2019/07/06 - 2019/07/07
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Islanderさん
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1895年より開催され、芸術祭の元祖とも言える、ヴェネツィアビエンナーレ。第58回目となる2019年の国際美術展に行ってきました。
ミラノで1泊、ヴェネツィアで2泊とタイトなスケジュールの旅。ヴェネツィアビエンナーレ国際美術展は、新進気鋭の作家たちによる個別作品と国別パビリオンで構成されていて、作品数は膨大。滞在日は猛暑で体力的な限界もあり、実質2日ではすべてを見ることができませんでした。美しいもの、衝撃的なもの、理解不能のもの、様々な作品に予備知識なしで触れました。
vol.3では、日本館ほか国別パビリオンがあるジャルディーニ会場の雰囲気を中心にお伝えします。
【旅行記】
vol.1 寄り道でミラノ https://4travel.jp/travelogue/11545518
vol.2 アルセナーレ会場へ https://4travel.jp/travelogue/11574793
vol.3 ジャルディーニ会場へ(本編)
【旅程】2019年
・7月3日(水) 関西(フィンエア)ヘルシンキ(フィンエア)ミラノ(列車)ミラノ中央駅<ミラノ泊>
・7月4日(木) 午前中ミラノ市内散策 ミラノ中央駅(特急列車)ヴェネツィア・サンタル・チア駅(船)サン・ザッカリア<ヴェネツィア泊>
・7月5日(金) ヴェネツィア散策(アルセナーレ会場ほか)
○7月6日(土) ヴェネツィア散策(ジャルディーニ会場ほか)サン・ザッカリア(船)マルコ・ポーロ空港(フィンエア)ヘルシンキ(フィンエア)<機中泊>
○7月7日(日)関西着
【主な費用】
・航空運賃等(KIX/HEL/MIL//VCE/HEL/KIX)122,500円
・ミラノ→ヴェネツィア(特急列車・イタロ・PRIMAクラス)25.9ユーロ
・宿泊代 (ミラノ)Hotel Bolzano 1泊70.93ユーロ (ヴェネツィア)Ca’ Dei Dogi 2泊207.86ユーロ
・ヴェネツィアビエンナーレ国際美術展入場料26.5ユーロ
【為替レート(参考)】
・1ユーロ=125.88円(関空両替店)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
vol.2 https://4travel.jp/travelogue/11574793 からのつづき
旅4日目の朝。朝食前にヴェネツィア中心部を散策。 -
高級ブランドショップが立ち並ぶ「3月22日通り」。朝は閑散としている。
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木造橋のアカデミア橋。
アカデミア橋 建造物
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イチオシ
アカデミア橋からの眺めは絵画のよう。
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来た道を戻る。広場からこのような路地に入る場所が所々あり、標識を頼りに歩く。
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ヴェネツィア・ビエンナーレの本部がある建物。15世紀に建てられた宮殿跡。
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荷物の運搬は人力。
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ホテルに戻って朝食。ブラッドオレンジジュースが美味い。
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チェックアウトを済ませ、ジャルディーニ会場へ歩いて向かう。
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ジャルディーニ会場はサンマルコ広場から徒歩25分程度。ヴァポレット(水上バス)の乗降場が近くにあるが、ここに立ち寄る便は少ない。
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チケットは入り口近くにあるブースで買うことができるが、事前にネット購入していたので立ち寄らず。レギュラーチケット(25ユーロ)はアルセナーレ会場との共通で、各会場1回のみ入場できる。
ジャルディーニ 広場・公園
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ジャルディーニ会場に入場。
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ジャルディーニ会場は緑豊かな公園の中に、各国のパビリオンが点在している。
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ロシア館 タイトルは "Lc. 15:11-32."。
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ルカの福音書「放蕩息子」をモチーフにした作品。
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フィンランド・ノルウェー・スウェーデン館。この3国は共同でパビリオンを設置。
タイトルは"Weather Report: Forecasting Future" -
気候変動による生物への影響を表現したインスタレーション。
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日本館へ。タイトルは「Cosmo-Eggs│宇宙の卵」
日本館の作家は下道基行(美術家)、安野太郎(作曲家)、石倉敏明(人類学者)、能作文徳(建築家)。キュレーターは服部浩之。主催は独立行政法人国際交流基金。日本館の建物は吉阪隆正による設計で1956年に建設されたもの。 -
ピロティには大きなバルーンがり、座ることができる。
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2階の展示室へ。スクリーンには「津波石」の映像作品が放映されている。ピロティのバルーンは展示室にもつながっていて、バルーンから天井に吊されたリコーダーへ空気が送られる仕掛。
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自動演奏するリコーダー。バルーンに人が座ることで音色が変わる。
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壁には神話物語が刻まれている。
日本館は作品の質は高いが統一感に欠ける印象を持った。キュレーターによるステイトメントには「協働における共振や不協和の折重なりから共存のエコロジーを問う」と書かれている。 -
日本館の隣には韓国館がある。映像作品が主体でお見せできるような写真は撮れず。
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フランス館。演出なのか、暑さ対策なのか、建物から霧が出ている。タイトルは "Deep See Blue Surrounding You"
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海と思われるジオラマには様々なものが。
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難解な映像作品を見たあと、順路に沿って進むと映像作品が続いているかのようなインスタレーションがある。
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イギリス館。タイトルは "Cathy Wilkes" Cathy Wilkesは北アイルランドの芸術家。
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真ん中の四角形のオブジェは墓らしい。
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ウルグアイ館。タイトルは "La casa empática"
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天井に書かれているオリオン座が投射される形で床に玉が置かれている。
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アメリカ館。タイトルは "Martin Puryear: Liberty" Martin Puryearはアメリカの芸術家。
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イスラエル館。タイトルは "Field Hospital X"
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観客が患者者となり、診察を受けるという体験型の作品。整理券を取って待合室で番号を呼ばれるのを待つ。
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待合室は正に病院。順番が来ると受付で3種類のケアキットから一つを選ぶよう指示される。
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まずは検査。音が漏れない個室で大声を出す(その後の診察とは無関係)。そして診察。診察は選択したケアキットに書かれている病気(社会問題)に罹った人のドラマと2人の専門家によるアドバイスを見ることで進む。診察室の写真は撮れず、興味がある方はWEBサイトを見てもらいたい。
https://www.labiennale.org/en/art/2019/national-participations/israel -
ハンガリー館は建物自体が印象的。
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ベルギー館。タイトルは "Mondo Cane"
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様々な職業の人形が動いてるが、孤独感を漂わせている。
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鉄格子の向こうには助けを求めるような人々。同じ空間に存在しながら、お互いが無関心である社会を表現しているのではと感じた。
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ジャルディーニ会場にあるセントラル・パビリオンにはアルセナーレ会場に出展している作家を含め、個別の作家による作品が展開されている。
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アントワーヌ・カタラ(フランス生まれ、活動拠点ニューヨーク)"It's Over"
9つのパネルに空気の力で文字が浮かび上がる。 -
池田亮司(日本生まれ、活動拠点パリ、京都)"spectra III"
何とも不快な光りを放っている空間。 -
スン・ユアン&ペン・ユウ(中国生まれ、活動拠点北京)"Can't Help Myself"
ロボットが色の付いた液体をすくい、壁にぶちまけるもの。 -
アレックス・ダ・コルテ(アメリカ生まれ、活動拠点フィラデルフィア) "The Decorated Shed"
アメリカの子供番組Mister Rogers’ Neighborhoodで使われているアメリカの郊外の街のジオラマを再現、街の中に外食チェーンの看板を立てたもの。 -
片山真理(日本生まれ、活動拠点群馬)"shadow puppet #001"ほか
義足のアーティスト、片山真理さんの作品はメインパビリオンでも展示。 -
シルパ・グプタ(インド生まれ、活動拠点ムンバイ)"Untitled"
門が動き、壁にぶつかる度に大きな衝撃音がする作品。 -
テレサ・マルゴレス(メキシコ生まれ、活動拠点メキシコシティ、マドリード)"シウダー・ファレスの壁"
アメリカとの国境の街、メキシコのシウダー・ファレスから持ち込んだコンクリートの壁。 -
ナイリー・バグラミアン(イラン生まれ、活動拠点ベルリン) "Maintainers"
イラン生まれの女性作家による彫刻作品。 -
帰りの時間が迫って来る。会場奥のパビリオンに行くのは断念し、会場を後にする。
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出口の先にはタイのパビリオン。少しだけ覗いてみる。
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タイトルは "The Revolving World"
アジアを感じる作品を見てほっとする。 -
ビエンナーレにはまた2年後来よう。次はまる3日間は滞在してゆっくり鑑賞したい。
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ヴェネツィアはどこを撮っても絵になる。
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サン・ザッカリアから空港まではヴァポレットで移動。キオスクでチケットを買う(15ユーロ)。
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15時55分にサン・ザッカリを出発。
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リド島に立ち寄り再びヴェネツィア本島に立ち寄る。昨日訪れたアルセナーレが見える。
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救急船が猛スピードで追い越して行く。
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向かった先は病院。道路のないヴェネツィア中心部。病院にも船着き場がある。
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警察も船でパトロール。
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ヴェネツィアを後にする。
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空港へ向かう航路は速度制限があるようでヴァポレットのんびりと走る。しかし、水上タクシーは速度制限を無視してかなりのスピードを出している。
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約1時間でマルコ・ポーロ空港に到着。
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余裕を持って空港に到着。出発までは約2時間ある。免税店は品揃えが豊富でヴェネツィア中心部と比べて値段はそれほど高くない。土産を買う。
ベネツィア マルコポーロ空港 (VCE) 空港
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昼食を食べておらず腹がへってきた。カフェテリアでワインと共にフォカッチャを食す(13.9ユーロ)。ラウンジには入れない身分なので仕方ない。
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定刻19時15分発のヘルシンキ行きフィンエア1782便に乗り込む。約40分遅れで出発。
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離陸してしばらくすると岩山が見える。ドロミテなのか。
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ヴェネツィアから約2時間40分でヘルシンキに到着。時刻は深夜12時少し前。空は明るい。
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出国手続きを済ませ、急いで関西空港行きが出るゲートへ。機材の故障で定刻より2時間10分遅れの知らせ。
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メールを見るとミールクーポンを配布しているとのこと。10ユーロのミールクーポンをもらい、カフェテリアで時間を潰す。ブルーベリーのスムージーとチョコレートでほぼ10ユーロ。フィンランドの物価の高さを実感。
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深夜3時すこし前に関西空港行きフィンエア67便に乗り込む。
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太陽は申し訳程度に沈み、まもなく日の出。白夜を体験できた。
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離陸から1時間ほどたって食事が配られた。しっかりした味付けでワインが進む。
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爆睡。目が覚めた時にはシベリアを横断していた。
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リフレッシュメントが配られる。寝起きにホットミールはありがたい。これも美味かった。
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小豆島が見える。2019年は3年に一度の瀬戸内国際芸術祭が開催されている。
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ヘルシンキから約9時間40分、19時20分頃、関西空港に到着。定刻より3時間近くの遅れ。なんとか自宅に帰ることができた。(おわり)
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