袋井旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 油山寺から可睡斎に向かう。<br /> 直線距離およそ2km。<br /> 15分足らずの移動。<br /> 油山寺はどちらかと言えばマイナーな寺だが、可睡斎はメジャーな寺で、参拝客も多い。<br /> 門前には数軒の店が並んでいて、大型バスも停まれる無料駐車場まで完備されている。

『遠州三山ライトアップ』に行ってみよう!(2/3)火の神も舞い降りる修行の場・可睡斎

31いいね!

2019/12/01 - 2019/12/01

96位(同エリア267件中)

motogen

motogenさん

 油山寺から可睡斎に向かう。
 直線距離およそ2km。
 15分足らずの移動。
 油山寺はどちらかと言えばマイナーな寺だが、可睡斎はメジャーな寺で、参拝客も多い。
 門前には数軒の店が並んでいて、大型バスも停まれる無料駐車場まで完備されている。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車

PR

  •  可睡斎は曹洞宗の禅寺で、若い坊さんを育てる修行寺となっていて、『座禅堂』がそのための主な伽藍だが、<br /> 幼少期の家康と縁があって、徳川家より厚い保護を受け、貴賓をもてなした『瑞龍閣』や、宿泊のための『東司』が備わっている。<br /> また火の神を祭る社でもあり、明治初期に神仏分離されてしまったが、今でも秋葉神宮の祭祀も兼ね行われている。

     可睡斎は曹洞宗の禅寺で、若い坊さんを育てる修行寺となっていて、『座禅堂』がそのための主な伽藍だが、
     幼少期の家康と縁があって、徳川家より厚い保護を受け、貴賓をもてなした『瑞龍閣』や、宿泊のための『東司』が備わっている。
     また火の神を祭る社でもあり、明治初期に神仏分離されてしまったが、今でも秋葉神宮の祭祀も兼ね行われている。

    可睡斎 グルメ・レストラン

  •  上空から見るとこのように伽藍が並んでいますが、<br /> 紹介をまとめた動画をご覧ください。<br /> https://youtu.be/WCB9wvf_VGQ<br />

     上空から見るとこのように伽藍が並んでいますが、
     紹介をまとめた動画をご覧ください。
     https://youtu.be/WCB9wvf_VGQ

  •  門前の明りの灯る店の前を歩き、

     門前の明りの灯る店の前を歩き、

  •  観光案内所の前も通過し、

     観光案内所の前も通過し、

  •  暗闇の境内に入って行くと、

     暗闇の境内に入って行くと、

  •  『光のアート』が迎えてくれた。

     『光のアート』が迎えてくれた。

  •  一つ一つ、形が異なる灯篭だ。<br /> 「富山の五箇山・和紙の里で見たのと似ているね。」<br /> 「あれは美大の学生たちの展示会だったんだよね。」<br /> 

     一つ一つ、形が異なる灯篭だ。
     「富山の五箇山・和紙の里で見たのと似ているね。」
     「あれは美大の学生たちの展示会だったんだよね。」
     

  •  「これは、誰が作ったんだろう?」<br /> などと言いながら、

     「これは、誰が作ったんだろう?」
     などと言いながら、

  •  丁寧に見て歩き、

     丁寧に見て歩き、

  •  「あっ、こんなのもあった!」と

     「あっ、こんなのもあった!」と

  •  写真を撮って喜んでいると、

     写真を撮って喜んでいると、

  •  誰もが写真を撮っていた。

     誰もが写真を撮っていた。

  •  斜め上には『瑞龍閣』の窓が並び、<br /> 真っ白に輝く石垣との組み合わせが、何んとも言えない雰囲気を出している。<br /> 『瑞龍閣』は貴賓をもてなす建物だったが、今は座禅体験や写経体験のための宿泊施設となり、精進料理の食べれる休憩所ともなっている。

     斜め上には『瑞龍閣』の窓が並び、
     真っ白に輝く石垣との組み合わせが、何んとも言えない雰囲気を出している。
     『瑞龍閣』は貴賓をもてなす建物だったが、今は座禅体験や写経体験のための宿泊施設となり、精進料理の食べれる休憩所ともなっている。

  •  本堂に続く石段を見ると、

     本堂に続く石段を見ると、

  •  無数の光が瞬いている。

     無数の光が瞬いている。

  •  近寄れば、それらはキャンドルライトで、

     近寄れば、それらはキャンドルライトで、

  •  LEDじゃなく、本物のろうそくの炎だ。

     LEDじゃなく、本物のろうそくの炎だ。

  •  一つ一つに火をつけて・・<br /> つまずかないように並べるなんて、<br /> 大変だよね・・<br /> と、若い坊さんのお仕事を想像する。<br /> これも修行の一つ?

     一つ一つに火をつけて・・
     つまずかないように並べるなんて、
     大変だよね・・
     と、若い坊さんのお仕事を想像する。
     これも修行の一つ?

  •  石段の上に建っていたのは、本殿への山門で、

     石段の上に建っていたのは、本殿への山門で、

  •  これは鬼のように真っ赤に輝き、

     これは鬼のように真っ赤に輝き、

  •  火のように燃える仁王様が、

     火のように燃える仁王様が、

  •  左右から睨みつけている。<br /> すごい迫力。

     左右から睨みつけている。
     すごい迫力。

  •  一転、門の中には青い本堂が、

     一転、門の中には青い本堂が、

  •  金色や銀色にきらめく広場に浮いていた。<br /> 宮殿が天の川の上に建っているかのよう。<br /> 昼間の広場は参拝客が歩く砂利だったのだから、この準備片付けも大仕事だろう。

     金色や銀色にきらめく広場に浮いていた。
     宮殿が天の川の上に建っているかのよう。
     昼間の広場は参拝客が歩く砂利だったのだから、この準備片付けも大仕事だろう。

  •  右端の受付事務所では、

     右端の受付事務所では、

  •  職員が拝観客の案内や宿泊体験客の案内をしている。<br /> ここはホテルのレセプションみたいで、寺院らしくない。

     職員が拝観客の案内や宿泊体験客の案内をしている。
     ここはホテルのレセプションみたいで、寺院らしくない。

  •  左の六角堂には、

     左の六角堂には、

  •  老夫婦が訪れていて、

     老夫婦が訪れていて、

  •  中心の経典の棚を、ゆっくりと回転させた。<br /> 経典を回すことで、全ての経典を読んだことになるのかな?<br /> 最後はお賽銭を入れてご利益を願うしくみ。

     中心の経典の棚を、ゆっくりと回転させた。
     経典を回すことで、全ての経典を読んだことになるのかな?
     最後はお賽銭を入れてご利益を願うしくみ。

  •  私たちは本堂に進んで、

     私たちは本堂に進んで、

  •  お賽銭を投げ入れて手を合わせる。<br /> ライトアップのサービスがあっても入場料は取らないお寺への、お礼です。

     お賽銭を投げ入れて手を合わせる。
     ライトアップのサービスがあっても入場料は取らないお寺への、お礼です。

  •  ライトアップされた夜の可睡斎は、神とは言わないまでも、神秘的な力に見つめられているような気がして、

     ライトアップされた夜の可睡斎は、神とは言わないまでも、神秘的な力に見つめられているような気がして、

  •  心を正してくれます。

     心を正してくれます。

  •  空には月も輝いていました。

     空には月も輝いていました。

  •  ここからは可睡斎の紹介です。<br /> 家康の幼少時、武田との戦に負けて逃げる家康親子がこの寺にたどりつき、隠れたと言われる洞窟が、境内の奥にあり、六の字穴と呼ばれている。<br /> この時の恩を忘れなかった家康が、後にこの寺をバックアップし、可睡斎という名も家康の発した言葉より来ているらしい。

     ここからは可睡斎の紹介です。
     家康の幼少時、武田との戦に負けて逃げる家康親子がこの寺にたどりつき、隠れたと言われる洞窟が、境内の奥にあり、六の字穴と呼ばれている。
     この時の恩を忘れなかった家康が、後にこの寺をバックアップし、可睡斎という名も家康の発した言葉より来ているらしい。

  •  瑞龍閣(右の建物)は安土桃山時代の書院建築風客殿で、文化的価値が高く、遠くから訪れた人たちは、ここで精進料理を頂いたり、入場慮を払って拝観して帰るようだ。

     瑞龍閣(右の建物)は安土桃山時代の書院建築風客殿で、文化的価値が高く、遠くから訪れた人たちは、ここで精進料理を頂いたり、入場慮を払って拝観して帰るようだ。

  •  可睡斎は修行道場となっていて、若い坊さんたちが日夜修行に励んでいる。<br /> 境内で若い坊さんたちに出会うと、丁寧で迫力のある挨拶をされて、あわててしまう。<br /> そして「所詮、お寺もビジネスだよ・・」と言っている自分を反省させてしまう。<br /> 半面、『百合園』や『ぼたん苑』を造ったり、ひな祭りや風鈴祭など多彩な企画を行って、集客活動にも力も入れているのも事実なのだ。

     可睡斎は修行道場となっていて、若い坊さんたちが日夜修行に励んでいる。
     境内で若い坊さんたちに出会うと、丁寧で迫力のある挨拶をされて、あわててしまう。
     そして「所詮、お寺もビジネスだよ・・」と言っている自分を反省させてしまう。
     半面、『百合園』や『ぼたん苑』を造ったり、ひな祭りや風鈴祭など多彩な企画を行って、集客活動にも力も入れているのも事実なのだ。

  •  境内には森や池や広場があり、近くの園児たちがやって来て、走り回ったり悪戯したりして遊ぶ姿が見られ、地域に貢献している可睡斎ともなっている。<br /> 

     境内には森や池や広場があり、近くの園児たちがやって来て、走り回ったり悪戯したりして遊ぶ姿が見られ、地域に貢献している可睡斎ともなっている。
     

31いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (1)

開く

閉じる

motogenさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったグルメ・レストラン

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP