2019/09/27 - 2019/10/09
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Keekstimさん
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アジアの素朴さがまだ残るうちに行ってみようと、子供の学校の休みを利用して来緬。最大都市ヤンゴンから、サイドトリップでパワースポット、チャイティーヨー、どこか郷愁を誘うバガン、最後の王朝マンダレー、高原の避暑地インレー湖と国内線を利用して11日間で周遊しました。この旅行記ではポッパ山とマンダレー、インレー湖周辺をカバーします。
◎第1日目 シドニー→バンコク→ヤンゴン
◎第2日目 ヤンゴン市内観光
◎第3日目 ヤンゴン→チャイテーヨー→ヤンゴン
◎第4日目 バガン
◎第5日目 バガン
◎第6日目 バガン→ポッパ山→マンダレー
◎第7日目 マンダレー→アマラプラ→サガイン→マンダレー
◎第8日目 マンダレー→ミグオン→マンダレー
◎第9日目 マンダレー→インレー湖
◎第10日目 インレー湖→ヤンゴン
◎第11日目 ヤンゴン→バンコク(トランジット)
◎第12日目 バンコク→シドニー
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朝、バガンを車で出発して約2時間、ナッ神を祀るポッパ山に到着。標高1518mの山頂に築かれた聖地。右下に見えるのは頂上へと続く階段です。
ポッパ山 (タウン カラッ) 山・渓谷
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山頂に続く長い階段をひたすら登り続ける。
ポッパ山 (タウン カラッ) 山・渓谷
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ナッ神の人形が各部屋に祀られている。37体のナッ神々は電飾された上、貢ぎ物の花輪、祭壇には果物などのお供え物がこれでもかと添えてある。階段に登っている間、野生の猿の数が気になっていた。仏教、殺生を禁ず、とあり増え放題になった猿たちはいたずらを繰り返す。
ガイドさんにあらかじめ、サングラスや帽子、ウォーターボトルなど猿に取られるので、鞄にしまっておくように注意を受けていた。旦那も私も自分たちのことばかり考えて子供がメガネをかけていることをすっかり忘れていた。。。。その結果、、、、、ポッパ山 (タウン カラッ) 山・渓谷
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寺院内では土足厳禁。子供が足をウエットティッシュで綺麗にしているとじっと息子を見つめる一匹の猿。その瞬間、息子の肩にちょこんと乗りメガネを器用に外し、寺院の外へと逃げていく。一瞬のことで何が起きたのかわからない。土産物を売っている地元の人たちが一斉に、自分たちの売り物を犠牲にして猿に向かってバナナやナッツを投げる。その間ほかの猿たちが寄ってきて売り物のコーラを盗み、缶の蓋を器用に開け飲み始める。食べ物に目が眩んだ猿は息子のメガネを落とすものの、無残にもメガネは壊れてしまった。
動揺を隠せない息子に売り子のおばさんが、メガネを取り返しに行ってくれたのだ。息子はショックで涙ぐんでいたが、私と旦那は地元の人たちの温かさの触れ思わず涙腺が緩んだ。ガイドさんにお礼をしたいと申しでると、「2000チャット(200円相当)あげれば十分です。彼らの売り物分とお礼を兼ねて」といわれた。このメガネを取り柄してくれたおばさんは、売り物を失っただけでなく、わざわざ猿を遠くまで追っかけてくれたのだ。
メガネは悲惨だが、息子は旅が終わるまでガムテープで修理してずっとかけていた。 -
マンダレーに向かい、暑さ対策でホテルで夕飯前にひと泳ぎ。ホテルの受付の人がスマホでリクショーを予約してくれた。その後、運転手と交渉し、夕ご飯を食べに外出。市内を30分くらい走って、往復で3000チャット(300円)。食事中、ドライバーさんは私たちが見えるところで待機していてくれた。
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連れて行ってもらったところは町の中心地にあるシャン料理。しばらくビルマ料理のカレーが続いていたので、さっぱりした麺類が食べたくてホテルのひとにオススメを聞いてみた。
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あっさりしていて日本人の口に合う。前菜を頼んだ後、フレッシュジュース、ビール、炒め野菜, 魚料理、肉料理を注文。家族3人で約18、000チャット(1800円)
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朝一番でアマヤプラへ向かう。国内最大級のマハーガンダーヨン僧院に托鉢をするお坊さんたちの朝食の炊き出し風景を見に行った。すでに毎日数千食を作るお手伝いさんたちが炊き出しの準備をしていた。ここでは1500人の僧侶が暑さに耐えながらお托鉢を手に決められた道を歩行し、順番に食事を受け取っていく様子が見られる。
マハーガンダーヨン僧院 寺院・教会
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20分過ぎても僧侶の列は一向に終わらない。
マハーガンダーヨン僧院 寺院・教会
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見学を終え次の観光地に向かう途中、女僧の集団を見つけた。可愛らしいピンクの僧衣に身を包み、これから学校へ向かうそうだ。彼らはタイからの難民だそうだ。
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西洋建築のようなサガインの美しい寺院。このほかにも美しい仏教のフレスコ画が残る洞窟や町に点在するいくつかの寺院に寄った。
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寺院なのかでは僧侶たちがお勉強してました!クーラーなしでの集中力。今回は学校の旅行で同行していない長男にこの風景を見せてあげたかった(笑)
シュエナンドー僧院 寺院・教会
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夕暮れ時のウーベイン橋を散歩していると向こうから女子学生たちが自転車に乗って帰宅中。みんなとってもかわいんです。こちらでは緑色の巻きスカート(ロンジー)が制服。
ウー ベイン橋 現代・近代建築
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点在するのは漁師たち。直に川に入り、網で魚をすくっています。
ウー ベイン橋 現代・近代建築
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今日は、とにかくよく歩いた。炎天下で歩けば腹も減る。本日は地元の人たち一押しのビルマ料理、ミンガラバーで夕飯。野菜がとても美味しい。小ぶりの茄子にすっかりはまってしまいました。野菜中心の生活が続いているおかげで体の調子が本当にいい!ミャンマー万歳!!
ミンガラバー レストラン 地元の料理
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境内を729の仏塔で埋め尽くしたクドードォー・パヤー。ブッダが悟りを開いてからなくなるまでの説教が一つ一つの石板に一枚ずつ収められているそうだ。「世界最大の経典」なのだ。日差しは暑く、日傘を借りて境内を周る。
クドードォ パゴタ 寺院・教会
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マンダレーの寺院の面白いところは、カラフルな寺院もあれば日本の寺社のように木造建築で厳正な雰囲気をかもしだしているようなところもある。ここは私のお気に入り。
シュエナンドー僧院 寺院・教会
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内部はとても涼しい。外装に比べて中はきらびやかな金色で彩られている。
シュエナンドー僧院 寺院・教会
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次の目的地は旧王宮。王宮の入口でパスポートを徴収された。「えーっつ!」見せるだけだと思っていたら今日は特別な日とのこと。それとは、、
ミャンマー旧王宮 城・宮殿
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それは、マンダレーの最後の王朝に使えていた大臣たちの子孫が一斉に集う同窓会の日だったのだ。開催から今回で4回目という稀有な機会に恵まれた。老若男女、ドレスアップして、かつての栄光を垣間見た感じがした。私たちより、ガイドさんの方が興奮していた。
ミャンマー旧王宮 城・宮殿
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王宮を後にし、マハムニ・パヤーへ向かう。マハムニ仏が収められている本尊は女人禁制。旦那と息子が金箔を購入し、像に貼り付ける。その様子を本尊外部に設置してあるモニターで様子を見ることができる。モニターの前には多くのひとが祈りを捧げていた。
マハムニ パゴダ 寺院・教会
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すぐそばにあったでーっかい銅鑼。
マハムニ パゴダ 寺院・教会
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船に乗ってミングォンへ移動。大きな木造船、家族とガイドさん4人で貸切。
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ミャンマーのひとは大きいものが好きなのだろうか?これは世界最大の仏塔の予定となる仏塔、ミングォン・パヤー。台座しかないのですが、とにかく巨大!中は立ち入り禁止。
ミングォン 寺院・教会
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こちらはミングォンの鐘。仏塔が完成されていたら中に入るはずだった。大きさは世界最大級。
ミングォン 寺院・教会
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船でマンダレーに着く頃は辺りは既に日が暮れていた。昨日に続いてホテルでリクショーを手配してもらい、大衆食堂にチャレンジすることに。この食堂はマンダレーで2日間付き合ってくれたガイドさんオススメの食堂。ミャンマー人のソウルフード、モヒンガー。ミャンマーティーと一緒に。絶品で濃厚で汁まで全て平らげた。
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翌日、マンダレーから飛行機でインレー湖の玄関口、ヘーホーまでのフライト。空港でお腹が減ったという息子。ここでチキンバーガーを食べる。この結末が、、
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インレー湖は一年で一番混んでいる日だった。なんと一年に一回開催される「ファウンドーウー祭り」の日でアウンサン・スー・チーさんも首都のネーピードーから参加しているとガイドさんが会うなり、説明。普段の道が通行止めになり、船着き場には全国から集まった各民族の人たちが自分たちのボートを待っていた。
インレー湖 滝・河川・湖
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華やかな民族衣装に身を包んだ人たちが湖周辺の村々を巡る。
インレー湖 滝・河川・湖
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自分で勝手に「東洋のベニス」と名付けたほど素敵な湖畔の村々。私たちの泊まるノボテル・インレーレイクも水上からボートでお出迎えを受けた。お祭りもひと段落し、湖畔の村を観光。
インレー湖 滝・河川・湖
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村にある世界でもここだけという、ロータス(蓮)の茎の繊維とシルクを混ぜて作る工房を訪問。写真は伝統的な方法で作っている絹の織物。
インレー湖 滝・河川・湖
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数人で機織り機を操作する
インレー湖 滝・河川・湖
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織物をするおばあさん。私よりも視力は絶対に良いにちがいない。何しろ細い糸を軽々と補助なしで通すんだから。
インレー湖 滝・河川・湖
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手で生糸を丁寧に染め上げる
インレー湖 滝・河川・湖
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息子が、お腹の調子が変というので様子見を兼ねて早めにホテルへ戻ることに。途中片足で漁をする漁師を見かける。
インレー湖 滝・河川・湖
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ホテルの部屋に戻り、息子は速攻ベッドへ。敷地内を旦那と散歩して息子の様子を見るとなんと熱がある。お腹も痛いという。普段なら様子を見るが明らかに何かにあたった様子。レセプションに電話をかけ、医者の往診をお願いする。ここはリゾート地。一番近い町からも病院は一時間かかる。
念のため、医者を呼ぶ。受付のマネジャーさんが氷やタオル、食事の差し入れなど細かい配慮をしてくれた。医者が看護師さん連れで到着し、往診してすぐに「食中毒ですね」といい、抗生剤、解熱剤、痛め止めと一通りの薬を置いていった。お医者さんはわずかな往診料のみを受け取り、笑顔で帰って行った。随時外で待機していてくれたホテルスタッフも一安心。
息子は薬を飲んでまた寝る。ホテルが差し入れしてくれたパンを旦那と二人で平らげた。
素敵なホテルだったのに、写真も撮れず。会計の時に昨日立ち会ってくれたマネージャーのソウさん。ずっと息子のことを気にかけてくれたうえ、薬代は無料。医療費も受け取らなかった。辛い思い出とならないようにと手土産までくれた。あまりにものことでびっくりしてしまった。
また来る機会があれば、必ずこのホテルに泊まる。ノボテル インレー レイク ミャットミン ホテル ホテル
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一夜明けて、息子は回復。昨日とは打って変わって元気。ホテルを湖畔から出発。晴れ渡る空に、朝から漁師たちが湖の底から田んぼの肥やしとなる海藻をとっていた。
インレー湖 滝・河川・湖
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湖上に建てられた民家。
インレー湖 滝・河川・湖
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今日は五日市のマーケット開催日。ボートで市場へ。
インレー湖 滝・河川・湖
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ほとんどが牛糞や鶏糞など自然肥料で野菜を育てている。野菜だけではなく日常用品を売る雑貨店や中にはこんな店も、、、
インレー湖 滝・河川・湖
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こちら露天の歯医者さん。出張ベースで五日市が開かれる時のみオープン。手前が歯医者さん。後ろの男性が歯科助手。入れ歯の出来具合を見ていました。左手におくから並んでいるのが患者さん。
インレー湖 滝・河川・湖
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見えにくいのですが、所狭しと並べられている薬。露天薬局。
インレー湖 滝・河川・湖
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五日市を後にし、次に向かったのは首長族が働く工房。笑顔がとても素敵なおばさんです。
インレー湖 滝・河川・湖
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この近辺では加齢するにしたがって首に巻く輪っかを増やしていきます。一度つけたらつけっぱなし。寝る時ももちろん。
インレー湖 滝・河川・湖
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昨日とは打って変わって食欲旺盛な息子。前菜と麺をペロリ。窓からの景色をよそにひたすら食べ続ける。子供の回復力は本当にすごい。
インレー湖 滝・河川・湖
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美味しいシャン料理。手前にあるのはビール。もちろん、これは旦那の飲み物です。
インレー湖 滝・河川・湖
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昨日のお祭りで運ばれていた伝説の鳥カラウェイ。昨日の喧騒はどこへ行った?普段は外国からの観光客が多いこの地域だが、この週末はミャンマー各地からの訪問客で大いに賑わった。インレー湖は一泊しかできなかったのが残念。この後ヤンゴンへ戻ります。
インレー湖 滝・河川・湖
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番外編(最終日ヤンゴンの朝)
ホテルの庭で孔雀が優雅に羽を広げていた。このほか2匹、孔雀の雄と雌が遊んでいた。さすがに、ホテルのダイニングホールに入ってきた時はびっくりしたけど。
ヤンゴンでは最終日はちょっと奮発して、気になっていたホテルに泊まりました。今回の旅で思ったのが、高級レストランで食べるミャンマー料理も美味しいけれど、日本でいうラーメンのようなB級グルメが充実していて美味しかった。中国、インド、バングラデシュ、タイに囲まれているためか、各文化の影響を受けた料理を満喫できた。息子は空港で食べた西洋料理にあたってしまったが、旦那も私も、ミャンマー料理をまた、リピしたいと思っている。Governor's Residence, A Belmond Hotel, Yangon ホテル
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