
2019/12/22 - 2019/12/23
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Fluegelさん
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年末にマイレージが失効、その前に、どこか行く?ということで、急に思いついた奄美行き。かねてより、夫が行きたがっていたことを思い出したのだ。旅嫌いの夫の目当ては、田中一村。私は島旅が好き。9月11日、予約を入れようとすると、問題その1:マイルが往復2人分では足りない。問題その2:伊丹便帰路残席なし(連休でもない12月、奄美がそれほど人気だったとは)。そこで、この2つの問題を解決しつつ、旅程を組んだ。
表紙写真:田中一村記念美術館・展示室(奄美市笠利町)。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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マイル不足については、2便4席のうち、3席を特典航空券とし、残り1席の航空券を購入。大阪OUT/東京INとすることで、伊丹便帰路残席なしに対応。まず、私が東京から大阪の夫宅へ新幹線で移動(ジパングでは、ひかり号しか乗れないのよ~)、泊まる。
大阪宅を朝7時45分に出発。8時過ぎの電車に乗り、モノレールに乗り継いで伊丹へ。久しぶりの大阪空港、何やらリニューアル工事中?で、劇的に空港内レイアウトが変わってる。
あも(滋賀・大津の和菓子)を発見。空港限定パッケージに惹かれ、思わず、お買い上げ。奄美に「あも」を持って行くことに。久しぶりの関西だと、こういうことに。
737機(165人乗り)の搭乗は、後部座席が先、前部が後と、2段階に分けて行われ、32列(翼より後ろ)だった私たちは、先に搭乗。 -
11時10分、定刻に奄美着。レンタカー屋は、奄美空港到着ロビーで自社名プレートを掲げて待っていてくれた。送迎車で空港向かい側のレンタカー屋へ。まさかの日産車初運転。車種のみならず、ボディの色も統一してあるので、3泊4日間、同車種同色の同じレンタカー屋の車と度々、すれ違うことに。ちなみに、従業員にCinquecento(フィアット)で通勤している方があり、島の方は意外とお洒落。
まずは、田中一村記念美術館へ。年4回展示替えがあり、今回は、こちら『不喰芋と蘇鉄』(個人蔵・製作時期不明)が目玉。美術館は、旧奄美空港跡地に2001年鹿児島県が開館。旧空港は滑走路が短かったため(プロペラ機用)、ジェット機用の長い滑走路をつくり新空港としたようだ。
観覧中、夫が「あれは宮崎緑さんだ」と、係員に解説を受けながら展示を見る女性を指した。彼女がここの館長らしい。田中一村記念美術館 美術館・博物館
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こちらの茅葺きの家は、無料エリアにあり、中に三線(自由に弾ける、竿の左手ポジションにマーカー有り)や、民話動画(現地語で語り、標準語字幕つき)がある。私が聴いたのは「魚女房」。「鶴の恩返し」のような話だけれど、男が女房になった魚に辛く当たるところが、薩摩の男尊女卑を彷彿させる。
美術館&奄美の郷展示ホール・共通観覧料は大人630円(現金のみ・カード不可)。土産店は3,000円以上(一村図録など)でカード可(cashless -5%表示あり)。鹿児島県奄美パーク テーマパーク
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奄美の郷展示ホール・有料エリア。等身大の人形が、不気味。
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本当に、お化けみたい。
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大島紬制作の様子(人形)。
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奄美パークを出て、本日の宿に向かう途中、大型ディスカウントショップ(龍郷町)に立ち寄る。カード可(cashless -5%表示あり)。加計呂麻の純黒糖2種(西田さんのと、崟・タカシさんの)を求めた。300g各600円(税抜)。
何と、こちらにはcrudo(カタラット&ジビッポ、シチリア産)がある。本土の酒屋でも、滅多にお目にかかれず、通販で取り寄せるしかないと思っていたのに。ビッグII奄美店 スーパー・コンビニ・量販店
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ホテルに着いたのは、17時ごろ。こちらは、ロビー。大島紬を使った現代的なデザインですね。
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夕飯は、日曜に開いている店で、お魚を頂きたかったので、こちらへ。一人旅なら、私は入れなかったような(笑)店構え。名瀬は、日による差が大きく、日曜は客もまばら。
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夜光貝(サンゴ礁域に生息する大型の巻貝)を頂いてみた。成体の重さは2kgを超え、大きなものは直径20cm以上。お刺身なのに、柔らかい。コリコリしていない。
居酒屋脇田丸 グルメ・レストラン
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完食。殻の内側に真珠層があり、螺鈿細工の材料になる。正倉院の宝物に螺鈿として用いられている夜光貝は、奄美産?奈良の遣唐使が、中継として奄美に立ち寄っていたから。
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ホテル客室に帰り、先ほど、ディスカウント店で求めたドリンクを試飲。甘酒からアルコール分を抜いたような、微妙なお味。
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月曜朝食。生卵が供されたので、きっと新鮮だろうと、卵かけご飯にしてみた。でもね、トッピングとして鶏飯用の蒸し鶏(ササミ)も入れてしまった。
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名瀬から30分ほどで、「マングローブ遊歩道」(住用)着。マングローブ茶屋に車を止め、階段を降りると…どうやら、今は干潮のよう。橋のところで通行止めになり、その先は遊歩道が崩れていた。眺望はないけれど、2人きりで、しばらく野鳥を眺めていた。
マングローブ茶屋 名所・史跡
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月桃(花ミョウガ属)。葉には殺菌作用があり、おむすびを包んだりするのに使うらしい。
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ソテツと遊歩道。
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次に、黒潮の森 マングローブパークに私だけ入場し、カヌー体験(2,000円 現金のみ・カード不可)。夫は濡れるのが嫌だと(! 本当は別の理由?体力に自信がないだとか、追求しないのが武士の情け)、待機。11時半~。団体さんとは別にしてくれ、ご家族4人連れ+私=5人にガイドくん(イケメンの若者)が一人ついてくれた。高齢者OKに納得の浅瀬で、ガイドくんが住用川に立つと、腰くらいまで水に浸かる深さ。
黒潮の森マングローブパーク 公園・植物園
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写真の手前から向こうに漕いで行き、一つ目を右折、中洲のようなところに上陸。オヒルギとメヒルギのレクチャーを受け、ハゼや蟹を観察。飛び跳ねるハゼを初めて可愛いと思った。私に反応して、逃げようとするから。
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往きは追い風(北風)で、黙ってても進んだ。カヌーは初めてです、はい。帰りは当然、向かい風。前へ漕いでも漕いでも後退。すると、ガイドくんが私たちのカヌーを繋ぎ、自分は川に立ち、歩いて引っ張ってくれた(感動♪)。高齢者OKです。自力で漕げなくても、元に帰れるから。
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住用川河口付近は、淡水と海水が半々とのこと。ここまで直近の3枚は、マングローブパーク内(有料エリア)の展望台(元は城・グスク)より撮影。
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クワズイモ(パーク内)。一村も描いた植物。
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こちらは、カヌー体験中、中洲で貝殻を見つけたシジミ。ハマグリのように巨大なシジミ。マングローブが群生する河口に生息するので、別名マングローブシジミ。撮影は、パーク内資料館(有料ゾーン)にて。
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マングローブパークより車で30分、高知山展望台(411m、瀬戸内町)へ向かう無料駐車場へ。オオムラサキシキブ(多分)。
高知山展望台 名所・史跡
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マサイシューズに履き替え、歩き始める。登山道入口には、レンタル杖。「展望所まで5分」の表示も。
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辺塚竜胆ヘツカリンドウ。分布:鹿児島県南部~沖縄。花期:10~1月。登り始めてすぐの階段脇にて。
さあ、展望台からリアス式の海岸線を堪能しましょう。
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