2019/11/05 - 2019/11/05
38位(同エリア141件中)
falcon38さん
- falcon38さんTOP
- 旅行記155冊
- クチコミ43件
- Q&A回答37件
- 249,310アクセス
- フォロワー47人
フランス東部のナンシーに行って来ました。
PR
-
今日はNancyに行きます。TGVですと1時間40分です。
-
行きの切符は2ヶ月前に買っておいたのですが、日本を出る時に帰りの切符を買い忘れていることに気付きあわてて購入しました。
が~ん!(>_<) 35ユーロのところが、77ユーロになってしまいました。 -
朝7時20分の東駅のホーム。今回は従来通り素通りで乗車しましたが、
パリの駅も、各駅でこうした改札が導入されつつあるようです。 -
9時20分、Nancyに着きました。駅構内のChocolats、Pâtisserie、Crêpes、Gaufresと甘いものだらけの店。その名も「Sugar Shop」。
あ~、立ち食いそば食いて~( ゚Д゚) -
横に長いNancy駅の、出口のこのモニュメントに度胆を抜かれました。
-
何やら不気味・・と近寄ってみますと、
-
なんと全部が心臓です。てっぺんの心臓は金色です!(*_*)
碑文を読むと、臓器移植を応援するモニュメントで地元のMiddle Schoolの生徒さんによるものらしいです。 -
なんか良さげな街。
-
道の向こうにみつけたバーガーハウスで、朝食を取る事にします。
-
やっぱり塩っぱいもの食べたい!下の真ん中のGrecqueにしてみました。
-
おや? ソースに「Samouraï」というのがあります。
-
Grecqueは、チキンをオニオン、タルタルソースで和えたサンドイッチ。
ソースは0.2ユーロ払おうとすると、サービスしてくれました。 -
ソースは醤油味かわさび味か?と期待しましたが、材料はrapeseeds(なたね)、egg yolk、chili pureeで、割とインパクトに乏しい味でした。なんでこれがSamouraïなのかは、イマイチ不明。
それにしても絵がカワイイです。
ちなみに「ï」は「イ」と発音することになっていて、ただの「samourai」ですと「サムレ」と発音する人もいると思います。 -
心臓のモニュメントがない方の駅前広場です。
-
スタニスラス広場に向かう途中、素敵なアールヌボーの扉がありました。
-
あそこにみえているのが、スタニスラスの像です。
-
世界遺産のスタニスラス広場。
-
華麗な装飾。
-
こちらはロココ美術になるらしいです。
-
凱旋門。
-
ペピ二エール公園入口です。
-
高校生の皆さんがランニングをしていました。
手前は菊。トゥ―ルでも見ました。 -
秋の公園内を歩いたり、ジョギングしたりしています。
-
市庁舎の右端に、観光案内所があります。
-
ここで、アールヌーボー建築見学の日本語ガイドを借ります。
-
係の女性は、大変親切に説明してくれました。
そして、「今日は美術館はclosedです」と言われました(*_*) -
あちゃ~、やってもうた! ナンシーの美術館は火曜は休館だ!(>_<)
休館日はノーチェックでした( ゚Д゚) そういえば、いつぞやナポリの国立考古学博物館も火曜が休みで入れなかったことを思い出しました。 -
音声ガイドはナンシーの歴史に触れた後、「それではドミニカン通りの4番地まで行ってください」と指示があり、次々と歩きながら見学します。
-
こういう番地を参考に歩きます。ここは、エミール・アンドレ設計。
自分の位置を確認するのには、Maps.meが役にたちました。 -
石、金属、ガラス、木の細工や、自然を題材にした装飾がポイント。
-
途中、市場がありましたので入ってみました
-
フランスは今、キノコの真っ盛り。
左からPleurottes(日本でいうヒラタケ)、オレンジ色のGirolles(アンズタケ)、黒いTrompettes(クロラッパタケ)、Pied de Mouton(直訳すると「羊の足」ですが、和名は「カノシタ」の仲間)、Chanterelle(これも調べるとアンズタケとなっていますが、Girolleとは分けて並べられていました)です。 -
ここでちょっと脱線しまして、せっかくfalconの旅行記をご覧いただいた皆さまにキノコの裏面のお話をご披露させていただきます。
「Pied de mouton」を検索しますと上の写真が出てきました。学名から日本の「カノシタ」という美味しいキノコの仲間のようです。
「カノシタ」というのは「鹿の舌」のことです。写真でおわかりかと思いますが、このキノコの裏面は針状の突起物で覆われており、この手触りから来た名前でしょう。
羊の足の裏はヒズメだと思いますが、なぜフランスでこうした名前が付いているかはわかりませんでした。 -
キノコの裏面には、「ひだ状」「管孔」「針状」の3種類があります。
-
セップ。セップはイグチ科で、左下の断面だけではわかりにくいですが傘の裏は管孔という小さな孔(ここから胞子が出る)になっています。
次回は、パリでキノコ料理に挑戦してみたいです。
Falcon38 will appear in 「キノコを食す in Paris」in 2020。 -
お魚屋さんのディスプレイもキレイ!
-
Emmental チーズを、2cm切ってもらいました。2.96ユーロ。
よくある穴のあいた牛のチーズで、もとはスイスの呼び名。
ゲストハウスで皆さんに召し上がって頂きましたが、好評でした。 -
Bordierの海藻入りバターをお土産に購入。4.7ユーロ。
-
再び街巡り。栗の実をイメージした窓です。
-
クレディ・リヨネ銀行。ドアが閉まっていたので、チラ見です。
-
元ルノー銀行。現BNP。
-
冬の風物詩、焼き栗売り。
栗は一つ一つ吟味して、紙のコーンに入れてくれました。
https://youtu.be/zjREMuqARaQ -
駅からの道で見かけたのは、商工会議所でした。
-
その素敵な窓は、音声ガイドがなかったら見過ごしてました。
-
駅前のアールヌボー建築。1階はブラッスリーExcelsiorです。
-
店外のメニューをみると、牡蠣がいただけます!\(^o^)/
-
ここはNancyで必見と言われてますが、内装は一見の価値あり。
-
メニューの一番上にあるN°2は、ノルマンディの牡蠣とのことです。「Utah Beach」とありますからノルマンディ上陸作戦の激戦地で採れたものでしょうか。3,6,9個セットがあります。
私の選んだN°3は「Prat Ar Coum」と書いてあり、ギャルソンはBrestの牡蠣だと言っていました。 -
「Prat Ar Coum」を調べてみると、正確にはBrestとは違いますが当たらずといえども遠からずでブルターニュの牡蠣でした。
-
あまりお腹がすいていなかったので3個セットを頼んだのですが、ちょっとみすぼらしくみえて失敗でした(>_<) 生牡蠣はお腹がすいていなくても6個は楽に行けますから、これからは少なくとも6個セットで頼みたいと思います。でも、秋のフランスで牡蠣がいただけてウレシイです。
-
アルザス地方でよく作られているブドウにGewürtztraminer(ゲヴュルツトラミネール)という品種がありますが、このワインの甘さと酸のバランスの良さとコクもある味はGewürtztraminerに違いありません。
「コレ、Gewürtztraminerでしょ?」と尋ねると「Gewürtztraminerと何かのブレンドです。何かは忘れましたが」と調べに行ってくれたのですが、忙しかったのか戻ってきませんでした。アルザスならRieslingかPinot Grisといったところか? でも、牡蠣の産地もテキト~、ワインのセパージュ(ブドウの品種)もテキト~で、彼はきっとバイトですね。
ワインをついでくれる時にエチケット(=ラベル)の写真を撮っておけば調べられるのですが、撮り損ないました。
牡蠣と合うワインとしてシャブリがよくあげられます。シャブリの産地のブルゴーニュ(下の地図ではBurgundy)はかつては海底で牡蠣の化石も出て来る所で、両者は相性が良いと言われます。たしかに牡蠣とシャブリの組合わせは素晴らしいですが、シャブリはChardonnayでdryすぎる(酸味が強すぎる)感があります。今回、初めてアルザスのGewürtztraminerと牡蠣を頂く機会がありましたが、華やかな甘みが加わり素晴らしいと思いました。 -
ちなみに、Nancyとアルザスの地理的関係はこんな感じです。
牡蠣に白ワインを合わせる時の選択肢として、ぜひお試しください。芳醇な甘みと酸のバランスが絶妙なアルザスのGewürtztraminerと海の味が両方引き立つこと請け合いです。特に女性には、シャブリの酸味より華やかな甘味が加わり、美味しくいただけると思います。 -
というわけで、とてもNancyの魅力を十分に味わったというわけではありませんが、パリ東駅に戻ってきました。
-
駅前のEast Side Cafeで、やっぱりオニオングラタンスープを頂きます。
7ユーロ。お味は、まあまあです。
今回、サンラザ―ル駅でだけオニオングラタンスープを頂きませんでしたが、自分的にはモンパルナスのが一番美味しく感じました。
【付録:ゲストハウスのゲストたち】 -
ゲストハウスに6泊し予定の行程も終了、明日は帰るのみとなります。
ゲストハウスはおおむね快適です。短い経験ですが、感想を記します。
1)老若男女を問わず、楽しく語り合える。
宿泊客はほぼ若者ですが、シニアも二人おられました。
楽しい情報交換ができました。
2)地元滞在者も利用している。
フランスの田舎に住んでいて、パリに仕事でみえる方。
3)長期滞在者もいる。
パリのゲストハウスは朝夕付で600ユーロ/月。既に2ヶ月滞在し語学
学校に通われている方がいました。いずれ月300ユーロのところに引っ
越すそうです。
4)ネットでの情報収集能力に長けている。
5)その割に旅行テクにうとい。4トラ諸兄諸姉の方がよくご存じ。
来ている航空券は決して安くない。JAL、ANAもあり。
ユーレイルパスで東欧から来た若者いわく、パスでロンドンまでの
ユーロスターに片道30ユーロで乗れる枠があるらしい。しかしその枠
はすぐにいっぱいになり、もう200ユーロの券しかないのでロンドン
はあきらめたと。他の人がFlix busを薦めても、パスが使える列車じゃ
ないとイヤと。パスの呪縛に縛られているような・・・ -
帰国後に知りましたがFlix busって自社のバスを持っておらず下請けが過酷な条件で走っているので、結構事故っているらしいですね(*_*) これは11月3日にアミアン付近で横転したバスで、日本人も一人乗っていたらしいです。
6)ワーホリで2年くらいの滞在を目指す人、数名あり。
仕事先はどこかに登録しておいて、こちらで探すらしい。
7)たまにハズれたヤツいる。
22時まで自室のベッドでエレキを弾き、管理人に注意される男。
うまければ雑音ですむが、下手すぎて騒音でしかない( ゚Д゚)
遅くまで大声でハイテンションでしゃべり続ける男。「ジャンヌ・
ダルクが死んだ所はパリのラーメン屋になっとるんや~ 知っとるか
\(^o^)/」と女の子に自慢。さすがのfalconも「ちゃうちゃう!」
と言いました。関西弁、耳障り(>_<)
コミュニケーション苦手そうな、ネクラな男の子。だからパッカー
やってんのか?
ホノルルでも同室の男女で大宴会が始まりましたが、23時には
寝てくれました。それもまた一興です。
8)語学力はあまりない。
英語のうまそうな人もいましたが、ロンドンで語学学校に行くと
いう人もいました。女子は仏語勉強中。頑張ってほしいですね。
9)ふりかけ、梅干し、海苔の佃煮は持っていない。
最近の若者はこうなんだろか? あげれば喜んでくれますが・・・
10)女の子は全員、帰国時のCDG空港へはタクシーを利用。
荷物もあるし仕方ないかな。Uberを駆使してました。何度もスリに
ねらわれてるオッサンはRERですが・・(最後の旅行記は、スリのお話
です。お楽しみに!)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ナンシー(フランス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2019フランス・ロンドンの旅
0
56