辰年春節の香港ディズニー！②ファン歓喜の春節ショーと圧巻のピアノコンサート

2024/01/27 - 2024/01/27

2024年春節イベントがスタートしたばかりの香港ディズニーランドへ行ってきました！

春節のショーや各種レギュラーショー、そしてこの日限定のピアノコンサートをご紹介します！

この旅行記は↓の旅行記より続きます。ぜひ併せてご覧ください！
辰年春節の香港ディズニー！①アナ雪オタが100%満喫するWorld of Frozen
https://4travel.jp/travelogue/11882545

エリア 香港(香港)

アナ雪エリアを楽しんだ後は、春節のショー「ミッキーの辰年セレブレーション」を観に城前へ

ステージ前の中央は有料エリアですが、その後方の壇上に見晴らしのいい場所があったので、ここで観ることに

春節らしく、中華風コスチュームのミッキー＆ミニーが登場！

ミッキー＆フレンズでとりわけ引き立てられているのが、「マスター」風コスチュームのグーフィー！

キャラ達は中国語を話しますが、進行役のシンガー2人（めっちゃ歌うまい）が英語も交ぜてくれるのでありがたいです笑

辰年ということで、『ムーラン』のムーシューが登場！
中国が舞台の作品に出てくる龍のキャラクターということで、このショーにぴったりです！

辰年にちなんで『ラーヤと龍の王国』の主人公ラーヤも登場！
主題歌♪Lead the Way に合わせたパフォーマンスが良かったです！

この映画なかなかの良作なのですが、コロナ禍に公開されたためイマイチ認知度が低く、、
こうしてショーの題材となったのは、ファンとして嬉しい限りです笑

色とりどりの龍たちが舞いながら祝福します
このとき流れていたのが作中終盤で龍たちが復活するシーンの曲で、それも相まってとても感動しました笑

ショーの終わりには、ステージ両側に四字熟語の垂れ幕が。
「夢想成真」、すなわち Dreams come true！
とってもディズニーらしい四字熟語ですね笑

アナ雪エリアと春節ショーで写真や動画を撮りまくっていたらスマホのバッテリー残量がピンチになってきたので、モバイルバッテリーを借りることに

メインストリートUSA沿いにいくつかバッテリー設置場所があり、その中でも充実しているシティーホールで借りました

なんと香港ディズニーランド限定のアナ雪デザイン！
日本でも使えるアプリ「Charge Spot」でそのままレンタルできますが、特別デザインのバッテリーなのでパーク内でのみ貸出/返却できるようです

続いてやって来たのは、アドベンチャーランドで催される「モアナ：ホームカミング・セレブレーション」！
序盤のマウイの「伝説」のくだりから、『モアナ』のストーリーをしっかり上演してくれます笑

左の男性キャストがマウイ役、右の女性キャストがタラ（モアナのおばあちゃん）役 兼 ストーリー進行役なのですが、それぞれマルチタスクぶりが際立っていました笑

モアナが冒険を経て、村長（むらおさ）を引き継ぐまでしっかり熱演！
キャストの熱量や作品としての再現度が高く、とっても大満足のショーでした笑

アドベンチャーランドを奥に進み、「フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキング」のシアターへ！
王様となったシンバの御前で、『ライオン・キング』の物語を再現するというショーです

会場はサーカスのような円形劇場で、いろいろなアングルからショーを楽しめます
今回はシンバ王のそばの位置から観ることにしました。
動物たちがシンバ王を称えるシーンでは、位置的にまるで側近になったような気持ちになれました笑

セットの豪華さもさることながら演者の人数・質も素晴らしく、大満足のショーでした！

ショーの合間の時間で、メインストリートUSAを散策します
通りの両脇に新年を祝う四字熟語が掲げられていました笑

星条旗がたなびく街並みに春節の飾りつけがされているので、まるでアメリカの中華街のようです笑

次にやってきたのは「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」
開演30分前ですが、既に長い待ち列ができていました

ミッキー アンド ザ ワンダラス ブック テーマパーク・動物園・水族館・植物園

開演10分前に、シアターへの案内開始！
ショーで登場する作品のバナーが順々に掲げられています。

『メリダとおそろしの森』の中国語タイトルは、原題の "Brave（勇敢）" 要素と日本語の「森」要素が両方とも入ってて良いなと思いました笑

まず最初に『ジャングル・ブック』のシーン！
キング・ルーイとダンサー達が見事なスウィングを披露してくれます

そして気になっていたメリダのシーン。
主題歌♪Touch the Sky を歌うのですが、なんとラプンツェルとアリエルという超人気プリンセスたちが合いの手を入れてくれます！
これはなんという好待遇…！(泣)

ショーの締めは、Happily Ever After!
フロリダのマジック・キングダムなどで公演されていた同名のショーのテーマ曲で、感動のラストを締めくくります笑

お腹が空いてきたな～と思ったところで、どこからかいい匂いが！
その正体は焼きイカでした笑
良心的な価格設定ながら、なかなかの絶品でした...！

メインストリートUSAのパレード前に時間ができたので、ここでランチをとることに。
どうせなら、ということでTDRのクリスタル・パレスに相当するプラザ・インでちょっとお高めの中華コースを注文！
館内がほどよく空いていたこともあり、ゆったりした気持ちで美食を堪能できました笑

プラザ イン アジア料理

遅めのランチで満腹になってゆっくりしていると、外からパレードのBGMが聞こえてきました
ちょうどいいタイミング！ということでメインストリートUSAに出て観ることに。
100周年コスチュームのミッキーたちが登場する、「ミッキー・アンド・フレンズ・セレブレーション」です

ナイトショーまで時間が空くので、いくつかアトラクションに乗ることに。
まず向かったのは「ミスティック・マナー」！
TDRではホーンテッド・マンションに相当するアトラクションですが、屋敷の主が世界各地で収集したコレクションがテーマということで、タワーオブテラーに近い要素もあります。

次に向かったのは「アイアンマン・エクスペリエンス」！
ライドの形式としてはTDRでいうスター・ツアーズなのですが、マーベルがテーマということでオリジナリティがあります笑

香港ディズニーランドで開催中のEXPOから香港中心部にあるスターク社の超高層ビルへ遊覧飛行するという途中、敵との市街戦に巻き込まれるというものです。
中環の高層ビル街で繰り広げられる戦闘は迫力があり、また実際の香港の風景というのも相まって、とても楽しめました！

そしてこの日限定で、世界的ピアニストのラン・ランのコンサートがありました！

彼はいわばディズニー社お抱えの凄腕ピアニストで、『くるみ割り人形と秘密の王国』では全編に渡ってピアノの挿入曲を担当しています。
上海ディズニーランドの開園時にもピアノパフォーマンスを披露されたとのことで、期待が高まります...！

ディズニー作品の数々の名曲を披露する中、中華圏らしく『ムーラン』の♪Reflection も！
歌手の美声とムーランの登場も相まって、素晴らしい演出です笑

なかでもゲストの盛り上がりがすごかったのが、♪Let It Go！
間奏パートの超絶技巧に、ただひたすら感嘆しました笑

ショーの終盤には正装姿のミッキー＆ミニーも登場！

ラン・ランさんの圧倒的な演奏技術もさることながら、バイオリンなどの伴奏、歌手の美声、豪華なキャラクターたち、演奏に合わせたプロジェクションマッピングなど全てが大満足のコンサートでした！！

この日限定で、ラン・ランさんのディズニー名曲アルバムもパーク内で販売していました

このアルバムはこれ以前にもYoutube Music で聞いていたのですが、改めてコンサートのと聞き比べると♪Let It Go などアルバム版以上の速度で華麗に打鍵しており、本当に生で聞けて良かったと感激しました笑

そして最後の目玉が、閉園時刻と同時に始まるキャッスルショー「Momentous」！

後から知ったのですが、「Momentous」は人間の生から死までのライブイベントがテーマ。
それを踏まえたうえで、ショーの構成を見ていきたいと思います

まずは幼年期、『アナ雪』の♪Do You Wanna Build a Snowman? のシーン。

同じ城でも、プロジェクションの映す映像や色合いによってこんなにも変わって見えるんだなと驚きました笑

続けて『ライオン・キング』の♪I Just Can't Wait to be King

早く大人になって、自分のしたいことをしたい！という無邪気で活気あふれるシーンです笑

続けて青少年期。
『ズートピア』の主題歌♪Try Everything が印象的に始まり、何かに挑戦していく、時には失敗しながらも自分の夢を叶えにいく、という各作品のシーンが映し出されます

個人的に『ズートピア』は大学1年、入学したての時期に公開された作品なので、その時の思い出も相まってこのシーンが一番グッときました…！

やがてパートナーを見つけ、恋へ
『リトル・マーメイド』の♪Kiss the Girl から始まり、『塔の上のラプンツェル』の♪I See the Light などロマンチックなシーンが続きます

限りある尊い人生、出会いもあれば別れもあります

映し出されるのは『リメンバー・ミー』『トイ・ストーリー3』『カールじいさんの空飛ぶ家』『2分の1の魔法』
いずれも大切な人との別れを描く作品です

ただそれらを悲しいものとして演出するのではなく、大切な思い出として今いる身の回りの人達と分かち合うという描き方をしているのがジーンときました…！

テーマ曲、作品のチョイスと選曲が名采配で、こちらもただひたすら感動しました。

このキャッスルショーが終えると閉園になるので、ゲストたちが一斉にエントランスへと戻ります
感動もひとしお、興奮やら心酔やらいろいろな熱い想いを抱えながら帰路につきました笑

香港ディズニーランドに来たのは今回が初めてだったのですが、全てにおいてクオリティーが高く大満足でした！

今後ぜひ夏やハロウィンのシーズンにも、また来年以降の干支の春節にもリピートしたいと感じました笑