2019/11/02 - 2019/11/05
4446位(同エリア7381件中)
ヒデールさん
3年ぶり6度目の訪越は到着早々優しいバスの乗務員の思いやりが仇となり両替え難民に陥る...
所持ドンは3年前に残った30万5千ドン(バス代を払ったら手元には29万ドンしか残らず、日本円にして約1,330円)
明後日の朝、銀行へ行って両替えするまで何とかやり過ごすことを決め ベンセーミエンドンから4番バスに乗る。
目的地は Thu Dau Mot(トゥヤウモット)
PR
-
盆休み前に11月の3連休を絡めた日程でベトジェットの関空⇔ホーチミンの往復航空券を33,580円で購入。
1週間前に押さえておけば5,000円ほど安かったのに...
と多少後悔しつつも3年ぶり6度目の訪越に思いを膨らませ渡航前日を迎える。
フライトが午前9:30なので前泊は必須。
関空までの無料送迎サービスが付いた泉佐野の「ホテル ニューユタカ」に泊る。
Pontaポイントを使い 6,600円 → 5,100円税込み -
午前6:50.空港入り
予約済みのポケットWiFiを受け取り ベトジェットのカウンターで全く並ばずに即チェックイン。
イミグレも3連休とは思えないほど空いててあっという間に手続き完了。
友人とチャットしたり、コンビニで食料調達&朝めしを食ったりして搭乗を待つ。 -
当初の案内では30分のディレイだったが搭乗してから更にディレイ。
一旦機内モードにしたスマホを元に戻し時間を潰す... -
約2時間のディレイの後 ようやく出発。
LCC故機内エンタ無しのフライト6時間はシートピッチの狭さも含めて けっこうしんどいものを想像したが、寝たり、持ち込んだサンドイッチを食ったり、音楽を聴いたりしてたら割とスムーズに時間が流れる。 -
午後3:05.HCMのタンソンニャット空港に到着。
この機材 最後尾からもタラップで降りれるとは ちょっとびっくり。
ただ関空と違いターミナルに入るとイミグレはダダ混み。
そんな中で順番抜かしをする残念なアジア人グループを目撃。
日本語を話していなかったので恐らくチャイニーかコリアン。 -
午後4:10.ようやくターミナルの外に出た。
ベンセー・ベンタインへ行くバス乗り場は3年前と変わっていなければ 右の方へ歩いて行ったところにあるはず...
そこで それらしきバスを見つけ「カイナイセーヴイ デン ベンセーベンタイン ホン? / このバスはベンタイン・バスターミナルへ行きますか?」
... とバスの乗務員に尋ねると 笑顔で頷いた。 -
バスに乗る 乗客はオレを入れて3人だけ。
乗務員が英語で どこから来た? て訊いてきたので「トイデントゥ ニャッバン / 日本から来た」と答える。
そして運賃を支払う...
ただ金額をベト語で言われても1~10の単語は覚えたがリスニングの問題と とっさに数字とその単語が結び付かないせいで迷う...
結局5,000~6,000ドンを支払う。
オレのひとつ前の席に座ってる地元民らしきおばさんもそんなやり取りを微笑ましく見てたので、「すいません、これ何て読むんですか?」とベト語で話しかけてみた。
するとおばさんは「トゥヤウモット」と教えてくれた。
そしてもうひとつの地名の読みは「ビンユゥン」だと言う。
う~ん ... 自分が覚えて来た読みと違うことで頭の中が混乱する。
そう、HCMは南部の発音なので Thu Dau Mot は「トゥザウモット」ではなく「トゥヤウモット」が正解。
また Binh Duong は「ビンズゥン」ではなく「ビンユゥン」と発音する。 -
そんなやり取りに乗務員が絡んで来たのでオレは「トイムォンディ トゥヤウモット / Thu Dau Mot ヘ行きたい」て伝えると彼はスマホで調べてくれて このあと乗るバスとルートを紙に書いてくれた。
「カムオン! / サンキュ~!」
その後しばらくしてあるバス停に着いた時、急に乗務員がここで降りて64番が来たら それに乗って... と言われるがままにバスを降りる。
しかし降りてからベンタインで両替えする予定だったことを思い出したが ベンセー・ミエンドンへ行っても両替えくらい出来るだろうと思い 教えてもらった64番のバスに乗る。 -
午後4:58.ミエンドン・バスターミナルことベンセー・ミエンドンに到着。
ここを利用するのは3度目だ。
ただここで両替えを意識したことがないので両替店があるかどうかわからない。
とりあえずターミナルの中を見渡すがなさそうだ。
カスタマー・カウンターのような場所でスタッフに尋ねる。
「クォイドイティエン オダオ? / 両替店はどこですか?」
...
...
スタッフの女子は困惑顔だ。
オレのベト語が通じていない...
しかし英語もわからないと言うのでベト語と身振り手振りでなんとか相手に意思は伝わったはいいが ここにはないと言う。
マジかよ(汗)...
カスタマーカウンターの女子にトゥヤウモット行きの最終バスを尋ねると 午後6時発だと言う。
今からベンタインまで往復する時間の余裕もなく 迷った結果、財布の中にある3年前の訪越時に残った305,000ドンでなんとか銀行が開く明後日の朝まで凌ぐ決意を固める。 -
さっきバスから降りたターミナルの正面入り口前に4番のバスがいる。
こんないい場所にいるとは...
探す手間が省けた。
親切にしてくれた乗務員のメモの通り4番バスは間違いなくトゥヤウモット行きだ。 -
両替え出来なかった残念な思いと、いろいろ考えたりしたことで ちょっと疲れた...
バスに乗り荷物を隣の席に置いて座る。
ノンエアコンバスなので窓は開いてるが車内には気だるい蒸し暑さが充満してる... -
午後5:25.エンジンがかかり いよいよ出発。
どうやらこのバスは最終便の1つ前のようだ。
運賃は15,000ドン。 -
道中 Lai Thieu の街を経由しながら北上...
-
午後6:28.ビンユゥン・バスターミナル(Ben Xe Khach Binh Duong)に到着。
ここが終点のようで乗客全員が降りる。
やっぱり トゥヤウモット=ビンユゥン・バスターミナルだったんだな。
もう少し街に近ければ良かったが、ここから街の中心部までは 2.5kmほど距離がある。
この先の移動手段としては ほぼセオムしかない。
門の外へ出ると4台ほどセオムがいる。
「チャオアイン! / こんちは!」
1人の男に声を掛けホテルの地図を見せる。
「トイムォンディ カイナイハクサ / このホテルへ行きたい」
そう続けるが男はわからない様子だ。
地図上でオレが今ここだ、この道をずーっと行って「トー ニャートー / 大きい教会」がここ、とか言って説明するんだが わかってもらえない...
本当に外人って地図にウトい奴が多い(経験上そう感じる)
あんたらの地元だぜ?
男は傍にいた仲間にも相談したりして やっとわかったらしい。
さて料金交渉だ、「バオニィウ ティエン? / いくら?」と尋ねると相手は「ナムムォイギン / 5万ドン」だと言う。
「マックア! バームォイギン / 高け! 3万ドン」て言ってみるが予想通りダメっぽい。
「ボッデイ! / まけてくれ!」と言って押すと相手は1万ドン下げて「ボンムォイギン / 4万ドン」と来た。
もう少し3万ドンで粘るが向こうがそれより譲らないので4万ドンで手を打つ。 -
セオムは暗くなった夜の街を走り 途中からオレの思ってる方とは逆の方へ進む。
オレが後ろから「こっちだ」て左手を前に伸ばして指示するが無視して右へ。
着いたところは全然違うアパートのような場所。
「何やっとらん! こっちやろ!」
ついつい普段使ってる日本語が出る。
途中で人に尋ねたりして ようやくオレも把握できる場所に来た。
そしてホテルに到着。
オレはヘルメットを返し5万ドンを渡そうとしたら釣り札の1万ドンがないと言う。
面倒くせー奴!
「待っとれ、これチェンジ」と言って ホテルの前に奴を待たせ ホテルのレセプションで両替えを申し出るが ここでは出来ないと言われ隣のレストランを勧められ そこで5万ドンを1万ドン札5枚にくずしてもらい奴のもとへ行き4万ドンを払う。 -
午後7:02.ようやくホテルにチェックイン。
今晩から2晩世話になるのはサイゴン川の畔に建つ四つ星ホテル「Bcons Binh Duong Hotel」
早速オレはレセプションのスタッフに英語で「今ベトナムドンを持っていなくて月曜日に銀行へ行って両替えをしてからチェックアウトの時にベトナムドンで支払います。それまで日本円で2万円を預けます。いいですか?」
て頼むと即了解してくれた。
ただパスポートは預かることと日本円のデポジットは1万円でいいと言われ預かり書の控えとルームキーをもらう。 -
部屋は4Fの412.エグゼクティブ・スイートルーム。
Agodaのサイトで見た部屋の写真とはちょっと違う...
キングベッドは間違いないが。 -
今回のホテルの決め手はロケーションの良さ。
サイゴン川が隣を流れ市街地も徒歩圏内。
そしてオレの好きなバルコニー付き。
さすがに夜なのでバルコニーからの眺めは大したことはないが明日が楽しみだ。 -
バスルームはシャワーのみ。
湯加減はオーケー、水圧は弱め。
あとから使ってみて判ったが排水が悪い。
普通に使用してるレベルでも排水が追い付かず、足下に溜まってる枠から水が溢れて便器の横の排水溝にまで流れて行く。
ただそれによって悪臭が発生することはなかったので目をつぶる。 -
無料の飲料水ボトルが2本×1日、フリーWiFi、ドライヤー、スリッパあり。
エアコン機能も問題なし。
ただサイト上の備品として挙げてあった セーフティーとバスローブはない。
ついでに言うと金もない(笑)
現時点での所持ドンは25万ドン、日本円にして1,150円ほど。 -
少し休んでから晩めしを食いに行こうと思い窓から外を見ると雨が降ってる。
しばらく様子を見るが止みそうにないので レセプションへ行き「トイムォントエ~ オ / 傘を借りたい」とベト語でスタッフに伝えると ちゃんと伝わって傘を1本借りて外へ出る。 -
事前にリサーチしたバインミー屋を目指し 雨の中を歩く...
-
想像とは違いかなり寂しい場所で それらしき店を見つけた。
午後9:32.目当ての店に到着。
ホテルから20分近くもかかった。 -
1人先客を待ってオーダー。
店のおばさんから何か言われるが、恐らく中に挟む具の事だと思い「全部入れて」とジェスチャーする。
それを受けてもう1人いる年配のばあさんがオレのバインミーを手際よく調理する。
代金は15,000ドン。
ここは持ち帰り専門の店なので早く食べたいんだが 傘を差しながらじゃ歩きながら食べることも出来ず。
どっか店に入ろう... -
少し歩いた通り沿いの屋台風の店で オレが食べたいベトナムの麺料理の画像を店員に見せ あるかどうか尋ねるが「それはないけどフォーならある」と言われ ちょっと迷ったが面倒なので この店に入ることにする。
-
席に着きフォーボーとビアをオーダー。
ビアは無いと言われたが その後OKとなる。
早速バインミーを食う...
ん??
何か気持ち良くない食感。
それも1つや2つじゃない。
う~ん どうやらオレの苦手なホルモン系の具が結構入ってる感じだ。
期待してただけにガっくし... -
しばらくして店員がビニール袋に缶ビールを2缶入れてやって来た。
「オイオイ 1個しかオーダーしてないよ... 」
1缶だけだと言って、もう1缶は返却。 -
フォーもいまいちで何か出足が悪い。
-
やっと雨が上がったようだ。
めしを食い終えホテルへと向かう... -
市場の方まで戻ると店の後片付けをする人たちの姿がちらほら。
-
道の真ん中に捨てられたゴミを避けながらホテルへ戻る。
-
シャワーを浴び就寝...
う~ん 枕がちょっと高い。
NEXT旅行記「ドン難民によるトゥヤウモットの歩き方」ヘつづく。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ヒデールさんの関連旅行記
ホーチミン(ベトナム) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
32