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 法多山尊永寺<br /> 油山寺と同じ真言宗の寺だが、こちらの方が圧倒的に敷地が広い。<br /> 初詣の時期には遠方からも参拝客が集まり、付近の道路は延々と大渋滞が続き、住民たちは家に閉じ籠りがちになるざるを得ないという。<br /> 臨時駐車場を作ってお小遣い稼ぎをする家族もいる。<br /> 油山寺と可睡斎の見学を終え、その法多山尊永寺まで足を伸ばした。

『遠州三山ライトアップ』に行ってみよう!(3/3)静寂な闇の中の法多山

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2019/12/01 - 2019/12/01

79位(同エリア267件中)

motogen

motogenさん

 法多山尊永寺
 油山寺と同じ真言宗の寺だが、こちらの方が圧倒的に敷地が広い。
 初詣の時期には遠方からも参拝客が集まり、付近の道路は延々と大渋滞が続き、住民たちは家に閉じ籠りがちになるざるを得ないという。
 臨時駐車場を作ってお小遣い稼ぎをする家族もいる。
 油山寺と可睡斎の見学を終え、その法多山尊永寺まで足を伸ばした。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車

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  •  法多山は袋井駅より東におよそ5km、小笠山の西斜面の麓にあって、

     法多山は袋井駅より東におよそ5km、小笠山の西斜面の麓にあって、

  •  駐車場から本堂までは900mほどもある広い寺院。<br /> 本堂に行くには、長い坂道や石段を登ることになる。<br /> その間に仁王門、黒門、紫雲閣、一乗庵、本坊、持仏堂、そして団子茶屋などがあって、最後に本堂の広場となる。

     駐車場から本堂までは900mほどもある広い寺院。
     本堂に行くには、長い坂道や石段を登ることになる。
     その間に仁王門、黒門、紫雲閣、一乗庵、本坊、持仏堂、そして団子茶屋などがあって、最後に本堂の広場となる。

  •  空から見れば、山の斜面を切り開いて建てられた寺院だとわかる。<br /> 中世には、この山に12もの寺が集まっていたが、明治政府による神仏分離や寺社整理政策によって12の寺は統合され、尊永寺となった。<br /> 伊勢神宮を頂点とする国家神道を推し進めた明治政府の思惑が、ここにある。<br /> 動画としてもまとめました。<br /> https://youtu.be/zy3HTVFgXFk<br /><br /> 

     空から見れば、山の斜面を切り開いて建てられた寺院だとわかる。
     中世には、この山に12もの寺が集まっていたが、明治政府による神仏分離や寺社整理政策によって12の寺は統合され、尊永寺となった。
     伊勢神宮を頂点とする国家神道を推し進めた明治政府の思惑が、ここにある。
     動画としてもまとめました。
     https://youtu.be/zy3HTVFgXFk

     

  •  駐車場は有料だが、夜は料金徴収する人がいない。<br /> 門前の店にも人影もなく、

     駐車場は有料だが、夜は料金徴収する人がいない。
     門前の店にも人影もなく、

    法多山 自然・景勝地

  •  「ここ、本当にライトアップされているの?」<br /> と疑うほど、参道もひっそりしている。

     「ここ、本当にライトアップされているの?」
     と疑うほど、参道もひっそりしている。

  •  自分たちの足音だけが響く参道を進むと、<br /> 闇の中から仁王門が現れてきた。<br /> 不気味な姿に感動する。

     自分たちの足音だけが響く参道を進むと、
     闇の中から仁王門が現れてきた。
     不気味な姿に感動する。

  •  人と出会った。<br /> 人が来ているということは、ライトアップされているんだ。<br /> と、ちょっと嬉しい。<br /> 

     人と出会った。
     人が来ているということは、ライトアップされているんだ。
     と、ちょっと嬉しい。
     

  •  しかし真っ暗な参道はまだまだ続き、

     しかし真っ暗な参道はまだまだ続き、

  •  途中に黒門があった。<br /> それは映画の中の武家屋敷のようで、時を超えた世界に入り込んだ楽しさを感じる。

     途中に黒門があった。
     それは映画の中の武家屋敷のようで、時を超えた世界に入り込んだ楽しさを感じる。

  •  暗闇の世界も良いもんだ。<br /> そんじょそこらのテーマパークよりも、ぞくぞくさせるものがあるではないか。

     暗闇の世界も良いもんだ。
     そんじょそこらのテーマパークよりも、ぞくぞくさせるものがあるではないか。

  •  上方に明かりがあり、そこに続くと思われる脇道があった。

     上方に明かりがあり、そこに続くと思われる脇道があった。

  •  その脇道を登ると、

     その脇道を登ると、

  •  長い石段が現れ、

     長い石段が現れ、

  •  本堂の建つ広場となった。

     本堂の建つ広場となった。

  •  写真を撮ろうとすると、<br /> おやっ?<br /> 建物はゆっくりゆっくりと色を変えていく。

     写真を撮ろうとすると、
     おやっ?
     建物はゆっくりゆっくりと色を変えていく。

  •  紫色から、

     紫色から、

  •  青に、

     青に、

  •  そして緑に、

     そして緑に、

  •  黄色に、

     黄色に、

  •  オレンジ色に・・

     オレンジ色に・・

  •  様々に色を変える本殿へ進んで、

     様々に色を変える本殿へ進んで、

  •  怪しげな光の中で参拝し、

     怪しげな光の中で参拝し、

  •  格子の隙間から内部にカメラを入れる。<br /> 中には誰もいない。

     格子の隙間から内部にカメラを入れる。
     中には誰もいない。

  •  広場に戻ると、チラホラと参拝客がいて、カメラを構えて撮影に励んでいる。<br /> 若い女性のモニターを覗かせてもらうと、この闇の中の建物が、驚くほど綺麗な画像に撮れていた。<br /> カメラが違うと、こんなにも画像が違うのか!

     広場に戻ると、チラホラと参拝客がいて、カメラを構えて撮影に励んでいる。
     若い女性のモニターを覗かせてもらうと、この闇の中の建物が、驚くほど綺麗な画像に撮れていた。
     カメラが違うと、こんなにも画像が違うのか!

  •  女性のパシャパシャパシャと連写する音も、かっこいい!<br /> 感動。<br /> 

     女性のパシャパシャパシャと連写する音も、かっこいい!
     感動。
     

  •  お堂の上の月も、くっきりと写っているのに、<br /> 私たちはこんな画像。

     お堂の上の月も、くっきりと写っているのに、
     私たちはこんな画像。

  •  別のルートを通って帰ることにした。<br /> 油山寺のような艶やかなライトアップでもなく、可睡斎のようなアーティスティックなライトアップでもないけれど、

     別のルートを通って帰ることにした。
     油山寺のような艶やかなライトアップでもなく、可睡斎のようなアーティスティックなライトアップでもないけれど、

  •  静寂な闇の中の、ひっそりした明かりも奥ゆかしく、それらに負けずに素敵ではないか。

     静寂な闇の中の、ひっそりした明かりも奥ゆかしく、それらに負けずに素敵ではないか。

  •  団子茶屋に明かりが灯っていた。<br /> この時間にもまだ営業しているらしい。

     団子茶屋に明かりが灯っていた。
     この時間にもまだ営業しているらしい。

  •  昔の赤い縁台のある茶屋はなくなって、ファストフード風の店構えになってしまった。<br /> 残念。<br /> ここまで来たのだから一箱買っていこうと、縁起かつぎなど馬鹿馬鹿しいと思いながら、縁起かつぎで購入する。

     昔の赤い縁台のある茶屋はなくなって、ファストフード風の店構えになってしまった。
     残念。
     ここまで来たのだから一箱買っていこうと、縁起かつぎなど馬鹿馬鹿しいと思いながら、縁起かつぎで購入する。

  •  さあ、家に帰って団子を食べよう。<br /> ふいに決まった『遠州三山ライトアップ』巡りだけど、思わぬ冒険の夜を作ってくれました。

     さあ、家に帰って団子を食べよう。
     ふいに決まった『遠州三山ライトアップ』巡りだけど、思わぬ冒険の夜を作ってくれました。

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