2019/12/31 - 2020/01/02
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ハンマークラヴィーアさん
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2019年の年越しは,ロンダ・ヌエボ橋を目当てにスペインのアンダルシア地方にしました。
初めてのヨーロッパでの年越しは,スペイン第4の大都市セビリアにて。
大晦日,元旦にかかったので観光的には制約もありましたが,なかなか刺激的でした。
【旅程】
12月28日 夜,福岡から仁川経由でイスタンブールへ
12月29日 イスタンブールからマラガへ マラガからグラナダへ
12月30日 アルハンブラ観光
12月31日 セビリアへ移動
1月1日 セビリア観光
1月2日 ロンダへ移動
1月3日 セテニルへ日帰りで観光
1月4日 マラガへ移動
1月5日 昼過ぎにマラガからイスタンブールを経由して帰国
良かったら覗いて行ってください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
PR
-
グラナダのバスターミナルからちょうど3時間でセビリア到着。
バスでは御嬢様とその彼(!)と旅行中の日本人のマダムとお隣になったので,楽しくおしゃべりをして過ごしました。 -
ターミナルを出てメトロポール・パラソルを目指す。
早速川を発見。セビリアの象徴,グアダルキビル川。そのまま出ていくと大西洋に流れ着きます(^^) -
川沿いの街並みが,何とも「住みたくなる度」を爆上げしてくれます。
反対側のトリアナ地区には万博跡地やコンベンションセンターなど,近代的な街並みが広がります。 -
今日は大みそか。ほとんどの観光施設が午前中で店じまい。
やはり街も閑散としてます。 -
地元民には大人気(?)なのか,ホテルの近くのシンボル,メトロポール・パラソルに到着。建てるにあたって物議をかもしたらしいけど,なんかわかるような・・
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ホテルに荷物を置いて一休み。
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1月2日の昼前にセビリアを発つので,ここに入る時間はありませんでした。
セビリアの象徴,ヒラルダ(風見)の塔。 -
大晦日のカテドラル,ヒラルダの塔は,昼過ぎにはクローズしてしまいます。
1月1日は休み。観光でここを見る予定の人はご注意。
ただしカテドラル1階に関しては見る方法がありますが・・ -
ファサードや装飾だけでも1~2時間くらい見学できそうなほど素晴らしく細かい装飾。
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カテドラル付近のカフェでは,おなじみ南欧の休日的な一場面。
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カテドラル前には観光馬車が控えます。
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さて,この日は午後4時にアルカサルを予約しているので,それまでにみられる場所は見てしまいましょう・・
ということで滑り込みセーフ,救済病院へ。
病棟はもちろん見られませんが,教会部分は見学可。 -
こちらが有名な絵画「世の栄光の終わり」と。
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「束の間の命」。生活に困窮した人を救済する病院にはちょっと刺激が強すぎる気もしなくもないですが・・
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まだ時間があるので,こちらもセビリアのシンボル,黄金の塔へ。
これも見たかったんです。 -
黄金の塔を横目に川沿いをウォーキング,ランニング,日向ぼっこする人も多数。
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ようやく時間が来たのでアルカサル正門前へ。チケットはあらかじめ公式サイトからネット予約。
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アルカサルは元旦は休み。この日の最終入場は午後4時半ということで,この時間も数百メートルの大行列。ネットで予約しておかないと,かなり無駄な時間を過ごす羽目に。。
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アルハンブラの弟分,と呼ばれるだけあってよく似たパティオ。
仇敵アラブ人の建築様式に心酔し,イスラム建築とキリスト教建築が融合したムデハルという独特の建築様式なのだそうです。 -
随所にアルハンブラ宮殿へのオマージュが感じられますが,ゴシック宮殿が併設されていることもあって,アルハンブラ宮殿よりも沿革的に面白い建物に思えます。
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豪華ですが,アルハンブラとは違ってごちゃごちゃしている分,建築様式をじっくり楽しむことが出来ます。
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中庭から行ける,マリア・デ・パディーリャの浴場。イスタンブールの地下宮殿を思い出す,想像力を掻き立てるつくりです。
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2Fの回廊の奥では,カップルが絶賛写真撮影中。
*盛り上がる観光客の会話を聞いていて初めて知ったのですが,ここは「ゲームオブスローンズ」のロケ地に使われていたのですね。
まだシーズン4を見ている途中なので,全然気づかなかった。 -
ゴシック宮殿のタペストリーは,1枚1枚見ていくとこれも時間が無限に必要なボリューム。
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アルカサル,個人的にはアルハンブラ宮殿よりもつくりがずっと複雑で,「迷宮」に感じました。
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アルカサル庭園は構造は単純ですがとにかく広く,入り込むとなかなか抜け出すタイミングがなさそう。
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個人的には,アルハンブラよりもずっと見ごたえがあるように感じました。
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さて,セビリアに限らず大晦日のスペインで悩んだのが夕食。
結論的に,夜10時ころまで空いているレストランはそれなりにありました。
(ただし,ガイドブックに載るような評判のよいところは軒並みクローズでした)
それに,開いている店の絶対数が少ないせいで,どこも8時以降はえげつない行列。
この日はフラメンコを見ようと,割高な料金を払ってタブラオ「エル・アレナル」を日本からディナー付で予約しておきました。
夕食の時間が夜6時半と早いけれど,食事を悩まずに済むのが助かる。 -
ショーは撮影禁止。約1時間半,ふくよかなお姉さま方のフラメンコを堪能致しました。
初めて生で見るフラメンコは,意外と手の動きが複雑で表現力豊かだなあ,ということくらいしか感想がなかった(-_-;)
ある程度映像で見慣れた人向けですね・・
ショー自体は大みそか仕様なのか?どうかは分からず。 -
夜は黄金の塔のあたりをぶらぶらしつつ,トリアナ橋を渡ってトリアナ地区へも行ってみましたが,さすがに大晦日だけあってほとんど人通りがなく。
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かなり疲れたのでそのまま寝ようかとも思ったものの,ホテルのスタッフから「ニューイヤーをセレブレイトしないの?」と言われ,明日はどうせ街歩きくらいしかないので,近くのバルで赤ワインを一杯流し込んで,視聴者横のヌエバ広場へ。
小さいけれど,花火も上がり,感慨深い新年の幕開けになりました。 -
翌1月1日の朝。昨日は1時台にも何発か花火が上がり盛り上がっていました。
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朝9時を過ぎても人っ子一人いない旧市街。
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1月1日にカテドラルを見学する方法は事前に聞いておりました。
ミサに参加すればよいのです(^^)
国によっては「カトリックか?」「ムスリムか?」とチェックされるところもありますが,ここは「ミサに参加したいので」というと通してくれます。
もちろんきちんと祈りをささげましょう。 -
ミサに1時間余り参加。
聖歌隊の音楽や説教など,どれも初めての体験。
驚いたのが,司祭の合図をきっかけに,音楽とともに隣の女性が抱きついて握手を求めてきたこと。
見ると,どの参加者もにっこりととなりの見知らぬ人と抱擁や握手をしていて・・・
カトリックの隣人愛というのは,実際に体験すると何とも言えない感慨深いものでした。 -
当然観光目的での見学NGなので,聖遺品や絵画などの多くは覆われています。
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ミサが終わっても,衝立があったりで自由に動けるわけではありません。
ここでの目玉といえば,やはりレオン・カスティーリャ・アラゴン・ナバラの4国王が担ぐコロンブスの棺。
遠目でちらり。近くで見たかったなあ。 -
「正気の沙汰とは思えないほど巨大な祈りの聖堂を」のスローガンに恥じない巨大なカテドラル。スペインのカテドラルの中でも一番人気なのだとか。
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1月1日にセビリアの中心部でみられる場所はそんなに多くはないのですが,闘牛場やグアダルキビル川クルーズ,スペイン広場などはふつうにみられるので,観光にそんなに困る,ということはないでしょう。
というわけで,闘牛はやっていない闘牛場へ。 -
ここの見学はツアー形式で,40分おきくらいに場内の説明を受けながら見学する形式。
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英語の達者な正統派スペイン美人のお姉さまがナビゲ~ション。
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何とも言えないオブジェ多数。
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この後国内最古のロンダの闘牛場を見学する予定だったのでこちらを見るかどうするか考えましたが,見てよかったです。ロンダよりもかなり大規模な闘牛場で,資料館の説明も豊富。
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お昼の時間ですがお腹も減っていないので,そのまま黄金の塔の下からクルーズ船に乗り込むことに。乗船料18ユーロ。
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グアダルキビル川を南下した後,北上する約1時間のクルーズ。川沿いの風景と橋が見られるだけで,だんだん飽きてくること必至。
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サン・テルモ宮殿のあたりまで船は進みます。
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とはいえ,天気が良いので,川沿いの風景を眺めながら日向ぼっこするにはうってつけでした。
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ロス・レメディオス橋,サン・テルモ橋,トリアナ橋などを順にくぐって万博跡地まで行きます。
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昼食には中途半端な時間なので,このまま観光することにして,今度はスペイン広場に行ってみることに。
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観光客向けのオブジェのようなただずまいながら,やはり雰囲気があるスペイン広場。
このフラメンコを踊るお姉さんはなかなかの熟練者のようでした。 -
この池の中ではボートをこぐこともできます。35分6ユーロ。さすがに一人で漕いでる人は皆無(笑)
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階段に埋め込まれたタイルは,スペインの地方ごとの特徴や歴史的イベントを描いたものだとか。
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観光途中で見つけました。
セビリアのホテルと言えばここ!という憧れの5つ星ホテル,アルホフォンソ13。
格調高いです。 -
と,セビリア大学。夏には観光ツアーで大賑わいだとか。
バスの中でお会いしたマダムの御嬢様はこちらに留学されているとか。 -
この日は観光優先で歩き回っていたら昼食を食べそびれ,たまらずレストランに入ったときは午後4時。昼食なんだか夕食なんだか分からない時間。
menu de la dia (日替わり定食)がビール込みで安いので注文。
カラマリフリットは絶品ですが,変な時間のせいか,胃もたれして完食は無理。 -
と,昨日もエル・アレナルで出た,タラのトマト煮。
これはスペインではポピュラーな料理法なのかな? -
夕日が沈む前に何とか頂上にたどり着けた,メトロポール・パラソルの展望台。ヒラルダの塔に上る時間がないので,最後にセビリアの街並みを目に焼き付けておきましょう。
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展望台の上は30mほどと大したことはないのだけど,セビリアの街はよく見える。
夜景はそれほどきれいではないとありましたが,ライトアップされた教会,修道院は見ごたえあり。 -
ヒラルダの塔,カテドラルはもちろん,スペイン広場の方まで見渡せます。
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1月1日の夜も,観光名所,お店はクローズながら,セビリアの電車通りは大賑わい。
さすがにセビリアの夜は暖かい。薄手のダウンでもあれば,もう寒くないです。 -
昼食が午後4時と遅かったせいで,10時を過ぎてもお腹がすかない。
しかたがないので,セビリアにきてこれだけは食べておきたい!と思って,ようやく置いてあるバルを見つけた。ひよこ豆とほうれん草の煮込み。ワインに合う!! -
セビリア2日目の朝食もチュロス。
これでチュロスの朝食4連続を記録。 -
最終日に長蛇の列が出来ているカテドラルに入るのは無理なので,セビリアの隠れた(?)世界遺産,インディアス古文書館へ。
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「世界を俺とお前(ポルトガル)で半分コずつね」という,今思えばすごい内容のトルデシリャス条約の原文も。
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中にはコロンブスやマゼラン,彼らと同時代の大航海時代を支えた名士たちの直筆レターなど。
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バスターミナルへ向かう道すがら,ちょっとだけ川べりをぶらぶら。
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黙々と凄い速さで進むカヤック。女子大生のようです。
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せっかくのセビリアで1回くらいメトロに乗りたいと思い,プエルタ・ヘレス駅からバスターミナルのあるプラド・デ・サンセバスチャン駅まで,たった1駅の地下鉄での移動。
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プラド・サン・セバスチャンバスターミナル。
ロンダ行きが出発します。
日本人はいないけれど,とにかく韓国の旅行客が多いのが印象的でした。 -
バスは定刻の13時にロンダへ向け出発。
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ロンダまでは,やはり山間の道を進んでいきます。
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定刻の午後3時にはロンダのバスターミナルへ到着。
ここが今回の旅のクライマックスです。
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