2018/06/21 - 2018/06/23
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yamaneさん
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今日の1日は宿坊の朝のお勤めから始まる。
6時半より本堂に入り、仏様のお供えから始まり、静寂な中で僧侶たちの読経の声が響きわたる。
身が引き締まる。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
宿坊での朝
今日は早起き6時に起床。
6時20分、朝の鐘の音が聞こえてきます。
6時30分から7時15分まで朝勤行が始まります。
本堂に行き、住職の入堂を待ってます。
本堂の中は、写真は撮れません。
少し早めに入り、本堂で待っている間、中を見回すと、精密な彫刻に彩色された欄干、蓮の花などの色彩豊かな天井画、荘厳な空間です。
本尊は黄金に輝く弥勒菩薩です。
お弟子さんたちの仏さまへのお供えから始まっていきます。
朝の静かな本堂の中で、僧侶たちの読経の声が響き渡ります。
静寂な中での厳粛な行いにじっと耳を傾けます。
身も引き締まり、気持ちのいい朝が迎えられました。日本の仏教もいいものです。
いい体験ができました。
7時半から朝食です。僧侶の方がお部屋まで持ってきていただけます。 -
きんぴら、煮豆、お漬物、青菜の煮びたしなど。
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煮物、お豆腐など。
体に優しいお味です。おいしくいただけました。 -
そのあとは、阿字観を体験しました。
木曜日と金曜日の朝は阿字観が行われていないとホームページに書かれていましたが、人数がいる時はやってもらえるようです。参加者は5人でした。
思っていたものとは少し違っていました。
正座をして、体が動くと棒で肩をたたかれるものだと思っていたのですが、自分で座りやすい形、胡坐でもいいし、椅子に座ってもいいようです。
棒を持っている僧侶はいません。座禅とは違うのですね。
真言宗の瞑想法である阿字観は、大日如来梵字の阿の字の前に座り、目を閉じて宇宙と自然が1つになる、つまり自身と御仏が一体になることをイメージして瞑想します。
呼吸の出入りに大日如来の阿、大宇宙の響を観じる瞑想法で呼吸の仕方が大事なようです。
言われてもよくわからなかったけれど、呼吸はゆっくり細く長~くする。
いつもは何気ない呼吸が、なんて早い呼吸をしているんだろう、と思わせる。
こんなゆっくりな呼吸は普段はやらないので、やりなれてないと苦しくなる。
無の境地に入れない。
隣の人はどうなのか、ちょっと、横を向いてみる。
だめだめ、無心にならないと。
1時間ほどで終わりました -
帰る前にお庭を拝見。
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お庭も素敵です。
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僧侶の方が掃除をしています。
どこもかしこもピカピカです。
こういうのを見ると、自分のおうちもきれいにしなくちゃと思うのですが…。 -
1泊2日の宿坊での修行はいい体験になりました。
宿泊料はちょっと高いけれどとてもよかったです。22000円
写経や阿字観はそれぞれ1000円です。
さて、今日は奥の院です。
バスでいこうと思いましたが、歩いて行ってみます。
歩いているとたくさんのお寺が並んでいます。
色艶やかなお寺がありました。 -
僧侶の方にも普通に会います。
やっぱりお寺が多い街なんですね。 -
ここは朱色のお寺、苅萱堂。
出家した父を追って高野山へ上った石童丸と、苅萱道心が親子と名乗り会えぬまま師弟として終生修行したと伝えられている。 -
御本尊 地蔵菩薩
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物語の場面が描かれています。
親子と知らずに終わるなんてかわいそうすぎ。 -
一の橋から参道に入っていきます。奥の院まで約2㎞あります。
鬱蒼と茂る木々の中を通っていきますが、今までと違う雰囲気がする。
参道には木々が生い茂り、無数の供養塔が立ち並んでいる中、歩いて行きます。
人は誰もいないし、違う領域に来たみたいだ。
しばらくこんな道を歩いて行きます。
歴史的に有名な有名な戦国時代の武将や歴史的著名人の墓碑などもあります。
武田信玄供養塔や、上杉謙信、伊達政宗、明智光秀などの供養塔も見られました。 -
少し行くと、弘法大師の腰掛石がありました。
まわりは六角形の石で囲まれていますが、昔、奥の院へ行く途中弘法大師がここに腰かけて休憩されたといわれています。 -
汗かき地蔵
お堂に祀られているお地蔵様が、水滴がついて汗ばんで見えることから、人々の苦しみの身代わりになっているという言い伝えがあります。
その横には姿見の井戸があり、中をのぞいて、自分の姿が見えなければ、3年以内に命がなくなるといわれている怖い井戸。 -
化粧地蔵がありました。
おしろいや、口紅が塗られています。 -
御廟橋
ここから先は写真もとってはいけません。
近くには織田信長供養塔や、豊臣家墓所などもあります。
一礼をして橋を渡り、奥に進んでいきます。
燈籠堂に入ってみました。
弘法大師の御廟を礼拝するお堂で、中には2万基以上の献燈が灯り静かに揺らめき、幽玄さを感じます。
正面には1000年以上燃え続けている消えずの火が奉納されている。
とても厳かな雰囲気でした。 -
毎日2回弘法大師にお食事が運ばれていますが、ちょうど運ばれている時に出あいました。
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木々に囲まれた奥の中にある聖域。
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弘法大師の御廟が祀られ、今でも弘法大師が生きて人々を見守っているという弘法大師の神聖な聖地。
神秘さを感じるところでした。 -
ここには変わった墓石がある。
UCCのコーヒーカップ。なんでこんなのがあるのかな? -
よく見ると他にもヤクルト。
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福助。おもしろいなあ。なんでこんなの作ったのかしら。
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シロアリ。やすらかにねむれ。
白アリはいやだな。 -
次は歩いて、金剛三昧院に向かいます。300円
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本坊 重要文化財
北条政子が夫源頼朝の菩提を弔うため、1211年に建立。その後、改築などされた。
ここは唯一世界遺産に登録されている宿坊。 -
本坊
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入口に飾ってある絵
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襖絵(金地着色梅花雉子図)は重要文化財になっています。
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多宝塔 国宝。
1223年に建立された国内で2番目に古い多宝塔。 -
高野山でランチはここと決めていた角濱ごまどうふ本舗 1860円
朝ごはんがおいしすぎて食べすぎて、あまりお腹空いていないけれど、食べていこう。 -
右上から下に
デザートごま豆腐、高野豆腐、香の物
角揚げ、ごま豆腐の天ぷら、飛龍頭
ごま豆腐、焼き豆腐、創作ごま豆腐
いろんな種類の胡麻豆腐。やっぱりごま豆腐はおいしい。
ごま豆腐をお土産に買って帰ろう。 -
次に向かったのは浪切不動尊
浪切不動尊とは、弘法大師空海が、唐からの帰りに船の中で、無事に着けるようにと師である恵果から授かった不動明王のことで、霊木に彫り終えた後、船は荒波をこえ無事にたどり着いたことから浪切とついたようです。
見られる日は決まった入るようで、今回は見ることができなくて残念。 -
この不動尊も泣き龍が有名。
上を見上げると大きな龍が…。迫力があります。 -
中門に戻ってきました。
これからバスに乗って駅に向かいます。 -
高野山の駅です。
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ケーブルカーにのって下山します。
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極楽橋駅から乗り換え。ちょうど南海鉄道天空に乗ることができました。
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席も窓側を向いて、大きな窓から景色を見られていいですね。
素敵な列車でした。 -
橋本から乗り換え、和歌山駅まで行きます。
昨日買った高野山2日間切符は、大阪まで戻らなかったのでお得だったのかな。
ホテル常宿のドーミインへ。 9038円 -
そんなに広くないけど、寝心地がいいベット。
ここは大浴場があるからやっぱりいい。 -
夕食を食べに行きます。
口コミがよかった居酒屋。
人気があるようなので、予約をしたけどそんなに混んでなかった。 -
ここの人気の付出し
枝豆と、海苔巻き1巻、さつま揚げ。おいしいです。 -
揚げなす
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金目の煮付け
もう少し甘めの方が好きかな。 -
デザートはサービス ビールを含めて3488円。
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ホテルに向かう途中、和歌山城が綺麗にライトアップされていました。
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