2019/12/25 - 2019/12/25
6位(同エリア99件中)
ケロケロマニアさん
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仁川から麗水空港・順天を経て釜山まで。
(表紙:麗水空港(RSU)2F・出発ロビーの様子。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ロマンティックな、クリスマスイブの夜に相応しい(?)ICN・T2到着ロビーにて雑魚寝中に、日付が変わりクリスマス当日となる。
空港雑魚寝の基本は、如何にトイレに近い場所を確保できるか?にある。
そういう意味ではICN・T2の到着ロビーは、トイレ傍に雑魚寝できるベンチがあり、しかもクッションが効いている柔らかいタイプ(ひじ掛けブロックなし)なので、雑魚寝トラベラーにとっては、ハイクオリティーだと評価できる。仁川国際空港 (ICN) 空港
-
但し、ICN・T2の出発ロビーに関しては、ひじ掛けブロックはないものの、クッションの効いていない木製の堅い長椅子ばかりなので、あまり長時間の雑魚寝には向かないタイプ。まあ、これも考えようで、その分、寝過ごす心配もない、という意味で、出発ロビー向きか?
雑魚寝目的で空港にいらっしゃる(富裕層の方が多いと思われる4トラベラーの皆様には該当される方は少ないと思われるが…)場合、到着ロビーのクッション付きベンチが確保できなかった場合のことを考えて、アウトドア用のマットや、空気を入れるタイプのエアマットなどを持参されておくことをお勧めしたい。
あのアウトドア用の銀マットも、昔はロール型ばかりで、すぐに丸まってしまうのが難点だったが、最近は蛇腹型で折り畳めるタイプも安価で手に入るようになっている。こういう分野での進化は、素直に評価したいと思う。 -
T2にもきちんとコンビニがあるので、24時間最低限の食糧は保障されていると思う。そういえば、ICNは確かT1に関しては、カップ麺が禁止されていた筈だが、T2でそれを確認するのを忘れていた。まあ、給湯器が見当たらないところを鑑みるに、多分こちらでも禁止なんだろう。
-
で、宿代を浮かすことが出来たので、ここはちょっと贅沢して、コンビニキンパを購入してみたザマス。
コンビニキンパも昔は1000W以下なんてのも普通に売ってたが、今は2000W以上が普通になってしまったように思う。 -
結局昨日は、ソウル市内で4回地下鉄に乗車し(合計5100W)、最後は地下鉄+A'REXで4750Wと、トータルで1万ウォン近くの交通費を使用し、食費にも3000W程使ったので、残りTmoneyは7900Wとなってしまった。
後の旅程を考えて、積み増しするかどうか迷ったが、取り敢えず、ギリギリまで様子を見ることにした。(この時点での私の読みは、ここから金浦までが4100W、あとRSUから順天までが1500W程度、そして、釜山市内で釜山駅までの都市鉄道が1500W、と踏んでいたので、失敗がなければ、何とか足りると予想。)
A'REXに乗車し、まずは入札時に最低運賃分の900Wが引かれた。残りは7000Wである。 -
朝一のA'REXにてICNからGMPに向かう。
まあ、風情としては、国際線利用でICNに到着し、国内線乗り継ぎのためGMPに向かう、流れだが、今回の私はICNで寝ただけ、なので、何だか罪悪感がある…。
こういう罪悪感を生じさせないためにも、もっとGMPを雑魚寝しやすい空港に改良すべきだ、等と、更なる罪深い思いを抱くクリスマスの朝。
神よ 貧民の我を救い給え…。
アーメン。
(仏教徒だけど…。) -
で、A'REXのGMP駅に到着。
GMPの地下鉄駅からの長い通路を歩いていると、どうしてもまだソウルの国際線がここオンリーだった時代のことを思い出してしまう。金浦空港駅 駅
-
現在のGMP発の韓国国内線。
まあ、CJU(済州)がメインだよね…。
釜山が幾つか生き長らえていて、私が搭乗予定の麗水行きはやはり異彩を放っている感じだ。 -
GMPのセルフチェックイン機。
恐らく、定期就航している全ての会社の国内線のセルフチェックインが可能なのだろう…。 -
で、私もこの機械で手続きを踏んでみる…。
そういや、搭乗予定便がB3の900という、恐らくRSUの需要には見合わない長過ぎる機材なので、せっかちなコリアンの皆様方は前方座席に集中すると思われるため、最後方エリアを指定させて頂くことにする。
55Fなんて座席は、ナローボディ機材としては、なかなか現在の日本ではお目にかかれないように思う。
で、チェックイン完了、と思って先に進むと、最後のステップでリジェクトされる。
そういや、韓国国内線の搭乗は久しぶりなのですっかり忘れていたが、幾らWEB決済できるようになっても、韓国発行以外のクレカ決済の場合は、まだ有人カウンターでのカード確認が必要なようだ。
これが、韓国国内線の面倒なところの一つ。 -
朝はフライト数が多くて、セキュリティも混雑するので、早めに通過。
韓国では、別にクリスマスが終わっても普通にツリーは旧正月頃まで展示しているので、意識が緩慢になってしまうのだが、繰り返し申し上げると、本日はクリスマス当日なのだ。
メリークリスマス! -
途中、韓国各都市の温度計表示が見られる電光掲示があり、麗水も出ていた。
お天気は良いみたいだが、その分冷え込んでいるようだ。
まあ、ソウルほどではないだろうけど…。 -
で、6時半頃には無事搭乗予定便の出発ゲートまで到達することが出来た。
まだ搭乗まで時間があるので、ゲート前は人影もなく貸切状態。
せっかちな韓国人は、早めに来てゆっくり過ごす、という発想もあまりないみたい。
まあ、これはこれで快適なので、こっちとしては願ったり叶ったり、だけど…。
同じゲートの次発予定便は、今回の予約においては第二候補だった蔚山便、というのも、何かの因縁を感じる。 -
まあ、ここでは無事出発ゲート到達を祝い、何と2000Wもするコンビニチルドコーヒーを購入して、祝杯を挙げさせて頂くザマス。
こりゃ、富裕層の仲間入りザマスわ。オホホ…。 -
今一度、搭乗券を。このレシートタイプは気に入らないけど、今や、韓国国内線で昔ながらのタイプのを入手するのは、不可能なんだろうな~。
-
そういや、金浦の制限エリア内には、これがあったんだった。
おだって2000Wのチルドコーヒー買っちゃったことを早くも後悔…(-_-;)。 -
で、搭乗時刻に。
-
で、予想通り、B737-900の後方エリアは空いていて快適快適( ´∀` )。
(搭乗機情報:KE1331/B737-900/HL7717)
そういえば、これが私にとっての令和初外資系エア(GKは既に乗っているけど、”ジャパン”なので、一応日系扱い、ということで…(^^;)。)搭乗となった。
但し、この旅においては、往復ともフェリー入出国なので、これを記している令和2年1月上旬現在で、まだ令和になってから国際線フライト(は日系も含めて)は未体験、のままである。 -
外を眺めると…。
スカイチーム塗装機がいらした。 -
早速、機内誌調査。
KEも50周年を迎えたよね…。
国内線機内で、日本語や中国語の機内誌を見かけると不思議な感覚…。
まあ、GMPは一応国際線も飛んでいる空港だから、両国にも飛ぶことがあるんだろうけど…。 -
何気なく機内誌をパラパラ…。
これから向かう順天近くの順天湾のことも載ってた。 -
LCCではないので、ドリンクも無料で頂けるよ。
-
KE国内線はどこかの国の国内線と違って、まだ機内で無料の新聞が読めるようで…(;^ω^)。
おやおや、日中韓のお偉いさんが揃い踏みですな。
ポッコジュル ポヌン へ に、〇鹿嫁共々、血税を浪費して参加してたらしい、〇本国民を馬〇にしてるおっさんも出とるな…(;´Д`)。 -
まあ、ろくに説明責任も果たさずにトン面こいてるこんなおっさん見てても、腹立つだけなので、目下の最重要事項といえるナルシを確認しておこう…。
-
再び、機内誌をパラパラ。
すると、うぉ~、豊基を特集しているではないか!!!
実は昨日も夜行のムグンファで居眠り通過(?)している筈だが、個人的には豊基駅にて、酔っ払いのおっさんと、胡散臭い虫達に絡まれながら過ごした、あの夏(約12年前)のことが忘れられない…。
あれが理想郷と呼ぶに相応しい街、なんだろうな…。
何のこっちゃ…。 -
韓国の国内線は、一番長距離と思われる済州線でも300マイルに満たない距離。
そりゃ、あっという間に着いちゃうよね…。
眼下には韓半島南部の山岳地帯が見えてきた。
韓半島の韓国領土内最高峰と思われる智異山なども、もしかしたら視界に入っているのかもしれないが、そこまでの土地勘はないのでどれがどれだか、よく解らない…。でもいつかは登ってみたいな…。 -
朝の時間帯に飛ぶ南向きフライト右側席で、窓側に太陽が望める、ということは旋回をしている証拠。
着陸も間もなく、と思われる…。 -
何やら、工業地帯らしき風景が眼下に拡がり始めた…。
物凄く煙をモクモクと上げているが、公害とかは大丈夫なのか???
環境問題に対する韓国の取り組みは、謎の部分が多いだけに心配…。 -
で、無事着陸。
(無事じゃなきゃ、今頃これ書けてなかったから口惜しかったろうけど…。)
ダン、ゴロロロロォ~。 -
RSUに来るのはこれが初めてのこと。
ふと、これまでの韓国内の空港利用歴を振り返っていた。
最初は済州、次いで金海(釜山)、金浦は三番目だったな。
それ以降は、醴泉、大邱、光州、仁川、浦項、務安と続き、数え忘れがなければ、丁度今回の麗水で10空港目、ということになる筈だ。
後は今回の候補でもあった蔚山・晋州や、済州からのフライトがメインとなる清州や木浦、群山、原州といった空港が未訪のまま残されているので、今後の研究課題としておきたい。 -
では、名残惜しいですが降機しましょう。
(フライト時間が短いので、そんなに惜しくもないか…。)
やっぱりせわしない方々を、後方座席にゆったりと座って、暫く見物して過ごしましょうね。 -
KEのこの機材は、こんなところにレジが記されているのがまた新鮮( ´∀` )。
-
で、麗水空港の旅客ターミナル内に。
この子は、韓国の空港各地で見かける子、なので、麗水オリジナルではなさそうだね…(;^ω^)。麗水空港 (RSU) 空港
-
頭上には巨大な太極旗がお出迎え。
-
到着ロビーへ。
LCC全盛の韓国内にあって、OZとKEしか見られない空港、というのは絶滅危惧種か? -
観光案内所もあった。
-
で、こんな怪しげなエアの営業所らしきのも。
調べてみると2017年末に発足したエアみたいね。
2019年10月に麗水にも就航予定、となってたけど、もう飛んでるか否かは不明。 -
KEのGMP線は一日2往復。
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済州線は一日一往復みたい。
でも、案外、済州発着のマイナー空港便は運賃が安かったりすることも多いので、またAFのマイル更新の際等に使う機会あるかもね…。 -
で、ICNのような高貴(?)な空港ではあまり見られなくなった、あの安カップコーヒー自販機もあったよ。
-
フロア案内の様子。
1階が到着ロビー。
2階が出発ロビー。
いたってシンプル。
2階に上がってみると…。 -
カフェもあるよ。
あんまり安くなかったけど…(-_-;)。 -
で、貧民には最重要施設(?)のこちらもあるから、つカエル空港に認定されるね( ´∀` )。
-
クリスマス時期なので、こんなのも見られた。
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出発便の様子。
基本的に到着便がそのまま折り返して出発する感じかな? -
空港食堂なんてのもあるね。
なんか、那覇みたい( ´∀` )。 -
でも、そこは空港価格であまり安くないみたいね…(-_-;)。
-
外に出て、今一度旅客ターミナルを見るとこんな感じ。
青空に波打つ屋根のラインがとても美しく見える。
大海原を表現したターミナルなのかもしれない。 -
管制塔の様子。
-
バス乗り場は大きく分けて二つの行き先。
一つは勿論麗水。
KORAILの麗水エクスポ駅方面にも向かうが、ここに用事がない場合は、実は手前の麗川駅前で降りて乗り換える方が便利。 -
もう一つは順天。
KORAILに乗り継ぐ場合、ソウルに向かうにも釜山に向かうにも、この駅に出た方が近いので、今回はこっちに向かうことにする。 -
時刻表。
事前にネットで調べた通りなので、ここで一安心。
9時20分発の96番バスに乗車予定。 -
先にやって来たのは麗水行きだったので、スルー。
-
で、次にやって来たのがこちらの順天行き。
これに乗る。 -
Tmoneyが使えるかどうか不安だったが、無事使用できた。
順天市街地までは1600Wだったので、まあ想定内。 -
実は麗水空港はKORAILの全羅線の線路沿いすぐの場所に立地しているので、清州空港のように、KORAILの空港駅があると有難いと思うのだが…。
鉄路はあっても駅がない。
ここでは何故か、高速鉄道開業後の北海道・知内町のことを思い出していた…。
逆知内的(?)に、KTX麗水空港駅なんてのが造られると嬉しいな…。
(てか、寧ろ、麗水エクスポ駅の方がもう要らんやろ…。) -
んなことを考えていたら、おおっ、列車がやって来たよ。
進行方向的に、麗水エクスポ駅を出発した全羅線経由のムグンファちゃんだろうか?つくづく、至近に駅がないことを残念に思う。 -
で、バスを降りたのは…。
-
順天駅前。
ここはまだまだ、昔ながらのKORAIL駅の風情を残しているね…。順天駅 駅
-
何故宇宙飛行士???
こういうのがまた、韓国らしい…。 -
駅傍に観光案内所があったので、立ち寄ってみる。
内部には休憩ブースもあった。順天駅前観光案内所 散歩・街歩き
-
ここで今一度、こちらの案内板で麗水エクスポ駅・順天駅・麗水空港の位置関係(かなりデフォルメされてるけど…)をご確認頂きたい。
左上の青いのが順天駅、右下の青いのが麗水エクスポ駅、その間の鉄路沿いに小さく見えるのが麗水空港だが、文字通り、線路に寄り添うように空港があるように描かれている。
やっぱり、空港駅があると便利なのにな…。 -
で、ここで乗車予定なのは順天1249発の無窮花1954号。
本当は0910発の同1952号に乗車したかったのだが、やはり空港に0845着だと間に合わない…。それも、空港駅があれば間に合ったのに、と口惜しく思う理由となる。 -
因みに、順天駅そのものは、鉄道の往来は案外多い駅であり、何故なら、ソウル方面に向かう全羅線は本数も多いから。
KTXも走っているのね。これでソウルまで行ったら、幾ら位かかるんだろう???
私の今回のフライトはGMP→RSUで5200円位だが、もしかして、それ以上するのかな???
基本的にKTXは開通以来、まだ2回ほど(しかも短距離)しか乗ったことないので、まず自分の脳裏に大まかな運賃すら描くことが出来ない…。 -
因みに、これから乗る慶全線の行き先別運賃表(一部)はこちら。
釜山近郊だと、京釜線との接続駅である三浪津までが9600W、釜山都市鉄道との接続駅である亀浦・沙上までがそれぞれ11600W,12000W、釜田までが12400Wとなっている。
さて、どこまで買おうか…。 -
一応、駅構内の電光出発案内板も確認して…。
-
ここの乗車券自販機は、残念ながら現金非対応機(3台もあったのに全部…)だったので、仕方なく窓口に向かう。
-
で、発券してもらったのがこちら。
敢えて小さめの見辛い画像で…。
運賃は10800W。
ムルグンって、どこやねん???
(因みに右側は今朝搭乗したばかりのKEのレシートタイプ搭乗券。最近の韓国の乗り物はこんなんばっかりでおもしくない…。) -
まだ、出発時刻までは3時間近くありますので、駅付近を散策してみましょうね。
-
まずは駅傍にあった市場へ。
冬の韓国の市場で、個人的にまず確認するのはミカン(ハングル語でギュル)ですね。 -
和寒町民的には、タンホバク(カボチャ)も気になるな…。
この位だと、8~9玉位かな。
それで2000Wか。小売価格としてはまあ日本よりは安いかな? -
で、冬の韓国旅の市場巡りでは必ず購入するミカン。
大体、チョノンブンマン サゴシプンデ(千ウォン分だけ買いたいんですが…)と言いながら、千ウォン札を出してセコい量を購入するのが私のような貧民。
経験則だと、大体5~7個位入れてくれることが多いと思うが、今回は5個だった。まあ、この辺りはお店の人の個性や、豊凶の状況などによっても変わってくると思われる。(店員さんが選べるようなら、出来るだけご高齢のおばちゃんが沢山入れてくれることが多いように思う。おじちゃんは年代を問わず大体同じ位、逆に若いお姉ちゃんは少なめのことが多いので、沢山欲しいなら避けるのがベター。) -
産地は済州島かと思って聞いてみたら、意外にもこの辺で獲れたというご回答。
逆にソウル界隈だと済州産が多いように思うので、空輸で首都圏に運ばれるミカンが多いのかもしれない。まあ、地元で獲れるなら、それを売った方が無駄がないしね。
それにしても、このミカンがとても甘くて美味しかった。一気にビタミン補給してお肌もツヤツヤ(?)に。やっぱり、冬の韓国旅では絶対にミカンは買った方が良い。 -
で、空港から来るときのバスの車窓から見えたemartへ向かう。駅からは徒歩10分程度の近距離。まあ、貧民はここにどうしても寄っちゃうよね~(;^ω^)。
-
で、その隣にはマクドがあった。
もう、何だかやる気がなくなったので、ここで時間潰しをすることにした。 -
ここでは奮発してマグカップ入りのコピをオーダーしたザマス。
一杯2000Wの至福の贅沢ザマスこと。オホホッ。 -
で、先程のemartで購入した商品を今一度ご紹介(片隅のミカンだけは上述の市場で購入したものの一部)
プライベートブランドのヤクルトみたいなやつ:15本で980W
プライベートブランドのチョコパイ:12個入りで1980W
カップ麺(同じものが二つ;この味だけ特価だったので):二個で1340W
チョコレート(これは端数合わせ、そんなに安くない):800W
計5100Wもの高額のお買い物ザマス。オホホッ。 -
で、韓国のマクドでは、やはりネットを使いたくなるので…。
PCを出すのが面倒だったので、ガラケーで済ませた。 -
そんなこんなで、マクドで無駄な時間を過ごして、束の間の順天時間はあっという間に終わってしまいそう…(-_-;)。
出発時刻の約20分前に駅ホームへと向かう。 -
乗車予定の列車はこちら。
-
先に向かいのホームに、全羅線の麗水エクスポ行きムグンファがやって来た。
-
それを、一旦、構内跨線橋に登って見送る…。
さいなら~。 -
で、乗車させて頂くのはこの子が牽引するムグンファ。
-
おおっ、カフェ(大したことはないけど…)連結車だよ~。
-
出発地は西海岸の木浦。
この町にも長いこと訪問していないので、いつかは済州経由木浦空港利用で同じ列車に乗ってみたい( ´∀` )。 -
では、乗車しよう。
この旅においては、先日の新海雲台→清涼里以来、二度目のムグンファとなる。
利便性では圧倒的にバスという韓国だが、やはり、ゆっくりと過ごせるムグンファは最優先のチョイスとなる交通手段である。 -
お世話になる座席はこちら。
ムルグンまでの約2時間半、どうぞ宜しく~。 -
車内の様子。
沿線には微妙な規模の町が並ぶ路線だけに、混み具合も、多過ぎず、少なすぎず、という埋まり具合かな? -
で、貧民らしい貧相な昼宴が催される。
それぞれ一個当たりの価格は、
疑似ヤクルト:980÷15≒65W≒約7円。
非大手ブランドチョコパイ:1980÷12=165W≒約17円。
市場購入のミカン:1000÷5=200W≒約20円。
合計約44円の盛大(?)な宴でござる!
何のこっちゃ…。 -
で、順天市街地を離れて、本格的なムグンファ旅が始まる。
この間は夜行便だった分、やっぱり昼便は車窓が楽しめてテンションも上がる。 -
昼行ムグンファは、あまり聞き慣れない駅達を眺めながら、のんびりと過ごせるのが良い。
-
乗車されているのは殆どが地元の方だが、やはりバスが圧倒的優位な韓国の中で、わざわざムグンファをチョイスされる方は、どことなくのんびりとした雰囲気が感じられる。
きっと韓国にも、”せわしなくない”人々もいらっしゃるのだろう(^^;)。 -
そんなゆったりした時間が流れる中で、先程の”44円宴”を何度か繰り返す( ´∀` )。
そういや、この似非ヤクルト、正式なブランド名は”NoBrand"という。
(因みに、チョコパイもこのブランド。)
NoBrandというブランド名はある意味覚えやすいし、この自虐的な名称も、私のような世の中を斜に構えて眺めている者にとっては好みでもある。 -
ちょっと大きめの川を渡ったりした。
-
河東駅。
この名前は聞いたことある気がするが、町としては降り立ったことがない。 -
で、横川という名前の駅に到着した。
漢字で見る限りは、峠の釜めしを買いに行ったり、広電に乗りカエルたりしたくなる駅だが、どうやらどちらも出来ないらしい(-_-;) -
漢字二文字の駅名が多いので、地名と共に、どうしても人名を連想したりもしてしまう。
どこかの国の最初に消費税を導入したクソ総理の孫の嫁(女優といえば良いのか( ´∀` ))を彷彿とさせる苗字だが、野球好きの私的には、どうしても、あのセパ両リーグの関西鉄道系球団(〇神・近〇、最後はオ〇ックス)を渡り歩き、某アニメ曲を登場曲にしていた、小太りの野球選手を思い出してしまう。
♪パ・パ・パパパパパパパパパァ~ イッパツマ~ン~
何のこっちゃ…。 -
韓国らしい巨大な高層マンション群(?)が現れた。
ちょっと大きな町のようだ。 -
駅舎も何か韓国風宮殿の建築となっているこの駅は…。
-
そう、今回の国内線フライト旅の候補地の一つであった晋州駅である。
ここからならより釜山が近かったが、その分、ムグンファ旅も短くなったと思われるので、まあ、これはこれで良かっただろう。 -
という訳で、車窓から。
さらばじゃ、晋州。 -
次いで通過したのは班城という駅。
日本では、班という漢字はあまり地名に用いないように感じるが、やはり、この駅名は韓国らしく両班に因んでいるのかなと思ってみたり…。
両班の城ってことは、結構、高尚な町なのかな。
今風、4トラ風(?)に言えば、富裕層向けな町、的な? -
お天気にも恵まれ、こんな山も見られたりする。
こういう山には是非とも登ってみたいなぁ~。 -
ちょっと、トイレも視察してみましょう。
世界的なスタンダードとしては、車内のトイレというのは、汚過ぎて使えない、ということが多いが、韓国はましな方だろう。
外国人目線で言えば、現在の日本の鉄道内のトイレって、なんてきれいなんだろう、と驚くに違いない。(欧米では先進国、と言われるような国々でも、出来るだけ車内では使いたくない、という状態のところが多いよね…。) -
間もなく、令和最初の韓国旅も終了、ということで、今一度残額の確認。
そういや、今回は船出国予定なので、出国時の費用を残しておかないことを思い出す。
この時点で、2万ウォンしか残っていない。
世宗大王を残せるか否か、この先は一切無駄遣いできない。 -
中里、なんて名前の駅に遭遇。
そういや、昔こんな名前の投手が中日にいたよな…。
凄い投手だったけど、確か、キャンプ中の不慮の事故か何かで利き腕を負傷し、その後はダメになってしまった筈。
野球選手、というのは、野球以外の不慮の事故で将来を失ってしまう、なんてこともある酷な商売だ…。 -
ふと、外を眺めていると、カフェ車両が単独で佇んでいる。
あっ、そういや、この列車にもカフェ車両があったんだった。
後ほど見に行ってみよう。 -
馬山に到着。
ここまで来ると、もう釜山はすぐそこ、ってイメージだね( ´∀` )。 -
ここで、多くのお客さんが下車した。
-
昌原駅に到着。
-
ここにはKTXの文字が…。
慶全線には、専用線ではないが、途中まで京釜高速線を利用するソウル=晋州(馬山)線なんてのが運行されているらしい。 -
で、その隣が昌原中央駅。
KTX駅用として開業したらしいが…。
将来は、ここまで専用の高速線が敷かれるのだろうか? -
そろそろ下車時刻が近づいてきたので、カフェの視察に出かける。
まあ、カフェとはいっても、自販が設置されているだけだが…。 -
飲料だけでなく、お菓子類も販売されていた。
このカフェ車両の自販機は故障していることが多いように感じるが、今回のは使える状態だった。
ただ、私のお財布的に使える状況ではなかったが…(-_-;)。 -
ムグンファ利用時には一つ覚えておくと良いのがこちら。
カフェ車両(実は一般車両にも一部あるけどね…)には、こんな電源が用意されているので、ここで充電ができる。
但し、このように韓国タイプのプラグなので、日本のを使用時には、SE型(実はB型やC型も使えることが多い)の変換プラグを持参しておきましょう。 -
途中、こんな風光明媚な景観が楽しめる箇所があり…。
-
線路みたいなのが近づいてくると…。
-
慶全線と京釜線との接続駅、三浪津に到着。
但し、ここは接続しているだけで、KTXは停車しない。
高速鉄道開業前の中小国駅みたいなもんか? -
対岸に、京釜線側の駅名標が見えた。
京釜線側だと、ソウル方面の次駅は密陽ということになる。
(因みに、市域としては、この駅も密陽市域内にあるが…。) -
この辺は山に挟まれた渓谷といった風情がちょっとあるね。
-
で、下車予定駅の隣駅、院洞駅に到着。
ここまで来ると、梁山市域となるので、この駅からバスを利用して無料トランスファーで梁山市域(まああれば釜山市域でもいいけど)内の都市鉄道駅に乗り継げるか否か、が今後の調査課題と言えそうだ。 -
約2時間半に及ぶ、今回のムグンファ旅も間もなく終了。
ああっ、楽しいムグンファ旅が終わっちゃうよ~(-_-;)。 -
まもなく ムルグン駅に到着しま~す、の車内モニターの様子。
-
で、到着したので、ここで下車する。
-
次回は是非、木浦から乗車したいものよのう…。
-
ムグンファさん、さいなら~。
-
で、改めてホーム側からの駅舎の様子を。
ムルグン=勿禁と表記するが、この何か、勿れ的な、禁止的な、妖しい名前に惹かれて下車することにした側面もある…(;^ω^)。 -
駅構内跨線橋の様子。
-
跨線橋から眺めた駅舎の様子。
背後にこんな山を控えて、なかなか風光明媚な駅ではないか! -
運賃表を今一度確認してみる。
もう京釜線沿線なので、KORAILでここから釜山駅まで行くことも勿論可能だが、お財布的にそれが許されないのである…(-_-;)。
KORAILの初乗り運賃は現状で2600W(平日一部時間帯には自由席2200Wなんて設定もあるらしいが…)。これだと、釜山都市鉄道の2区運賃(交通系IC利用で1500W)に敵わない。 -
勿禁駅構内の様子。
京釜線でソウル=釜山を移動される方は多いと思われるので、この駅も通過されている筈であるが、実際に乗降された御経験をお持ちの日本人は少ないのではないだろうか? -
駅周辺の案内図の様子。
外国人への配慮は一切見られない、ハングルオンリーの案内に、外国人の立ち寄りを想定していない味わいがある。 -
外側からみた勿禁駅の外観。
半円形の屋根部分が、和寒駅を彷彿とさせてくれるが、正直、和寒駅よりもかなり立派な建物である。
しかし、和寒駅は特急「宗谷」も特急「サロベツ」も停車するが、この駅にはKTXは停車しない、という意味で、停車駅の機能としては、和寒の方が上かな、と悦に入る一道北民でもあった。
てか、そもそもKTXは高速線経由なので、ここは通過しないのか…(-_-;)。 -
さて、実は本当は勿禁駅から、梁山駅方面を経由するバスが運行されているようだったので、無料トランスファーで何とかなりそうな気もしたのだが、万が一トランスファーに失敗してしまうと、Tmoney残額が足りなくなる、という危惧もあったので、ここは安全策(?)で、都市鉄道の最寄り駅まで歩く、という選択肢となる。
まあ、時間的にも余裕あるしね。最悪、勿禁駅に戻って、釜山までKORAIL利用という逃げ道もあるし。
地図で見る限り、勿禁駅から都市鉄道の最寄駅、甑山(チュンサン)駅までは、3キロほどかな、という感じだった。
事前にネットで一応、地図を確認しておいたので、それを脳裏に描きながら、歩いていくが、やはり距離が遠いからか、なかなか駅が見えてこない。
心配なので、一応、地元の方に甑山駅はこっちで良いのか?と確認しながら進む。
でも、大概、ノム~モロヨ~(北海道風に言えば、なまら遠いべさ~)と、歩いていこうとすると驚かれる訳でして…。
今の韓国人って、本当に歩かないよねぇ~。そのレベルは日本以上東南アジア未満位だと思われる…。 -
先程、KORAILで通過したばかりの院洞といった地名も見られ、直進すると梁山の市庁にも行き着くらしい。
こうした立地を見る限りでは、院洞から梁山市街地までは、何らかのバスは運行されていそうだよね。次回の調査が楽しみになって来たわ( ´∀` )。 -
で、トボトボと高層マンション群の中を黙々と歩き続ける。
-
一応、石橋を叩きながら歩く、という意味で、途中のバス停にて、チュンサン駅に向かうようなバスが運行されているかを確認。
すると、この8番バスの路線図を見ていると、三つ先にチュンサン駅の表記が見られるので一安心だ。 -
で、直線道路に入った遥か前方に…。
おおっ、甑山駅が見えてきた~(これはカメラでのズームした様子。) -
背後に乾いた感じの山を従えて、なんだかLAのハリウッド界隈みたいな(映像でしか見たことないけど…)駅やな~。
-
気温と湿度の表記も発見。
暖かい上に低湿度だね~。
ここまで歩いて、実質的に今回の韓国旅は終了した気分。 -
最後の都市鉄道に乗り込みましょう。
釜山都市鉄道2号線甑山駅改札口の様子。 -
ソウルの地下鉄同様、入札時に最低運賃の1300Wが引かれる。
残りは900Wしかない。きっと出札時にあと200W引かれて、結局残額は700Wで今回の韓国旅は終了となりそうだ。
そういや、実は釜山用にマイビカードも持参していたのだが、今回はTmoneyのみの使用で全て終わらせることにした。一応、マイビの残高も確認してみたが、こちらも930Wしか残っていないので、都市鉄道の最低運賃区間も乗車できない残額である。 -
甑山駅は地上駅なので、駅ホームからはこんな美しい景観を楽しむことが出来た。
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駅ホームの様子。
勿論、ホームドアが完全対応である。 -
釜山都市鉄道の2号線北部エリアはずっと地上走行なので、美しい景色を楽しめる良さがある。
てか、今回は丁度夕暮れ時の通過となったので、それが無茶苦茶素晴らしい! -
まさに、旅のフィナーレを締め括るに相応しい、美しい夕日ではないか!
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今回の二泊(車中泊&空港寝)三日の慌ただしい韓国旅も、間もなく終わろうとしている。この美しい夕焼けが心に沁みるな…。
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釜山の地下鉄には、自転車をそのまま持ち込める良さもあるね。
こういう所は日本の鉄道も見習って欲しいが、まだまだ日常感覚で鉄道車両内に原形を留めたまま自転車を積み込める路線は、日本には殆どない。 -
で、西面にて1号線に乗りカエルて…。
西面駅 駅
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釜山駅に到着。
ムグンファから亀浦や沙上で、或いは勿禁からKORAILに乗りカエルていたら、あと2時間は早く到達できただろうに、僅か数百ウォンを節約するために、上述の怪しげなルートを利用してしまったダメ旅人である…。釜山駅 駅
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で、予定通り、200Wが引かれて、今回の旅のTmoney残額は700Wで終了。
ほんま、ギリギリやったなぁ~(・_・;)。 -
こちらも派手に輝く、釜山駅前広場のイルミネーション。
前日の清渓川のことを思い出しながら、カエルさんがいないか探してみるけど見つからず…(-_-;)。釜山駅前広場 広場・公園
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時刻は18時前。
まあ、出国時間まではまだ余裕があるので、慌てることはないね。 -
で、釜山駅構内を歩いて…。
同年の春には、O師匠がここでソウル行きのムグンファ号チケットを購入された後、駅ホームで怪しげな儀式を色々と繰り広げられていた(?)ことを思い出すなぁ~(;'∀')。 -
まあ、今回はそんな釜山駅には特に用事もないので…。
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駅の喧騒とは程遠い、裏手に向かう9番出口へ。
こちら側が、プサンハンクッチェヨケクトミノルへの最寄出入口となる。 -
という訳で、さらばじゃ、釜山駅。
まあ、今後もこの駅には度々お世話になることでしょうな…。 -
で、最後は約10分歩いて…。
そういや、前回訪問時は営業していた足湯。
冬季は流石にこんな状態のようでして…。 -
釜山港国際旅客ターミナルに到着。
これから、復路のカメリアライン旅が始まります。
という訳で、仁川国際空港から釜山港までの、単なる遠回り移動(?)を扱った本旅行記はこれにて終了となります。
最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。釜山港国際旅客ターミナル 船系
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