2019/10/10 - 2019/10/11
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tanupamさん
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旅の前口上は序章にグタグタ書いたのでそちらをご覧いただきたく。
https://4travel.jp/travelogue/11560161
本旅行記は本章にはいり、その第1章。
ヘルシンキからフェリーで渡ったバルト三国最初の国はエストニア。
※ルートを計画していて、バルト三国を南下(エストニア→リトアニア)するか、最初にリトアニアへエアで飛び北上するか迷ったものの、博物館の開館時間や航空券のお値段等を考え、最初にフェリーでエストニア入りし、南下していくことにしました。
★旅のミッション(エストニア)
・バルト三国 各国の鉄道に乗る
→リガへ向かう鉄道乗車
・バルト三国首都 各都市のKGB博物館訪問
→タリンのKGB強制収容所見学
・バルト三国 各国の鉄道博物館訪問
→エストニアの鉄道博物館はタリンではなく、ハープサルという町に。
時間の関係上訪問できず
■スケジュール
10/09水 成田-関西-(機中泊)
10/10木 -ヘルシンキ-タリン(泊)
10/11金 タリン-リガ(泊)
10/12土 リガ-シャウレイ(泊)
10/13日 シャウレイ-ヴィリニュス (泊)
10/14月 ヴィリニュス-リガ-ヘルシンキ-(機中泊)
10/15火 -成田
※本編は10/10~10/11分の旅行記です。
■ホテル
10/10 タリン Go Hotel Shnelli 5,844JPY Expedia
10/11 リガ Hilton Garden Inn Riga Old Town 90.8EUR
10/12 シャウレイ Hotel TURNE 29EUR ホテルホームページ
10/13 ヴィリニュス Hilton Garden Inn Vilnius City Centre 66.81EUR
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
10/10(木)
タリンへ向かうフェリーがやってきました。
ここで、愚妻から連絡
改札口で取り忘れた定期券が発見されたとか。
おぉ、素晴らしきかなニッポン。
親切な方に届けていただき感謝の言葉もありません。
ここで今まで暗い気持ちだったものが、気分晴れました。
愚妻も愛妻に格上げ、頼りになるし・・(笑) -
フェリーに乗船すると、昼間の航海なので特別室などは購入していません、大勢の人についていきます。
有料の部屋代を出さないと、日本のフェリーのような客室は全くなくて、カフェなどの座席に座るようです。もちろん何も購入する必要はありません。 -
こんな長いソファシートをゲットしたので、ここでしばしまったり。
-
のつもりだったけれど、ステージではバンド演奏が始まり、フロアでは初老の男女が踊り始め。
音楽はほとんど興味ないし、知っている曲の演奏など全くありません。
正直なところ、騒音でしかないんだけど、座り心地だけはまともなので、やむなくここで辛抱。しかし、踊っているヨーロッパ男児、やはり女性と一緒だと嬉しいのか、微笑ましい。 -
まもなく到着しそうだからデッキに出てみました。
海上、そして海風をまともに受け、10月とは思えないような寒さ、ちょっと油断していたなぁ、今年の日本は暑かったし。
レストランや免税店などもありますので、食事や買い物を楽しみたい方にはそれなりの用意があります。 -
船内図を見てビックリ
下層階には車のスペースが3フロアも。 -
客室を上層階に設置し、下層階は車スペース。
大きなフェリーでそこそこ車輸送の需要もあるんでしょうね。
旅客は、私は10EURで乗船券買ったけれども、無割引だともっと高いんでしょうね。 -
2時間15分
9:00に出航、定刻11:15にはタリン港へ入港。
このフェリー会社、この船しかないようで1日3往復しています。
エケロライン
https://www.eckeroline.com/ -
タリン港は、その昔はここで出入国審査が行われていたんでしょうね、今は無人でブースだけが残っています。
-
タリン港メインターミナル。
-
港で地図をゲットし、タリン港を背に街に向かって歩いて行きます。どんより曇り空で、今にも雨が降って来そうな気配、そして街行く人々の姿はもう冬の様相です。
-
ここから中へ入って行くと旧市街へ行けそう、私は最初にタリン駅を目ざします。
-
壁の内側が旧市街地かな、その外側の道をとぼとぼと。
-
15分くらい歩いてタリン駅へ。
これがエストニアの首都タリンの表玄関の駅なのか・・ヨーロッパの駅舎はどこも重厚な駅舎だろう、と思っていたけれどもこれはちょっと意外。 -
駅へ入って行くと、もうすぐにホーム。
頭端式ホームが並んで、始発駅(終着駅)のたたずまいはあるんだけど、それにしてもなぁ・・。 -
ホテルへ行ってみましょう。
トレインビューのホテルあるよ、と旅太郎のお母さんに推薦していただいたGo Hotel Shnelli。
タリン駅徒歩0分ってところです。
Expediaから予約 5,844JPY(朝食付き) -
シャワールームにカーテンあればもっといいんだけどね。
お湯もたっぷり出ます。 -
トイレ&洗面
-
そして窓から外を眺めると、タリン駅ビュー。
予約時に、旧市街側の方がお値段微妙に高かったので、こちらはメインではなさそう。私にとっては、旧市街側よりこっちの方が100倍嬉しいです(笑) -
これがタリン駅の正面かなぁ。
スーパーマーケット併設です。 -
駅の反対側にマーケットがあるらしいので行ってみました。
何か食べるもの売っているかな・・。 -
目ぼしいものない・・
ピザ屋さんでラザニアいただきました、冷凍の品をチンです。
ラザニア 5EUR
これはまぁいいとして、一緒に購入したミネラル3EURもした。
フードコートみたいな店の時は、飲物購入するのやめよう(ケチモードです、笑)。 -
このお店。
-
タリンの滞在は半日。
天気もはっきりしませんが、雨は降っていませんし出かけましょう。
旧市街地の中へ。 -
旧市街地、観光地的なところであると同時に生活している人々もいるわけで、車は走っています。
石畳の道路を走って、ガタガタ音を立てて走るので、後ろから来るときはわかりやすくていいかもしれません。 -
最初に向かったのが、KGB強制収容所。
旧市街地の、これがKGBだと言われなければわからないような建物にあります。 -
ここが目的の一つだったので入場。
-
かつてここで行われていたことは私がどうのこうのではないし、過去の事実を見学してきました。
入場料 14EUR
※KGB Prison Cellsの入場料は5EUR、この後向かったVabamu museum 11EURと両方入場できる入場券が割引になり14EUR。 -
ちょうどこのあたり中心部かな。
テラス席に座って飲食している人もほとんどいませんでした。 -
市街地を見下ろせる展望台へ行ってみました。
まだ疲れもないし、多少の登りもへっちゃら。
青空だったらもっと映えそうなんだけど、まぁしょうがない。
絵葉書などで良く見る風景。 -
玉ねぎのような頭は、教会か。
街並みは見るだけです。 -
これも入れるらしいが、外から眺めておしまい。
-
Vabamu(Googlemapでは占領博物館)やってきました。
-
ここから入ります。
-
展示物ごとに解説を聞ける機器を借りて中を回ります。
残念ながら日本語はありませんでした。
この画像は旧ソ連時代のキッチンを模したもので、占領時代に関する証言、さまざまな展示などあり、かなり見入ってしまいました。
展示品を細かくアップするのは簡単なんですけど、やはりこういった施設は自分の目で見ることをおすすめしたいです。 -
思ったとおり展示を見た後は暗い気持ちになりました。
負の遺産に近いわけで、やはり重いです。
この時期、こんなところを通れば
♪枯葉散る夕暮れは~~
と、音楽にものすごく疎い私ですら口ずさみたくなってしまう。
恋人よそばにいて・・
実際はそばには誰もいない、という現実、あぁ秋の夕暮れは気持ちも寒々。 -
OYAKATA
日本料理かなぁ、Chickenに一瞬クラクラとなったけれども、照り焼きはやめよう。 -
エストニア国立歌劇場。
この前のショッピングセンターに書店があるので行ってみました。
最近はあまり時間もなくて行くことなくなりましたけど、外国の書店をのぞくのは楽しいんですよね。小説などは読めなくても、思いもよらない鉄道関係の書物あったりして。 -
書店で立ち読みした後、同じビル内にカフェテリア式のレストランがあったので夕食。Lido Bistrooというお店。
自分の好きなものをトレイに乗せて、最後に会計。
わかりやすくて楽です。
ウクライナのプザタハタというレストランと同じスタイル。 -
ポークの串焼き 4.45EUR
マッシュポテト250g 1.9EUR
トマトサラダ 1EUR
全部で7.35EUR
マッシュポテトはこんなに要らなかったんだけど、乗せられてしまった。これだけでお腹いっぱいになりました。 -
食後は腹ごなしにホテルまで歩いて帰ります。
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途中のスーパーで、アイスとミネラルウォーター購入。
両方で1.18EUR
時差もあって夕方以降、だんだん眠くなります。
暖房効いた部屋でおやすみなさい。 -
10/11(金)
鉄道で国境越えしてラトビアのリガへ向かいます。
途中乗り換えで時間あるものの、1日乗り鉄。
なので朝食はいつも以上にしっかりといただくことにします。 -
7:30ではまだ薄暗い感じです。
-
8:13の電車乗るので、自由席でそんなに混んでいないと思いつつも長時間乗るにはベストポジションに座りたいので30分前には駅へ。歩いて1分もかからないから駅前ホテルは便利です。
-
30分前にはもう入線して乗車できました。
-
5両編成のこの列車、Tartu(タルトゥ)経由Valga(ヴァルガ)行き。
実際は同じ車両がValgaまで行くものの、ダイヤ上は別列車の扱いで、ネットで購入したチケットも通しでは購入できず、2列車として購入しました。
Tallin-Tartu 7.48EUR
Tartu-Valga 3.06EUR -
1等も連結、チケット購入する時に迷ったんです。
たいした金額差ではないし、優雅に1等でも・・と。 -
しかし、2等にしました。
始発列車乗る時、早めに行っておいた方が安心です。
日本ですら列車によっては早めに待っている人もいますし、外国なので乗客の行動心理なんて全くわからないですから。
車両は、片側3人と2人席が固定になっています。 -
進行方向の座席、そして窓枠の位置とか
いろいろと好みもあるので。
2人席に座るか、3人席に座るか?
満席になるのであれば、2人席の方が確実にいい。しかし適度に混雑となると、3人席の真ん中は最後に座ることが多く、3人席を2人で使えるから3人席の方がいい、このあたりは日本の新幹線自由席と同じです。
今回は2人席に座ることにしました。 -
10列車 Tallin8:13-Tartu10:08
330列車 Tartu10:11-Valga11:23
約3時間の乗車で、エストニア-ラトビア国境の街、Valgaに到着。
タリン駅より立派とも思える駅です。 -
天気予報どおり、雨が降り出してきました。
駅前には国際バスが停車、乗客を待っていました。 -
次に乗る列車まで約3時間、天気良ければフラフラ歩いてみるつもりだったけれども雨降りではなぁ、気が滅入ります。
-
駅舎の脇に歩道橋があったので、列車撮影。
-
駅舎と車両。
なかなか美しい風景。 -
1日にタリン方面4本、リガ方面2本の旅客列車しか発着しない駅としては、立派な駅です。
ここで雨が強くなり、駅に避難。 -
駅はエストニア鉄道の所有のようで、ラトビアのリガ方面への列車は、この駅に乗り入れている、って感じの扱い。チケットも駅では売っていなくて、車内購入です。
紙の時刻表が貼ってありました。 -
駅舎内は、鉄道を待っているというよりは、駅前から発車するバスを待っている地元のご老人たち。
-
雨もほとんど気にならなくなってきたので、国境へ行ってみたいと思います。
このヴァルガは、エストニアとラトビアの国境の街です。
歩いて行くとSL発見、街の中に展示してありました。 -
野ざらし状態=好き勝手にさわったりできるのはありがたいこと。
-
Valga museum
入りませんでした。 -
ラトビア側から見た国境、その昔は国境警備していたんでしょうね。
-
どこが国境線なのかわからないくらい、ひょっとしてこの小川かなぁ。
Googlemap見てもよくわかりませんでした。 -
国境近くリトアニアのスーパーでお買い物。
ラトビアから買い物に来ている人もいたので、別の国なんて感覚ないんでしょうね。 -
量り売り(お値段表示は重量あたりで一見高そう、しかし安い)のパン。
買い方わからなくて、他の人の買い方を見て購入しました。
2個で0.74EUR -
近くの広場のベンチでパンを食べよう、と思って行ってみたら、雨降り後だったのでベンチがびしょびしょ。
やむなく立ち食い。 -
行きには気づかなかったSLの説明書きがありました。
-
曇り空ながら天気やや回復してきたので、駅に戻りこ線橋を渡ってみました。
駅構内は広く、メインは貨物輸送のようです。
ヴァルガ駅こ線橋からリガ方面。 -
こちらはタリン方面。
-
リガからの列車(DC)がやってきました。
-
ミニバスも駅前から発着しています。
-
タリン行き(左側)とリガ行き(右側)の列車が並んで発車を待っています。
エストニアの車両(左側)はいかにも今風という感じ、一方ラトビアの車両(右側)はいかつい顔をした共産圏の車両って感じで、両者並んだ姿がお国柄を表しているように思えます。
(ラトビア編へ続く)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ムロろ~んさん 2019/11/19 23:45:28
- エストニアの車両とラトビアの車両
- またまたこんばんは、ムロろ~んです。
バルト三国へ行かれた旅行記を拝見しました。
両比較できる車両の写真を見て面白いって思ったんです(^_-)-☆。
鉄道文化の価値観を感じさせるよなぁって思いつつ。
エストニアの車両の近代的なもの、でも、特急っぽくないような、でも気軽に乗れそうな、これでも良いのかなぁと思いつつ。
ラトビアの車両の方が「鉄道旅してる」と思わせてくれるような気がして。
一番気になったこと、車内販売ってあるのかなぁと???アハ(笑)。
ムロろ~ん(-人-)←元車内販売員
- tanupamさん からの返信 2019/11/24 22:24:03
- RE: エストニアの車両とラトビアの車両
- むろたん
こんばんは
いろいろと興味もっていただきありがとう!
> 両比較できる車両の写真を見て面白いって思ったんです(^_-)-☆。
> 鉄道文化の価値観を感じさせるよなぁって思いつつ。
> エストニアの車両の近代的なもの、でも、特急っぽくないような、でも気軽に乗れそうな、これでも良いのかなぁと思いつつ。
> ラトビアの車両の方が「鉄道旅してる」と思わせてくれるような気がして。
お国柄なんでしょうか
バルト三国
って一括りで考えちゃいますけど、
やはりそれぞれの国の色が出ているのかと思います。
3つの国の鉄道乗って、やはりむろたん同様
ラトビアの車両が鉄ちゃん受けしそうです。
雰囲気というのか、車両の顔もそんな感を醸し出していますしね。
> 一番気になったこと、車内販売ってあるのかなぁと???アハ(笑)。
はい、残念ながらありません。
普通列車なので長距離を乗車する人もあまり多くないですし
車内販売で購入する人はほとんどいないんじゃないかなぁ。
それに、ラトビアなど、乗客ほとんどいませんでしたよ。
買うのは、むろたんくらいかも(笑)
tanupam
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