2019/11/15 - 2019/11/15
86位(同エリア588件中)
こかげさん
いいお天気です!
今日はエル・ハズネに行きます。ここに来ることができるとは思ってもいませんでした。中東と聞くと不安な情勢を考えてしまいます。でも話ではヨルダンは大変治安のいい国らしいです。高校生の頃に遊牧民ナバテア王国の宝物殿としてエル・ハズネの美しい遺跡に興味を持ちました!その遺跡に行けるんです。昨夜のペトラバイナイトのライトアップされた遺跡とは又違う印象でしょう。またペトラはエル・ハズネだけかと思ってましたがいろいろ調べてみると広大な遺跡群でトレッキング感覚での体力勝負らしいです。ただ数年前この遺跡ではシークを鉄砲水が襲ってニュースになっていました。昔フランスの観光客もそのような事故で大勢亡くなった記録がある、そんな危険な場所でもあります。
*ペトラ遺跡のペトラとは、もともとギリシャ語で「崖」という意味。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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朝9時にホテルを出発、出発遅くないー!私は誰よりも早く出かけたいと思ってたけどこれがツアーの悲しい宿命ですね。
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ペトラ遺跡はとても広いので、今日はまる1日かけてゆっくり観光する予定です。入場料は8.000円位で世界でも高額なチケットらしいです。(チケットはツアー代金に含まれています。)
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エド・ハズネまでは1時間位、馬車を使って行く事もできますが、私達はまだまだ元気なので横目で馬車を眺めながら歩きます。
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しばらく行くと岩の建造物ジン・ブロックスと呼ばれる岩が現れました。テンションが上がりウキウキしてきました。
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こちらは上に4つのオベリスクがある墳墓。ナバテア王国時代の岩窟墓らしいです。当時は一神教ではなく多神教だったらしです。
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私達が歩く道と別に馬車用の道があります。この辺りは安全ですが、シークは狭くて馬車も一緒なので危なかったです。
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シークが見えてきました。高さ約60~100mメートルにも及ぶ断崖絶壁!岩と岩の間は幅3mほどの細い道です。岩の下のくぼんだ所は水路になっていたそうです。
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エル・ハズネまではシークの間の細い道を30分くらい歩くそうです。
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シークには馬車用の道はありませんでした。前から来る馬車はいいんですが、後ろから気が付きにくくて危なかったです。
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ゾウの岩 なんとなくゾウの鼻と目に見えます。
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狭い道が続いています。
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ベドウィン(遊牧民)の少年達は何をしてるのでしょう?パイレーツカリビアンのジョニー・デップを意識してるんでしょうかね?馬車の案内やお土産を売っているようではありませんでした。
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上半身がないのでなんかなまめかしいですね!
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シークを30分ほど歩いた頃、穏やかなカーブを曲がるとさえぎっていた岩壁が急に開けました。光がさして眩しい!!
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光の向こうから見えるものは!巨大な神殿風の建物「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」の舞台となった宝物殿が現れました。ペトラで紹介される遺跡エル・ハズネです。
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すごいです美しい姿には圧倒されました!シークの間から光に包まれたエル・ハズネが見えてきました。
「エル・ハズネ」はアレタス3世と妻の墓として造られたのち神殿となったそうですが、いろんな説があるそうです。 -
*エル・ハズネはアラビア語で「宝物殿」らしいです。紀元前に作られ高さ39.1m、幅25.3m「ファラオの宝物庫」と呼ばれています。
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映画では奥に深い宮殿のように描かれていました。でも近づいて内部を覗いてみましたが何もありませんでした。
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シークを抜けてエル・ハズネを見て感激、ここを通ると開けた砂漠の広い道が続いています。周囲の崖面に遺跡があるフォサード通りになり岩面が装飾された岩窟墓が並んでいます。
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この岩窟墓の上に階段があるのはナバタイ人は死者がこの天井を登って天国に行くと信じていたらしいです。
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強い日差しを遮る場所は観光客を運ぶロバの休息場になっています。
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途中にあるサンドボトル屋さん 私は今回このサンドボトルをペトラのお土産に買うつもりでした。でも旅行社のサービスでツアー参加者には小さいサンドボトルがプレゼントされました。よかった!うれしい!特した気分です。
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どのように砂で表現するか実演して見せています。
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サイズもいろいろ、デザインもいろいろ、注文して名前や好きな言葉を入れてくれるようです。
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入り口からエド・ハズネまでは馬車で、エド・ハズネから昼食のレストランまではラクダに乗っての移動、レストランからエド・ディルはロバを使って。ベドウィンの縄張りが決まってろようです。
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岩山の上の方に王家の墳墓が現れました。
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アーんの墓、シルクの墓、コリントの墓、宮殿の墓などがあるそうです。興味はありましたがエド・ディルに行くことが先なのでここまで帰って来たらと思って前に進みます。
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お昼のレストランはまだまだ先にになるようです。広大な遺跡に驚きです。
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古代ローマ時代に造られた円形劇場。
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ローマ時代の列柱通り 凱旋門になります。レストランが見えてきました。お腹もすいてます。時刻は午後1時位になっていました。
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ペトラ遺跡の中のレストランは一軒だけなのでとても混んでいます。席がない様に見えましたが、ガイドさんが確保していてくれたので待たずに座る事ができました。食事はビュッフェで取りに行くんですがお料理にハエが・・・・・。でもお腹もペコペコでサラダの種類も多くて味もなかなかのいいお味!ハエは見なかったことにして気にせずおかわりしちゃいました。
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ランチが終わってトイレを済ませ、さあ午後は遺跡の一番奥にあるエドディル修道院へ長い階段を登ります。!行きはひたすら下を見ながら一心に足を運ぶことにしました。
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往復に1時間半位かかるそうです。人によりますが、年配の方やかなり太った方など皆頑張って登ってみえます。
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道は危ない場所でもフェンスなどがなくて足を滑らしたら転げ落ちそうになる場面もあります。その度休憩しながら登ってきた道を振り返ると、絶景が眼下に広がっているんです。ご褒美ですね!
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上を見て丘のように見えるとあそこにエド・ディルがありそうに見えてなんとか頑張って登るんですが、そこに行くとまだまだ先に道は続いています。いったいどれだけ遠いのかわからない、周りの人に負けない様にひたすら黙々と足を運びます。近頃体力に自信のなかった私だけどツアーの若いカップルの後について行ける私、すごい頑張りです。
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ここまできたらもう近いみたいです。岩の先は絶壁 見てる私が恐い。
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こんな岩肌にヤギがいます・・・・・。野生のヤギを見て写真を撮って振り向くと!
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ついに!ついに!エド・ディル到着しました。
*壷の墓(アーンの墓)と呼ばれ、当初はナバテア王の墓として造られたのち、5世紀にはキリスト教会として再利用された。 -
エド・ディルは1世紀頃の遺跡、ここまでの道もその時代に造られ多くの人達が歩いて来たんでしょうか?階段の石が所々つるつるになっていました。
エド・ディルはエル・ハズネのように遺跡に装飾がないですが、壮大です!こんな秘境に美しくて大きな建造物を作ったんですね。 -
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つぎはこのエド・ディルを丘から眺めるビューポイントに登ります。エド・ディルは
いろんな場所から見られるポイントたくさんあります。足場が悪い所を皆登って行きます。 -
エド・ディルの他にも切り立った崖や岩山がそびえている。大自然を感じる場所です。頑張って登ってよかったと思える絶景が広がっています。
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上から見るエド・ディルや周りの人々がとても小さく見えます。
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ここに立ってエド・ディルを眺めます。エル・ハズネより大きな建造物です。
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ロバ君はここでお客様を待っているようです。
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途中にオシャレなカフェがありました。でも今度は今の道を通って戻ります。何だかゆっくりくつろぐ雰囲気になれませんでした。
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下りの道もデコボコ道で気を付けて降りていきます。
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さっき登りの時は気が付きませんでしたがこんな見晴らしのいいカフェらしきものがあったようです。椅子に掛けてある絨毯が格好いい。
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ロバを使って降りて行くひともいます。でも乗って降りるのも恐いくらいです。自己責任ですかねー。
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まだまだ登ってくる人も大勢います。欧米人の方でしょうか?けっこう年配の方も頑張って登られています。ここに来ることはもう二度とないのでエド・ディルを見たいと思うんですね。
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やっと凱旋門が見えてきました。
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王家の墓まで行くのは無理なようです。
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もうすぐエド・ハズネです。ここでツアーの方と待ち合わせです。
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今は午後4時頃、朝日を浴びたエル・ハズネと光の加減で印象が大分違います。ここでツアーの方と合流して帰りますが、問題が!「添乗員の方が馬車は無料です。」と行きに話されていたようですが、他の旅行者の様子を見てるとは値段を交渉してるみたいです。(チップかも)皆で相談してなぜか止めました。
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疲れた体で最後に2019年3月にオープンした新しい博物館に寄った。国際協力機構(JICA)が、約総額8憶円の無償資金協力で建設した。
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ナバテア王国の主神「ドゥシャラ」の像
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ペトラでは現在も発掘調査が行われていて、観光用に公開されている部分は、遺跡全体の一部にすぎないとのことらしいです。なんと壮大な古代都市だったんでしょう?
今日一日ペトラ遺跡で過ごせたこと、頑張ってエド・ディルまで行けたことは私には貴重な思い出となりました。疲れたー(:_;)
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