2019/09/22 - 2019/09/24
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ミズ旅撮る人さん
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2019年9月。香川県のSLを訪ねました。
徳島空港を拠点に観光することになりました。
台風が来ていたこともあり、どうなることやらと、
ちょっとワクワク・ハラハラの始まりでした。
最初は空港からも近い、鳴門の「大塚国際美術館」へ。
長~~い鑑賞が終わって、高松に向かう途中にある東かがわのC11を訪ねました。
翌日は、瀬戸内海の直島に行ってアートに親しみ、その後、高松のC58を訪ねました。
最終日は、坂出のC58と、多度津のC58及び8620を訪ねて終了です。
多度津のC58は、ご存知の方もおられると思いますが、
JR四国の工場の中にあります。
開放日限定でしか見ることは出来ません。それでも行ってみました。
結果は、ご覧になってください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
東かがわ市与田山の福栄小学校お向かいにある空き地に、
C11195が置かれています。
SLの隣には、資料館もあります。 -
「鉄道資料館」です。
中には入れませんが、大きなガラスが嵌めてあるので、
中を覗き込めば、何が置いてあるのかはわかります。 -
ただ、ご覧のように天気が悪くてもガラスの反射がひどくて、
写真には向きません。 -
通票(タブレット)閉塞機。
三本松の閉塞機の上には、タブレットを受け渡す時に使う輪っかが
乗せてあります。
タブレットは、単線区間での正面衝突を防ぐために考案された
仕組みです。
その区間はタブレットを持っている機関車のみが通行できます。
タブレットは金属製の円盤で、この閉塞機に上から入れて、
いくつかセットしてあります。
両端の駅間で電話連絡をし、確認が取れると赤いボックスの下部にある
金属のつまみの奥に続くプレートが現れます。
そこに乗っているタブレットを取り出し、輪っかの先に付いている
革製のケースに入れます。
その輪っかを、これから単線区間に入線する機関士に渡します。
これを持っている機関車に通行占有権があります。
機関車が区間を通行し終わると、最後の駅で再び輪っかに収められた
タブレットが駅員に渡され、それを駅の閉塞機にセットすると、
この区間への他の機関車の進入が可能となります。
こういう人間が直に携わる仕組み、いいですねえ。 -
車輛移動機。車体を押したり引いたりして移動させる
タグボートのようなものです。
静態保存しているSLを車庫から外に出したりする時に
使っている所がいくつかあります。
2013年に訪れた北海道の安平町(旧追分町)のD51320は、
これを使っていました。
去年の地震の後、どうしているでしょうか。
調べてみると、2019年6月に開業した道の駅に、
立派な機関庫付きで保存されていました。
外に出る時は、DLに押し出されるようです。
隣にキハ183も展示されているので、今度また行ってみなくちゃ。 -
SLは照明付きの屋根の下にプラットフォームまで設置されています。
何故か手前には動輪まで。先程の鉄道資料館の横にも動輪がありました。
左奥に見えるのが福栄小学校です。 -
C11195の由緒来歴を書いた石碑があります。
とても立派なものなのですが、ちょっと問題があります。 -
たいへん読みづらいというか、ほぼ上部は判読不明なんです。
まだら模様の石は、石碑には向きませんね。 -
C11195。1940年川崎車輌製。1975年廃車。
国鉄OBの方によって整備されています。 -
プラットフォームがあるため、この角度から撮ることが出来ます。
-
側面には、「砂箱」「蒸気だめ」「ボイラー安全弁」などの説明板が
ありました。 -
プラットフォームには、タブレットを受け取るための装置が
置かれていました。
機関車に付いているのは見るけれど、駅に設置されているのは
初めて見ました。
閉塞区間を通った機関車の持っているタブレットを輪っかに入れて、
最後の駅のホームで、ここに引っかけたんでしょうね。
タブレットはいくつもあるので、本数が多い時は、
駅員が取りに来ないこともあったのでしょう。
私は、タブレット関連のものを見ると、それらを使って
鉄道を運行していた人々の働く姿が思い浮かぶので、すごく好きです。 -
今はまだ暑い9月ですが、
秋が深まると、紅葉が車体を彩るのでしょうか。 -
「山ざと号」。こんな愛称があったんですね。いいなあ、愛されてるね。
-
「主連棒」の文字も。子供向けなんだろうけど、
漢字で書いてフリガナを付けた方がいいと思うな。 -
さすがは、国鉄OB。これを消さないでくれました。
やっぱり大事だと思います。 -
「皆さんの蒸気機関車です」という看板だけが綺麗で、
錆びだらけのここは高松駅に近い二番丁公園です。 -
C5812。こちらも屋根付き、プラットフォーム付きです。
-
早速プラットフォームに上がってみます。
不格好な煙突の集煙装置が目立ちます。
集煙装置は、トンネル内で煙が真上に上がらず、後方に流れるようにして客車への流入を防ぐために取り付けられました。
昭和27(1954)年に考案されたもので、蒸気機関車は、
常に改良を施されていた鉄道マンたちの英知の塊と言えるのです。
パソコンがどんなに進化しても、目に見える蒸気機関車の進化ほどには
感動することはないです。 -
檻の中の運転席。あ~あ。
-
おまけに中まで檻の中。
それだけ大事にしたい割には、梯子なんか入れてある。 -
根性で、窓から覗き込みます。
-
ああ、錆びだらけ。梯子があるんだから、
整備するつもりはあったんだろうけど、続かなかったのかな。 -
妙な色のプレートが浮きまくっている。
「昭和15年 川崎車輌製造 NO1975」
元のプレートの穴が残っているから、
後でわざわざ取り付けたんだろうけど。 -
プラットフォームの上だけが近寄れます。後はぐるっと青い柵。
-
駅名看板には、子供向けの「おはなし」が書かれていました。
-
このSLには乗客がいました。
-
カメラを向けたら、すっごいガン見。
-
少ししたら、大あくびで昼寝の続きに戻りました。お邪魔したね。
-
青々とした稲穂がなびく水田越しに予讃線が走って行きました。
-
善通寺市付近を通っています。
この辺は、こうしたポコッとした山があちこちにあって、
私の中の「四国の風景」になっています。 -
たまたま通った田舎道で、唐突に現れた人の集り。
「地蔵大菩薩」と書かれた提灯とブロック塀のお社。
読経の声が聞こえて来ました。
このように、道路端で読経しているのは初めて見ました。
お遍路さんの文化のある四国ならではなのでしょうか。 -
予讃線には一年に2日しか営業しない駅があります。
津島ノ宮駅です。
看板の見えている「津嶋神社」の夏季例大祭の時の臨時駅です。津島ノ宮駅 駅
-
津嶋神社は、このすぐ向こうが瀬戸内海です。
神社の本殿は、海に浮かぶ小さな島にあるのです。 -
島まではこうしてコンクリート造の橋があります。
-
しかし、橋は普段は渡れないのです。
例大祭の2日間だけ、ここに板が渡されて歩くことが出来ます。
子供を守る神様なので、当日は小さな子供を連れた参拝客が
大勢訪れるそうです。 -
神社に貼ってあったポスターです。
四国の信仰心って、関東とは違うものがあるなあ。 -
妙な色の世界です。ここは、観音寺市にある琴弾公園です。
目の前には、「銭形砂絵・寛永通宝」がある筈なんですが、
あまりにも大き過ぎて目の前にいても砂山にしか見えません。琴弾公園 公園・植物園
-
展望台に上がって来ました。
しかし、ここからでも高さが足りなくて、全体が見えません。
観音寺市のHPには、
「その大きさはなんと!東西122m、南北90m、周囲345m」
「寛永10年(1633年)に藩主、生駒高俊公を歓迎するために
一夜にして作られた」と紹介されています。
最後の部分は、さておくとして、何故藩主を迎えるために
お金の砂像なんでしょうね?
毎日、日没から22時まで緑色にライトアップされています。
イベント時には、金や青色にもなるそうです。
毎年、春と秋に市民を中心に「砂ざらえ」を実施しているそうです。
砂ざらえ開催時のみ、深さ2m以上の砂絵に入ることができます。
おもしろそう! -
最終日です。坂出市の御供所公園です。
すぐそばを瀬戸中央自動車道が通り、瀬戸大橋が見えます。 -
香川県では、プラットフォームと屋根付きのSLが定番なのかしら?
ここには、腕木信号もあります。 -
プラットフォームに上がりました。
坂出駅には、今でも一方が「やそば(八十場)」、
一方が「うたづ(宇多津)」と表示されています。
そして瀬戸大橋線が出来たので「こじま(岡山県児島)」が増えました。 -
こんな風に窓に柵がしてあると拒まれている感が強くて
(実際そうなんだけど)、あまり親しみが持てないなあ。 -
中を覗いてみても、こんなもの。
深いため息をついて、さて、窓の隙間からがんばるか。 -
何これ?まるで囚人服みたいな、ねずみ色。
見なきゃ良かった。むごいなあ。 -
屋根があるから、外観はそんなに傷んでいないけど、寂しいね。
-
なかなかいい顔立ちなのに、くすんでしまって冴えないね。
-
「蒸気機関車の説明」
昭和16年10月4日川崎車輌製造。昭和46年3月8日廃車。
走行距離2,091,872km。 -
何故か、正面に下矢印のような模様が書かれています。
恰好良くしようとしたのかな? -
どこを見ても寂しさしか感じさせない機関車。悲しいなあ。
-
独特の外観を持っているのだから、ちゃんと整備して
人に親しまれるようにすればいいのに。 -
このコックを開いて水を流した人たちはもういないんだね。
-
さて、移動しました。JR四国多度津工場です。
この敷地の中程にSLが保存されています。
しかし、中に入って見られるのは工場の開放日だけ。
その日に合わせて行かれればいいのですが、四国は遠いです。
開放日ではないけれど、たまに見学させてくれる工場もあるので、
正面受付で聞いてみました。
結果は、期待してはいなかったけれど、やはりダメ。
そこで簡単に引き下がったりはしません。
実は、敷地の隣に塀越しにSLが見える場所があるのです。
「たどつシルバー直売所」の横にある広大な駐車場の一番奥です。 -
JRの工場の中で保存するくらいの車体なのに、野ざらしです。
でも、そのおかげでこうして見ることが出来ます。 -
後ろに古い客車を連れています。
-
C58333。集煙装置が特徴のあるタイプです。
多度津工場で修繕を行った最後の機関車です。 -
「準鉄道記念物」の碑。
-
さすがに足回りはしっかりしています。
せっかくこのレベルを保持しているのなら、
せめて屋根を付けて欲しい。もったいない!
そばに近づくことは出来なかったけれど、
結構よく見られたので一応満足です。
保存状態が至極いいので、もっと間近で見たかったなあ~~ -
さて、すぐそばには多度津駅があります。
以前来たことがあるのですが、せっかくなので立ち寄ります。
2018年に跨線橋が開通し、セブンイレブンも出来たので
随分と違って見えます。 -
SLの横には、プレートがいっぱい。随分欲張りなSLですね。
-
JRの線路のすぐ脇にSLは置かれています。
先程のプレートの後ろには「蒸気機関車展示経緯」の
プレートもありました。
「昭和45年10月栄町3丁目甲5番8に設置。
平成8年10月当地に移設」
「経緯」の割には、移設の理由などは書かれていません。 -
線路脇なので、SLは広告板にも使われています。
-
う~ん、移設した時には整備したのかなあ?
今年は令和元年。23年も前だからこうなっちゃうか。
でも23年間放置するなら、どうしてここに移設したんだろう? -
「大11(年)汽車(製造)」
-
ああ、小っちゃいね。
ナンバープレートはオリジナルなのかな?
「58685」の下に「型式8620」と書いてあります。 -
四国にはこの8620型とC58が多いんだそうな。
礼儀正しい正統派の機関車という感じがするなあ。
8620はとても古いけれど、九州では「SL人吉」として
現役で走っているからすごい。
2017年に乗ったけど、途中下車せざるを得なかったから、
今度は全線乗りに行かなくちゃ。 -
ボイラーがキュ~っと細くて、スポークの動輪。優しい機関車だね。
-
運転室は檻の中。でもあんまり嫌じゃない。
脇に長柄箒(ほうき)が立て掛けてあるからかな?
大規模な整備は出来なくても、掃除程度の手は入っているらしい。 -
檻の隙間から覗きます。
上の方で環状になった赤いコードは、運行中に抜けてしまわないように、わざとこうしてあるんだそうです。
そこかしこに、先人の知恵が見つかる。それが蒸気機関車の魅力です。 -
58685の足元に「SLライトアッププロジェクト 多度津高等学校」と書かれた看板がありました。
多度津駅周辺は、夜になると暗いから、
SLが少しだけ明るくしてあげているのかな?
町の役に立っていれば、愛着を持ってくれる人もできるかもしれないね。 -
JR多度津駅に列車が入って来ました。
アナウンスでは2つ先の宇多津で切り離しがあるので、
乗り込む車両を間違わないようにとのことです。
車掌さんが2組ずつ隣あった車輛に乗り込んだので、
ここの部分で切り離されるものと思われます。 -
イチオシ
列車が発車しました。車掌さんが二人も窓から顔を出しています。
これは珍しい(いや、ここではいつもそうなんだろうけど)。
「いしづち」は高松行き、「しおかぜ」は瀬戸大橋を渡って
岡山行きです。
宇多津では、特急「しおかぜ・いしづち」「南風・しまんと」
「南風・うずしお」の分割・併合が行われます。
知らないでここに来て、たまたまこの写真を撮りました。
後で調べて、こういうことかと知ったのですが、
こういう不思議な発見・出会いが旅のこれ以上ない楽しみです。
この写真は、表紙にしたいくらい私には貴重な写真です。 -
「いしづち」松山行きです。
2014年から導入された8600系電車です。
丸い顔がおもしろいですね。 -
側面の窓の上には「SHIKOKU RAILWAY COMPANY」と
書かれています。
丸い顔の方のドア脇には目立たない「JR」の文字がありますが、
九州と同じように「SHIKOKU」の文字の方が大事に見えます。 -
鳴門線の鳴門行きが来ました。キハ47です。
鳴門から始まった旅の終わりに相応しい汽車ですね。
さて、これで今回のSLの訪問は終わりです。
今回の旅は、美術館やアートの直島など、盛りだくさんでした。
まだお遍路の寺と、坂東俘虜収容所も訪れているのですが、
旅行記に出来るかなあ?
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