2019深秋 初イタリアはツアーで８日間　③ベネチアは数日後に来る高潮の予兆が！

2019/11/07 - 2019/11/14

またまた小雨で明けたイタリア二日目。
又雨ですか～！！
しかしベネチアへ向け出発すると天気は好転、日も出て来ました。
良かった良かった。

今日からバスは席指定が毎日変わるとのことで座席表が貼られていました。
前後の座席は同じ方だったので、単純に後ろへずれるだけなのかな？

イタリア通の弟夫婦からベネチア始め、見所や注意など色々聞いてはいましたが、団体行動なのでなかなか思うようにはならないないことばかりですね。


写真はゴンドラ乗船の雰囲気を表したくって360度カメラでパチリ！

エリア ベネチア(イタリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: ユーロウイングス ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

扇形をしたホテルの中央エレベーターホールから建物の半分が見渡せます。
それにしても大型ホテルです！

朝食、今朝も生野菜といえるものは無し。
ヨーグルトはプルーンとともにたっぷりいただきました。
毎日生野菜を350ｇ以上摂っている私としては、このまま行って旅の後半で悪影響があるといやだな～。

ホテルの玄関です。

それほど時間も掛からずベネチア本島へのフェリー乗り場に到着。
念のため、1ユーロの有料トイレに行っておきます。

そして乗ったのは私達のグループだけでほぼ満席になりそうな、船というよりはボートがピッタリのもの。

こんなクルーズ船があちこちに停泊しています。
なるほど一年中混む訳だ。

イタリアも既にオーバーツーリズム真っ只中です。

こちらはプライベートの船らしいです。
お金持ちって居るんですね～！

いよいよ本島に近付いて来ました。
サンマルコ寺院の鐘楼もすぐそこに。

ボートから本島に降り立つと、何と岸壁は殆ど水面と同じ高さでした。
波が来る度に何メートルか水が押し寄せて来ます。

観光に支障は無いのだろうかと思っていたら…

まずは「ゴンドラ遊覧」ということで、その乗り場へ向うそうです。
前も後ろも見渡す限りの人の列です。

ため息橋
宮殿から牢獄へ渡る囚人が、ここで嘆きため息をついたので、ため息橋と呼ばれていると説明がありました。

見れば周りはゴンドラだらけ。
この付近も岸壁が波に洗われています。

やっとこゴンドラ乗り場に到着。
繰り返しの説明といえば、「帰りにチップ入れの帽子に1ユーロ位入れて下さい」だけですか？

4,5人ずつ乗船（というのかな）次々と繰り出して行きます。
私達は残念ながら船頭？さんの前の並び席にはならず、その前の席にやや向かい合うような形で座りました。

出発した各ゴンドラはこんな過密な状態で雰囲気はまるで×

そしてここから小運河に入るのかと思いきや、何とカナルグランデ（大運河）をちょいと進んだと思ったら引き返すではありませんか！

これが「ゴンドラ遊覧」ですか？　何だかだまし討ち…
ゆったりと小運河の橋でもくぐりながら　なあんて想像してたのに…

ツアー案内には、
「憧れのゴンドラ遊覧体験をお楽しみ下さい」なんて書いてありましたが…

さらに！
ゴンドラを降りて歩き始めた頃に、なんだかお尻が冷たくなって来ました。
何と他の方からも同じ声が。
そうなんです。昨夜の雨でゴンドラの座席に雨水が滲みていたのです。
チップなんか置いてる場合じゃあなかったんですね。

さらに先ほどの嫌な予感はここで当たり！
サンマルコ広場＆寺院に近付くとやっぱり10ｃｍほどですが冠水していたんです。

渡し板の上を一列になって進みます。
一度向こう側の建物近くまで行ってからサンマルコ寺院方面に折り返しとなるので、結構時間が掛かってしまいます。

ビニール製のオーバーブーツ？を買って履いている人達は結構自由に動けるようです。（物売りがそのいブーツや傘などを買えとつきまといます）

左手が冠水したサンマルコ広場です。

やっとこサンマルコ寺院の前まで進んで来ました。

内部は撮影NGだそうで。2階のバルコニーへ出てパチリ！

眼下には先ほどのサンマルコ広場

そうなんです。
「ゴンドラ遊覧」とはこんな感じかな　って思っていたんですよーっ！

ほとんどの方が「ゴンドラ遊覧」でこういう情景を思い浮かべるのではないでしょうか？

サンマルコ寺院の後は、
ベネチアンガラス工房の見学となっていました。

一応、職人さんが花器らしきものを成形するデモがありましたが、あっという間に終わり！
次に案内された上階のショップでの目的は、やっぱり「お土産にぜひお買い求め下さい」というもの。
相当高額な商品ばかり…でも買っちゃう人が居るんだな、これが。

私もちょっと迷ったのですが、「お土産店へ立ち寄る時間は無い」と聞き、仕方なくここでフォトスタンドを一つ買い求めました。
あとでこれが失敗かと思えるような事態に…

小物アクセサリーなどには、この金太郎飴のようなガラス細工が使われているようです。

続いて、リアルト橋まで行ってフォトタイム程度の時間がありました。

リアルト橋の近くでジェラートを見かけたので、ついつい買ってしまいました。

けっこう山盛り！！
（昼食のデザートがジェラートとも知らずに）

続いて、やっと昼食になるそうで再集合してレストランに向います。

さて再集合場所に戻ると、近くににベネチアンガラスのお土産店があり、何気にショーウインドゥを覗くと、あらら…やっぱり。

何と先ほど買ったフォトスタンドと見た目同じ物が半額程度で並んでいるじゃあありませんか！　もうこの後はだまされないぞ～！

昼食です。
まずは、いかにも って感じのイカ墨パスタ

次は、イカとエビの熱々フライにちょっと生野菜
これは揚げたてで結構いけました。

ここでデザートがジェラートとは、あっはっは～。

昼食を済ませたらベネチア観光は終了だそうです。
道々こんな露店も多くちょっと覗きたいですよね。

そして再びボートに乗ってベネチアにはさようならです。

鐘楼の高い塔もだんだん遠ざかっていきます。

サンタ マリア デッラ サルーテ聖堂

帰りもこんなかわいいボートでした。
何とも忙しくあっけないベネチアでした。

ツアーの観光ってこんなものかも知れませんが、それにしてもって感じ。

バスに乗り、本日の宿泊地であるフィレンツェ近郊のプラートヘ向います。

ART HOTEL MUSEO

ホテル予約サイトでの評価は、まあまあといった所。

ここでは一般の方と区別なく同じレストランでの食事です。
まずショートパスタ（トマト＆オリーブ）

次にサーモンのソテー＆ニンジンのグラッセ

う～ん、これ何だったっけ？
ティラミスか～　違う？　どこかで出たような気もするけど…

平均的なツインのお部屋。
広くもなく、狭くもなくって感じ。

しかしどこへ行っても冷たい便座って…
つくづく日本の良さを再認識。