2019/09/30 - 2019/09/30
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スカイバードトラベル(旧:日通ペリカントラベルネット エジプト店)さん
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カイロからこんにちは!
今回は、中世イスラーム時代、アイユーブ朝の建物をご紹介します。
-
中世イスラーム時代の目抜き通りで、今でもイスラーム建築が多く残るムイッズ通り。
特にライトアップされた夜はエジプト人にも人気で、最近はかなり混んでいます。
(個人的には静かな昔の方がよかった・・・) -
共通入場券が買えるスルターン・カラウーンのマドラサ
(こちらで詳しくご紹介しています
https://4travel.jp/travelogue/11189327 ) -
。。。の向かいにあるこちらの建物。
以前は開いていなかったのですが、今は、共通入場券で見学することができます。 -
中に入ると、アッサーレ ナグム アッディーン アイユーブさんのお墓があります。
(長いので、以下は「ナグム」さんに略)
ナグムさんは、アイユーブ朝(1169年~1250年)のエジプトのスルタン。
ルイ9世による十字軍との戦い中、1249年11月に死亡しました。
ナグムさんは、十字軍を破ったことでアラブの英雄となった、サラーフッディーンの孫にあたります。 -
サラーフッディーンといえば、観光地として定番のムハンマド・アリ・モスクが、あるシタデル(城塞)は、対十字軍の拠点として、1176年にサラフッディーンが造ったもの。
ちなみに、ムハンマド・アリ・モスクは、ムハンマド・アリ朝時代の1857年に建てられたので、シタデルよりもずっと新しいんです。
(シタデルについては、こちらで詳しくご紹介しています
https://4travel.jp/travelogue/11310754 ) -
さて、ナグムさんに話を戻しますが、お墓(廟)がある場所は、1242年から1244年の間に、彼が造ったマドラサ=イスラームの学校でした。
お墓は、ナグムさん亡き後、妻のシャジャラート アッ ドュールが1250年にマドラサに併設して建てたもの。 -
スルタン・カラウーンのマドラサ(1284年築)や、その隣のスルタン・バルクークのマドラサ(1386年築)(写真)など多くのマドラサが、お墓(廟)とセットになっていますが、マドラサとお墓(廟)がセットになる建築は、ナグムさんのアッサーレ ナグム アッディーン アイユーブ廟&マドラサが最初だったようです。
スルタンのナグムさんの死後、十字軍は一気にカイロを落とすつもりだったようですが、なんと妻のシャジャラートさんがリーダーとなり、抵抗を続けました。
短い間ですが、女性指揮官として勇敢に戦ったようです。 -
今までは、ナグムさんのお墓(上の写真の左の建物内部)を見て終わりだったのですが、案内のお兄さんが、写真の右側の建物へ連れて行ってくれるというので、行ってみました。
-
一度、ナグムさんの墓の建物を出て外へ。
-
どこから入るのかな?と思ったら、右に並ぶお店のひとつに、
こんちはー
と入って行き、そのお店の裏口からまた反対側へ出ます。
ちなみに、写真に写っているミナレット(モスクの尖塔)も、アイユーブ朝時代のものです。
(この写真を撮るまで、このミナレットの存在に気付きませんでした) -
ごちゃごちゃしたお店の裏側は、こんなにスッキリした空間が。
ナグムさんの廟があるコンプレックス(複合建物)の壁ですね。
この場所は、アイユーブ朝の前のファーティマ朝時代に、宮殿があったそうです。 -
そして、この階段を上ります。 階段というかほぼハシゴ的な・・・
隙間が大きくて、薄い(細いではない)私なんかは、段の隙間から落ちれると思います・笑 -
階段を上って中へ入ると、美しい床!
ちなみに、この建物の名前は、サビール ウ クッターブ フスロ バシャー
サビール ⇒公共井戸
ウ ⇒&
クッターブ ⇒イスラームを学ぶ寺子屋
フスロ バシャー ⇒人名 -
壁は塗り替えられていますが、天井の美しい装飾は残っていました。
-
この床の間のようなスペースに水が流れていて、この部屋から通りへ水を流していたそうです。
公共井戸ですね。 -
窓から、ムイッズ通りを見下ろすことができます。
巨大なスルタン・カラウーンのマドラサコンプレックスがそびえます。 -
スルタン・カラウーンのマドラサとは反対側。
今通ってきたお店がある方です。 -
再び階段を降り、
-
その階段の奥に残る井戸。
今でも水があったかどうかは忘れました・・・ スミマセン
エジプトでは今でも、モスクの近くや街のところどころに、無料の水道や、水を入れた巨大ボトルなんかがあって、誰でも自由に水を飲むことができます。
形は変われど、喉の渇きに苦しむ人が出ないように、という思いは脈々と受け継がれているんでね。 -
ちなみに、案内の人に鍵を開けてもらわないと見学ができません。
案内をしてもらった場合は、気持ちよくチップを渡してくださいね。
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