ニューカレドニアでフランス語版『アナ雪2』を観た話

2019/11/21 - 2019/11/21

ディズニーが大好きな大学生トラベラー・かすぱるです！

今回はニューカレドニア滞在中に、大ヒット作『アナと雪の女王2 (以下アナ雪2)』をフランス語吹替で鑑賞してきたので、その体験をご紹介したいと思います。

私自身フランス語版『アナと雪の女王』シリーズが大好きで、『アナと雪の女王』はAmazonでフランス本国からフランス語版DVDを輸入して楽しんでいるほどなのですが、今作も期待を裏切らない仕上がりでした！

（映画本編のレビューだけを見たい方は、最後の方まですっ飛ばしてください笑)

エリア ヌメア(ニューカレドニア)

まずは情報収集から。
ニューカレドニアにはいくつか映画館がありますが、今回はその中で一番大きく、アクセス至便なシネシティ（Cinecity）という映画館で観賞することにしました。
URL→　http://www.cinecity.nc/Home/Accueil

アナ雪2のフランスでの公開日は、日米より2日早い11/20でした。私はその日の深夜にヌメア・トントゥータ空港に到着したので、翌21日に鑑賞しました。

渡航する2週間前からシネシティのホームページをチェックしていたのですが中々アナ雪2の公開情報がアップされず、「これはもしやフランス本土より公開が遅くなるのでは？」と思っていたほどですが、
上映開始数日前になってようやくラインナップにアナ雪2も加わり、一安心しました笑

先ほどの画像の映画ポスターをクリックすると、映画の内容や時間帯を確認することができます。
この画面から事前予約することもできますが、席は指定されないので当日劇場でチケットを買うのがおすすめです。

鑑賞料金は以上の通り。
1円≒1フランと考えると、物価水準の割にお得に鑑賞できます。
Tarif Reduit は13歳未満の子供と60歳以上のお年寄りに適用される割引料金です。

もちろん学割もあり、2Dならなんと860フランで鑑賞できます。
私は大学生なので、国際学生証を提示して3D学割で鑑賞しました。
※ドルビーアトモスやIMAXはないようです。

当日まではネタバレを避け、♪Dans un autre monde (Into the unknown/ イントゥ・ジ・アンノウン～心のままに) だけを繰り返し聞いていました笑

それでは当日編です。

まずはバスでヌメアの中心部へ。シネシティはヌメアのバスターミナル「Place de Moselle」に隣接しています。
アンスバタからはN1もしくは3番のバスで、シトロン湾からは3番のバスで乗り換えなしでたどり着けます。

マルシェ側から見たシネシティ。
大きな建物なので一目でわかります。

駐車場を横切ってシネシティの入口へ。
入口の上に現在上映中の映画のポスターがずらりと掲示されています。
このときは、前日に公開されたばかりのアナ雪2のほか、『マレフィセント2 (仏題：Malefique: Le Pouvoir du Mal)』や、日本では8月に上映していた実写版『ライオン・キング (仏題：Le Roi Lion)』もまだ公開中でした。

入ってすぐの場所にインフォメーションがあるのですが誰もおらず、右側にあった発券機でチケットを購入することに。
しかし日本のクレジットカードは対応していないようだったので、そばにあったポップコーン売り場で現金で購入しました。
他の現地の方々もそこで購入していたので、おそらくそれが正解だったのでしょう。

写真は入って左側にあったアナ雪2のポスターと内容紹介です。

マレフィセント2のフランス語版も気になるところではありますが、今回は滞在日数が限られていたのでアナ雪2だけに絞りました。

アナ雪2のポップアップ。
この裏に休憩スペースがあり、入場開始までそこで時間をつぶしました。

映画のチケット。
入場開始前から既に20人程度の待ち列が伸びており、ここで初めて座席が先着順であることに気がつきました。
エルサやアナの仮装をしている子供たちも多く、改めてアナ雪の人気ぶりを目の当たりにしました。

アナ雪2が上映されていた2番の劇場は4階にあったのですが、2,3階にもいくつか劇場があったので、そこそこ大きな映画館なんだなと実感しました。

ざっと見たところ2番の劇場は200名近くは収容できそうな広さでした。

ネタバレを避けてフランス語版アナ雪2の感想をざっと述べると、

①♪Point d'avenir sans nous (Some things never chage/ ずっとかわらないもの) と♪Je te cherche (Show yourself/ みせて、あなたを) の歌詞が英語版から少しアレンジを効かせてオリジナリティに溢れながらも、作品の世界観をより楽しめる仕上がりになっており、とても良かった。

②♪J'ai perdu le nord (Lost in the woods/ 恋の迷い子)は英語版以上に歌詞と映像がマッチしているシーンがあり、翻訳担当の秀逸さが際立っていた。

③作中の至るところで前作の特徴的なフレーズを多用しており、フランス語版『アナと雪の女王』を見ておくとより楽しめる内容だった。

といったところでしょうか。
またエルサの声優はアナイス・デルヴァからシャルロット・エルヴィューに代わっていたようですが、あまり違和感なく楽しめました。
フランス語版のディズニー映画は、日本語版と同様総じて声が高めに設定されているので、日本人ファンには受け入れやすいと思います。

また、これは作品そのものではなく映画館の問題なのですが、本編終了と同時に場内の照明がついてしまい、係員がサーチライトを持って忘れ物がないか巡回してくるため、エンドロールやその後の特典映像があまり楽しめなかったのが少し残念でした
(海外の映画館あるあるではありますが…)

とはいえオラフが何かするたびにキッズたちが笑い声をあげるのが微笑ましかったりと、本編の鑑賞は大いに楽しめました。

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長くなりましたが以上でレビューは終わりです。
ぜひあなたも un autre monde (別世界) でアナ雪2を楽しんでみませんか？