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朝8時にホテルを出て、コロッセオとフォロ・ロマーノを観光したところで<br />私の足はかなり疲れていました。<br />それでも、限られた日程で最大限ローマを満喫するため<br />フォロ・ロマーノから歩いて真実の口方面へ向かうことに。<br /><br />フォロ・ロマーノを出て右方面へ。<br />チルコ・マッシモの横を道沿いに歩いて行きました。<br /><br />ひたすら直進していたら、急に後ろからバイクや車がやってきました。<br />何事かと驚いていたら、その直後、大量のランナーが私たちの横を走る姿にビックリ。<br />どうやらマラソン大会が開催されていたようで<br />スタート直後の現場に遭遇してしまったようです。<br /><br />本当は反対側の道に渡ろうとしていたのに<br />ランナーの邪魔をする訳にもいかず、元の道をひたすら道を歩くことになりましたが<br />これが後にラッキーな出会いに繋がりました。<br /><br />と言うのも、この時点で小学6年生の長男は<br />空腹と疲れでダウン寸前。<br />いますぐにでも何か食べないともう歩けない状況でした。<br /><br />ランナーに通りを阻まれたことで<br />反対側に渡れなかった私たちは<br />元の通りをとぼとぼ歩き、最初に見つけたレストランに入ることに決めました。<br /><br />そして最初に出会ったレストランが「オステリア・シルコ」。<br />何の予備知識もなく、飛び込みましたが<br />ここでいただいたお料理が大当たり!<br /><br />正直、価格的には決して安くありませんでしたが<br />コロッセオやフォロ・ロマーノに来たら、是非足を伸ばして訪れて下さい。<br />パスタが絶品です!<br /><br />私たちはフライドチキンとフライドポテト、そして<br />カルボナーラを頼みましたが、これが全て当たり。<br />特にカルボナーラは「これこそアルデンテ」と言う絶妙な茹で加減。<br />家庭で単にパスタの茹で時間を短くしても<br />こうは美味しくならないと思います。<br /><br />パスタは写真のように、大ぶりのマカロニのような形。<br />芯があるのに、硬くなく、いい意味での歯ごたえがあり<br />本当に美味しかったです。<br /><br />フライドチキンは、一つ一つは小ぶりですが<br />日本の唐揚げよりもクリスピーな感じでした。<br /><br />ちなみに、このお店では(と言うか、イタリア全般そうかもですが)お水も有料です。<br />お水を頼んだら大きめのボトルがテーブルにドンと置かれますが<br />1本2ユーロだったと思います。<br />私たちは歩き疲れて喉がカラカラだったので<br />あっという間に2本飲んでしまいました。<br />今回の旅行中、一番美味しかった飲み物はこのお水だったかもしれません。<br /><br />美味しい食事とお水で復活した私たちは<br />真実の口方面へ向かうことに。<br /><br />しかし、この時、既に15時を過ぎていました。<br />この日は大晦日。<br />翌日の元日は、ほとんどの観光スポットがお休みのため<br />どうしてもその日のうちにヴァチカンまで足を伸ばしたかった私たちは<br />ここで方針を変えることを余儀なくされました。<br />真実の口に行くとヴァチカンに行けなくなってしまうからです。<br /><br />そこで、真実の口を諦め、最寄りのバス停からヴァチカンに行くことにしました。<br /><br />しかし、ここで問題発生!<br />私たちは徒歩か地下鉄での移動を想定していたので<br />バスのチケットを持っていなかったのです。<br /><br />ローマのバスは、事前にキオスクなどで購入したチケットがないと<br />乗車することができません。<br />「オステリア・シルコ」からバス停まではすぐ近くなのに<br />チケットがないため、慌ててキオスクを探しました。<br />警察官の方に尋ねたり、売店の方に聞いたり<br />ありとあらゆる手を尽くしましたが<br />最寄りのキオスクは1キロ先。<br />チケットの購入を断念し、途方に暮れながら歩いていたら、すぐ近くの真実の口を外から一目だけ見ることができました。<br /><br />真実の口は、通りから見ることができますが、柵で囲われています。<br />中に入るためには行列に並ぶ必要があったのです。<br /><br />なんとしてでもヴァチカンに行きたい私たちは<br />真実の口の建物に入らず<br />タクシーでヴァチカンへ向かうことにしました。<br /><br />とはいえ、タクシー乗り場も近くになく<br />流しのタクシーも客が乗った車ばかり。<br /><br />もう無理か、と思ったその時、ふとスマホにダウンロードしていた<br />UberTaxiのアプリが目に入りました。<br /><br />国内でもまだ使ったことがなかったのですが<br />何気なくアプリを開いたら、そこにはローマの地図と私たちの現在地が!<br /><br />ダメ元で行先にヴァチカンを設定し、車を呼んだら<br />なんと数分で私たちのところにタクシーが到着するとのメッセージ!Uber最高!<br /><br />UberTaxiで車を呼んだら、今その車がどこを走ってこちらに向かっているのか<br />リアルタイムで地図に表示されます。<br />しかもしかも!呼んだタクシーの車種がBMW!<br />期待に胸を膨らませていると、本当にBMWのタクシーが到着しました!<br />あの時の感動は忘れられません!<br /><br />行先はすでにアプリでドライバーに伝わっているので早速ヴァチカンへ。<br />ドライバーさんは英語が話せないようで<br />終始無言でしたが、優しそうな笑顔を見せてくれたので安心でした。<br />また、UberTaxiのアプリには、ドライバーさんの簡単なプロフィールや<br />評価が表示され、不安はありませんでした。<br /><br />15分ほどでヴァチカンに到着。<br />ドライバーさんにお礼を言ってタクシーを降りると<br />「ドライバーにチップを渡しますか?」というメッセージが出ました。<br />日本国内ではさすがにチップの制度はないと思いますが<br />途方に暮れた私たちを救ってくれたドライバーさんに感謝の気持ちを込め<br />アプリでチップの金額を選びました。<br /><br />この日は本当にスリリングでした~。<br />私自身かなりいっぱいいっぱいで写真を撮る余裕がなく<br />写真が少なくてすみません。

12/31 真実の口を断念。しかし・・・!

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2019/12/30 - 2020/01/06

1839位(同エリア6773件中)

みゅうみゃんさん

朝8時にホテルを出て、コロッセオとフォロ・ロマーノを観光したところで
私の足はかなり疲れていました。
それでも、限られた日程で最大限ローマを満喫するため
フォロ・ロマーノから歩いて真実の口方面へ向かうことに。

フォロ・ロマーノを出て右方面へ。
チルコ・マッシモの横を道沿いに歩いて行きました。

ひたすら直進していたら、急に後ろからバイクや車がやってきました。
何事かと驚いていたら、その直後、大量のランナーが私たちの横を走る姿にビックリ。
どうやらマラソン大会が開催されていたようで
スタート直後の現場に遭遇してしまったようです。

本当は反対側の道に渡ろうとしていたのに
ランナーの邪魔をする訳にもいかず、元の道をひたすら道を歩くことになりましたが
これが後にラッキーな出会いに繋がりました。

と言うのも、この時点で小学6年生の長男は
空腹と疲れでダウン寸前。
いますぐにでも何か食べないともう歩けない状況でした。

ランナーに通りを阻まれたことで
反対側に渡れなかった私たちは
元の通りをとぼとぼ歩き、最初に見つけたレストランに入ることに決めました。

そして最初に出会ったレストランが「オステリア・シルコ」。
何の予備知識もなく、飛び込みましたが
ここでいただいたお料理が大当たり!

正直、価格的には決して安くありませんでしたが
コロッセオやフォロ・ロマーノに来たら、是非足を伸ばして訪れて下さい。
パスタが絶品です!

私たちはフライドチキンとフライドポテト、そして
カルボナーラを頼みましたが、これが全て当たり。
特にカルボナーラは「これこそアルデンテ」と言う絶妙な茹で加減。
家庭で単にパスタの茹で時間を短くしても
こうは美味しくならないと思います。

パスタは写真のように、大ぶりのマカロニのような形。
芯があるのに、硬くなく、いい意味での歯ごたえがあり
本当に美味しかったです。

フライドチキンは、一つ一つは小ぶりですが
日本の唐揚げよりもクリスピーな感じでした。

ちなみに、このお店では(と言うか、イタリア全般そうかもですが)お水も有料です。
お水を頼んだら大きめのボトルがテーブルにドンと置かれますが
1本2ユーロだったと思います。
私たちは歩き疲れて喉がカラカラだったので
あっという間に2本飲んでしまいました。
今回の旅行中、一番美味しかった飲み物はこのお水だったかもしれません。

美味しい食事とお水で復活した私たちは
真実の口方面へ向かうことに。

しかし、この時、既に15時を過ぎていました。
この日は大晦日。
翌日の元日は、ほとんどの観光スポットがお休みのため
どうしてもその日のうちにヴァチカンまで足を伸ばしたかった私たちは
ここで方針を変えることを余儀なくされました。
真実の口に行くとヴァチカンに行けなくなってしまうからです。

そこで、真実の口を諦め、最寄りのバス停からヴァチカンに行くことにしました。

しかし、ここで問題発生!
私たちは徒歩か地下鉄での移動を想定していたので
バスのチケットを持っていなかったのです。

ローマのバスは、事前にキオスクなどで購入したチケットがないと
乗車することができません。
「オステリア・シルコ」からバス停まではすぐ近くなのに
チケットがないため、慌ててキオスクを探しました。
警察官の方に尋ねたり、売店の方に聞いたり
ありとあらゆる手を尽くしましたが
最寄りのキオスクは1キロ先。
チケットの購入を断念し、途方に暮れながら歩いていたら、すぐ近くの真実の口を外から一目だけ見ることができました。

真実の口は、通りから見ることができますが、柵で囲われています。
中に入るためには行列に並ぶ必要があったのです。

なんとしてでもヴァチカンに行きたい私たちは
真実の口の建物に入らず
タクシーでヴァチカンへ向かうことにしました。

とはいえ、タクシー乗り場も近くになく
流しのタクシーも客が乗った車ばかり。

もう無理か、と思ったその時、ふとスマホにダウンロードしていた
UberTaxiのアプリが目に入りました。

国内でもまだ使ったことがなかったのですが
何気なくアプリを開いたら、そこにはローマの地図と私たちの現在地が!

ダメ元で行先にヴァチカンを設定し、車を呼んだら
なんと数分で私たちのところにタクシーが到着するとのメッセージ!Uber最高!

UberTaxiで車を呼んだら、今その車がどこを走ってこちらに向かっているのか
リアルタイムで地図に表示されます。
しかもしかも!呼んだタクシーの車種がBMW!
期待に胸を膨らませていると、本当にBMWのタクシーが到着しました!
あの時の感動は忘れられません!

行先はすでにアプリでドライバーに伝わっているので早速ヴァチカンへ。
ドライバーさんは英語が話せないようで
終始無言でしたが、優しそうな笑顔を見せてくれたので安心でした。
また、UberTaxiのアプリには、ドライバーさんの簡単なプロフィールや
評価が表示され、不安はありませんでした。

15分ほどでヴァチカンに到着。
ドライバーさんにお礼を言ってタクシーを降りると
「ドライバーにチップを渡しますか?」というメッセージが出ました。
日本国内ではさすがにチップの制度はないと思いますが
途方に暮れた私たちを救ってくれたドライバーさんに感謝の気持ちを込め
アプリでチップの金額を選びました。

この日は本当にスリリングでした~。
私自身かなりいっぱいいっぱいで写真を撮る余裕がなく
写真が少なくてすみません。

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  • チルコ・マッシモの横は直線。今思えば道路の柵は、この日のマラソン大会のためだけに設置されたのかも。

    チルコ・マッシモの横は直線。今思えば道路の柵は、この日のマラソン大会のためだけに設置されたのかも。

  • 本当にたくさんの人が走っていて、終わりが見えません。

    本当にたくさんの人が走っていて、終わりが見えません。

  • タイトルの写真にも使ったカルボナーラ。濃厚なソースでした。

    タイトルの写真にも使ったカルボナーラ。濃厚なソースでした。

  • 右がフライドチキンとBBQソース。左はポテトとマヨネーズっぽいソース。見た目もかわいいです。

    右がフライドチキンとBBQソース。左はポテトとマヨネーズっぽいソース。見た目もかわいいです。

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