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 山形の夏の風物詩と言えば、遊佐の岩ガキを食べることである。これは「鳥海山湧水」の恵みだという。日本海の海底からも真水が湧き出ている。この湧水で岩ガキは大きく育ち、プリプリして食べ応えがある。鳥海山麓は湧水が豊富である。<br /> <br /> 新山溶岩流末端崖の湧水群があり、計7ヶ所から湧き出た水は、約26ヘクタールの湿原を形成している。その中で最大なのが「獅子ヶ鼻湿原」の出つぼ(湧水)で、別名「熊の水のみ場」と言われる。水量の豊富さと水の清らかさが評価され「平成の名水百選」です。<br /> 「獅子ヶ鼻湿原」に約160種類の多種多様のコケ類が密生してます。特に、日本では鳥海山にしかないヒラウロコゴケ、希少種が多く、コケが流水の中で絡まりあった「鳥海マリモ」は水質、水温、水量が一定のここでしか見ることができない。<br /><br /> 鳥海山の雪解け水が地中に潜り、高さ5m幅約30mの岩肌一帯から湧き流れ落ちる「元滝伏流水」。斜面に張り付いたコケの緑と水しぶきの白のコントラストが目に鮮やかです。一日約5万トンの湧水が川に流れ込み、外気温との差から周囲は霧状になり、幻想的です。<br /><br /> 山形県遊佐町にある「丸池様」は知る人ぞ知る、直径20メートル、水深5メートル、湧き水だけで満たされた池です。池の水の色は幻想的なエメラルドグリーンです。光の加減により微妙に色を変えていきます。透明な池を見ていると、底の方からボコボコと水が湧いている様子が見られます。 <br /><br /> この旅行記は鳥海山麓の湧水、秋田県にかほ市の「獅子ヶ鼻湿原」「元滝伏流水」山形県遊佐町の「丸池様」を訪れた湧水紀行です。<br />

鳥海山麓湧水紀行

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2019/10/25 - 2019/10/25

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ガッサン

ガッサンさん

この旅行記のスケジュール

2019/10/25

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 山形の夏の風物詩と言えば、遊佐の岩ガキを食べることである。これは「鳥海山湧水」の恵みだという。日本海の海底からも真水が湧き出ている。この湧水で岩ガキは大きく育ち、プリプリして食べ応えがある。鳥海山麓は湧水が豊富である。
 
 新山溶岩流末端崖の湧水群があり、計7ヶ所から湧き出た水は、約26ヘクタールの湿原を形成している。その中で最大なのが「獅子ヶ鼻湿原」の出つぼ(湧水)で、別名「熊の水のみ場」と言われる。水量の豊富さと水の清らかさが評価され「平成の名水百選」です。
 「獅子ヶ鼻湿原」に約160種類の多種多様のコケ類が密生してます。特に、日本では鳥海山にしかないヒラウロコゴケ、希少種が多く、コケが流水の中で絡まりあった「鳥海マリモ」は水質、水温、水量が一定のここでしか見ることができない。

 鳥海山の雪解け水が地中に潜り、高さ5m幅約30mの岩肌一帯から湧き流れ落ちる「元滝伏流水」。斜面に張り付いたコケの緑と水しぶきの白のコントラストが目に鮮やかです。一日約5万トンの湧水が川に流れ込み、外気温との差から周囲は霧状になり、幻想的です。

 山形県遊佐町にある「丸池様」は知る人ぞ知る、直径20メートル、水深5メートル、湧き水だけで満たされた池です。池の水の色は幻想的なエメラルドグリーンです。光の加減により微妙に色を変えていきます。透明な池を見ていると、底の方からボコボコと水が湧いている様子が見られます。

 この旅行記は鳥海山麓の湧水、秋田県にかほ市の「獅子ヶ鼻湿原」「元滝伏流水」山形県遊佐町の「丸池様」を訪れた湧水紀行です。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
観光バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
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