2018/11/06 - 2018/11/09
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うっちゃんさん
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「香港」から 600キロ以上離れた 中国「桂林」まで足を運ぶ 3泊4日の旅 。
1日目は「香港」から 陸路で、かつての国境を越え「深セン」へ!
2日目は 高速鉄道で「桂林」へ向けて大移動。
中国らしい山水画の風景広がる「陽朔」という奇岩に囲まれた街で一夜を過ごす。
3日目、高速バスで「桂林」へ。
数時間しか滞在できなかったけど、街の雰囲気や 桂林を代表する観光スポットには立ち寄る事ができ、香港への帰路へ就く為に「桂林北駅」へ。
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1時間以上の余裕をもって「桂林北駅」に到着です。
そんなに早く行かなくても・・
って思うかもしれませんが、中国の鉄道は 日本のようにサクッと乗車できないのです。
ステップ1
あらかじめ インターネット (Trip.com) で予約したチケットを、自動改札機にも対応可能な乗車券として発券してもらう為に窓口へ。
ここが一番 時間が読めない!
窓口が大混雑している事もあるので、早めに駅に行く必要がある。
事前に 別の駅で発券するという手もあるけど、乗車駅以外の場合、手数料10元が発生 (たぶんその場で支払い) するし、窓口氏と会話する必要も出てきそうなので、素直に乗車駅で発券してもらう事にしました。
ステップ2
駅構内に入る為には セキュリティチェックを受けなければならない。
ここも 混雑していると時間がかかる。
ステップ3
乗車する列車がやって来るホームへと続く「待合室」へ移動。
ホームへは、発車時刻の15分前まで降りられない。
ステップ4
発車15分前になると、ホームへと続く階段が開放。
自動改札機に乗車券を通し、ホームへ。
基本的に全車指定席だけど、勝手に違う席に座って、意地でもどかないという輩が頻発する中国。
トラブル防止の為にも、なるべく早く自分の席に座るに越した事はない。
そんなワケで、駅へは余裕をもって行く必要があるのです。
ここは外国。
マトモに会話ができない身としては、失敗は命取り。 -
心配をよそに、窓口はガラガラ。
すぐに自分の番がやって来て、発券完了!
これが「桂林北駅」から「広州南駅」までの高速鉄道の乗車券になります。
料金は165元。
日本でいう “新幹線” で500km 程 移動して、2731円 で済むなんて・・
あらかじめ 日本で 予約&決済も済ませておけば、窓口では 予約番号とパスポートを提示すれば すぐに発券☆
言葉を交わす必要もなし。 -
上海や深センと比べると、こじんまりとした「桂林北駅」
セキュリティチェックもそんなに混んでいなかったので、駅に着いてから ここまで15分ほど。
(これが事前にわかっていたら、もう少しゆっくり観光したんだけどなぁ・・)
発車時刻まで まだ1時間あるという事は、ここで お昼ご飯を食べろって事ですね。 -
駅構内の食堂街。
1人でも利用しやすそうな店ばかり。 -
食堂街入口にあった 飲食店のラインナップ。
やっぱり 中国を代表するファーストフードチェーン「真功夫」が主役? -
カタカナで「カフェ ブレラ」と書かれた喫茶店もある☆
経営者が日本人なのかな? -
壁に張ってあるメニューを指差し注文できそうな こちらの飲食店で腹ごしらえ。
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このメニューを注文したら・・
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これが出てきました!
メニューの写真と、全然 違うじゃんっ!
なんか、家庭料理みたい。
ご飯なんて、結構 おコゲがあったりするし。
日本でも、メニューと実物が 多少異なる事はあるけど、さすが中国!スケールが違う。
お値段は22元。 -
発車時刻の15分前が近づいてきたので、2階の第4待合室へ。
おわっ!!
ものすごい人の数。
さすが 桂林。 -
何かのバーゲンセール!?
かと思うくらい、自動改札機前は 多くの人でピリピリムード。 -
乗車する列車は 当駅始発。
あえて、そういう列車を選びました。
途中からの乗車だと、自分の席がちゃんと空いている心配だから。 -
窓は 2列で1枚の長いタイプ。
そして、日除けは カーテンではなく ブラインド。
なので、後ろの方がブラインドを下ろしてしまうと、こちらの車窓まで閉ざされてしまう。 -
幸い、後ろの座席は お子ちゃま。
日本と一緒で 小さいお子ちゃまは、窓の外の景色を見るのが大好き!
なので、ブラインドを下ろされる心配は なさそう。
坊やとは 仲良くやっていけそうだね☆ -
しばらくは、このような 桂林らしい 独特な形の山々が続くし、せっかく窓際になったのだから。
-
ちなみに、ネット予約の際は、座席の希望は全く受け付けてもらえず、コンピューターが勝手に席を指定します。
なので、窓際の席になった時は、心の中でガッツポーズ! -
でも、最近は 大半の人がスマホをやっていて、画面が見づらいからと、雲りでも ブラインドやカーテンを閉めちゃう人が多いから、車窓を楽しみたい人としては それが心配。
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他の座席では、少し日差しが当たっただけで、前後の人にお構い無く、ブラインドをピシャッと閉めてしまう場面も。
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後ろが 坊やで良かった。
東向きで、午後は太陽と逆側だった事もラッキー☆
お陰で 最後まで車窓が楽しめました。 -
田んぼと街がハッキリと分かれている。
建物の造りも 日本とは明らかに違っていて、異国情緒たっぷり。 -
山々も遠ざかり、市街地へと入ってきました。
-
約2時間半の移動を終えて、
17:57に「広州南駅」に降り立つ。
定刻どおり!
中国の新幹線は、時間にかなり正確な事をあらためて感じた。
この駅で 香港へと向かう列車に乗り換え。
1ヶ月ちょっと前の2018年9月23日に開業したばかりの (この旅行記は 2018年11月8日 のもの) 中国本土と香港をまたぐ高速鉄道「広深港高速鉄道」を体験です☆ -
越境する特別な列車なだけあって、窓口も香港 (西九龍) 行き専用のものがある感じだけど、今回は自分の番がやって来るまで時間がかかった!
その理由の1つに、途中から2つある窓口が、職員の休憩の為なのか 1つになっちゃうし。
窓口の上に休憩時間が表示されているとは言え、時間になると、列ができていようが、問答無用に窓口を閉めて、席から去っていく職員。 -
香港行きのチケット。
距離的には140km 程だけど、料金は187元 (3095円)
500km 以上移動した 桂林北~広州南は 165元だったから、距離あたり 5倍近く値段が高い事になる。
やっぱり 越境する列車だから?
発車時刻は20:25。
「広州南駅」到着から発車まで2時間半近くあるから、広州の市街地でも散策しようかと思ったら、窓口で時間を費やしてしまい、もうすぐ19時。
どのみち、広州南駅は 中心街からは離れた場所にあったりしたので 時間的に無理だったのですが。 -
全体像がよくわからないけど、この駅も相当な規模の巨大ターミナルみたいね。
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出発フロアはエスカレーターを上がった先。
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ここも、まるで空港のような広さ!
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お食事処を探して 駅構内を歩いていると、
「熊本豚骨」の文字。 -
味干ラーメン!
熊本に本店があるラーメンチェーン店が 中国の広州にもあるなんて。
もうすぐ出国 (出境?) してしまうので、今回の中国(本土)での食事は これが最後。
〆は やっぱりラーメンかな☆ -
37元で 日本円で650円ほど。
豚骨特有のあの独特なクセのない あっさり系。
これは 日本の味ですよ!
3日目で、日本の物が恋しくなるのは早すぎ?
調べてみたら、味干ラーメンって、中国に700店舗近くあるみたいね。
本店のある日本は90店舗程 (大半は九州) -
時間になったので ホームへ。
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これまでの車両とは ひと味違う、赤を身にまとった車両。
この赤は 香港の区旗の赤で、車両も香港政府が発注したものらしい。 -
愛称は「動感号」
英訳は「VIBRANT EXPRESS」
活気のある、力強い、活力あるエクスプレスという意味。
この高速鉄道の注目すべき点は、中国の出国手続きが行われる場所。
この先、途中駅での停車もあるので、当然 ここ「広州南駅」では行われない。 -
座席も独特で、ユニークな形状。
夜になり、車窓はほとんど暗闇だった。
深センの辺りから先は ずっとトンネル。
あの香港の街並みを見れば、地上に高速鉄道の線路を引くのは困難ですね。
その間に、中国と香港の境界を越えているのですが、結論から言うと、終点の「香港西九龍駅」に到着するまで、出国手続きは行われない。 -
香港の市街地のド真ん中に 新しくできた、
「香港西九龍駅」
もう ここは完全に香港。
でも、まだ中国の出国手続きは行われていないので、我々のいる空間は まだ中国の本土という事になる。
通常は、
国境を越える前に出国手続き
国境を越えた先で入国手続き
なのですが、ここは特殊。
地上は 完全に香港なのですが、その地下で これから 中国の出国手続きが行われる。
ホームから先へ進んでいくと、イミグレがあって、ここで 普通に中国の出国スタンプがパスポートに押される。
先へと進んで行くと、通路上には・・ -
中国と香港の境界線が!
厳密に言えば、香港も中国の一部だから、
「内地」と「香港」という表記になっている。 -
ここを越えるまでは、中国本土の法律が適用されるエリア。
つまり、香港の地下に 中国本土が存在するという事になるワケで、香港の人達にとっては 一国二制度に反するのではないかと言われてましたよね。
このような事が 積もりに積もって、一連の抗議デモに発展している気がします。
その先で 香港の入国審査を受け、ホッとしたところで、最後のチェック!
自動改札機が待っている。
最後の最後に 乗車券のチェック。
鉄道で越境して来たんだなと思い出す瞬間。
人によっては、パスポートでイミグレは通過できたけど、きっぷをなくして、最後の最後で自動改札機でつまづくなんてケースもあるかもね。 -
流線形な造りの「香港西九龍駅」
もう 夜遅いので(22時すぎ) 人の姿は 疎ら。 -
駅舎の形状が、まるで 地下を通って 中国から伸びてきた触手が地上に姿を現したかの様なデザインに見えてしまうんだよね。
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そして、周囲には たくさんの巨大な高層マンション。
香港に戻って来た!って実感が沸く瞬間。 -
今夜の宿は 旺角 (モンコック) の近く。
終電が行ってしまう前に、MTRで移動しなくては! -
旺角 (モンコック) を目指して移動開始。
黄色で囲った部分は 乗り換え駅なんだけど、連絡通路で繋がっているワケではなく、一度 改札を出なければならず、きっぷもあらためて買う必要があった。 -
不本意にも、改札の外に出るハメになってしまい、旺角(モンコック)まで徒歩で向かおうと 北上するつもりが南下してしまい、あの夜景が見られる場所に行ってしまった。
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九龍半島の最南端にある、ヴィクトリア・ハーバーに沿ってつくられた遊歩道「尖沙咀プロムナード」からの 香港島の夜景!
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23時近くになっても、結構 人がいますが、時間が時間なだけに落ち着いた雰囲気です。
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10年近く前にも見ているけど、やっぱり この夜景は 一目見ておかないとね☆
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市街地は まだまだ 大にぎわい。
一応 今夜の宿へは、ネット予約の際に 到着時刻を23~24時に設定しておいたから 大丈夫だとは思うけど。 -
翌朝に撮影。
今夜の宿は、この角っこにあるビルの中の一画にある。
30階くらいまであって、エレベーターもそれぞれ
1~10、11~20、21~30のように担当する階が決まっていて、21~30階担当のエレベーターに乗ってしまうど、20階以下の階は通過してしまう。
今夜の宿は、香港の繁華街という立地にもかかわらず 日本円で1000円もしない 格安のもの。
だから、ある程度の事は 覚悟しなければならない(笑) -
案の定、エレベーターを降りたたら こんな感じ。
マンションの部屋の1つが 宿として営業しているような雰囲気。 -
今夜の宿の入口。
値段相応。
受け付けの際も、スタッフは 他の客?(それとも友人)と雑談しながら、さらに ひまわりの種をつまみながら パソコンを操作。
さすが!
日本じゃ まずお目にかかれない接客態度。
あらためて日本の接客レベルの高さを痛感しますね。 -
香港の繁華街で 63HK$、約940円の宿泊施設は こんな感じです。
もちろん 相部屋。 -
香港特有の狭い部屋の両側に二段ベッド。
4人部屋だね。
既に2人の先客がいたけど、指定されたベッドは 既に使用されていた。( いいかげん・・)
なので、空いているベッドを使わせてもらった。 -
しばらくして、4人目のルームメイトが現れたけど、特にトラブルにもならず、彼も 残り1つの空いているベッドを使用。
-
共有スペース。
椅子や電子レンジ、ポット、冷蔵庫もあります。
バックパッカーの長期滞在には、安くて うってつけかも。
明日はいよいよ最終日。
帰りのフライトは15:40。
午前中は香港観光ができそう☆
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