博物館動物園駅跡

2019/11/08 - 2019/11/08

　上野にある京成電鉄の博物館動物園駅跡で金・土・日・祝限定でイベント（～2019.11.17　10:00～17:00）が催されており、公開されているというので出掛けてみた。
　博物館動物園駅跡は最近になって公開されるようになったが、とても混んでいると聞いて諦めていた。しかし、今回はイベント開催であり、地下に下りる階段の踊場までしか入れない。
　駅の2つの入口のうち、1つだけを開けている。入口に営業時の駅名看板が残っているのかと探したが、「博物館動物園駅跡」のプレートと「博物館動物園駅　照明復元事業」プレートしかない。
　博物館動物園駅跡にはドームがあり、そこから下りの階段がある。その踊場では壁を利用して動画を上映しており、数人の観客が階段に腰掛けて見ている。
　踊場で締め切られており、踊場から下には降りることができないが、ガラスの隙間から覗くと階段を下ると改札がある。木製の改札と昨年に設置したウサギの像が見える。さらに改札の先にはホームに下りる階段がある。果たして都内では他に木製の改札が残っている駅があるだろうか？
　階段下の改札を眺めていると京成線の電車の音が聞こえる。それも上の方から聞こえてくるものだから不思議だ。階段が遮蔽されているために、音が遮蔽物の上部から漏れて聞こえてくるのだろう。
　博物館動物園駅が営業していた頃は東博には平成館もなく、表慶館と本館があり、黒田記念館や国際こども図書館など立派な建物ばかりで、ここ博物館動物園駅もそれらに合わせて立派な建物となったのであろう。
（表紙写真は博物館動物園駅跡の駅舎）

エリア 上野・御徒町(東京)

博物館動物園駅跡の駅舎。

博物館動物園駅跡の駅舎。

博物館動物園駅跡入口。

博物館動物園駅跡入口。　

「博物館動物園駅跡」。

「博物館動物園駅　照明復元事業」プレート。

復元された照明。戦時中に金属供出されたが募金を募って2010年に復元したのだという。

復元されなかった照明跡。

博物館動物園駅跡入口。

ドーム。東博表慶館のドームを思い出した。

博物館動物園駅跡入口扉のデザイン。

博物館動物園駅跡入口扉のデザイン。

博物館動物園駅跡入口扉のデザイン。

博物館動物園駅跡入口扉のデザイン。

博物館動物園駅跡入口の扉。

イベントのポスター。

ドーム。シャンデリアも金属供出されてない。
駅にドームと言えば東京駅か。

博物館動物園駅跡の下り階段の上側。

階段の壁には落書き。20世紀末までは日本人も落書きした。

博物館動物園駅跡の下り階段。

踊場でイベント。階段に座って動画を見ていた。

踊場。

踊場。

踊場の下に降りる階段。木製の改札と昨年に設置したウサギの像が見える。さらに改札の先にはホームに下りる階段がある。

踊場の天井。

踊場から上の階段を見る。

踊場から階段を上る。

踊場から階段を上る。