだけに。

１５：３５定刻の発車。

下今市から少し乗車あり。
緑の中を走り抜けます。

気持ちのいい景色。

気持ちのいい景色。

あ、筑波山。

利根川を渡れば終点まであと少し。
車内、駅ごとに増え、立ち客も出てきました。

振り返ったところ。

車庫が見えたら終点です。

対面に停車中の田園都市線直通の急行に乗り換え。

南栗橋駅 駅

一番旧型の東急８５００系。
機能一点張りですが、これもまたひとつの美しさ。

荒川を渡り、北千住を過ぎ、

曳舟で乗り換え。

一駅だけ各停に乗って、「とうきょうスカイツリー駅」で下車。
浅草まであと一駅のところで何故に下車するのか？

実はこれに乗るためです。
とうきょうスカイツリー駅から浅草駅までは上りに限り特急券なしで乗車できるのです。
うわさで聞いてたのですが、東武のHPで公式の記載が見つけられず、当日駅員さんに確認をとりました。そしたらその旨の案内放送もしてくれました。周囲に喜んだ親子連れが。やはりあまり知られていないようです。

とうきょうスカイツリー駅 駅

最新型の特急リバティです。

水門を見ながら

ゆっくりと隅田川を渡り、

急カーブで

浅草駅に到着しました。
たった５分ですがいい気分で浅草駅に到着。
「日光から特急で帰ってきました。」と言える・・・わけないですけど。

ありがとうございました。

あ、左の列車、回送表示だけど、特急「しもつけ」です。
２０２０年６月に廃止になりました。
たしかに休日とはいえ、１０人も乗ってなかったです。
まあ、北千住から乗る人が多いのでしょうか。

浅草駅 (東武鉄道 地下鉄) 駅

このとおり。駅の表示はきちんと出ています。

その後、銀座線と

丸ノ内線を乗り継いで新宿に到着したのは１９時ちょうど。
日光駅で家族連れが乗り損なった（と思われる）直通特急なら１７：２０ころには新宿到着。特急の速達性と新宿への直通運転の威力にあらためて驚き。なにせ、浅草までは１時間くらいの差なのですが、浅草で下車してから新宿まで５０分かかってます。
でも値段は３分の１ですし、のんびりした列車の旅もまたよかったです。

自宅到着後、百年カレーパイが夕食になりました。オーブンで温めて、と、
まあ、値段の割に普通かなあ。
「昔ながらの」には味は期待してはいけませんね。

真夏の高原のペンション旅。なかなかよかったです。
東京の西半分に住む身にとっては日光ははるか彼方で、行くのも半日がかり。遠距離旅行気分が味わえてよかったです。