2019/10/27 - 2019/11/02
53位(同エリア164件中)
小心者さん
彰化には日を改めて訪れるつもりでした。
『1895八卦山抗日保台史蹟館』と『南天宮十八層地獄』に行ってみたかったからです(鹿港と同日に訪れるのは私には無理だと自覚していました)。
しかし、鹿港で『貝殻廟』に行けなかった自分の不甲斐なさ・体力の無さに凹み、「もうあれこれ欲張らず、のんびり過ごしましょう」というスタンスにシフト。
これ以上どう『のんびり』するつもりやねん!
というツッコミはさておき、もうのんびりするねん。
だったら駅近の『扇形車庫』だけでも見学して帰ろうかな。
(バス内で爆睡して、全体にちょっと回復している)
扇形車庫の見学は16時までらしい。
彰化駅前でバスを降りたのが15:42。
ガイドブックには「徒歩10分ほど」と書かれてますわな。
ってことは、私の脚では15分以上かかりますわな。
…間に合いませんわな。
でも一応行ってみましょう。
人間、諦めたらそこで試合終了ですわな(一度言ってみたかった)。
【旅程】
□10/27 動漫彩繪巷など 台中泊
□10/28 千越大樓など 台中泊
■10/29 鹿港・彰化 台中泊
□10/30 科学博物館など 台中泊
□10/31 台南へ移動 台南泊
□11/01 安平 台南泊
□11/02 高雄から帰国
【為替レート】
1台湾ドル≒3.7円
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
-
ヨレヨレの脚に(それなりに)鞭打ち、途中2回ほど迷い(なんでやねん)、入口受付に到着したのは既に16時の5分前だった。
「ダメか」と思ったが、全く普通に受け付けてくれた。
パスポートの提示も要求されず、記帳のみで中へ。
…はっ! もしや台湾人だと思われたのか? -
誰もいなければ焦りまくるだろうが、まったく急ぐ様子のない人々があちこちにいるのでやっと息をつく。
左端の方にちょっと異質な人もいるし、彼らがあと3分で撤収するとは思えないし。 -
私の後からでものんびりやって来る親子連れなんかもいて、見学時間が変更されたのかな、と。
-
けれど、やっぱり16時までと書かれていたので、要するに
ぬるい! -
いわゆる『鉄オタ』ではないので楽しみ方が分からないが、古いもの全般が好きなので、それなりに楽しい。
-
調子に乗って展望デッキへも上がってみる。
-
扇形車庫は1932年に完成。
煙突は蒸気機関車を収納していた頃の名残だという。 -
現役なので、運が良ければターンテーブルが動くところも見られるのだとか。
-
確実にタイムオーバーだと思うが、あの異質な人たちも撮影に勤しんでいるのでのんびりと見学。
小心者にとっては頼もしい存在。 -
あのボロ…レトロな建物も気になる。
-
煙突に描かれた数字の巻き巻き具合がかわいい。
ちょっとお茶目な人が描いたのだろうか。 -
コンセプトも何もないので、同じような写真ばかりになってしまう。
-
まだまだ30分くらいは居座りそうな人々。
-
こういう場所ではよく見かける、廃鉄を使ったアート。
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私が来てからもずい分経っているので、16時などとうの昔に過ぎているはず。
-
でも誰が急かしにくるわけでもなく、誰も焦らない。
そういうところが好きだなぁ…と思いつつ、確実に私が一番焦っている。 -
帰りに、窓から西陽の射す車庫内部を撮影
-
ここが現役であることを実感できた。
-
ピッカピカ。
無人の受付を通り、扇形車庫を後にする。
受付のおじさん、さすがに「ええかげんにせえよ」って言いに行ったのか。 -
何やら気になる標を見つけたので行ってみる。
-
『忠犬3D彩絵』…楽しそうやないかい。
3D眼鏡持ってないけどええんかな。 -
…。
…そんな楽しげなものがあるとは思えない雰囲気ですけどー。
バイクが猛スピードでガンガン走ってくる隙を突いて撮影。そこそこ命懸け。 -
結局、標の先にあったのは見事な瓦礫の山だった…
(´・ω・`)ショボン
そして、この防空壕のような謎の遺構と -
電柱の巨大なお面。
意図が不明でちょっと怖い。 -
「こういうパターンちょいちょいあるなぁ」と、来た道を戻る。
線路沿いの古い家屋が素敵だったので、まぁいいです。 -
高架付近。
この辺りに統治時代の宿舎群があるらしいので探索へ。 -
これらがそうなのかな?
-
瓦屋根の日本式家屋が見える。多分廃墟だ。
-
よだれが出そうだが、間に渡れない溝があって近寄れないので、別の道からのアプローチを考える。
-
なんだ、こっちから入ればいいのか!
-
と、テンション上がったが、どこも塀に囲まれ鉄製の門扉が閉じられている。
(´・ω・`)ショボーン -
壁には廃墟の写真パネル。
これで我慢しとけ ってことなのか…? -
写真で見る建物はものすごい魅力的だ。
-
内部もたまらない。
ヘチマタワシがまるで小動物みたい。 -
ここで弁当食べたい。瞑想したい。
-
最初の写真にあるコンクリート造りの大きな建物。
写真ではめっちゃいい感じだが、何かに利用されているのか、別物に成り果てている。
窓から得体の知れんものが垂れているし… -
塀の向こうに見える木造家屋。
その奥には立派そうな屋敷の瓦屋根が見える。 -
更に進んで行くと、あちこちに美しい廃屋が垣間見える。
-
ここの廃墟はまさに『心に沁みる』。
-
滅びゆくもの同志の共鳴なのか。
-
中に入れないのが非常に残念…
…!!
鍵のかかってない門扉発見!
近寄ってそうっと押してみたら…開いた!
だが、突当りの家の前でおじさんが何やら作業をしていて…
くぅぅ~。入りたい!!(地団駄)
でも他には誰も歩いてなくて少々目立っているうえ、脇道も無いので、突然消えたら確実に侵入したのがバレるわけで。
不法侵入で警察沙汰とか大草原不可避やしwww。
そこまでいかなくても、こんな歳にもなって『こっぴどく叱られる』っていうのもそこそこ草不可避やしw -
仕方ないので、おじさんにさりげなく挨拶をして右に折れ、先に進む。
-
小一時間くらいなら待つ覚悟がありますよ。
-
この辺りは人が住んでいる気配が…
-
あるような無いような…。
-
もはや芸術。
-
どこからか潜入できないものか、と思うが、草まるけだし丸腰ではキビシイ。
-
これはなんだろう?
さっきのおじさん、家に入ってくれんかなー
と、ずっと祈り続けているのだが… -
この先に廃屋は無さそうなので、来た道を引き返す。
-
改めまして、さっきの廃屋。
立ち尽くして眺めていると、心が凪いでゆく。
「よしよし」と包み込まれるような気持になる。
私にとって廃墟やお墓は向精神薬みたいなものなのか? -
車の音が聞こえ、「ひょっとしておじさんがどこかに行ったのか!?」と小躍りしながら戻る。
すると、おじさんが増殖して二人になっていた。マジでなんでやねん。
めっちゃ話が弾んでいる様子に臍を噛む。 -
君ら、その話、今日でないとイカンのか?
なんかおもろいテレビ番組とか始まらんのか。
そろそろ腹減ってきませんか? -
鉄扉をクリアするとWelcome!なのになぁ。
でも、年季の入った’小心者’だけに…やっぱり不法侵入は無理だな…(たまにやるけど) -
突き当たりに小さく写っているのが談笑中のおじさん二人。
一本道なのでこれ以上時間の潰しようもなく、断腸の思いで立ち去る。
家の電話番号知ってたらかけるんだけどなぁ。
もしくは何か「立ち去らざるを得ない理由」が降って湧いてこないかなぁ。
突然、猛犬がスッ飛んで来るとか…
…あ、真っ先にワシがヤられるか。 -
命を吹き込まれた廃墟。
-
心には沁みないが、これはこれでいい味を出している。
-
ふぅぅ。癒しをありがとう(しみじみ)。
…うむ、完全にヤバい奴ですね。 -
めっちゃウロウロしていたので、すっかり夕方になってしまった。
「また来てやる!」と密かにリベンジを誓いつつ、廃墟群を後にする。 -
いい感じの路地を通り抜けながら彰化駅へと向かう。
駅前のU-bikeステーションに数人の係員らしき人々を発見。
鹿港での不甲斐なさを思い出し、思い切って『借り方』を尋ねてみる(めっちゃ手遅れ)。
おにいさんがとても親切に、ご自身のEasy-cardを使って実演してみせてくれた。
外し方も嵌め方も、謎のワイヤーの使い方も。
(既に全部忘れたけど…ごめんなさい)
次は頑張ってトライしよう! 忘れたけど!
迷惑かけついでに『肉圓屋さん』の場所も尋ねたら、近くまで連れて行ってくれた。
親切なおにいさんに心から感謝する。 -
はす向かいの『彰化肉圓』は空いているが、せっかくなので行列の『阿璋肉圓』へ。
「肉圓1」と書いたメモを見せると、おばさんが「ニホンジン?」と笑う。 -
受け取った肉圓を持ってテーブルへ。
1個でもすごい量。うっかり2個にしなくて良かった。
おばさんが「サービス」と言ってスープを運んできてくれた。
ぅわーい! ありがとう!
ニンニクの効いたタレで頂く具沢山の肉圓はボリュームたっぷりで美味しかった! -
満腹になって駅前に戻ると、さっきの親切なおにいさんと再会。
「Welcome to Taiwan!」とニコニコ手を振ってくれた。
台湾、本当にいいところ! -
彰化から電車で台中へ戻る。
駅からホテルへ向かうバスの停留所から近いので『千越大樓』を見に行く。
暗すぎて写真には何も写らなかったが、不気味さにはうっとり。 -
ついでなので『宮原眼科』をチラ見してみよう。
-
この周辺だけ やけに日本人が多い。
みんな廃墟からの帰りなのかな。
……夜の千越大樓……ゴクリ(羨望) -
ドアをくぐった途端に笛を吹かれてつまみ出されたらかなり面白いんだが。
-
歌っとる歌っとる。
が、2回目だけにそれほどはビビらず。
肉圓がボリューミー過ぎてお腹が全然減らんわ。
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この旅行記へのコメント (5)
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- まみさん 2025/05/16 08:41:55
- あー
- なぜか小心者さんのこの彰化旅行記に気づかないまま行っちゃって旅行記も書いちゃってた。
私が見て小躍りしてた、扇形車庫近くの宿舎っぽいもの(3棟)など、氷山の一角だったのですね。
次回の旅からは、諸先輩たちの旅行記抜かりなくチェックして赴こうと思います。
読んでも忘れる可能性95%だけども。
まみ
- 小心者さん からの返信 2025/05/18 20:24:46
- Re: あー
- まみさん、書き込みありがとう。
ちょっと「ネット離れ」していて、返信遅くなってごめんなさい。
あの宿舎跡、良いですよね!
旅行記、帰国後にじっくり拝見するのを楽しみにしています。
生きて帰れたら、やけどな!
小心者
- まみさん からの返信 2025/05/18 20:54:52
- 私の旅行記など帰国後も見ないでもかまわんw
- そんなことより、無事のお帰りと気が向いたらの旅行記UPを楽しみにしてますよー。
今度の旅ではどんな変なもの見つけたのかなー(←ほめてる)
まみ
-
- ねこいしさん 2019/12/26 18:22:21
- なんということでしょう
- 小心者さま
こんばんは。
わたしが親切な方のおかげで堪能できなかった彰化・・・。
こんな素敵なところだったのですね。
なんとも羨ましく、溜息まじりに拝見しました。
こんなことなら、親切を振り切って、ダッシュで逃走すればよかった。
ねこいし
- 小心者さん からの返信 2019/12/29 13:35:57
- RE: なんということでしょう
- ねこいしさま
いつもコメントをありがとうございます。
この旅行記に「羨ましい」なんて言ってくださるのは、おそらくねこいしさんただ一人だと思われます。
>親切を振り切って、ダッシュで逃走
光景を想像すると、かなりシュールでツボりました。
私も先日、親切な方の案内のお陰で『巨大タコの遊具』を撮影できず、ずいぶん悔いが残りました。
何かうまく「一人で歩きたい」と伝える方法を考えねばなりませんね。
とは言え、ねこいしさんが彰化で遇われれたほど親切な方は、如何に台湾と言えども滅多にいらっしゃらないと思います。
廃墟は行きさえすればいつでも見ることができますので、ぜひまた彰化を再訪されてください(私も!)。
よいお年を!
小心者
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