2019/10/26 - 2019/11/01
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poisonさん
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初のスペインはバルセロナ1都市7泊5日でガウティ建築を満喫。なんとカタルーニャ州独立関連のデモの最中でしたが、観光は滞りなくできました。食べ物がおいしく、本場のパエリャは最高。
ガウディ建築は混雑が予想されるので、チケットは日本で公式サイトからネット予約して、チケットをプリントアウトして持参しました。
10月末は東京より少し暖かいくらいの気温ですが、夜は冷えます。ウインドブレーカーが必須。天気はよく、晴れ晴れとした空にガウディ建築が映えました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エイチ・アイ・エス
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-
エアーは、約10年ぶりのKLMオランダ航空でした。
今年創業100周年だそうで、同じ名前のまま営業している航空会社では世界最古らしいです。
サービスもよく、機内食もおいしかった。
水色の機体もかわいい。
往路機内食1
和食の魚か、洋食の肉料理を選べたので、魚に。
サラダ、サバの竜田揚げとサフランライスでした。
この和洋折衷な感じ、国際線ならではかも。
デザートはマンゴームース。 -
往路機内食2
到着前にも食事が出ました。
ピクルスと、ツナと枝豆のクリームパスタ。麺はのびのびでしたが、ソースはおいしかった。
パンが笑えるほどにクシャクシャですが、やわらかかったですよ。
オランダ・スキポール空港で乗り換え。 -
バルセロナ到着前にも、軽食が出ました。ブリトーと飲み物でした。
バルセロナでは、国際線はターミナル1に到着。
空港から市街へ出るために鉄道を利用したのですが、鉄道駅はターミナル2にあるので、無料シャトルバス乗り場を探して、バスでターミナル2へ。
鉄道で20分ほどで、今回の宿があるサンツ駅に到着します。片道500円くらい。 -
ホテルは駅前すぐにある4つ星の「エキスポホテルバルセロナ」(写真では星が1つ切れています)。エクスペディアで予約しました。
アクセスがよく、1階に大手スーパーマーケット「メルカドーナ」があり、便利。 -
部屋も広々。最上階の部屋で、バルコニー付きでした。
-
バスルームにはバスタブもあり、広い。
-
夜に到着したので、隣にあるレストラン「Santander」で食事しました。
席に着くと、オリーブのピクルスが運ばれてきます。
オリーブ、さすがにおいしい!日本ではあまりオリーブを好んで食べることはないんですが、これは止まらなくなる。
箸休め的な?おいしさでした。
日本語メニューもありました。 -
「ガリシア風スープ」
こりこりした豚の軟骨?的なものとジャガイモ、白いんげん、キャベツなどの野菜がたっぷり煮込まれたスープ。
滋味深い、やさしい味のスープ。長旅で疲れた体に染み渡る。 -
「アヒルのロースト ポルト酒ソース」
いきなりアヒル食べちゃった!
歯ごたえ強め、うまみも強めのお肉。
鴨とも少し違う。ポルト酒のフルーティーな甘めソースが斬新な感じ。
付け合わせのジャガイモのパプリカ風味、ボリュームたっぷりでしたけど残さずいただきました。
ガス入りミネラルウォーターと税、サービス料込みで25ユーロ。外食はちょっと高いなと感じました。 -
一夜明けて、街へ出てみます。
地下鉄は券売機でクレジットカードが使え、1回券のほか1日券、2日券などをタッチパネルで選べます。 -
昼前にカサ・バトリョ、午後にカサ・ミラの入場券を予約していたので、隙間時間に別の場所を訪れました。
ガウディ建築の名所は混雑するので、公式サイトからのネット予約が便利です。
チケット売り場で長蛇の列に並ぶのはごめん・・・。
朝イチで地下鉄に乗り、訪れたのは、サン・パウ病院。
これが病院なのです!正面がこちら。
空が青くて、レンガの建物とのコントラストが美しい。 -
オレンジ色の宮殿のような美しい建物で、外壁にはタイル画、建物内部も美しい装飾やステンドグラスが施されています。
-
廊下さえもゴージャス。
-
「芸術は人を癒やす」という信念のもと、モンタネールにより設計された建物。
1903年から2009年まで、実際に病院として利用されました。 -
病室内もこんな感じで保存されています。
こんな優雅な建物なら、一度入院してみたかった。 -
敷地は広く、中庭の周りに48棟もの病棟があります。
これらの観光用の建物の奥には現在、病院として使用されている現代的な建物があります。 -
大きなドーム屋根の縁についた細かい装飾も美しい。
青い空に映えるオレンジ色の建物。
サン・パウ病院は並ばずに入場でき、予想以上に広くて美しく見どころたっぷりでした。
スペインの建築の素晴らしさをいきなり堪能した気分。
サグラダ・ファミリアにも歩いて行ける距離です。 -
サン・パウ病院の後は、駆け足で電車を乗り継ぎ、カサ・バトリョへ。
地下鉄のパセジ・ダ・グラシア駅からすぐです。
目抜き通りのグラシア通りに面した、一目見るとガウティと分かる建物。
海をモチーフにした青い模様の壁が美しい。 -
ネット予約しているので、チケット売り場には並ばずに入場列へ並びます。
公式サイトからのネット予約で、時間指定とチケットの種類を選択。
https://www.casabatllo.es/en/
ブルー、シルバー、ゴールドの3種類があり、ブルーはオーディオガイドを含む普通の入場券。
ゴールドは、普通は非公開の部屋の入場、入り口で並ばず入れるファストパス、非公開の部屋で昔の衣装を着て写真撮影、キャンセル料無料というもの。
シルバーはその中間で、非公開の部屋入場を含むチケットです。
私は、そんなに混雑する時期ではなかったので普通のブルーチケット。
入り口で少し並びましたが、時間になると通してくれました。さほど並ぶこともありませんでしたが、8月など混雑する時期はファストパスなどが便利なのでしょう。
オーディオガイドは日本語もあり、入り口で「ハポネッサ(日本人です)」といえば。言語設定してくれます。
これが面白くて、説明を聞きながら建物内を歩くのですが、スマートフォン状のオーディオガイドで、画面にも説明の図案が登場します。
入り口付近にある居間の暖炉はキノコを象っているのですが、画面を暖炉に向けると、キノコの絵が現れては消えていきます。 -
もっとも有名な、ベランダのある大広間。
うねった天井、円いステンドグラスがとてもかわいいのです。 -
電灯も、渦巻きの中央に。
やはり海の中に潜っているような気分になります。 -
スペインの建物は中庭が標準装備されていて、ガラスの天窓から光を取り入れた設計。
階段を上がり降りするたびに、青くて美しい壁を見ることができます。 -
屋根の形状もおとぎ話に出てくるようなもの。
屋上には各部屋の暖炉から出る煙突がまとめられており、この形も煙突と思えぬユニークさ。
どちらもタイルで模様が施されていますが、このタイルは廃材を再利用したものだそうです。 -
ちなみに夕暮れ時も、夜のライトアップも美しいです。
-
ちょうど、この日はカタルーニャ州独立に端を発したデモが行われており、観光中にグラシア通りがデモ隊で埋め尽くされました。
でも破壊的なデモではなく、独立反対派のでもだったためみんな意外とのんびり。 -
観光客とデモ隊が交錯するカサ・バトリョ前のカオス。
民俗的な出来事に遭遇し、面白いものを見られたなあというのが率直な感想です。 -
カサ・バトリョを見学した後は、ランチを探します。
ちょうど、グラシア通りではカタルーニャ州独立に端を発した大規模デモが行われている最中で、道路は人でいっぱい。
なんとかデモ隊と逆行し、カサ・ミラの方向へ進みながらお店を探します。
やっぱりパエリャとかピンチョスとか、スペインらしいものを食べたいなぁ。
とかなり歩き回り、パエリャ&タパスのお店を発見。
本場のパエリャにありつきました。
1人前ですが、でっかいパエリャパン!
でも浅いので、あっさり完食。
日本で食べるものと全然違う。
魚介の濃い出汁で炊いた、リゾットみたいな味わい。
米の食感もパラパラしています。
ムール貝、海老、ハマグリがのっていて、地中海が近いからか魚介おいしいなぁと実感しました。 -
店内はおしゃれな雰囲気。
「ハポネッサ(日本人です)と言うと、英語メニューをくれました。 -
「ARTE DE LA PAELLA」という、カサ・ミラの近くのお店です。
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お昼を食べた後は、ガウディの世界遺産をはしご。
カサ・ミラ(現地では La Pedrera ラ・ペドレラ と呼ばれています)へ向かいます。 -
グラシア通りに面した、一目でガウディ建築と分かる建物。
高級マンションとして建てられました。
波打った壁、黒い柵。岩山のようにも、動物の骨のようにも見えます。
こちらもネット予約していたので、待たずに入れました。
公式サイトのチケットはこちら。
https://www.lapedrera.com/en/visits
いろんな種類がありましたが、私はノーマルな昼の観覧チケットを日本で時間予約してから行きました。
窓口で当日購入するより3ユーロ安い(結構大きいよね)し、並ばずに済むのは何より。
私はオーディオガイド付きの普通の「essenntial」チケットでしたが、ほかに夜の観覧チケットや、観覧とディナーがセットになったチケットもあります。 -
こちらもカサ・バトリョと同じく、中庭を取り囲んだマンションになっています。光を取り込んだ設計はさすが。
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カサ・バトリョは海がテーマですが、こちらカサ・ミラのテーマは山。
まるで森の中にいるようなイメージです。らせん階段は南の島みたいな彩色が施されています。 -
屋上に上がると、エジプトの砂漠に建つスフィンクス?塔?のような換気塔がいろいろ。
兜の形だそうです。
大都会の屋上にいるということを忘れてしまいそう。 -
アーチ部分からは、サグラダ・ファミリアを覗くことができます。
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内部のアーチ状の梁も美しい。
アーチ・・・ガウディ建築の特徴のひとつで、石を組み合わせて美しく頑丈な建築物を構成しています。 -
建築当時を再現した部屋がたくさんあり、当時の生活を垣間見ることができます。
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ここは子供部屋。床には六角形のタイルが敷き詰められいてます。
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アンモナイトのような模様が特徴的。
バルセロナではガウディへのオマージュとして、グラシア通りの歩道にも同じ六角形のアンモナイト柄タイルを敷き詰められています。 -
これが歩道のタイル。同じ模様です。
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どの角度から見ても不思議で絵になる。
カサ・ミラは、建築当初は奇抜さのあまり市民から敬遠されていたのだそうです。その外観から、「石切場」とも呼ばれたそう。
しかしこの曲線美、立派に街と調和しています。
マンションなのに自然の中で生活しているような不思議な空間。
1時間半くらいかけて、ゆっくりとめぐりました。 -
夕方にはピカソ美術館で絵画に浸り、最寄りのジャウマ・プリメ駅前のお菓子さんでマカロンを購入。
量り売りで安くて(日本じゃマカロン高くて買えない)、いろんなフレーバーがありおいしかった。
写真はないですが、ショーウインドウはこんな感じ。
パイも揚げパンもチョコクロワッサンもおいしそう。 -
晩ご飯は、サンツ駅にあるカフェテリアで、ポテトサラダ。
ケーキじゃありません。
昼食のパエリャでおなかいっぱいのまま。
ポテトサラダってどこにでもあっておいしいからうれしい。 -
バルセロナ2日目。
この日は、午後にサグラダ・ファミリアの入場チケットを予約していたので、午前中にカタルーニャ音楽堂を見学しました。
地下鉄カタルーニャ駅から徒歩5分、の予定が、カタルーニャ広場を中心にした出口の多さと、通りの表示のなさで道に迷いまくり、1時間ほど要しました。
「花の建築家」と呼ばれるモンタネールによる設計です。
ガウディの2歳上、当時はガウディよりも名声があったといわれる人。
呼び名の通り、温かみのある赤レンガにモザイクタイルで施した花のモチーフがとてもかわいらしい建物。 -
自由に見学することはできず、所要約1時間のガイド付きツアーに参加します。
チケット購入の際にツアーの時間を知らせてくれます。
内装もゴージャスでありかわいらしくもあり。パイプオルガンも立派なものがあります。
何より美しいのは、ステンドグラスを施した天窓。 -
逆ドーム状になっており、太陽光を取り入れて美しい光彩を放ちます。
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横の窓もポップな花模様のステンドグラス。
シャンデリアも花の首飾りのようなモチーフです。 -
舞台両端には大理石の彫刻。向かって右側はベートーベン。
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広間のシャンデリアだけはゴシック調の重厚感あるものになっています。
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舞台も花模様や女神を描いた装飾的なタイル画。
ヨーロッパ他国の音楽堂やオペラハウスとは一味違った建築です。
1908年建設。今も現役のコンサートホールとして使われています。
この日はチケットが取れたので、夜に弦楽とピアノのポップ&映画サントラコンサートを聴きに再訪しました。 -
午後はこの旅行の最大の目的、サグラダ・ファミリアへ向かいました。
世界的観光地のため、どの季節でも混雑します。
公式サイトでチケット予約するのが賢明です。
https://sagradafamilia.org/en/tickets
英語表記もあるので、時間を選択して予約しました。
サグラダ・ファミリアの入場とオーディオガイド、塔に上るコースがセットになったチケット。
塔は「生誕の塔(Nativity)」と「受難の塔(Pasio)」が両側にあり、チケットセットの場合はどちらかを選択します。
私は「生誕の塔」の入場チケットにしました。多分こちらがおすすめ。
ガウディ・ミュージアムの入場券とセットなど、さまざまな組み合わせがありますが、サグラダ・ファミリアと塔だけで2時間くらいかけてゆっくり見るのがおすすめです。というか、ずっと見ていたくなる。
地下鉄サグラダ・ファミリア駅を出ると、すぐにその姿が目に飛び込んできます。
入り口は人の列ができているので、ついて行くのみ。
壮大な建物に圧倒されます。ガウディの最高傑作。サグラダ ファミリア 現代・近代建築
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真ん中には、永遠の命を表す糸杉。鳩は、信者を表します。
サグラダ ファミリア 現代・近代建築
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中に入ると、さらに美しい光景が広がっています。
サグラダ ファミリア 現代・近代建築
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高い高い、アーチの彼方には光を取り入れた天窓。
これだけ高い柱やアーチを石造で作るなんて。
上を見上げていると、小さな蟻になって、草むらの中から天を仰いでいるような気分になります。サグラダ ファミリア 現代・近代建築
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ステンドグラスは、太陽光を受ける角度によって赤、青、黄色、緑の光を教会内部に送り込みます。
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チケットには入場時刻と、塔へのエントリー時間が記されているので、その時間になったら塔の入り口へ行きます。
(注意!塔へ上がるには、大きな荷物は預けなくてはいけません。コインロッカーはデポジットですが1ユーロコインが要ります)サグラダ ファミリア 現代・近代建築
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塔へはエレベーターで上がり、てっぺんからは階段を降りながら景色を楽しみます。
階段を見下ろすと、アンモナイトのよう。サグラダ ファミリア 現代・近代建築
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時折、窓から建設中の装飾部分が見て取れます。植物みたい。
サグラダ ファミリア 現代・近代建築
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バルセロナの街並みもこの通り。右手にある高い円柱は、ホテルだそうです。
ガウディはサグラダ・ファミリア建設中に路面電車にひかれて亡くなってしまったのですが、その遺志を受け継いで、2026年までかけてでも完遂しようというスペインの人々の意気込みにも心を打たれます。 -
そして、生誕のファザードにある15体の天使像は、日本人彫刻家・外尾悦郎氏によって製作されています。
門はシダ?花?のような装飾で彩られています。サグラダ ファミリア 現代・近代建築
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太陽が沈む西を向いているのが受難のファザード。
こちら側には、石造とともに不思議な数字のパネル。
縦、横どの辺を足しても、キリストが亡くなった年「33」になるように作られています。サグラダ ファミリア 現代・近代建築
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海外旅行で楽しいのは、現地の食生活を知ること。
今回はバルセロナの”胃袋”サン・ジュセップ市場をうろうろしました。
地元の人からは「Boqueria(ボケリア)」と呼ばれている、1836年創業のとても大きな市場です。
地下鉄リセウ駅からすぐ。 -
中はもう、すごくカラフルで、いろんなお店が並びます。
まずは食事をしよう!と、市場の中にあるバルへ。 -
カウンターだけの小さなバルがあるのです。
「エル・キン・デ・ラ・ボケリア」
食事時を外しても満席。うまくタイミングを見計らい、1席空いたので座れました。
メニューはスペイン語だけでなく英語もあります。 -
ガスパッチョ
とてもおしゃれな盛り付け。
奥にあるスプーンに入ったみじん切り野菜を加えていただきます。
実は、ガスパッチョを食べるのは初めて。
酸味のきいたトマトの冷製スープです。野菜を入れると、シャキシャキした歯ごたえも。 -
トルティージャ(スペイン風オムレツ)
ケーキみたいな見た目ですが、薄切りジャガイモがたっぷり入ったオムレツ。
日本で食べるオムレツよりも塩気が強く、ケチャップなどはかけません。 -
パンはオーダーしなくても出てきます。紙袋入り。
バゲットみたいなハード系。 -
レモネードを頼んだら、ファンタレモンが出てきた!日本にも昔ありましたよね。
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さて、おなかが満たされたら、市場内を散策。
ショコラティエでは、量り売りですごく安くおいしいチョコレートを買うことができます。
あまり有名ではありませんが、スペインってチョコレートがすごくおいしい。
カカオサンパカもスペインのブランドですよね。 -
バラの花の形のチョコレートとか、マンディアン(木の実がのったチョコ)とか、美しくておいしい。
トリュフやオランジェットなど、日本では考えられないくらい安いので、たくさん買いました。 -
ハモン(生ハム)屋さん。丸ままの脚。蹄もついている。
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スパイス屋さん。パエリャで使うサフランもあります。
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魚屋さんでは、??な遊び心あふれるディスプレー。
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フルーツ屋さん。イチジクとかイチゴとか、日本でもおなじみのものが。
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フリット(揚げ物)屋さん。食べ歩けるフリットがいっぱい。
観光客が多いので、こういう食べ歩きフードがたくさん売られています。
ハモン・イベリコも食べ歩きカップで売られています。 -
オーガニックフード屋さんでは、おいしそうなベジタリアンのパエリャ。
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コロッケ屋さんでは、ほうれん草入りのライスコロッケを1つ買いました。おじさんサムアップ。
これがまたおいしい! -
サフランライスにほうれん草、チーズ入り。
衣は薄く、カリッとしています。
食べるのがお好きな方は、ぜひ市場散策をおすすめします。 -
市場前の通りは歩行者天国になっており、アフリカ系のお兄さんたちがコピーブランド商品やアクセサリー、FCバルセロナグッズなどを路上販売しています。
その敷き布の四隅に紐をつけていて、摘発とか客足減少とかの場合はさっと商品をたたんで移動する! -
なんかこれが面白くて、こっそり写真に収めてしまいました。
やっぱりヨーロッパは、まだ人種差別が強く残っているイメージですね。
アフリカ系黒人の方は、定職を見つけにくいのでしょう。
宿泊したホテルでも、表で働く人は白人。
ある夜、ドアのカードキーの磁気が故障し、直してもらったのですが、フロントで対応してくれたのは白人のフロントマン。
実際に直しに来てくれたのは黒人の職員さんでした。 -
散歩の終わりは、コロンブスの塔。アメリカ大陸を指しています。
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滞在3日目はガウディが設計した庭園「グエル公園」に行きました。
広い公園なんですが、ここにある建物やベンチ、噴水、垣根にいたるまでガウディ建築です。
こちらも公式サイトでネット予約して訪れました。
https://parkguell.barcelona/en/buy-tickets
予約完了メールからチケットをプリントアウトして持っていくと、無料シャトルバスにも乗ることができます。
入口からしばらくは無料エリア、途中にチケットをチェックする場所があり、そこから有料エリアになります。
有料エリアを入ってすぐ、中央広場にはタイルで彩られたベンチがあります。 -
ぐにゃぐにゃしたカーブで、向き合って会話できるような設計。
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公園内を歩くと、石垣のような部分があり、石なのに南国のヤシの木のように見えます。柱には1人、洗濯女の像が。
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カーブが美しい。
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階段や坂道が多用された立体的な構造の公園になっており、歩くたびに違う風景が目に飛び込んできます。
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建物はお菓子の家のよう。
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家の内部も見ることができ、天井は砂丘のように波打った模様になっています。
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有名なトカゲの噴水。
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壁面のタイル画もかわいらしいモザイク。
茶色の石垣、カラフルなタイル画、植物の緑など、さまざまな色彩が入れ代わり立ち代わり目に入ってきます。 -
ガウディがいかに、自然との共存をテーマに建築物を設計していたのかよく理解できます。
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市内のちょっと離れた場所にありますが、ネット予約のチケットがあれば地下鉄アルフォンスX駅から無料シャトルバスに乗ることができます。(乗車時間10分くらい)
駅を出ると、このようなバスが待っています。お客さんが大勢向かうので、ついていけばすぐ分かります。
帰りも、降車場所と同じ無料エリアからシャトルバスが出ます。 -
スペインといえば外せないのが、パエリャ。
そしてサッカー。
この日は2つとも堪能しました。
昼ご飯は、海辺のレストラン「BARRCA(バラッカ)」で、パエリャ。
これ、最高に美味しかった。やっぱりパエリャは本場で食べなくちゃ。
2人でシェアしたのですが、3人前くらいありました。
でも完食。
ムール貝、イカ、チキン、ソーセージが入って食べ応えも味もGood. -
ムール貝の白ワイン蒸しも食べました。
地中海に面しているからか、ムール貝は安くておいしい。身がプリプリ。 -
パンとオリーブは、席に着くと運ばれてきます。
-
こんな開放感あるシーサイドのレストラン。
地下鉄バルセロネッタ駅から海側へ徒歩10分くらいです。 -
夜はカンプ・ノウスタジアムで、FCバルセロナーバリャドリードの試合を観戦。
FCバルセロナの公式サイトでチケットを予約できます。席も指定できます。
スマホに届く電子チケットに入場口番号が書いているので、その入り口へ向かいます。
美しいグリーンが。でっかいスタジアムです。
一番安いチケットで高いところでしたが、手すりの前、最前列の席が取れたので、ピッチがよく見えます。
メッシ、スアレス、ジェラール・ピケがフル出場。
スアレスゴールも、メッシのキャリア50個目のFKゴールも見ることができ、バルサが5-1で勝利。楽しかったです。 -
バルセロナ4日目は、足をのばしてモンセラットを観光しました。
バルセロナから電車と登山電車で1時間半。
奇岩の岩山の中腹に、黒いマリア様を祀った修道院があります。
その絶景たるや・・・
グランドキャニオンのような、サツマイモのような奇岩に、建物が建っている。見たこともない光景。 -
地下鉄に乗り、スペイン広場駅(Pl. de Espanya)からFGC(カタルーニャ鉄道)のR5号線マンレザ(Manresa)行き電車に乗ります。
地下鉄からの乗り換えは、「L8」の横にあるオレンジ色の記号付き看板を目指して行けばFGCの駅に行けます。
切符の券売機で、FGC+登山電車、FGC+ケーブルカーの2種類のコラボ切符が選べるので、好きな方を購入します。
私は登山電車を利用しました。 -
乗り場の表示はこんな感じ。わかりにくいけれど、Manresaを見つけます。
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電車では、進行方向と逆の椅子に座ったからか、疲れからかすごく酔ってしまい、1時間ずっと苦しむことに・・・
降りたい、でも降りたら次の電車が1時間後・・・。脂汗ダラダラでモニストロル・デ・モンセラット駅に着きました。
ここで登山ケーブルカーに乗り換えます。モンセラット登山鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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到着すると、岩山の絶景と修道院が。
乗り物酔いを覚ますためと、景色を見るためしばらく広場でゆっくりしました。モンセラット登山鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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午後から修道院で少年合唱団の賛美歌合唱があるので、それに合わせて修道院へ行きます。
結構混んでいて並ぶので、時間は余裕をもって。モンセラット修道院 (教会堂) 寺院・教会
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まずは黒いマリア様を見る列に並びます。マリア様にたどり着くまでも美しい教会内を楽しみました。
アーチ天井の美しい彫刻。モンセラット修道院 (教会堂) 寺院・教会
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ステンドグラスもきれい。
モンセラット修道院 (教会堂) 寺院・教会
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そして、黒いマリア様。ボール(宇宙)を持った右手にパワーが宿っているとされ、みんなここを触ります。
岩山の中で発見され、この地に修道院が建てられることになったそうです。モンセラット修道院 (教会堂) 寺院・教会
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教会内は荘厳な雰囲気。ちょうど、昼の合唱を聴くことができて心が洗われました。
モンセラット修道院 (教会堂) 寺院・教会
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教会前には、こんな中庭。床の黒い円にパワーが集まっていると言われています。
教会の周りには土産物店やカフェテリアがあり、1日楽しめます。モンセラット修道院 (教会堂) 寺院・教会
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この後、ケーブルカーに乗ってさらに山の上へと行っていました。
奇岩群が広がる絶景。
岩山をトレッキングしました。
結構な崖っぷちを歩くので注意が必要です。自己責任で。モンセラット 山・渓谷
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とてもいい天気で、サツマイモみたいな奇岩が映えます。
柔らかい地層が、雨によって浸食されたのでしょうね。モンセラット 山・渓谷
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夕方、モンセラットから戻り、スペイン広場にあるショッピングモールへ。
この不思議な円形の建物、中は巨大ショッピングモールです。
ブランドショップやスペインのアパレルZARAやMANGOなどが入っています。
地下1階はカジュアルなレストランが入ったフードホールと、スーパーマーケット。 -
パエリャと迷った結果、バルへ。
サーモンのタルタルとハモン・イベリコのオープンサンドにしました。
お値段もカジュアルでうれしい。
サーモンとアボカドの組み合わせ。最強。
クルトン状のバゲットにつけていただきました。
スペインへ来たからには、ハモン・イベリコを食べなきゃね。
塩気がちょうどよく。オリーブオイルがかかってとてもおいしかった。 -
翌朝は帰国です。
KLMオランダ航空で、アムステルダム乗り換え。機内食その1は、炊き込みご飯とチキンの照り焼き、ほうれん草の煮物、サラダ、チョコチップケーキ。
このサラダがすごくおいしかった。量がたっぷりでフレッシュで、甘いマイクロトマトとカッテージチーズがのっていて。
バルサミコ酢のドレッシングも本格的。機内食でこんなサラダが食べられるとは!と驚きでした。 -
スクランブルエッグとハッシュドポテト、パン、ヨーグルト、果物。
この果物も、コンポートではなくフレッシュなのがうれしい。
今回は10月末の5泊7日旅でしたが、天気もよく、気温は東京より少し高め。
昼間は長袖で歩き回ると汗ばむくらいでしたが夜は冷えるのでサッカー観戦にウインドブレーカーが必須でした。
帽子・サングラスは不要でしたが、日焼け止めは必要ですね。
スペイン、日本から直行便がなくて遠いなあと思っていたのですが、KLMだと片道14~15時間とまあ許容範囲。
バルセロナは見どころたっぷり。行ってよかったです。
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