春のパリで1ヵ月　プチ旅行編　4/4ベルギー・ブルージュ

2019/05/23 - 2019/05/23

趣味としているボビンレースを再開したので、お道具と糸を探しにボビンレースの聖地(?)に18年ぶりに訪れまし。パリから日帰りで行ったので、時間が全く足りず1泊したいほどでした。


プチ旅行編は下記のように編集しました。
　1/4　モンサンミッシェル
　2/4　バラの村ジェルブロア
　3/4　シャンティイ城
　4/4　ベルギー・ブルージュ

エリア ブルージュ(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

パリの北駅からベルギー行きの列車に乗ります。出発時間より少し早く来て、パリ北駅構内にあるティールームで軽い朝食。このお店は天井が高くて店内は明るくて、そしてパンは美味しく気軽には入れるので時々利用しました。

パリ北駅 駅

乗車前に荷物検査がありましたが、私達の少し前の人から係員の指示があり、歩いて行ったら、荷物検査はなくスムーズに乗車できました。検査の列に並ばされている人も多くいました。

ベルギーまでのタリスの車内はきれいで、気持ちよくブリュッセルまで行きました。座席指定の二等車です。

ブリュッセルでブルージュ行きに乗り換えです。
ここからは自由席です。

ブルージュに到着。18年ぶりのブルージュ。

ブルージュ駅 駅

静かで趣のある、いかにもヨーロッパの街のままです。細長い建物サルバトーレ教会が見えます。

窓辺にはブルージュらしいボビンレースを織っている女性の人形が飾られていて、正にレースの街。テンションが上がります。

ここがお店だったら入っていって、このお人形を買ったことでしょう。

運河沿いに聖母教会。

ヨーロッパの街には観光馬車がよく似合いますね。

運河クルーズですね。緑も多く気持ち良さそう。

先ほど運河沿いに見えた聖母教会

メムリンク美術館入り口。今日は日帰りの旅、外から見るだけ。

鐘楼。この鐘楼には上ることができるのです。上には47の鐘があるとか。でもそこに行くまで366段の階段を上らなくてはなりません。

お昼頃ブルージュに着いたので、多くのお店はお昼休みに入っていました

西フランドル州庁舎とレンガ色した郵便局。このマルクト広場が町の中心地です。

オープンカーの可愛い観光バス?

レースの街だけあってアチコチにレース店がありました。早速店内に入って目をキラキラ。

ただ、これらが手で織られたボビンレースかどうかわかりませんでした。18年前に来たときは店先とか店内でボビンレースの実演を見ることが出来ましたが、今回は残念ながら全く見かけませんでした。曜日とか時間帯にもよるのかしら?

人出は多かったですが、街はどこもすてきです。

やっとお目当てのカントセンターへ。観光の中心部から少し外れているので、人通りはまばらになりました。

以前来た時と入り口が違いました。

外に貼ってあったポスター。ボビンレースの一つの中心となっているベルギー。その総本山です。期待して入りました。

カントセンターの中の写真は許可を頂いて撮影させていただきました。

中には流石ボビンレースの学校だけあって、ロールクッサン又はロールピローと呼ばれる織り台が多数壁に飾られていて嬉しくなりました。長いレースを織るときに使用します。

スタッフの方にこのような織り台が欲しい、と言ってみたのですが、残念ながら今ではどこも作っていないとのことでした。自分で作るしかないかなー。

一階に売店があり、素晴らしいレースも展示されていました。中には日本人の先生のものも。ビデオ映像が流れていて、日本人の先生も話されていました。

2階ではレースを織っている方達がいました。「入っても?」と言いましたら皆さん「どうぞ、どうぞ」と気持ちよく迎えていただき、写真も「どうぞ」とのことで中で拝見させていただきながら、少し見学をさせていただきました。

カントセンター入り口の正面にアンティークや現在のレースを沢山扱っているお店がありました。アンティークを近くで見ることが出来、いつまでも見ていたかったです。でも帰りの列車時間がせまっていたので後ろ髪引かれながらお店を後にしました。

緑のオーニングのある所は手芸店です。カントセンターに行く前来たのですが、昼休みだったようなので帰りに寄ってみました。

時間があまりなかったので、大急ぎでショーウインドーから見えた欲しいものを買い物。本当はあれもこれも見たかったなー。

列車の時間に間に合いました。ブルージュ、パリから一日では無理だった。今度はいつ来られるかなー?

時間が足りないと言いながら買った自分用のお土産。ボビンレース用の糸とボビン掛け。いつするかわからない「Lace-Maker」の画のクロスステッチのキット。小さな缶はチョコレート。ベルギーはチョコレートでも有名なので外せません。

カントセンターの前のお店で買った古い糸。アンティークと呼べるかどうか"風"には分かりませんが、糸を見ては幸せ。さぁ、レース織らなくっちゃ!　

最後までお読みいただきありがとうございました。