2018/11/06 - 2018/11/09
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「香港」から 600キロ以上離れた 中国「桂林」まで足を運ぶ 3泊4日の旅 。
1日目は「香港」から 陸路で、かつての国境を越え「深セン」へ!
2日目は 高速鉄道で「桂林」へ向けて大移動。
中国らしい山水画の風景広がる「陽朔」という奇岩に囲まれた街で一夜を過ごす。
3日目、高速バスで「桂林」へ。
数時間しか滞在できなかったけど、街の雰囲気や 桂林を代表する観光スポットに立ち寄り「桂林北駅」から高速鉄道で香港へと戻る。
最終日の4日目は、帰りのフライトが15:40なので、市街地に滞在していられるのは お昼すぎぐらいまで。
残された時間は半日。
やっぱりビクトリアピークからの眺めは欠かせないな!と、香港島を目指します。
約1年前の2018年11月の旅行記になります。
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-
早朝6時すぎに宿を出発。
左のごっついビルの一画が宿になっていました。
旺角 (モンコック) という立地でありながら、1泊 約940円。 -
値段が値段なだけに、お部屋はこんな感じでした。
もちろん 相部屋です。
ただ、この約1年後、再び香港を訪れた際・・
これでも居心地が良いと思える程の “もっと極狭な寝室” の宿と出会う事になります。 -
香港らしく、頭上には 様々な看板の姿があるけど、次第にその数を減らしているみたいね。
-
朝食が食べられる店を探していると、こちらの飲食店が目に入った。
-
テーブルにはメニュー表もあるから、指差し注文できて ありがたい。
朝のセットメニューは 一律35HK$ ( 約540円 )
トーストとハムエッグは共通。
Eセットを注文。 -
Eセットは、それに「Instant Noodle with Pork」が付いてくる。
山小屋ならともかく、市街地の飲食店で即席麺が出てくるなんて!
約9年前に 初めて香港を訪れた際は 驚いたけど、香港では これが朝食の定番なんだとか。 -
道の両脇には ビルがぎっしり。
この辺りでは、戸建ての建物なんて まずお目にかかれない。 -
「かつや」を発見ですよ!
しかも、ひらがなで とんかつって。
日本NO1の文字も目立つ。 -
ロースカツ定食は、69HK$。
約1070円。
日本だと600円台なので、かなり高いです。 -
そして 街を歩いていると、セブンイレブンや 日本では姿を消してしまった サークルKも健在です。
-
7:15、昨夜も訪れた「ビクトリアハーバー」に 再び。
曇り空なのが ちょっと残念。 -
この風景は、上海の外灘 (ワイタン) からの眺めと似ているものがある。
あっちは川で、こっちは海だけど。 -
この先の 星光大道(アベニュー・オブ・スターズ)は、2018年末まで工事中で 行く事ができませんでした。
名物の ブルース・リー像も、おあずけって事?
しっかり 朝食を食べた事もあって、急にトイレに行きたくなってきた!
もちろん 個室の方。
しかも ちょっと緩め・・
観光地だから、少し探せばトイレぐらいあるだろうと思いきや、それが見つからないのだ!
MTRの駅構内にもトイレが見当たらないし、香港の人達は外で催したら、どこに駆け込むのか思ってしまう程 トイレが見当たらないのだ!
しばらく 辺りを歩き回って、ようやく見つけたのが・・ -
この「1881 HERITAGE」と言う施設の一画にあるトイレ。
後で調べたら、1881年から建設が始まったという、香港の歴史的価値のある建築物をそのまま利用し、ホテル、高級ブティック、レストランが入った施設だったみたいね。
この時は 朝早くて、営業している店は皆無に見えた。 -
この小さなトイレマークを見た時は、救われた気分だった。
-
だけど、この扉の向こうと知った時は、
まさか・・まだ施錠されているのでは!?
と、一瞬 希望が絶望に変わったけど、なぜか開いていた!
そして、トイレにありつけた。
高級ブランド店が軒を連ねる場所にあるトイレだから、すごく綺麗だった。
ゴミ箱がないから、トイレットペーパー 流せるんだね☆
何がともあれ、事なきを得て ホッとひと安心。 -
九龍半島から香港島へは、やっぱりフェリーがいいね!
地下鉄 (MTR) なら あっという間だけど、景色 何も見えないし。 -
フェリー乗り場への入口。
自動改札機が並んでいる。
香港の交通系ICカード「オクトパス」は持っていないので、現金でチケットを買う事になる。 -
平日と土日祝日で運賃が異なる模様。
今日は 平日なので、2.7HK$ (約42円)
長者 (65歳以上) は 無料! -
こちらが券売機。
操作は 驚く程 簡単!
「成人」か「優惠(小人) 」を選んで、確認ボタンを押して、お金を入れればOK。 -
ここでも、自動改札機の通る際は、このようなトークンが使われている。
世界的に見ると、紙のきっぷを使っている日本って かなり特殊な国のような気がしてきた。 -
船内の様子。
庶民の足として利用されている船なので、こんな感じです。 -
わずか40円で船旅気分☆
海と言うより、巨大な川を横断するような感覚。
上海の黄江河の渡し船を思い出す。
あの時も 運賃は40円くらいでした。 -
10分もしないうちに 対岸の香港島に到着。
-
香港島から九龍半島を眺める。
何やら 大がかりな工事が行われている。 -
九龍半島 (ビクトリアハーバー) からの眺めのとおり、こちらもビルが建ち並ぶ大都会。
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歩行者が このような大通りを渡るには、たいてい陸橋を歩く事になる。
道路を 人が横断する事がないから、信号も少なく、車の流れは意外とスムーズだったりします。 -
早朝に食べたもの以外に、香港では このようなものが 朝ご飯として食べられているのね。
イギリス文化も根付いている土地柄、洋と中がミックスされたような品揃え☆
香港ならでは☆ -
2階建て路面電車 (香港トラム) の存在が、香港島の特徴。
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これが停留所。
-
同じものは2つないのでは?
と思うくらい、様々のラッピングの車両が走っている。
強風が吹くと怖そうだけど、周りを高層ビルに囲まれているから、逆にビル風も控えめだったりして。 -
せっかくなので、ピークトラム(山頂纜車)乗り場の近くまで 路面電車で☆
-
一応、駅ナンバリングみたいものもあります。
この案内によると、68W の「銀行街」と言う停留所が最寄りみたい。 -
運良く、2階の先頭の座席が空いたっ!!
やっぱり この眺め サイコー! -
あっ! 吉野家 発見☆
機会があれば、試してみたい。 -
普通にトラムの後ろに 車が並んでいたりします。
-
運賃は、降りる直前に払います。
料金は一律2.6HK$ で 約40円。
ところが、ただお金を入れるだけの運賃箱なので、お釣りが出てこないのだ。
ちょうどで払える程 細かいのがなかったので、3HK$ 運賃箱に入れて、0.4HK$ 分は サービスしておきました。 -
銀行街と言うだけあって、建物も洒落っ気のないものが並んでいます。
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香港の昔の写真が展示してあるフロア。
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この辺りの 昔の風景みたいです。
香港島と言うだけあって、漁師の街って感じです。
街並みも中国と言うより、ヨーロッパのような雰囲気です。 -
ここが やがて、高層ビルだらけになります。
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イギリス領だった事を物語る、西洋式建築で作られた「聖ヨハネ座堂」
祈りをささげる人の姿もあったけど、内部は撮影禁止。 -
徐々に 山道へと差し掛かり 上り坂を進んでいきます。
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9:50、ピークトラム ステーションに到着です。
写真だと わかりづらいですが、噴水の上に「PEAK TRAM」とあります。 -
チケットを買って、ビクトリアピーク (太平山) へと登る ケーブルカー (ピークトラム) がやって来るのを待ちます。
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チケット代は、大人の場合、
ケーブルカーのみだと 片道37HK$、往復だと52HK$。
復路の割引率が高い☆
プラス47HK$ で「スカイテラス428」という展望台の入場券が付く。
ケーブルカーのみ 片道で!
と伝えたつもりが、結果として スカイテラスの入場券が付いたものを購入してしまった。
37+47で 84HK$。
日本円で約1300円。 -
ケーブルカー 到着☆
車体自体はそんなに古くはないけど、デザインが いい感じにレトロ。 -
もちろん 満席。
立ち客もいます。 -
斜面をゆっくりと登っていきます。
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外の景色に合わせて 写真を撮ると、どれだけ車体が傾いているかがわかる。
-
先へ進むにつれ、さらに 勾配が急になっていく。
それにしても、こんな斜面にまで 高層マンションが建ち並んでいるなんて! -
山頂駅に到着です。
ビクトリアピークのシンボル「ビクトリアタワー」
この建物の屋上に、香港島を見下ろす展望台「スカイテラス428」があります。 -
中はショッピングモールのようになっていて、最大の目玉は、怖い程似ている有名人の蝋人形が展示された「マダムタッソー蝋人形館」
ただ、入場料を知ってビックリ!
4000円近くするのでパス。 -
お金を使ってくれ!と言わんばかりに両替所もあるけど、売値と買値に結構 差があるから、レートはあまり良くなさそう。
空港とどっちがおトクなのかな・・
それよりもトイレ!
またしても個室の方。
最終日にして やはりお腹が悲鳴をあげ始めたか・・
昨日、桂林北駅で食べた食事が一番怪しい。 -
結果的に入場チケットを買ってしまったので、展望台へと向かいます。
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朝方は雲っていたけど、日差しが出てきました☆
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テラス名のとおり、標高428m からの眺め。
この光景が見られる展望台です。
やっぱりスゴいね!
高層ビルばかりで、地面が全く見えない。 -
反対側は のどかな風景です。
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ひとり旅だと 切なくなるような物もあります。
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眼下には、先程 乗車した ピークトラムの姿が見えます。
この山を、蛇行せずに 登ってきたのだから、あの急勾配も納得。 -
これは、引退した かつてのケーブルカー。
ピークタワー前の広場に胴体保存されています。 -
展示されているのは、1959年から1989年まで使用された 先代 (4代目) の車体みたいです。
現在活躍している5代目は、1989年製か・・
案外 古かったですね。
もうすぐ30年。
そろそろリニューアルかと思った矢先、案の定、車体を大きくし、定員数を増やした6代目の計画が進んでいるみたいです。 -
中へ入ると、かつての客席で休憩もできる 観光案内所みたいになっています。
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帰りは、徒歩で下山します。
ピークタワーを正面に左へと進んで行くと・・ -
右の歩道を進んで行くと、山を下っていく階段がある。
ここが、かつてのビクトリアピークへのメインストリート「オールド ピークロード」へと続く道。 -
11:15、歩いて 下山開始!
節約というワケじゃないけど、帰りもケーブルカーに乗っても芸がないし。
って思っていた矢先、徒歩道もあると知って、これは行っかなくては!と。 -
ビクトリアピークへの歴史ある登山道。
トラムが開通する以前は、人々は ここを通って山頂へ向かっていたのかな。 -
高層ビルが建ち並ぶ そのすぐ脇に、こんなハイキングコースのような道があるなんて!
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時折、木々の間から 高層ビル群を垣間見ながら・・
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緑に囲まれて 自然豊かな遊歩道を下っていきます。
場所によっては かなり急で、足への負担も かなり大きそうだけど。 -
だいぶ 標高が下がってきて、高層マンションが真横に見えるまでになりました。
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山の斜面に これだけの高層建築物が建ち並んでいるなんて なかなかない光景。
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ピークタワーの前を出発してから20分程で、高層マンションの麓まで下りてきました。
そんなに長い距離でもないし、少しどけハイキング気分も味わえて ちょっとした穴場スポットという感じでした。
この辺りは マンションは高級そうな雰囲気が漂っている。 -
首が痛くなる程 見上げないと、空が見えない。
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マンションの1つ1つは高層でも、密度はそうでもなく、緑も結構ある。
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市街地へと入りました。
勾配は緩やかになったけど、山の斜面上に形成されているので、歩道の脇には はてしなく続くエスカレーター☆ -
セントラル(中環)とミッドレベル(半山)の住宅街を結んでいて 全長ほ800m。
世界一長いと言われている「ヒルサイドエスカレーター」
この時間は 上り方向。
人が途切れる事なく 利用している。
10時を境に 下りから上りエスカレーターへと変わるので、今は上り。 -
確かに、普通の人が この上り坂を延々と上っていくのはシンドイね (;´Д`)ハァハァ
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時刻は12時をすぎ、香港にいられるのも 残りわずか。
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今回は半日しか観光できなかったけど、チャンスがあったら (格安航空券が手に入ったら) もう少し じっくりと観光したいな。
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12:25、空港へと向かう エアポートエクスプレスの始発駅「香港駅」に到着しました。
初日は 空港からバスだったので、帰りは列車で! -
空港までは、115HK$ で、約1780円。
結構 いい値段しますな!
この金額を見た時、一瞬 焦った。
手持ちの香港ドルで足りるかな?って。
ほぼ 使い果たす感じで あったけど。 -
バスだと 似たような区間で40HK$ ぐらいだから、列車は単純に2倍以上。
だけど、こっちは 所要時間が25分程で圧倒的に早い。
時間とお金 どっちを取るかって とこかな。 -
高層ビル群を横目に空港へ。
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やがて、目の前には海が広がる。
今回の旅で 最初に見た景色だ☆
懐かしいな・・ -
13:05、香港国際空港に到着。
大丈夫! 欠航になっていない。
搭乗ゲートは、空港内を走るシャトルトレインで何駅もやり過ごした先にある「ミッドフィールド・コンコース」内。
これも LCCの宿命か。 -
離れているけど、まだ 完成して間もない 新しいターミナル。
-
11月に入り、早くもクリスマスムード。
-
搭乗開始時刻まで1時間程あるので、香港での最後の食事。
〆は やっぱりラーメンかな。
香港名物のワンタン麺です。
コシのしっかりした極細麺☆
振り返ると、今回の旅は 半分くらい麺類でした。 -
成田空港行き、バニラエア JW304便の搭乗ゲートに到着。
無事 GOAL!って感じです。
いやいや、自宅の玄関を開けるまでが遠足だと、学校で習ったっけ!
まだ油断は禁物ですね。
少し前に フィリピンのセブ島に行った時も、バニラエアでしたが、その時は ラストオーダーの30分ぐらい前から 機内食の3割引セールが始まったのですが、この時は、皆さんにさらにハッピーになって頂きたく、最初から3割引で機内食が提供されていました。
そして、バニラエアの機内でバニラアイスの宣伝アナウンスも!
「ダジャレではありません」と真顔で断りを入れるも、ウケ狙いなのは間違いないでしょう。
フライトも順調。
ほぼ 定刻どおり、日本時間の21時前に成田空港に到着。
2018年最後の海外旅行という事で、帰りは奮発してスカイライナーに乗車!
成田空港は何度も利用しているけど、いつもは節約の為、特急券のいらない列車ばかりで、スカイライナーは初体験☆
そしたら ビックリ!
飛行機で隣に座っていた方が、スカイライナーの車内でも隣に!
こんな事あるんか!
スーツ姿の男性だったから 特に話はしなかったけど。
最後に、今回の旅の旅費をおよそ こんな感じでした。
・航空券 19380円
・高速鉄道代 約10300円
・その他 移動費 約4030円
交通費は トータルで、約33710円
(自宅から成田空港までの交通費は含まず)
・食品 約4030円
・宿代 約4860円 (3泊分)
・入場料等 約3320円
(川下り、象山公園、ビクトリアピーク)
合計で、約45920円。
自宅から成田空港までの交通費を含めると、およそ5万円の旅でした。
さて、今回は 平和そのものだった香港ですが、その約1年後の2019年10月下旬、つい先日、再び香港に行ってきました。
チケットを手配したのが、まだ それほど抗議デモが深刻になっていなかった7月上旬。
3ヶ月もすれば 落ち着くだろうと思っていたら、時が経つにつれて 状況は悪化するばかり。
けれど、格安航空チケットの為、キャンセルしても、返金はほとんどない。
日本に伝わってくる情報や画像だけだと、香港の街は相次ぐ抗議デモで破壊し尽くされたような印象を受けるけど、本当にそうなのか?
確かに、そういった場所もあるけど、それはごく限られた場所で、大半の地域はこれまでと変わらない香港の姿があるのではないかと。
繁華街の辺りは油断できないかもしれないけと、探してみれば、デモとは無縁の のどかな観光スポットも結構あるではないですか!
あのように報道されている香港ですが、実際に行ってみると どういう感じなのか?
この目でみてきました。
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