2019/11/06 - 2019/11/07
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miharashiさん
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去年の身内の不幸以来、気になっていた会津若松市にある墓参りのため、日光や南会津を通って、東京から会津若松まで車で往復しました。テレビやネットでちょうど見頃になっているという華厳の滝やいろは坂などの日光周辺は、紅葉前に台風の被害を受けたせいで、一部を除いてはまともな紅葉はほとんど見ることが出来ず、残念な結果に終わりました。一方、日光から南会津に抜ける栃木と福島の県境付近では、台風の被害が軽かったせいか、比較的きれいな紅葉を見ることが出来、まずまずの紅葉ドライブになりました。
第三部は、会津若松からの帰路の途中で川俣ダムを経て湯西川温泉に一泊して、付近の紅葉や滝を満喫したときの旅行記です。(表紙写真は、湯西川温泉・平家の里の紅葉)
旅程は以下の通り。
11月4日(月)自宅->(中央道-圏央道)->関越道沼田IC->奥日光(泊)
11月5日(火) 奥日光->華厳の滝->いろは坂->日塩もみじライン
->塔のへつり->大内宿->会津若松墓参り(東山温泉泊)
11月6日(水) 会津若松->川俣ダム->湯西川温泉(泊)
11月7日(木)湯西川温泉->東北道西那須野塩原IC->(圏央道-中央道)->帰宅
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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会津若松からの帰路は、来た時と同じ121号を戻ることにしたが、途中、湯西川温泉で1泊してから帰る予定にしていた。湯西川温泉は、栃木県の北端、福島県との県境に近い秘境の温泉で、平家の落人の里としても知られたところ。今回初めて訪れたが、周囲の紅葉はちょうど見頃になっていて、今回の紅葉ドライブの最後を飾るにふさわしいところだった。(写真は、湯西川温泉の奥に佇む平家の里)
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11月6日、福島県から県境にある山王トンネルをぬけて栃木県に入り、しばらく見頃を迎えた紅葉がきれいな121号線(日光街道)を南下。
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不思議なことにこのあたりだけは台風の影響を受けなかったようで、道の周りはきれいに紅葉していた。
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同上。
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特にきれいなところで車を停めて撮影タイム。
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パノラマにして(画像をクリックしてください)。
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山肌を拡大して。
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さらに拡大。一部強風で飛ばされたところもあるが、きれいに紅葉している。
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そばを流れる男鹿川がとてもきれいだったので、少し水辺に近づいてみた。
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川べりに近いところで出会った真っ赤なモミジ。
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三色のモミジ。
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紅葉越しに辛うじて見えた清流。川原には降りれなかった。
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同じく、黄葉越しに見えた清流。
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戻る途中の黄葉。
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まだお昼を過ぎたばかりで、時間があるので、湯西川温泉の前に、秘境中の秘境川俣ダムまで行くことに。途中工事のため片側通行に遭遇し、結構長い間待たされた。ようやく通り抜けたところに川俣温泉へぬけるトンネルがあったが、狭そうだったので先にもう一本広い道があるだろうと思いこみ坂を下って行ったら、そのまま川治温泉駅前に迷い込んでしまった。通りがかりの人にたずねたら、さっき通り過ぎたトンネルを通っていくことを告げられ、来た道を戻る羽目に。
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トンネル手前には川俣への案内板。こちらから来たら表示がはっきりしているので、迷わなかったかもしれないと思った。ようやくトンネルをぬけて23号線に入ることができた。
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23号線を山の中へと走っていくと、見晴らし茶屋への案内板があったので、何か食べようと思い、その道に入ることに。ところがなかなか茶屋は現れず、道は写真のように非常に狭くなってきた。どうも23号の旧道に入ったようだった。Uターンするところもない。
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狭くて急な上り坂を対向車が来ないことを願いながら、車を走らせると(その間非常に長く感じた)、人に出会ったのでこの道でいいのか尋ねたら、少し走ると見晴らし台に着くという。言われた通り、すぐに茶屋らしき建物が一軒建っているところに出て、駐車スペースもあった。本当はここで何か食べるつもりでいたが、あまり選択支がなさそうだったので、結局写真を撮るだけになってしまった。写真は、その時撮影した川俣ダム。ダムは写っていないが、ダムサイトでは何らかの工事が行われていて、そのためのクレーンが写っている。
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上記写真に写っている橋(渡らっしゃい吊り橋)を拡大。川俣ダムは1957年から1966年の9年もかけて建設されたアーチ式コンクリートのダム。高さは117mあるそうだ。
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川俣ダム湖の水は台風の影響で茶色に濁っていて、残念だった。瀬戸合峡周りの紅葉も常緑樹が多く期待外れ。苦労して山奥まで走ってきた甲斐はなかった。早々に見晴らし台から下りて、ダムに向かうはずだったが、新道に出た後逆の方向に走ってしまい、面倒なのでそのまま戻ることにした。本当は新道に出たら右折すればよかったようだ。
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帰りは旧道ではなくトンネルをぬけてきたので、行きよりは楽だった。トンネルができたおかげで、楽にダムまでは来れるようになったようだ。それでも、途中の一部にまだ狭い川沿いの道が残っていた。
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23号で戻る途中、蛇王の滝に寄ってみた。滝への遊歩道入り口には熊に注意するようにと書かれていたので、ちょっとびびった。
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長い木の階段を下り、
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滝が見える鬼怒川の川原へ。
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小さな滝だが、周りの紅葉が色を添えていた。
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拡大してみると、上部は幅があり、増水時はもっと迫力があるのかもしれない。
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さらに拡大。
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行きはよいよい帰りはつらい階段。
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途中紅葉越しに見える滝。
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黄葉越しに見えた鬼怒川の清流。水がきれいだ。
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23号を戻り、121号に合流する前に川治ダムを通過。ダムの水はここでも土砂で濁っていた。
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再び121号線に合流し、湯西川温泉に向かう。途中これでもかというくらいトンネルを通過(10個あることを調べてわかった)。昔平家は大変な苦労の末、いくつもの峠を越えて落ちのびて行ったことがわかる。とにかく湯西川温泉まで長く感じた。山奥の秘境だ。
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今日泊まる宿は温泉町よりも手前にある「彩り湯かしき花と華」。
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アプローチが素敵だった。
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人が近づくと灯りがつくようになっていた。
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ロビーも立派。
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ロビーに置かれた平家ゆかりの品々?
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ロビーからの眺め。
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拡大して。ちょうどきれいに紅葉していてよかった。
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部屋はエレベーターのない棟の二階。旧舘の一室だと思われる。台風でキャンセルがでたので、特別割引の部屋だから、これで十分満足。
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部屋からの眺め。今日一日の会津若松からの走行距離は160キロ。
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温泉に入った後は夕食。割引値段(一泊一人8900円)なので、通常よりも品数は少な目で、炉端焼きだということは予約前にわかっていたが、昼抜きだったので、十分おいしくいただいた。
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この宿は昔味噌屋を営んでいたそうで、味噌は自家製。炉端焼きでも味噌を焼いてつけて食べるようになっていた。味噌が香ばしく、おいしかった。デザートの芋羊羹もよかった。
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11月7日。朝食は半分ビュッフェスタイル。また欲張って食べ過ぎてしまった。
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今日もいいお天気で、紅葉日和。まずは温泉街を通ってさらに奥にある平家の里へ行ってみることに。
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平家の里の駐車場に車を停めて、まずは吊り橋へ。
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吊り橋の中。
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吊り橋からの下流の眺め。
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奥に見えるのは温泉街。
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上流の眺め。
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橋から駐車場に戻る途中の素晴らしい紅葉。
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休憩所横の紅葉。
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奥に見えるのが平家の里。
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平の重盛公のご神木(重盛は平の清盛の長男)。樹齢800年だという。
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その横には平の清盛公のご神木も。これも樹齢800年だそうだ。
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ご神木と紅葉。
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やや左側から全景。
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ご神木の向かい側にも素晴らしい紅葉。
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紅葉の先には平家の里。とりわけきれいな紅葉越しに撮影。
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同上。
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平家の里の入り口。この時期の拝観時間は8時半から17時まで。拝観料は510円。
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入り口から見えるのは茅葺屋根の民家。お休みどころになっている。
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紅葉と民家が絵のようだ。時間もなかったので、中に入るのはやめて、帰路につくことに。
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湯西川温泉に列車で来ている人も多くいるようで、湯西川温泉駅までのバスを待つ人も多かった。鉄道でもこれるところにあるので、秘境のわりには来やすいかも。
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再び121号線へと戻る。途中には真っ赤なモミジの木。
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数えきれないほどあった(グーグルアースで調べたら10個あった)トンネルの一つ。
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平家の里を出てから10分位走ると、美しい渓谷を見つけたので、停車して撮影。水がとにかく澄んでいてきれいだ(上下のパノラマで撮影)。
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この旅最後の絶景。このあと121号線に出てから少し北に戻り、400号を東へ走って塩原温泉を通過。その後西那須野塩原ICで東北道に乗り東京へ。埼玉県に入ったところで、ラジオから外環道が事故で渋滞しているという情報が入ったので、行きと同じ圏央道・中央道経由で帰宅することに。途中渋滞もなくスムーズに走ることができ、午後3時前には帰宅できた。前半の日光は完全に期待外れだったが、後半ではきれいな紅葉にも出会うことができ、全体としてはほぼ満足の紅葉ドライブになった。本日の走行距離262キロ。4日間の総走行距離856キロ。(完)
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団塊夫婦の2019年日本紅葉巡りドライブ
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