2019/11/24 - 2019/11/27
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なつなつさん
今年も錦秋の京都へ、いざ出発。京都はいつ訪れても大混雑。ストレスなく移動するには電車を乗り継いで、てくてく歩くに限る! 今回はメジャー所でない神社仏閣を回る予定です。
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三日目は再び京都市内を回ります。市内は観光客でごった返しているので、早朝から動くことにします。出町柳まで電車で移動し、鴨川沿いにでました。
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飛び石を渡り、鴨川デルタへ。飛び石は案外歩幅が広く、幼い頃に飛び石でしくじり池に落ちた経験のある私は結構ヒヤヒヤしながら真剣ジャンプしました。
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まずは前々から来てみたかった旧三井家下鴨別邸へ。この辺り一帯はかつて三井家の所有であったのだとか。三井家の祖霊社があり、その参拝の際の休憩所として使用されていたそうです。財閥すごし。この写真のアプローチですら戸建てが余裕で一軒は建ちそうな広さでした。
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主屋には伊藤若冲のレプリカも飾られています。
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庭園も手入れが行き届き、見事でした。
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二階からの景色も見応えあります。
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当時は最先端のトイレだったのではないのでしょうか。和式を様式にしてあります。陶器はノリタケ製。ため息出ちゃいます。
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洗面所もモダンな作り。
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財閥解体の後は国が管理し、京都市家庭裁判所所長の宿舎として利用されていたのだとか。裁判所は別邸敷地に隣接しています。浴室は小さめですが深さがあるので温まれそう。冬場はなかなか寒そうです。
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坪庭があって風流です。
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主屋のお座敷にある床の間。落ち着いたしつらえで、センスのよさがうかがえます。
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左手奥に見えるのは茶室。こちらは休憩所として使用されていた当初からあったそうです。
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内玄関も十分過ぎるくらい立派です。
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秋の特別公開で3階の望楼へも上がれました。五山の送り火も眺められます。階段は急なので、当時も大変だったのではないかと思われます。ただ、周囲には高い建物はなかったはずなので、相当モダンで目立ったのではないでしょうか。
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建物は3階建てとなっていますが、望楼へ上がる途中に中二階があるので、横からみると4階建てに見えます。
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左手は玄関棟。庶民の理解を超越しとります。
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お庭からは塀を隔てて立つ下鴨神社の鳥居が見えます。手前の松とのコラボも素敵です。
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別邸でありながら、この広大さ。スケールの大きさに口が開きっぱなしでした。
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気を取り直して下鴨神社へ。
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参道いい感じに紅葉してます。
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長くながーい道を抜け、糺の森へと入ります。
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いつ来ても糺の森を歩く内に心安らいできます。パワーがみなぎってくるような不思議な感覚です。
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ようやく到着しました。
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下鴨神社楼門。朱塗りの威厳に満ちた姿が美しい。
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舞殿。
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神服殿。
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朱塗りに銀杏の黄色が映えます。
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おはらい、お清めの社。
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鳥居と太鼓橋を反対側からもパチリ。
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下鴨神社を後にして、あらかじめ予約しておいた出町ろろろへ。オープン時間に行きましたが、店内はすでに予約客とリザーブ席で満席状態。後からあとから飛び込み客が訪ねてきますが、みた残念そうに引き返していきました。
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弁当を予約。ろを象った箸置きが心憎い演出。京野菜盛りだくさんでした。お浸しでこんなにバリエーションあるのかと、日々の料理にヒントを得られました。
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お釜で炊いたご飯は私好みの少し固め。おこげが程よく入っていて香ばしく、食が進みます。おかわりできるのも嬉しいおもてなし。軽めかな?と思いましたが、満腹満足でした。
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お腹が満たされたところで、タクシーに乗って上賀茂神社へ。一の鳥居。
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外幣殿。
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二の鳥居。
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上賀茂神社も紅葉真っ盛りでした。
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境内にはすぐきの天秤漬けが展示されていました。かなり場所を取るのだとビックリしました。
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御輿には可憐なすぐきの花が飾られていました、
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細殿前には神山を象った立砂。修復中なのでちょっと残念。
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岩上
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玉橋。
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本殿へと誘う楼門。朱塗りで絢爛豪華。
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中門へと続く階段は上るごとに緊張が高まってきます。残念ながら中は撮影禁止。
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お次は鴨川沿いをぶらぶらとそぞろ歩きしながら、京都府立植物園へ。15分くらいで到着。なからぎの道は桜でも有名。改めて訪れてみたいです。一方、植物園は隠れた紅葉の名所だったりします。しかも高齢の両親は無料。お財布にも優しかったです。
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半木神社の回りは真っ赤に染まっていました。
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夜間はライトアップもしているようです。
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絵画のような景色が広がります。
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敷地はかなり広いので、園内案内図を見ながら動くことをお勧めします。
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植物園なので、木々には名前が掲げられており、曖昧だった木の名前を確認もでき大満足でした。
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園内中央にある森のカフェ周辺にはトピアリーが飾られていました。
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残念ながら奧はトイレ…。
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春に来たらお花いっぱいで楽しめそうです。かなり歩いて疲れたので、いったん宿に戻り一休みします。北山門から出て、通りを隔てた場所にあるブリアン北山本店でパンを買っていきました。ハード系を買いましたが、どれも美味しかったです。ブリアンのお隣はかの有名なマールブランシュ本店です。
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程よく疲れもとれ、烏丸線に乗って鞍馬口で下車。歩くこと10分程度で妙覚寺に到着。
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祖師堂。暗闇に浮かび上がるようなライティングで重厚感ありました。
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こちらが受付になっている庫裏になります。妙覚寺は京都では珍しい日蓮宗のお寺になります。
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玄関とライトアップされた紅葉。思っていたよりも大きなお寺でした。訪れて初めて知りましたが、織田信長が定宿として使っており、千利休の茶会が開かれたこともあるそうです。
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受付になっている部分も天井が高く、例えが適切か分かりませんが庄屋さんのような作りでした。
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額縁になっていて趣を添えています。
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信長が京都でもっとも多く泊まったのがここ妙覚寺なのだとか。末期を迎えたのは本能寺でしたが、この地で息絶えていたら、歴史に名を残していたかもしれません。
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本堂からお庭を望む。こちらのお寺は作り込まれたと言うよりも自然を活かした美を楽しめます。
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自然庭園は法姿園と名づけられています。
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他ではお目にかかれないような庭園美を愛でることができます。
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華芳堂。中には華芳宝塔が納められています。
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木々の自由な様に肩肘張らずに紅葉を楽しむことができます。
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最後に祖師堂をもう一度パチリ。知られざる素敵なお寺がたくさんあるのも京都ならではですね。
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本日最後の目的地、妙顕寺へ。妙覚寺からすぐの場所にあります。
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大本堂の大きさに圧倒されてしまいました。
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こちらのお寺も初めて訪れましたが、かなりよさげです。
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大玄関。
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方丈。拝観受付はこちらで。
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方丈入り口には手入れの行き届いた大松が。
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質素ながら風格が感じられます。
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竹の坪庭には幻想的な竹細工のライトアップが。
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角度を変えるとさまざまな表情が楽しめます。
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五色椿と松の庭は青のライトアップ。
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お庭におりて水琴窟の音色とのコラボレーションも楽しめる心憎い演出。
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光琳曲水の庭。樹齢400年の赤松と樹齢200年の黒松が漆黒に浮かび上がり異彩を放つ。
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色々なお寺や庭園に行っていますが、こんな枝振りの赤松見たことないです。
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黒松どやっ。こちらも負けてません。
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額縁庭園。
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四海唱導の庭。勅使門と紅葉で威厳のある雰囲気でした。
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つくばいにも菊が浮かべ、細部まで演出されていて素敵でした。
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枯山水と紅葉。控えめのライトアップも効果的。
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畳を庭園に置き換えるという大胆な演出。
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本堂須弥檀は思っていた以上に立派で、威厳に満ち溢れていました。残念ながら本堂内は撮影禁止なので、興味のある方はご自分の目で確かめてください。
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大本堂から山門をパチリ。カラフルなライティングでした。このあと予報よりも早めにざんざんぶりの雨が降ってきたため、敷地内の散策は断念しました。
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