2019/07/20 - 2019/07/20
255位(同エリア524件中)
ロク69さん
マッター谷(Mattertal)とアニヴィエ谷(Val d'Annivier)の間にあるトゥルトマン谷(Turtmanntal)。その中心地グルーベン(Gruben、1819m)はオートルート(Haute Route)の経過地点として有名だ。我が家は、2015年にSt.ニクラウス~アウグストボード峠~グルーベン(泊)~メイド峠~St.リュックのコースを2日を掛けて歩いている。
https://4travel.jp/travelogue/11034310
https://4travel.jp/travelogue/11035807
この谷へ北側から直接入るにはゴンドラ、小型バスを乗り継いでグルーベンまで入るしかなく便数も少ない。車があれば比較的楽に行けるかもしれないが、東洋からの旅行者としては不便な谷である。この谷への便を調べると帰路のバスが午前の便のあと、次は17時過ぎしかなく敬遠していた。ところが土日曜に限って14時30分発の復路便があることが分かったので、フィーシュ滞在時に思い切って行くことにした。目指すは谷奥のトゥルトマン小屋(Turtmann hütte、2523m)だ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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フィーシュを早朝5時50分の列車で出発、ブリークで40分の乗継ぎ待合せでトゥルトマン駅には7時21分に着く。ゴンドラ乗り場まで20分ほど歩く。途中、民家の壁に芸術的な飾りがあった。
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ゴンドラ乗り場(638m)。ウンターレムス(Unterems、1003m)~オーバーレムス(Oberems、1334m)へ運んでくれる。
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上部駅のオーバーレムスにある看板。
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待機している小型バスに乗る前に北方向を見ておく。ロイカバード方面の眺め、右端の鞍部がゲンミ峠(Gemmipass、2268m)だろうか。
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ほぼ満席の小型バスは約15分でグルーベンに到着。目の前には2015年に泊ったホテル・シュワルツホルンがある。この地区唯一のホテル・レストランなので多くの客が訪れるようだ。8時25分に出発する。帰りのバスは14時35分なので5時間50分以内で戻ってこないといけない。
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本日のルート図、目指す小屋まで高度差800m、16kmをこえるロングコースだ。
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進む南方向は、少し降りながら集落を通過する。前方左の高峰は隣のアニヴィエ谷からも見えるレ・ディアブロン(Les Diablons、3609m)だ。
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さらに車道を進むとレ・ディアブロンの左には、トゥルトマン氷河とシュタイアベルク(Stierbärg、3507m)が見えてくる。
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振り返って出発したグルーベンの方向を眺める。中央に駐車場があってそこまでは車で来れるようだ。
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やがて左前方にビスホルン(Bishorn、4151m)が見えてくる。こんもりとした右のピークだ。
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ダム湖に向かって緩やかな登りのコースを進む。
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やがて目の前が大きく開けて山々が揃って見えてくる。右からアニヴィエ谷からも良く見えるレ・ディアブロン(Les Diablons、3609m)、トゥルトマン氷河、黒いシュタイアベルク(Stierbärg、3507m)、白くこんもりとしたビスホルン(Bishorn、4153m)と続く。
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左側の拡大。左手前の斜面の中腹にトゥルトマン小屋がポツンと立っているのが見える。
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ビスホルンと小屋の拡大。ビスホルンの左の尖がりは東峰(Bishorn Ostgipfel、4133m)だ。
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ダムの堰堤に到着する、トゥルトマン湖(Trutmannsee、2176m)だ。
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湖の上部までやって来た。
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湖の左手は右端にトゥルトマン小屋、左端には外バルホルン(üssers Barrhorn、3610m)が見えている。この山はスイスにおいて、一般の登山者が特別な装備なしで登ることができる最も高い山だと聞いたことがある。
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その外バルホルンの左には鋭い尖峰がある、ゲッシシュピッツ(Gässispitz、3410m)だ。
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湖のさ上部から堰堤を振り返る。左端にポツンと突き出ているのは、グルーベンのシンボルの山、メイドホルン(Meidhorn、2875m)だ。
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この湖を越えて小さく登ると2つ目の湖が現れる。水量はこちらの方が多いようだ。小屋とビスホルン、トゥルトマン氷河が背後に望まれる。
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この地点からのレ・ディアブロンの雄姿。
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湖からは本格的な山道の登りとなる。2つの湖を小さく見降ろす地点までやって来た。
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左遠方、メイドホルンとメイド峠(Meidpass、2789m)方向を眺める。2015年に越えた峠だ。
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ロープのある岩場を通る。右が切れ落ちているのでスリリングだ。
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レ・ディアブロンとトゥルトマン氷河が近づく。手前下の切り立ったモレーンを歩く人たちも見える。
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トゥルトマン氷河のズームアップ。この氷河向こう側には小屋泊で行ったことがあるトラキュイ小屋(Cabane de Tracuit、3259m)がある。
参考:トラキュイ小屋への記録
https://4travel.jp/travelogue/10587957
https://4travel.jp/travelogue/10596269 -
下から遠く見上げていた小屋にやっと到着した(11時ちょうど)。出発から2時間35分だった。
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少し上部から小屋を見る。中程度の大きさ、屋根には太陽光パネルがびっしりとおいてある。
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外壁の一部は木貼りだが石壁の上に貼られたと思う。
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窓に映る山の様子。
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同じく氷河が映り込んだ窓。
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小屋の食堂。木の香も薫るような内装はまだ新しい感じだ。
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外のテラスでビールと白ワインで乾杯。残念だったのは、缶ビールが冷えていなかったことだ。
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スープも頼んで持参のおにぎりとサンドウィッチで昼食にする。スープは残念ながら時間が掛かったうえに美味しくなかった。
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小屋前のケルンとビスホルン。うすい白雲で霞みがちになってきた。
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レ・ディアブロンの眺めはゆったりとした山容が良い。
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ビスホルンと東峰。明瞭さが欠けてきている。
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北方向は、バルムホルン(Balmhorn、3699m)とアルテルス(Altels、3629m)が薄く見えている。右にはドルデンホルン(Doldenhorn、3638m)が並ぶ。
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32分の昼食休憩のあと、11時32分に下山開始とする。2つの湖を目指して降っていく。
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途中からコースはいろいろあるが、我が家は登ったルートを降る。下りは速い、あっという間にダム湖まで来た。ビスホルンと小屋に別れを告げよう。
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下の湖の堰堤近くまで戻ってきた。
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下の湖からのビスホルン方向の眺望。小屋がいつまでも見えているので嬉しい気持ちになる。
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進む北方向は視界が悪くなってきた。
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平坦な道を坦々と進んでホテル・シュワルツホルンまで戻ってきた。時刻は13時32分、小屋から2時間で降ってきた。
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バスには余裕を持って降りてこられたので、テラスで白ワインとビールで無事を感謝して乾杯。
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テラスは結構な賑わい、車で来ている一たちも多くいるようだ。明るく開放的な空間はゆったりと時間が流れる。
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オーバーエムスからの眺望。
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ゴンドラから眺めた北方向。奥の高峰はビーチホルンだろうか。
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同じくゴンドラから右下の集落、おそらくエルギッシュ(Ergisch、1086m)だろう。こうして秘境の谷と言われるトゥルトマン谷のハイキングは終了した。
本日の全行動時間は5時間7分、うち休憩32分、実動4時間37分、登り・降りは874m、16.24kmだった。
良い天候に恵まれた快適なハイキングだった。ルートはダム湖までは車道と未舗装の道、湖からが本格的な山道、眺望はビスホルン、レ・ディアブロンと氷河のみでやや変化に乏しい感がした。小屋のサービス体制ももう一つであった。バルホルンを目指す登山者には良い小屋だろうが、グルーベンからの往復には魅力が少ないと思った。期待が大きかったせいか実際の印象は以上のような気がする。
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