2018/12/29 - 2018/12/29
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この旅行記のスケジュール
2018/12/29
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Zermatt
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電車での移動
PE902 Zermatt 8:52発 → Samedan 16:29着 Glacier Exp.
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Samedan
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電車での移動
RE1949 Samedan 16:48発 → Pontresina 16:55着
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Pontresina
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電車での移動
RE1740 Pontresina 17:04発 → Tirano 19:00着
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Antica Osteria Dell'Angelo
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この旅行記スケジュールを元に
2018年末から2019年始にかけて年越しでヨーロッパを鉄道旅行しました。
スイスのツェルマットから始まり、氷河急行・ベルニナ急行・レーティッシュ鉄道・夜行列車ナイトジェット・レイルジェットを使い、チューリッヒ・ウィーン・ブラチスラヴァ・プラハを回ります。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
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おはようございます。2日目の朝です。
ホテルには我々の他にも宿泊客は居るようですが、我々が一番乗りでした。
食堂へ入るなり、厨房のおばちゃんが「Guten Morgen!」と挨拶をしてくれますので、すかさずこちらもGuten Morgen。「何か飲み物は用意する?」と訊かれたので、「Ja, zwei Kaffee, bitte!」とお返事。ちょっとだけドイツ語を勉強していた優越感をさっそく得られました。エリート ホテル
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淹れてきてくれたKaffeeはモカのようでした。朝食はコンチネンタルスタイルですが私は朝食はあまり要らない人間なので充分贅沢です。朝からパンがおいしいです。Danke schön!
エリート ホテル
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コスパを取って選んだ宿でしたが部屋も綺麗でしたし、従業員さんは皆さん優しく満足です。
エリート ホテル
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ありがとうございます、一晩お世話になりました。
昨晩は暗くて見えませんでしたが、玄関を出るとマッターホルンの先っぽが見えました。エリート ホテル
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8時ちょっと過ぎですが、アクティブな人たちは既にスキー板を担ぎスキー靴をガツガツ言わせながらひと滑りに向かっています。
そういえば昨晩なんかも、街中を歩くたいへん多くの人がスキーやスノボのブーツを履いたままでした。履きっぱなしで飲みに出て痛くないのかしらね?僕には無理そうです。 -
マッターホルンと街が撮れる場所が無いかと駅通り(Bahnhofstrasse)を探してみましたが、"あのホテル"がいつも邪魔して先っぽしか見えないんですよね、あのホテルはさぞかし眺めがいいでしょうね、一泊4万円くらいしたけど。
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Zermatt駅に再度やって来ました。今日の旅のスタートです。
前日は飛行機で移動してきてそのままここまでやってきて宿泊という、移動するだけの日となりましたが、本日もある意味では移動するだけの日になりそうです。
移動と言っても列車に乗っているだけ、自分の足で歩く事はあまりないのですが、一日中座っているというのもかなり体力の要るものです。ツェルマット駅 駅
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4番線の8:52発の列車は全車指定席従前課金制の列車とありますが、これが今回乗る列車の「Glacier Express(氷河急行)」です。
ツェルマット駅 駅
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もう発車10分前なので、当然ながら列車は既に到着しており、ほとんどの乗客は乗車済みでした。
これが牽引機関車なの?と思いましたが、入換用の作業車のようで、最終的にはこのままこの位置で切り離されて列車は出発していきました。ツェルマット駅 駅
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こちらが先頭となる牽引機関車。海外の地方鉄道なので形式番号まではわかりません…。
当然ですが、この機関車にもアプト機構が備わっていますし、何なら客車にもすべてアプト機構は備わっています。山越えの準備は万全です。ツェルマット駅 駅
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客車は全車両天井まで窓のあるパノラマカーです。1等と2等どちらでも窓の広さは変わりませんが、シートの広さが違います。
ツェルマット駅 駅
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このような感じに。
1等車は座席配置が1-1の2人掛けと2-2の4人掛けで、シート幅が少し広いうえ、2人の場合は2人掛けを選べば相席にはなりません。
僕もそちらのほうがよかったので予約開始日に目押ししてみたのですが、なぜか事前に団体に抑えられており、予約することができませんでした。
始発のZermattの時点ですでに満席御礼です。 -
列車は昨日来た道をどんどん戻っていきます。
昨日はもっぱら登りでしたが、今度は谷間をアプトの音をガラガラ響かせながら下っていきます。 -
朝風に巻き上げられた粉雪に朝の日差しが反射してとてもまぶしいです。
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昨日乗り換えたVispは通過し、最初の停車駅はBrig(ブリーク)です。
SBB(Schweizerische Bundesbahnen:スイス連邦鉄道)の列車は、Vispを経由してこのBrigまで乗り入れます。ここがSBBの西の終点です。
ここから先は大きな山越えとなり、SBB東の終点であるChur(クール)方面へ、マッターホルン・ゴッタルド鉄道とレーティッシュ鉄道が結んでいます。これを一本にして走り抜ける列車は、このGlacier Expressだけです。 -
山登りと言っても、正直なところあまり実感が湧きません。終始人の気配がある場所を通っていきますので、あまり寂しい感じはせず、それよりかはスイス人の生活観を見学しながら列車に乗っているような気分になってきます。
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「世界一遅い特急列車」を自称しているGlacier Expressですが、直線やトンネルなど条件のいい場所においては、おそらく70~80km/h程度の速度では平気で走れます。
要は景色のいい場所でわざとゆっくり走ってみたり、そもそもアプトや急カーブが多い路線であるため速度を落とさざるを得ないためであって、当然普通列車を乗り継ぐよりかは充分早いです。 -
しかしどこを見てもスイス人はスキーをやっています。何なら、ベビーカーがスキーを履いているようなトンデモお出かけ家族も目撃しましたので、それだけこの国(と言っても山側の話でしょうが)ではスキーのスキルは必須という事なのでしょうか。
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ヴァレー州とウーリ州を跨ぐOverwald(オーバーヴァルト)~Realp(レアルプ)間に「フルカベーストンネル」という約15kmのトンネルがあり、これでフルカ峠を越えています。
自動車にとっても難所であり、冬季は道路が閉鎖されるため、この区間は鉄道に自動車を載せてトンネルを通過する「カートレイン」が運行されています。日本でも青函トンネルで検討されていますが、車両火災がどうのこうのであまり上手い話になりそうにありません。 -
フルカ峠を越えると、Andermatt(アンダーマット)に着きます。ここもツェルマットに並ぶアルペンリゾートであり、駅前にはたいへん多くの観光バスがスタンバイしており、乗客も半分以上がぞろぞろと下車していき、またぼつぼつと乗り込んできました。
Andermattより西側と北側はドイツ語圏、南へ向かうとやがてイタリア語圏になり、これから向かう東方面は、希少文化となりつつあるロマンシュ語圏です。Andermattという町自体が、文化の交差点なのです。 -
Andermatt前後からランチが運ばれてきます。
32CHF/38CHFの簡単なプレートコースと、45CHFの3メニューコースがあるということでしたが、どうせなので45CHFのフルコースをいただいてみる事にしました。
相席になったフランス人さん(?)カップルは、持ち込みのサンドイッチを食べていました。うん、それが正解な気がする、45CHFって高いよね。
相席なのにこちらだけ食事をしているので、とても見せつけがましくて気が引けます。僕にはこういった場合で冗談を飛ばせるほどの英語力が無いので、こういう時はやはり1等車のほうが良いですね。 -
飲み物は別料金ですが、Heinekenを頼みました。その味ですが、Heinekenでした。
ちなみに「ェアサヒィ、スゥプゥドゥラアァ~イ」もありました。
飲み物も持ち込み自由なようで、皆さん勝手にワインのボトルやら何やら開けて盛況でした。 -
アペタイザーとして、まずはコンソメスープとバケットが出されました。
非常に辛い。
青森県民は寒さを凌ぐ為に味噌汁に大量の塩分を投入すると言いますが、それと同じ理屈なのかとまごうほどに塩分多めです。列車はこれから山を登りますが、それにつれて血圧も上りそうです。
バケットを浸して食べるのが正解なのですが、そもそもクルトン入ってるし、それにしても辛い。 -
そんなスープを飲み干しますと次にメイン料理です。
お肉の何やら味が付いたものに麦飯と、ミックスベジタブルの炒め物です。
見た目に反して割と量は多いです。お代わりも申し付ければ自由にできるそうですが、僕はこれで充分お腹いっぱいになりました。
ミックスベジタブル自体にそこまで味付けはされていませんので、なんていうかもうこれまるごとチャンプルしてしまったほうがおいしいかもしれません。 -
このあたりで110パーミル(11%)という勾配区間があり、皿がひっくり返らないか気を使いながら食事をしなければなりません。
誰かコップでもひっくり返すんだろうなと思っていましたが、存外そのようなことはありませんでした。 -
食事を楽しみながら山登りの風景を眺めるのは一興です。
ぶっちゃけ、楽しむような内容の食事じゃなかったですが。
まずくはないですよ、まずくは。 -
坂道の途中でもキッチンカーのウェイターさんは料理を運び続けます。
つまり車内は11%の坂道なわけでして、それを揺れる車内で上り下りしているんですから、大変な仕事ですね。 -
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山の上までスキー場がびっしりあります。
駅によってはスキー場が真隣だったりしまして、子供が手を振ったりしてくれて楽しいです。
どこの国でも特別な列車には手を振りたくなりますよね。 -
山もひととおり登り終えてメインディッシュを平らげたところで、最後のデザートはチョコレートケーキ。
こちらもなんかホールケーキを切っただけといった感じで嗜好がなく、特別な感想はございません。
うーん、45CHF(≒5000円)。 -
Andermattのスキー場エリアを抜けると、今度は下り始めます。Overalppass(オーバーアルプパス)と言う駅名のとおり、分水嶺を越えて世界が変わります。
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Disentis/Mustér(ディゼンティス・ムシュテール)に到着しました。ドイツ語での地名が「Disentis」で、ロマンシュ語での地名が「Mustér」です。
ここから先は語圏で言うとドイツ語話者とイタリア語話者の入り混じる地域になってきますが、GoogleMapを見てみると、そのどちらでもないような音の響きを持った地名がちらほらと現れるようになってきます。
MGB(マッターホルン・ゴッタルド鉄道)はこの駅で終わりとなり、ここから先はスイスの私鉄では最大規模となるRhB(Rhätische Bahn:レーティッシュ鉄道)の路線になります。
ツェルマットから牽引してきてくれた機関車も、この駅で付け替え。おつかれさまです。 -
Disentis/Mustérを出るとほぼ平地になり、人口も多くなってきて雪も少なくなります。
山線ではなくなったので、列車も速度を出して快調に走り抜けます。 -
このあたりはライン川の最上流域であり、このレーティッシュ鉄道オーバーラント線が沿っている川も「Vorderrhein(フォーダーライン:前ライン川)」と呼ばれています。
ドイツ国内であるような大河のような姿はまだなく、細い清流が穏やかに流れます。 -
レーティッシュ鉄道の本社もある大きな街、Chur(クール)に着きました。
この駅へSBBのICEも乗り入れているので、チューリッヒ・バーゼル・またはその先のドイツへもこの駅で乗り換えられます。
オーバーラント線からアルブラ線に入るのに進行方向が変わるため、機回し(機関車を列車の後ろへ付け替える)作業が必要です。 -
アルブラ線と、その先のベルニナ線は、山を切り開いて都市を結んだその鉄道技術の高さから、路線自体が世界文化遺産として登録されている珍しい鉄道路線です。また、ベルニナ線に至っては終着駅のTirano(ティラーノ)がイタリアであるため、世界遺産が国境を跨いでいるという点でも珍しいことのひとつです。
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「ラントヴァッサーブリッジ!」と車掌さんがしきりにアナウンスしていますが、これがアルブラ線の目玉であるラントヴァッサー橋です。
氷河急行のパンフレットなどを見ると必ずと言っていいほどツーショットに収められているあの有名な石造りのアーチ橋です。65mという高所であって、谷間のカーブ上に架けられた橋であるという時点で架橋の至難さは容易に想像できますが、その完成が1903年だというのだから驚きです。
確かに技術力が評価されて世界遺産になっても文句は言えません。
正直、車内からはその凄さがあまりわかりませんし、速度もそれほど低くはないので、大していい写真が撮れませんでした。ランドヴァッサー橋 建造物
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列車のチケットは終点のSt.Moritz(サンモリッツ)まで購入してありましたが、少し遊び心を以て、途中のSamedan(サメーダン)で下車しました。
Zermattから約7時間半、名残惜しいというよりかはようやく着いたかという安堵感のほうが大きい旅程でした。
レールを打って軽い音を立てながら去っていくGlacier Express、「スイスの姿」を見せに連れて行ってくれる良い列車でした。 -
乗り換えに時間があるので、駅舎の外へ出てみました。
本来であればアルブラ線はSt.Moritzまで向かい、ベルニナ線はそこから折り返してTiranoへ向かうのですが、このSamedanからベルニナ線のPontresina(ポントレジーナ)までは短絡線が敷かれており、St.Moritzをバイパスするように移動することも可能です。
駅の反対側にはエンガディン空港がありますが、コミューター空港であり、旅客定期便はありません。 -
Pontresina行きのシャトル列車がやって来ました。
そんな乗らないだろうと見積もっていたら、1両10人くらいと思いのほか乗っていました。 -
Pontresinaでさらにベルニナ線の普通列車に乗り換え、終点のTiranoまで行きます。
もはやここまで来るとイタリア語圏であり、車内の乗客の会話もほとんどイタリア語です。何を言っているのかさっぱりわかりません。
1等車のきっぷを持っているのですが、乗り込んだ車両の1等席は何やら団体さんで満席になっていました。仕方なく空かないか待っていると、きっぷを見に来た車掌さんが「先頭車両の前側も1等車で空いてるから、そっちに移りなよ!」と案内をしてくれました。 -
5時も過ぎて外ももう真っ暗でどんなところを走っているのかはわかりません。ですが、明日はまたこの路線を特別列車で折り返します。どんな風景の路線だったのか、明日が楽しみです。
ヘッドカバーの「allegra(アレグラ)」はロマンシュ語のこんにちは。イタリア語でも喜びなどを表す意味合いがありますが、花粉症持ちの僕から見ると、抗ヒスタミン剤の名前に見えてきますね。まぁそもそもここから取ってきたみたいですが。
さっきの車掌さんが再び現れて「座れてよかったね!」と言ってくれたので、お礼を言っておきました。 -
このあたりの路線では「Fermata su richiesta」という文字が現れるようになりますが、これは「要望によって停車」ということで、つまりはバスのようにボタンを押さないと停まらないよというシステムです。
ドアに開くボタンがあるので、それに触れると運転手に停車指示が伝わり、押したドアだけ開く仕組みです。ヨーロッパの他の国のトラム(路面電車)と同じ仕組みですね。
ベルニナ線自体も、一部区間で道路と併用の路面電車部分があります。 -
終点のTiranoです。19時ちょうど着。
ベルニナ線はこの駅だけイタリアです。つまり、いつの間にか国際列車に乗ってきてしまいました。(もちろんわかっていましたが)きょうはイタリアで一泊です。
ホテルの写真を全く撮っていなくて申し訳なかったのですが、Hotel Centraleさんにお世話になりました。
ドイツ語気分で「Hallo~」と入ってみたら、フロントのおばちゃんに「こんばんはの時間ですよ~w」とツッコまれてしまいました。そういえば、イタリア語でこんばんはを言う練習はして来ませんでした!Hotel Centrale Best Western Signature Collection ホテル
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夕飯は近くのレストラン Antica Osteria del'Angeloさんでピッツァとパスタをいただきました。やはり少しばかりでもイタリアに寄ったのであれば、ピッツァには手を付けておきたいですよね。
もっちもちでおいしかったですし、スイスみたいにインフレ効いていないのでお値段もリーズナブル、日本人の財布でも安心して飲食できました。グラッチェ!
ホテルに帰って寝るだけです。本当に移動尽くしになっていますが、明日もまぁまぁ移動します。おやすみなさい。
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