ベリーズ キーカーカーへ(To Caye Caulker, Belize)

2019/10/22 - 2019/10/22

2019年10月22日(火)、夕方の4時。ベリーズシティ(Belize City)から船でキーカーカー(Caye Caulker)と云う島に向かう。この島はベリーズシティの北東約33kmに位置する石灰岩のサンゴ島。幅1.5㎞以下で南北に約7㎞続く細長い島で、南1/3くらいのところは人工的に切り拓かれた水路になっている。島の西側には深い湾があり、東は浅いラグーン(Lagoon)が続き、世界自然遺産に登録されている世界第2位の広さのベリーズバリアリーフ保護区(Belize Barrier Reef Reserve System)に接している。人口は約2000人。何百年も前から人は住んでいたと云われるが、主要産業は漁業だった。巻き貝とロブスターの産地。近年観光客が増えており、50を超えるホテルと多数のレストランやショップがある。

名前の由来は諸説あり、この島で水を補給して瓶詰にし、コルクで栓をしたことからコルクに栓をする人の島「Cay Corker」の綴りが変わったとか、南国の果実であるココプラム(Cocoplum)の島を意味するスペイン語「Cayo Hicaco」の英語読みだとか、ラエンセナダ(La Ensenada)湾で船が守られているので、水漏れを防ぐと云う意味のCaulkerが訛ったものとか云われる。

ベリーズシティからこの島に行くには、空港からセスナの定期便も出ているが、船でも1時間も掛からない。3時前にベリーズシティに着いてすぐに船のチケットを購入したのだが、これにはティップスがある。ベリーズシティとキーカーカー及びそのさらに沖のアンバーグリスキー(Ambergris Caye)と云う島のリゾート、サンペドロ(San Pedro)とを結ぶ連絡船は、私が乗ろうとしているベリーズエクスプレス(Belize Express)社と、スイング橋(The Swing Bridge)の東側のたもとに乗り場のあるオーシャンフェリーべリーズ(Ocean Ferry Belize)社の2社が運航しているのだが、この2社、競争がとても激しい。

事前にチケットをネットで購入しようとしたのだが、ベリーズエクスプレスの半額クーポンが簡単に手に入ると云う情報を見つけたので、思い切って現地でチャレンジしてみた。結果、確かに簡単。ベリーズエクスプレスのターミナルに着いて、入口を入ると荷物運びのスタッフがたくさんいるのだが、クーポンが欲しいと云うと簡単にゲットできた(下の写真1)。往復で27BZ$(13.5US$)。1400円が700円って感じなので、このクーポンの威力は大きい!

ベリーズシティ観光を終えて、ターミナルに戻って来て、再びチケット売場に行って、乗船手続き(ってほど大した手間ではない)。チケットには購入した時に一番早い船の時間(下の写真2)が印刷されているが、実際にはチケット自体はオープンで、この乗船手続きをして初めて有効になる。

と云うことで、4時連絡船に乗船し、出発。50分ほどの船の旅。2階のオープンな座席に座ったが、風は強いが海は穏やかで、揺れるけどそんなに酷くはない。島々の間を抜けて50分ほどでキーカーカーの桟橋に到着。5時前、桟橋の受付で無事預けたキャリーバックも受け取れた(下の写真3)。

ホテルは、後で分かったのだが、そのまま海岸線を南に進めば5分も掛からずに着いたのだが、分からなかったので、いったん1本内陸部の島のメインストリート、フロント通り(Front St.)に出て南に向かう。この道を入ったらと思うところに出てた案内のホテルの名前が違うので、近くの店の人に聞いたら、やはり間違いないと。行ってみたら、おおなんと名前変えてるんだ(下の写真4)。ポパイズビーチリゾート(Popeyes Beach Resort)として予約したのだが、クラブアットキーカーカー(The Club at Caye Caulker)となってる。まあ、受付に古い名前もあるので安心した。チェックインは問題なし。2泊素泊まりで86.7US$(実際のカード清算は1万円弱)。

部屋に荷物を置いて、5時半、隣りの桟橋にあるツアー会社へ。出発前に見つけた会社で、この翌日のツアーのやり取りをしており、現地に着いたら事務所まで来いと云うことだったのだが、なぜか閉まってて周りに誰もいない(下の写真5)。6時まで開いてるからと云う話で、それまでに行くと送ってたのに・・・。しゃあないので、ホテルに戻って、フロントの兄ちゃんに事情を話したら、連絡を取ってくれたら、明日の朝来いと云うことで、この日に出来ることは終了。いやあ、南国ペースだわ。

まだ夕食には少し早いので、部屋に戻って一休みし、6時半前に夕食に出掛ける。フロントの兄ちゃんにどっかいいとこない？って聞いて教えてもらったファンタジーダイニング(Fantasy Dining)ってところへ行くと、人はいるけど灯りが暗い。聞いてみたらこの日だけなのかどうかは知らないが、やってないって。そしたら、どっかお勧めは？って聞いたら、2ブロックほどフロント通りを北に行ったところのハッピーロブスター(The Happy Lobster)ってとこを紹介してくれたのだが、ここも行くとやってない。おお、シーズンオフ・・・。しょうがないし、フロント通りを戻る途中のスティーブズグリル(Steve's Grill)と云う賑わってる店で食べようと思ったのだが、今度は席が開いてなかったようで、「ちょっと待って」と云われたが、全然戻ってこない。めんどくさくなったので、ここも諦める。

と云うことで、6時45分過ぎに、最初に行った店の近くのフードリパブリック(Food Republic)と云う店に落ち着く。海老をレモンと白ワイン風味のガーリックバターで調理したシュリンプスキャンピ(Shrimp Scampi)と云うハワイなどでもポピュラーな料理をメインにベリキン(Belilin)と云う地ビールを2本。42BZ$(21US$)だった。
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8時前には部屋に戻り、シャワー浴びてのんびり。帰りコンビニ(?)で買った瓶ビール(瓶しか置いてなかった)、栓抜きがなかったので、開けるのに少し手間取る。てなことでベリーズの初日、終了。


2日目に続く。

エリア キー・カーカー(ベリーズ)

写真1 ベリーズエクスプレスクーポン

写真2 ベリーズエクスプレス時刻表

写真3 キーカーカー桟橋荷物受け取り

写真4 ホテル受付

写真5 ツアー会社