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世界一小いさな国、バチカン。そこはサンピエトロ大聖堂とその前の広場を除き、一般の立ち入りができません。しかし、バチカン博物/美術館にはある意味査証代わりの入場券を買えば入れます。<br />それが近年、庭園にまで及び、自らの足でバチカン国内を歩くことができます。さらに国内にある、たったひとつの駅を擁し外国にしか行けない鉄道にも乗れるようになり、そのツアーに参加し、列車で教皇の避暑地、ガンドルフォに行きました。<br />その様子をご覧ください。<br />

ツマRanEIZEN ★バチカン、庭園と鉄道編

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2019/10/12 - 2019/10/12

355位(同エリア874件中)

骨ヅル

骨ヅルさん

世界一小いさな国、バチカン。そこはサンピエトロ大聖堂とその前の広場を除き、一般の立ち入りができません。しかし、バチカン博物/美術館にはある意味査証代わりの入場券を買えば入れます。
それが近年、庭園にまで及び、自らの足でバチカン国内を歩くことができます。さらに国内にある、たったひとつの駅を擁し外国にしか行けない鉄道にも乗れるようになり、そのツアーに参加し、列車で教皇の避暑地、ガンドルフォに行きました。
その様子をご覧ください。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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  • まずはバチカン・ミュージアムの入り口の直後を外に出たところから見える、サンピエトロ大聖堂のクーポラです。<br />右下がこのあとに行く庭園です。<br />

    まずはバチカン・ミュージアムの入り口の直後を外に出たところから見える、サンピエトロ大聖堂のクーポラです。
    右下がこのあとに行く庭園です。

    バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー

    まぁ見るべき? by 骨ヅルさん
  • 博物館の中庭です。

    博物館の中庭です。

  • 博物館の中。人で一杯!<br />博物/美術館内部の写真はこれだけです。システィーナ礼拝堂にも行っていません。<br />実は、スマホの目覚ましが機能せず(時計ごと消えていた)寝坊し、集合の8時に間に合わず、着いたのは9時半前。<br />入り口周辺の道路には、総延長1kmくらいの列ができていました。<br />私の入場券には、列に並ぶ必要なしとの記述があり(っていうか列は入場券買う人の列?)、書いてある通り入り口近くのスタッフに見せたらすぐに入れてくれました。<br />なので、内部はほとんど見ず、庭園の集合場所で合流したのでした。<br />ここ自体は30~20年前に片手くらい来ていて、モノ自体にもそれほど興味が無いので、スマホがそれを忖度してアラーム鳴らさなかったんでしょう、きっと(笑)。<br />

    博物館の中。人で一杯!
    博物/美術館内部の写真はこれだけです。システィーナ礼拝堂にも行っていません。
    実は、スマホの目覚ましが機能せず(時計ごと消えていた)寝坊し、集合の8時に間に合わず、着いたのは9時半前。
    入り口周辺の道路には、総延長1kmくらいの列ができていました。
    私の入場券には、列に並ぶ必要なしとの記述があり(っていうか列は入場券買う人の列?)、書いてある通り入り口近くのスタッフに見せたらすぐに入れてくれました。
    なので、内部はほとんど見ず、庭園の集合場所で合流したのでした。
    ここ自体は30~20年前に片手くらい来ていて、モノ自体にもそれほど興味が無いので、スマホがそれを忖度してアラーム鳴らさなかったんでしょう、きっと(笑)。

  • ここは庭園の、美術館からすぐの領域。<br />ここまでは美術館の入場券だけで入れます。

    ここは庭園の、美術館からすぐの領域。
    ここまでは美術館の入場券だけで入れます。

    バチカン庭園 散歩・街歩き

    ローマ教皇の庭 by 骨ヅルさん
  • 入り口でもらった、バチカン市国全土の地図。<br /><br />庭園ツアーでは、点線のように巡ります。<br />中央のやや左上の汽車の絵がある白地のシールは、参加者の見分けに上衣に貼付しなければならないものです。<br />

    入り口でもらった、バチカン市国全土の地図。

    庭園ツアーでは、点線のように巡ります。
    中央のやや左上の汽車の絵がある白地のシールは、参加者の見分けに上衣に貼付しなければならないものです。

  • 庭園そのものにはそれほど興味がなく、写真も多くはありません。<br />これは、バチカンの紋章を模した「鷲の噴水」です。<br />

    庭園そのものにはそれほど興味がなく、写真も多くはありません。
    これは、バチカンの紋章を模した「鷲の噴水」です。

  • 泉。

    泉。

  • 「大鷲の噴水」。<br />池の中にふたつある顔は何なんでしょうか? 気持ち良く浸かっているのか、拷問なのか?<br />

    「大鷲の噴水」。
    池の中にふたつある顔は何なんでしょうか? 気持ち良く浸かっているのか、拷問なのか?

  • 後ろに見えるは、修道院です。<br />

    後ろに見えるは、修道院です。

  • 大聖堂のクーポラ。<br />

    大聖堂のクーポラ。

  • 右側は政府宮殿です。<br />

    右側は政府宮殿です。

    クーポラ (円屋根) 建造物

    ローマのシンボル by 骨ヅルさん
  • そのさらに右に駅舎が見えてきました。<br />

    そのさらに右に駅舎が見えてきました。

  • 1本しかないホームには、これから乗るであろう電車も見えます。<br />

    1本しかないホームには、これから乗るであろう電車も見えます。

  • 左右の風景を見ながら、駅に近づきます。<br />

    左右の風景を見ながら、駅に近づきます。

  • 駅構内のほぼ全景です。<br />

    駅構内のほぼ全景です。

    バチカン市駅

    バチカン唯一の駅=隣の駅は外国 by 骨ヅルさん
  • 「貝の泉」。

    「貝の泉」。

  • 駅舎を横から。<br />本当は正面から撮りたかったのですが....<br />

    駅舎を横から。
    本当は正面から撮りたかったのですが....

  • 【別時期】サン ピエトロ寺院のクーポラから見た、ローマ サン ピエトロ(左端上方)-バチカン間の鉄路全景と、上のコマで見られなかった立派な駅舎正面。<br />

    【別時期】サン ピエトロ寺院のクーポラから見た、ローマ サン ピエトロ(左端上方)-バチカン間の鉄路全景と、上のコマで見られなかった立派な駅舎正面。

  • 列車に乗り込みます。<br />列車番号はTR7333と定期スジと同じような番号です。<br />これはテルミニと空港を結ぶ直通急行と同じ形式の「電車」ですが、架線がありません。よく見ると、数十メートル先には張ってあるように見えます。<br />

    列車に乗り込みます。
    列車番号はTR7333と定期スジと同じような番号です。
    これはテルミニと空港を結ぶ直通急行と同じ形式の「電車」ですが、架線がありません。よく見ると、数十メートル先には張ってあるように見えます。

  • 乗って外を見て、(上のコマの線路を跨ぐ)城壁みたいな壁が国境のようだと気付きました。<br />ということは、僅か数mでイタリア! 前に乗れといわれてたら、バチカンの鉄路に乗れなかった!!<br />

    乗って外を見て、(上のコマの線路を跨ぐ)城壁みたいな壁が国境のようだと気付きました。
    ということは、僅か数mでイタリア! 前に乗れといわれてたら、バチカンの鉄路に乗れなかった!!

  • 【写真は借用】グーグルマップからです。<br />国境を示す白線は右にちょっとずれていて、城門に沿っているはずだと思われます。<br /><br />

    【写真は借用】グーグルマップからです。
    国境を示す白線は右にちょっとずれていて、城門に沿っているはずだと思われます。

  • 音もなく走り出して、僅か数秒でイタリアに入っちゃいました。<br />

    音もなく走り出して、僅か数秒でイタリアに入っちゃいました。

  • ノロノロ走って数分で分岐駅、ローマ サン ピエトロに進入。この区間はイタリア領内を含めバチカン所有で、イタリア国鉄が運行・管理しているそうです。<br />

    ノロノロ走って数分で分岐駅、ローマ サン ピエトロに進入。この区間はイタリア領内を含めバチカン所有で、イタリア国鉄が運行・管理しているそうです。

  • ローマ サン ピエトロ駅に停車中。<br />ここでは、美術館、庭園を含まない、ガンドルフォ城のみのツアー参加者を拾ってから出発のはずです。<br /><br />バチカン編は、これでお仕舞い。ガンドルフォ城編に続きます。<br />

    ローマ サン ピエトロ駅に停車中。
    ここでは、美術館、庭園を含まない、ガンドルフォ城のみのツアー参加者を拾ってから出発のはずです。

    バチカン編は、これでお仕舞い。ガンドルフォ城編に続きます。

  • 【参考/キャプチャ画像】<br />これは、1965年公開の戦争映画「脱走特急」(原名: VON RYAN&#39;S EXPRESS)からのひとコマ。<br />第二次世界大戦でのイタリア降伏後、そこを占領したドイツ軍が運行管理する、連合軍(英米)の捕虜輸送列車がローマに入ったとされる場面ですが、この汽車が走っている鉄路がまさにローマ サン ピエトロからバチカンへのもの。<br />映画の設定では引き続き北進してスイスに入るので、行き止まりのこの線に入ったらおしまいになっちゃいますが、そこはご愛敬!<br /><br />もう公開から50年を過ぎ、著作権侵害にはならないはずですが、念のため:<br />©1965 P-R Productions and Twentieth Century Fox Film Corporation.<br /><br />

    【参考/キャプチャ画像】
    これは、1965年公開の戦争映画「脱走特急」(原名: VON RYAN'S EXPRESS)からのひとコマ。
    第二次世界大戦でのイタリア降伏後、そこを占領したドイツ軍が運行管理する、連合軍(英米)の捕虜輸送列車がローマに入ったとされる場面ですが、この汽車が走っている鉄路がまさにローマ サン ピエトロからバチカンへのもの。
    映画の設定では引き続き北進してスイスに入るので、行き止まりのこの線に入ったらおしまいになっちゃいますが、そこはご愛敬!

    もう公開から50年を過ぎ、著作権侵害にはならないはずですが、念のため:
    ©1965 P-R Productions and Twentieth Century Fox Film Corporation.

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