初めてのヨーロッパ。英語話せないけど一人旅に挑戦③。ウィーンの3日間

2018/05/26 - 2019/05/29

リタイア後に行きたいと思っている海外旅行。英語は話せないけどどういう旅行ができるのか悩んだ末に思い切って一人旅に挑戦してみました。
5/23～26　プラハ
5/26～29　ウィーン

5/26(土)プラハ→ウィーン
・マリア・テレジア広場
・カール教会
・アカデミー劇場
5/27(日)ウィーン
・ホーフブルク宮殿
・フォルクス庭園
・ケルントナー通り
・シュテファン寺院
・市立公園
・ドナウ川
5/28(月)ウィーン→帰国
・シェーンブルン宮殿

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ

きょうはウィーンへの移動日。プラハ中央駅10:51発ウィーン中央駅14:49着のRailjet77号。初めての電車移動なのでちゃんと乗れるかどうか不安でいっぱい。早めに着いたが乗車するホームが表示されてないので駅ナカの店をぶらぶらして時間を過ごす。発車時間が近づくにつれトランクを持った乗客が集まってきた。
ホームが表示されると大移動が始まったのでついていく。ホームに到着。案内板を確認、間違いなし。

ホームで電車を待つ。乗ってからの移動はできないので、乗る車両の前で待つようにしたほうがいいとガイドブックにったが、どっちから電車が来るのかもわからない。待っているサラリーマン風の人に切符を見せてこの辺りでいいか聞いたら親指を突き出した。安心して待っていたら電車が入ってきた。全然違う。みんな乗車する車両に向かって走り出した。さっきのサラリーマン風の人も走っていた。停車時間がまあまああるので慌てなくてもいいようだった。

穀倉地帯がつづく。

1時間ほどで途中の駅に停まった。「ナプラッジ」駅。木材を積んだ貨車が停まっている線路の間を歩いている人がいた。

ここも停車駅

町が現れた。もうすぐウィーンかしら？

また穀倉地帯になってしまった。

ウィーン中央駅に着いた。インフォメーションに行き、ホテルへの行き方を教えてもらう。18番トラムで8つ目Mariahilfer Gurtel駅下車、乗り換えなし。ホテルはイビスウィーンマリアヒルフ。目の前にある。助かった。地下鉄の駅も近い6号線のGumpendorfer Str,駅(写真)。

チェックインをして地下鉄で旧市街に行く。ウィーン西駅で地下鉄3号線に乗り換える。フォルクスシアターで降りて街を歩くことにした。

マリア・テレジア広場と美術史博物館
向かい側には自然史博物館がある。(これとそっくりの建物。逆光だったので写真撮らなかった。)

マリア・テレジアの像
16人の子供を授かりフランス王妃マリーアントワネットの母親として有名だが、歴史上も重要な役割を果たしている。。

1273年ルドルフ1世が神聖ローマ帝国の皇帝に選ばれて歴史に登場したハプスブルク家。1404年に再び皇帝の座に就いてから勢いを強め、1740年マリア・テレジアが政権を引き継ぎ全盛期を迎えた。
だが、1804年ナポレオンの侵攻により神聖ローマ帝国が崩壊しハプスブルク家の640年に渡った中欧の統治も終わった。

街を歩いていたら公園があった。公園の奥に教会があるので行ってみた。

カール教会
1713年のペストの流行時に皇帝カール4世が鎮静の祈願ピサで約束して建てた典型的バロック協会。

普通に市民がたむろしている。全然有名でないのかしら？。

コンサートの案内があり、若者がチケットのセールスをしていた。

アカデミー劇場
1911年から1913年の間に建てられた劇場。円形のきれいな劇場。

夜ホテルで『UEFAチャンピオンズリーグ』決勝戦の放送を見た。レアルマドリードが優勝のシーン。監督のジダンがインタビューに答えていた。

負けてひざをつくリヴァプールのゴールキーパー。

5月27日(日)　王宮(ホーフブルク)
きょうは王宮見物。日曜日なので混むと思い早めに出発した。

ブルク門
地下鉄ミュゼアム駅で降り、きのう行ったマリア・テレジア広場を通りブルク門を抜ける。広場がはるかかなたまで続いている。

カール大公の騎馬像

建物もたくさんあってどれが王宮かわからない。

正面に見える建物が王宮だろう。

建物に入ったが王宮の入り口がわからない。乗馬学校の受付で聞いたら、反対側を指さしたが、シシィ博物館の垂れ幕が下がっていて王宮の入り口とは書いてないので通り過ぎてしまった。

広場を何度も行ったり来たり。

ヨーゼフ2世の騎馬像

皇帝フランツ2世像

スイス門

シシィ博物館
疲れてきたのでシシィ博物館に入ったら、なんとここが入り口だった。王宮とはシシィ博物館のこととは知らずに時間がかかってしまった。それと入り口には行列があるものと思い込んでたが並んでる人いなかった。
最初のコーナーではハプスブルク家が使っていた様々な食器類が展示されていた。

銀器もある。

海を越えて運ばれた中国や日本の伊万里焼などもあった。

豪華な食器がうんざりするほどある。使うのに迷ってしまうのでは？

この後「皇帝の居室」「シシィ博物館」を回ってフォルクス庭園に。（写真がないのはきっと撮影禁止だったのだろう）

シシィ博物館では、思いがけずにオーストリア皇帝と結婚をすることになったエリザベート皇妃(シシィ)が、1898年に暗殺されるまでの数奇な生涯をたどるように展示されていて、シシィが親しまれている理由がわかる気がした。

フォルクス庭園。

バラが咲き誇っている。

王宮庭園のモーツアルト像

ゲーテが偉そうだ。

国立オペラ座

ケルントナー通り
ウィーンきってのにぎやかなショッピングストリート。歩行者天国で観光客がいっぱい。

シュテファン寺院
12世紀に建ったロマネスク様式の小さい教会が、14世紀にハプスブルク家のルドルフ4世の命により、建物の主要部分がゴシック様式の大きな教会に建て替えられた。
ハプスブルク家の墓所であり、またザルツブルクが生んだ音楽の神童モーツァルトの結婚式が行われた場所でもある。

馬車がたくさん停まっていた。

無料で見学ができ、塔からはウィーン市内が一望できる。なぜか外観を見るだけで満足してしまった。

観光客がいっぱい。

市立公園

ヨハンシュトラウス像

みんな記念撮影をしている。

市立公園から地下鉄に乗りドナウ川を見に行った。川の手前で地下鉄を降り歩いてドナウ川のそばまで行った。

橋の車道の下を歩けるように歩道がある。

川の中ほどに小さな島があった。

橋は向こう岸まで続いている。ビジネス街のような大きな町がある。

川沿いにビアガーデンのようなレストランがあった。

来た道を戻ってホテルに帰る。明日は最後の日。シェーンブルン宮殿に行くことにしている。

5/28(月)旅行最終日。
チェックアウトをしてホテルに荷物を預けてシェーンブルン宮殿に行く。毎日利用した地下鉄6号線Gumpendorfer Str,駅まで歩く。トラム18番と並行して走っている。

地下鉄Gumpendorfer Str.駅。きのう行った旧市街とは反対方向の電車に乗る。Langenfeldgasseで地下鉄4号線に乗り換えSchlob schonbrunn駅に行く。

地下鉄4号線Schlob schonbrunn駅。たくさんの人が降りる。

歩いてシェーンブルン宮殿に向かう。

シェーンブルン宮殿の案内板。フランツ・ヨーゼフ1世

シシィ(エリザベート皇妃)

シェーンブルン宮殿
1700年建設のハプスブルク家の別荘。マリア・テレジアが統治していた時に完成したロココ調の宮殿。1800年初頭にはフランスのナポレオンが宮殿を司令部として使用したそうだ。

広い。

チケットを購入すると入場時間が11:40だった。1時間20分待ち。14.2ユーロ。

学生が奉仕活動をしている。

待っている間ぶらぶらする。

広大な庭園

入場時間が気になるので近い場所だけうろうろする。

シェーンブルン宮殿。
ハプスブルク家の栄華と隆盛が今の時代に残っている。

内部の写真がない所を見るとここも撮影禁止だったようだ。

お腹がすいたのでルーフガーデンで昼食を食べることにした。

多すぎるほどのポテトフライとソーセージ13.5ユーロ。ビール4.2ユーロ。

ホテルに戻りトランクをピックアップして空港に行くためにウィーンミッテ駅に向かう。空港へは国鉄の在来線で行くことにしている。インフォメーションでチケット購入。電車は30分間隔で4.4ユーロ。
20:00発ターキッシュエアラインズ。イスタンブールで乗り換えて29日(火)19:10成田空港無事到着。

今回の旅行の目的は英語が話せなくても海外に一人で行けるかどうかを試すことなので、その意味では不安いっぱいの旅行だったが「なんとかなりそう」という感触がした。
旅行から1年半経って旅行記をまとめてみたら、見ていない所がいろいろあった。事前調査不足が原因なのは明らか。ツアーと違い全て自分で調べておく必要がある。わかっているけどなかなか難しい。