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文部科学省と霞が関ビルの前に、上部に虎の銅像を置いている虎ノ門の跡の碑があります。<br /><br />本稿中には、虎の門という「の」書き方及び「虎門」の名称には、「虎の門」「虎ノ門」「虎之門」等、いろいろな「の」があります。「虎門」との名称も多様です。日本の他の地名にも共通した書き方や名称なのかもしれませんが、その都度、努めて原文に忠実となるよう、記述しました。<br /><br />虎ノ門の見附門は、幕府が江戸城の改築を各般に命じた際、肥前国の佐賀藩主の鍋島勝茂が築いたと記録されています。<br />虎ノ門見付の枡形そのものものは、江戸城普請の慶長11年(1606)に完成しました。<br />虎の門は、江戸六口の一つ外桜田門から初期の東海道に通じる門で、四神相応の西を守護する白虎から、虎ノ御門とも呼ばれていました。<br /><br />虎の門一帯は、歴史的に見て、浮世絵にいろいろ取り入れられている等、江戸の名所だったような感じがします。<br /><br />江戸時代の古地図にも、虎の門がよく載っています。<br />神社も載っていますので。江戸庶民の暮らしの中に、関係が深かったのかもしれません。<br />歴史を勉強するきっかけにもなりました。<br />勉強の端緒を与えてくれて、ためになりました。<br /><br />文部科学省の本館の前にある虎門遺跡は、それほど大きくはありませんが、<br />虎の威厳を備えた、力強い感じがします。<br /><br />中央合同庁舎7号館の建設にともなう発掘調査で虎ノ御門外濠石垣が発掘されたそうです。<br />虎の門遺跡をきっかけに、歴史に興味が湧く契機になったのかもしれません。<br />有難がたいことです。

文部科学省と霞が関ビルの前に、上部に虎の銅像がある虎門遺跡の碑があります。

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2019/11/10 - 2019/11/10

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さいたまさん

文部科学省と霞が関ビルの前に、上部に虎の銅像を置いている虎ノ門の跡の碑があります。

本稿中には、虎の門という「の」書き方及び「虎門」の名称には、「虎の門」「虎ノ門」「虎之門」等、いろいろな「の」があります。「虎門」との名称も多様です。日本の他の地名にも共通した書き方や名称なのかもしれませんが、その都度、努めて原文に忠実となるよう、記述しました。

虎ノ門の見附門は、幕府が江戸城の改築を各般に命じた際、肥前国の佐賀藩主の鍋島勝茂が築いたと記録されています。
虎ノ門見付の枡形そのものものは、江戸城普請の慶長11年(1606)に完成しました。
虎の門は、江戸六口の一つ外桜田門から初期の東海道に通じる門で、四神相応の西を守護する白虎から、虎ノ御門とも呼ばれていました。

虎の門一帯は、歴史的に見て、浮世絵にいろいろ取り入れられている等、江戸の名所だったような感じがします。

江戸時代の古地図にも、虎の門がよく載っています。
神社も載っていますので。江戸庶民の暮らしの中に、関係が深かったのかもしれません。
歴史を勉強するきっかけにもなりました。
勉強の端緒を与えてくれて、ためになりました。

文部科学省の本館の前にある虎門遺跡は、それほど大きくはありませんが、
虎の威厳を備えた、力強い感じがします。

中央合同庁舎7号館の建設にともなう発掘調査で虎ノ御門外濠石垣が発掘されたそうです。
虎の門遺跡をきっかけに、歴史に興味が湧く契機になったのかもしれません。
有難がたいことです。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
同行者
一人旅
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 虎門遺跡の虎の像は、赤身かがった赤銅色になっています。<br /><br />引き締まった筋肉は、瞬発力のある動きを想像させる色遣いになっています。

    虎門遺跡の虎の像は、赤身かがった赤銅色になっています。

    引き締まった筋肉は、瞬発力のある動きを想像させる色遣いになっています。

  • 虎門遺跡の碑です。<br /><br />文部科学省と霞が関ビルの前にあります。<br /><br />上部には、虎の銅像が置れています。

    虎門遺跡の碑です。

    文部科学省と霞が関ビルの前にあります。

    上部には、虎の銅像が置れています。

  • 虎門遺跡の碑を全体として見ています。<br /><br />虎にとっては背面ですが、石碑としては、この面が、正面です。<br /><br />虎の尾を踏むとか後門の虎と言う表現もありますが、虎にとっては、背面は、重要なのかもしれません。

    虎門遺跡の碑を全体として見ています。

    虎にとっては背面ですが、石碑としては、この面が、正面です。

    虎の尾を踏むとか後門の虎と言う表現もありますが、虎にとっては、背面は、重要なのかもしれません。

  • 虎門遺跡の石碑は、虎の門交差点の外堀通り沿いにあります。<br /><br />なかなか目立たない石碑なので、見逃してしまう可能性があります。<br /><br />そんなに大きい石碑ではありません。

    虎門遺跡の石碑は、虎の門交差点の外堀通り沿いにあります。

    なかなか目立たない石碑なので、見逃してしまう可能性があります。

    そんなに大きい石碑ではありません。

  • 虎門遺跡の碑の北側には、文部科学省の本館があります。<br /><br />手前の交差点は、虎ノ門の交差点です。

    虎門遺跡の碑の北側には、文部科学省の本館があります。

    手前の交差点は、虎ノ門の交差点です。

  • 虎門遺跡の虎の石碑は、虎の門交差点の南側の外堀通りの道路沿いにあります。<br /><br />地下鉄銀座線の虎ノ門駅の出口の傍です。<br /><br />大きな木の陰になっていますので、なかなか目立たないかもしれません。<br /><br />横断歩道を目印にすると良いかもしれません。

    虎門遺跡の虎の石碑は、虎の門交差点の南側の外堀通りの道路沿いにあります。

    地下鉄銀座線の虎ノ門駅の出口の傍です。

    大きな木の陰になっていますので、なかなか目立たないかもしれません。

    横断歩道を目印にすると良いかもしれません。

  • 虎門遺跡の碑は、文部科学省の建物の南側にあります。<br /><br />文部科学省の煉瓦造りの建物は、中央合同庁舎第7号館と記載されています。<br /><br />銀座線の虎ノ門駅の出口の北側です。

    虎門遺跡の碑は、文部科学省の建物の南側にあります。

    文部科学省の煉瓦造りの建物は、中央合同庁舎第7号館と記載されています。

    銀座線の虎ノ門駅の出口の北側です。

  • 虎ノ門交差点の標識です。<br /><br />文部科学省本館の西側の交差点です。

    虎ノ門交差点の標識です。

    文部科学省本館の西側の交差点です。

  • 地下鉄銀座線の虎ノ門駅の出口の標識です。<br /><br />文部科学省本館の南西側の出口です。<br /><br />虎門遺跡の傍の出口です。

    地下鉄銀座線の虎ノ門駅の出口の標識です。

    文部科学省本館の南西側の出口です。

    虎門遺跡の傍の出口です。

  • 夕刻の虎の門交差点と虎門遺跡の虎の像です。<br /><br />夕陽に照らされて、受ける感じが異なります。<br /><br />なんとなく寂しい感じがしています。

    夕刻の虎の門交差点と虎門遺跡の虎の像です。

    夕陽に照らされて、受ける感じが異なります。

    なんとなく寂しい感じがしています。

  • 虎門遺跡の碑は、虎ノ門記念碑と記載している地図もあります。<br /><br />いずれにしても、江戸城の虎ノ御門の跡なのでしょう。

    虎門遺跡の碑は、虎ノ門記念碑と記載している地図もあります。

    いずれにしても、江戸城の虎ノ御門の跡なのでしょう。

  • 虎の御門は、江戸城の南側の門です。<br /><br />溜池の東側にあります。

    虎の御門は、江戸城の南側の門です。

    溜池の東側にあります。

  • 虎の御門は、江戸城の見付けのうちの一つで、枡形の御門になっていました。<br /><br />虎ノ門は肥前国佐賀藩主の鍋島勝茂が築いたそうです。

    虎の御門は、江戸城の見付けのうちの一つで、枡形の御門になっていました。

    虎ノ門は肥前国佐賀藩主の鍋島勝茂が築いたそうです。

  • 江戸時代の桜田門外の図の虎ノ門の図です。<br /><br />外堀の南側の御門です。

    江戸時代の桜田門外の図の虎ノ門の図です。

    外堀の南側の御門です。

  • 外桜田の図の虎之御門です。<br /><br />枡形の見付櫓形式になっています。<br /><br />溜池からの滝のような水が流れる構造になっています。

    外桜田の図の虎之御門です。

    枡形の見付櫓形式になっています。

    溜池からの滝のような水が流れる構造になっています。

  • 江戸時代の景山致恭図の虎之門の紹介です。<br /><br />外堀の一環で、溜池の東側です。

    江戸時代の景山致恭図の虎之門の紹介です。

    外堀の一環で、溜池の東側です。

  • 江戸の切子図における虎御門です。<br /><br />虎御門の構造が、詳しく記載されています。<br /><br />大番所もあったようです。

    江戸の切子図における虎御門です。

    虎御門の構造が、詳しく記載されています。

    大番所もあったようです。

  • 虎の御門の写真です。<br /><br />江戸時代の末期の写真だと思われます。

    虎の御門の写真です。

    江戸時代の末期の写真だと思われます。

  • 虎の門は、浮世絵にたびたび登場します。<br /><br />虎門工学寮との紹介で、虎の御門付近の様子が描かれています。

    虎の門は、浮世絵にたびたび登場します。

    虎門工学寮との紹介で、虎の御門付近の様子が描かれています。

  • 虎之御門周辺の様子が浮世に描かれています。<br /><br />溜池からの水の流れが、見られます。<br /><br />工学寮と馬場の様子も描かれています。

    虎之御門周辺の様子が浮世に描かれています。

    溜池からの水の流れが、見られます。

    工学寮と馬場の様子も描かれています。

  • 江戸名勝図会おける虎の門図です。<br /><br />溜池からの水の流れが特徴です。<br /><br />金毘羅神社も描かれています。

    江戸名勝図会おける虎の門図です。

    溜池からの水の流れが特徴です。

    金毘羅神社も描かれています。

  • 江戸百景の虎の門の図です。<br /><br />溜池からの水の流れが、滝のように強調されています。

    江戸百景の虎の門の図です。

    溜池からの水の流れが、滝のように強調されています。

  • 江戸時代に有名になっていた虎門と金毘羅の図です。<br /><br />金毘羅神社が描かれているとともに、溜池からの水の流れが、滝のように強調されています。

    江戸時代に有名になっていた虎門と金毘羅の図です。

    金毘羅神社が描かれているとともに、溜池からの水の流れが、滝のように強調されています。

  • 虎門遺跡との文字が大きく刻されています。<br /><br />虎門会の手による建立です。<br /><br />昭和初期の建設です。

    虎門遺跡との文字が大きく刻されています。

    虎門会の手による建立です。

    昭和初期の建設です。

  • 虎門遺跡の「跡」は、遺「趾」であることが判りました。<br /><br />なかなか難しいです。<br /><br />「趾」の根拠は、まだ解っていません。<br /><br />本稿では、遺跡も併用します。

    虎門遺跡の「跡」は、遺「趾」であることが判りました。

    なかなか難しいです。

    「趾」の根拠は、まだ解っていません。

    本稿では、遺跡も併用します。

  • 虎が向いている方向から見ています。<br /><br />虎門遺跡の碑の背面にあたります。

    虎が向いている方向から見ています。

    虎門遺跡の碑の背面にあたります。

  • 虎門遺跡の背面の碑文です。<br /><br />虎門会が建立したようです。

    虎門遺跡の背面の碑文です。

    虎門会が建立したようです。

  • 虎門会による虎門遺跡の紹介です。<br /><br />昭和7年の建立のように見えます。

    虎門会による虎門遺跡の紹介です。

    昭和7年の建立のように見えます。

  • 虎の門交差点を背後にして、地下鉄の出口の北側の虎門遺跡を見ています。<br /><br />なかなか目につきにくいです。

    虎の門交差点を背後にして、地下鉄の出口の北側の虎門遺跡を見ています。

    なかなか目につきにくいです。

  • 近づいて見ますと、石碑だと判りますが、まだ虎だか猫だか判りません。<br /><br />近づいて見ます。

    近づいて見ますと、石碑だと判りますが、まだ虎だか猫だか判りません。

    近づいて見ます。

  • 虎のようです。<br /><br />ようやく虎門遺跡と理解できます。

    虎のようです。

    ようやく虎門遺跡と理解できます。

  • 虎門遺跡の石碑と背景の虎の門交差点の様子です。<br /><br />文部科学省の本館は、右側にあります。

    虎門遺跡の石碑と背景の虎の門交差点の様子です。

    文部科学省の本館は、右側にあります。

  • 虎の門交差点の傍の虎門遺跡の石碑です。<br /><br />背景は、外堀通りです。交通量の多い道路です。

    虎の門交差点の傍の虎門遺跡の石碑です。

    背景は、外堀通りです。交通量の多い道路です。

  • 虎門遺跡の石碑の虎の像です。<br /><br />背景は、虎の門交差点です。

    虎門遺跡の石碑の虎の像です。

    背景は、虎の門交差点です。

  • 牙を剥いて咆哮する虎です。<br /><br />虎の迫力を感じます。<br /><br />江戸時代以来、防御のための力を示す虎の真骨頂かもしれません。

    牙を剥いて咆哮する虎です。

    虎の迫力を感じます。

    江戸時代以来、防御のための力を示す虎の真骨頂かもしれません。

  • 虎門遺跡の石碑の虎を正面から見ると、迫力が感じられます。<br /><br />虎の力強さを第一にアッピールしているようです。

    虎門遺跡の石碑の虎を正面から見ると、迫力が感じられます。

    虎の力強さを第一にアッピールしているようです。

  • 牙を剥いて咆哮しているような虎を、正面からまっすぐ見ています。<br /><br />虎の目や虎の口元を見ていると、虎の迫力を感じます。<br /><br />虎の力強さが、虎の御門の持つ防御の源泉なのかもしれません。

    牙を剥いて咆哮しているような虎を、正面からまっすぐ見ています。

    虎の目や虎の口元を見ていると、虎の迫力を感じます。

    虎の力強さが、虎の御門の持つ防御の源泉なのかもしれません。

  • 虎門遺跡の虎の像は、それほど大きいものではありません。<br /><br />しかしながら、虎の吠えているさまや、眼光には、強大な力を感じます。<br /><br />虎の持つ力強さなのでしょう。

    虎門遺跡の虎の像は、それほど大きいものではありません。

    しかしながら、虎の吠えているさまや、眼光には、強大な力を感じます。

    虎の持つ力強さなのでしょう。

  • 虎門遺跡の虎の像の力強さが伝わってきます。<br /><br />石碑の全体の高さは、せいぜい1mから1.2m程度です。<br /><br />陽の光を受けて、虎の表情が活き活きと感じられます。

    虎門遺跡の虎の像の力強さが伝わってきます。

    石碑の全体の高さは、せいぜい1mから1.2m程度です。

    陽の光を受けて、虎の表情が活き活きと感じられます。

  • 見る方向によって表情を変えているようにも思える虎門遺跡の虎の像です。<br /><br />相手を睨み付けるような目つきが、虎の持つ強さなのかもしれません。

    見る方向によって表情を変えているようにも思える虎門遺跡の虎の像です。

    相手を睨み付けるような目つきが、虎の持つ強さなのかもしれません。

  • 背後から見ると、虎門遺跡の虎もなんとなくおとなしく感じられます。<br /><br />正面から見た虎の像とは、異なった感じを受けています。

    背後から見ると、虎門遺跡の虎もなんとなくおとなしく感じられます。

    正面から見た虎の像とは、異なった感じを受けています。

  • こちらから見ますと、なんとなく猫にも見えます。<br /><br />やはり虎は、鋭い眼光と大きく開いた口と牙が、力強さの象徴なのかもしれません。<br /><br />正面から見る像が、本当の虎門遺跡の虎の像かもしれません。

    こちらから見ますと、なんとなく猫にも見えます。

    やはり虎は、鋭い眼光と大きく開いた口と牙が、力強さの象徴なのかもしれません。

    正面から見る像が、本当の虎門遺跡の虎の像かもしれません。

  • 遠くから見ると、やはり猫にも見えないこともない像です。<br /><br />虎門遺跡の虎の石碑と虎の像です。

    遠くから見ると、やはり猫にも見えないこともない像です。

    虎門遺跡の虎の石碑と虎の像です。

  • 銀座線虎ノ門駅の出入口を背景にした虎門遺跡の石碑です。<br /><br />石碑の台座の左下に製作を担当した方の文字が入っています。<br /><br />製作の費用や手続き等を担当したのは、虎門会です。

    銀座線虎ノ門駅の出入口を背景にした虎門遺跡の石碑です。

    石碑の台座の左下に製作を担当した方の文字が入っています。

    製作の費用や手続き等を担当したのは、虎門会です。

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